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*服装はよく見ると当時の中国の武装にマント姿という普通の物だが、のっぺりした水色のマントであるためトレーナーを着崩しているようにも見え、オタクっぽさに拍車をかけている。
*服装はよく見ると当時の中国の武装にマント姿という普通の物だが、のっぺりした水色のマントであるためトレーナーを着崩しているようにも見え、オタクっぽさに拍車をかけている。
*肩には雀が停まっているが、おそらくは司馬遼太郎の小説『項羽と劉邦』の中で韓信を評しての言葉「雀の体に鳳凰の翼が生えているような男<ref group="注">小物であるがそれに似つかわしくない異常な才能を秘めている、という意味であろう。</ref>」が元ネタと思われる。
*肩には雀が停まっているが、おそらくは司馬遼太郎の小説『項羽と劉邦』の中で韓信を評しての言葉「雀の体に鳳凰の翼が生えているような男<ref group="注">小物であるがそれに似つかわしくない異常な才能を秘めている、という意味であろう。</ref>」が元ネタと思われる。
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*中国異聞帯にて登場した急造装甲車「<ruby><rb>多多益善</rb><rp>(</rp><rt>ドゥオドゥオイーシャン</rt><rp>)</rp></ruby>号」は「史記」の「淮陰侯列伝」の逸話に由来する。劉邦が韓信に「私はどれくらいの将か」と尋ねると、韓信は「陛下はせいぜい十万の兵を率いる将です」と答えた。続けて「それなら君はどれくらいか」と尋ねると「多多益善(多ければ多いほどよい)」と答えた、というもの。
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*中国異聞帯にて登場した急造装甲車「[[多多益善号|<ruby><rb>多多益善</rb><rp>(</rp><rt>ドゥオドゥオイーシャン</rt><rp>)</rp></ruby>号]]」は「史記」の「淮陰侯列伝」の逸話に由来する。劉邦が韓信に「私はどれくらいの将か」と尋ねると、韓信は「陛下はせいぜい十万の兵を率いる将です」と答えた。続けて「それなら君はどれくらいか」と尋ねると「多多益善(多ければ多いほどよい)」と答えた、というもの。
**ただし、その後に韓信は「'''自分は兵士の将だが、陛下は『将の将』です'''」と答え、劉邦に配慮をしている。この発言を聞いた劉邦は非常に上機嫌になったと伝えられている。
**ただし、その後に韓信は「'''自分は兵士の将だが、陛下は『将の将』です'''」と答え、劉邦に配慮をしている。この発言を聞いた劉邦は非常に上機嫌になったと伝えられている。
*彼の代名詞とも言える「国士無双」の出典は『史記』淮陰侯列伝。「その国において最も優れ」「並ぶ者のいない」存在である事を指す。現代では麻雀の役名として主に知られるが、その麻雀とサイコロは韓信が発明したという俗説が台湾には存在する。
*彼の代名詞とも言える「国士無双」の出典は『史記』淮陰侯列伝。「その国において最も優れ」「並ぶ者のいない」存在である事を指す。現代では麻雀の役名として主に知られるが、その麻雀とサイコロは韓信が発明したという俗説が台湾には存在する。