15行目: |
15行目: |
| | 愛称 = | | | 愛称 = |
| | 性別 = 女性 | | | 性別 = 女性 |
| + | | イメージカラー = |
| + | | 性別 = 女性 |
| + | | スリーサイズ = |
| + | | 一人称 = 私(わたくし)または駒 |
| + | | 二人称 = あなた |
| + | | 三人称 = ○○様 |
| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
| | 隠し属性 = | | | 隠し属性 = |
20行目: |
26行目: |
| | 所属 = | | | 所属 = |
| | 特技 = | | | 特技 = |
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = 琵琶の演奏、甘いお菓子、茶席 |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = 抹茶など苦いもの |
| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| | マスター階梯 = | | | マスター階梯 = |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : サーヴァントとして召喚された[[千利休]]と霊基を共有している姫君。 | | : サーヴァントとして召喚された[[千利休]]と霊基を共有している姫君。 |
− | : 生前は戦国時代の大名であった最上家の次女で、東国一の美少女と名高く、その噂を聞き付けた[[豊臣秀吉]]の甥であった次代関白の豊臣秀次の側室になることが決まっていたが、輿入れ直後秀次事件に連座する形で処刑されてしまった<ref group = "注">この状況を知った最上義光の奔走と、秀吉の側室である[[茶々]]の口添えによって、彼のもとには多数に上る処刑中止の嘆願書が届けられたため流石に無視する訳にもいかなくなり、慌てて中止を命じる早馬を出したが間に合わなかった…という説もある。</ref>。 | + | : 生前は戦国時代の大名であった最上家の次女で、東国一の美少女と名高く、その噂を聞き付けた[[豊臣秀吉]]の甥であった次代関白の豊臣秀次の側室になることが決まっていたが、輿入れ直後秀次事件に連座する形で処刑されてしまった<ref group = "注">この状況を知った最上義光の奔走と、秀吉の側室である[[茶々]]の口添えによって彼のもとには多数に上る処刑中止の嘆願書が届けられたため、流石に無視する訳にもいかなくなり、慌てて中止を命じる早馬を出したが間に合わなかった…という説もある。</ref>。 |
| : 期間限定イベント『ぐだぐだ新邪馬台国』ではそんな彼女を憐れんだ千利休のよって魂を霊基に塗り込められ、霊基を共有する形で存在していた。 | | : 期間限定イベント『ぐだぐだ新邪馬台国』ではそんな彼女を憐れんだ千利休のよって魂を霊基に塗り込められ、霊基を共有する形で存在していた。 |
− | : 彼女自身の意識は表にこそ出て来てはいなかったものの、千利休が恨みのあまり道を外れていく様子――特に父母と過ごした生前の幸せな思い出も残る現世の世界を闇で覆い尽くす計画にはずっと心を痛めており、終盤では助けを求めるかの如く主人公の深層意識の「夢」の中に泣きながら現れ、『ニライカナイ』にて姿を現した際は自分の思いを粛々と語りながらも、利休に自分や多くの「名もなき無辜の民達」を憐れみ、その声を聞き届けてくれた事に感謝しながら消えていった……と思われていたが、如何せん特異点消失の結果帰り道も帰り方も分からなくなり、どうすればいいか分からず困っていたところ偶然見えた光の先――レイシフトからの帰還に紛れてカルデアに行ってしまい、霊基を共有していた千利休ともどもお世話になることになってしまった。 | + | : 彼女自身の意識は表にこそ出てはいなかったものの、利休が恨みのあまり道を外れていく様子――特に父母と過ごした生前の幸せな思い出も残る現世の世界を闇で覆い尽くす計画にはずっと心を痛めており、終盤では助けを求めるかの如く主人公の深層意識の「夢」の中に泣きながら現れ、『ニライカナイ』にて姿を現した際は自分の思いを粛々と語りながらも、自分や多くの「名もなき無辜の民達」を憐れみ、その声を聞き届けてくれた事に感謝しながら消えていった……と思われていたが、如何せん特異点消失の結果帰り道も帰り方も分からなくなり、どうすればいいか分からず困っていたところ偶然見えた光の先――レイシフトからの帰還に紛れてカルデアに流れ着いてしまい、霊基を共有していた利休共々お世話になることになってしまった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 煌びやかな着物を纏い、琵琶を携えた姫君。 | | : 煌びやかな着物を纏い、琵琶を携えた姫君。 |
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| ;最上義光 | | ;最上義光 |
| :父親。出羽の大名。 | | :父親。出羽の大名。 |
− | :娘の窮地においては、処刑を中止する嘆願書を諸国の大名からかき集めるべく奔走したものの間に合わず、その惨死を知ると豊臣家への憎悪を募らせ、関ヶ原の戦いでは東軍に組した。 | + | :娘の窮地においては、処刑を中止する嘆願書を諸国の大名からかき集めるべく奔走したものの間に合わず、その惨死を知ると豊臣への憎悪を募らせ、関ヶ原の戦いでは東軍に組した。 |
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| ;釈妙英 | | ;釈妙英 |
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| ;伊達政宗 | | ;伊達政宗 |
| :父方の従兄弟にあたる奥州の大名。 | | :父方の従兄弟にあたる奥州の大名。 |
− | : 実母で妹の義姫を巡るいざこざによって義光とは仲が悪かったが、駒姫の死には流石に同情していたという。 | + | : 義光の妹で彼の実母である義姫を巡るいざこざによって仲が悪かったが、駒姫の死には流石に同情していたという。 |
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| ;[[出雲阿国]] | | ;[[出雲阿国]] |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *本作では、千利休の「英霊の姿」としての外見の正体かつ第三再臨時の姿にあたる。彼女の初登場時の立ち絵で持っている琵琶に、最上家の家紋である「丸に両引」と「竹に雀」が描かれていた事から真名を看破したプレイヤーも多い。また、第二再臨では駒姫がその袖で詠んだ辞世の句を包んだ着物を羽織っている。 | + | *本作では千利休の「英霊の姿」としての外見の正体かつ、第三再臨時の姿にあたる。その為性別を含めた一部のプロフィール及び属性が共通している。 |
− | * 処刑の間際でも駒姫は気丈な振る舞いを崩さず、'''「罪をきる 弥陀の剣に かかる身の なにか五つの 障りあるべき<br>罪なき身を世の曇りにさへられて 友に冥土に赴ば 五常のつみもはらひなんと思ひて<ref group="注">現代語訳すると「人が生まれながらに持つという、五つの罪もない自分が無慈悲に斬られるのは悲しい。けれど慈悲深い弥陀の剣にかかるならば、きっと冥土(極楽の地)へ行けるでしょう…(だから、恨みも悲しみもみなこの世に置いてゆきます)」という意味。</ref>」'''という辞世の句を遺した後、潔く首を差し出したとされる。武家に生まれた以上はそれ相応の覚悟を決めていたのだろう… | + | **彼女の初登場時の立ち絵で持っている琵琶に、最上家の家紋である「丸に両引」と「竹に雀」が描かれていた事から真名を看破したプレイヤーも多い。また、第二再臨では駒姫がその袖で詠んだ辞世の句を包んだ着物を羽織っている。 |
− | **にもかかわらず彼女の遺体は、まともに供養されないまま秀次の妻子や妾達と共にその場に掘られた穴の中へ放り込まれ、最期には'''「秀次悪逆塚」'''と刻まれた秀次自身の首が入った石櫃を石碑代わりに据え置かれた、見るにも無惨過ぎる末路を迎えている。<br>この塚は後に鴨川の洪水によって流されてしまったが、1611年にたまたま工事の最中に発見され、それに関わっていた一人の身内が偶然にも秀次の家臣だった縁から、江戸幕府から許可をもらい改めて秀次と一行を弔うお堂「瑞泉寺」と塚が建てられ、ようやく駒姫は手厚い供養を受けることになった<ref group="注">1941年には松下幸之助の財団法人によって秀次達の墓が整備され、秀次一族と家臣の墓として49基の五輪塔と、地蔵堂に祀るための50人の小さな像が建立されている。</ref>。 | + | * 処刑の間際でも駒姫は気丈な振る舞いを崩さず、'''「罪をきる 弥陀の剣に かかる身の なにか五つの 障りあるべき<br>罪なき身を世の曇りにさへられて 友に冥土に赴ば 五常のつみもはらひなんと思ひて<ref group="注">現代語訳すると「人が生まれながらに持つという、五つの罪もない自分が無慈悲に斬られるのは悲しい。けれど慈悲深い弥陀の剣にかかるならば、きっと冥土(極楽の地)へ行けるでしょう…(だから、恨みも悲しみもみなこの世に置いてゆきます)」という意味。</ref>」'''という辞世の句を遺した後、潔く首を差し出したとされる。武家の娘に生まれた以上は、それ相応の覚悟を決めていたのだろう… |
− | ***最上義光は当然この所業に憤慨し、高擶にある専称寺を山形に移して娘と妻の菩提寺とすると、引き取れなかった遺体の代わりに肖像画と髪を納めた。
| + | **にもかかわらず彼女の遺体は、まともに供養されないまま秀次の妻子や妾達と共にその場に掘られた穴の中へ放り込まれ、最期には'''「秀次悪逆塚」'''と刻まれた秀次自身の首が入った石櫃を石碑代わりに据え置かれた、見るにも無惨過ぎる末路を迎えている。 |
| + | **最上義光は当然この所業に憤慨し、高擶にある専称寺を山形に移して娘と妻の菩提寺とすると、引き取れなかった遺体の代わりに肖像画と髪を納めた。 |
| + | **なお、この塚は後に鴨川の洪水によって流されてしまったのだが、1611年にたまたま工事の最中に発見され、それに関わっていた一人の身内が偶然にも秀次の家臣だった縁から、江戸幕府から許可をもらい改めて秀次と一行を弔うお堂「瑞泉寺」と塚が建てられ、ようやく駒姫は手厚い供養を受けることになった<ref group="注">1941年には松下幸之助の財団法人によって秀次達の墓が整備され、秀次一族と家臣の墓として49基の五輪塔と、地蔵堂に祀るための50人の小さな像が建立されている。</ref>。 |
| *背後設定もあり和風ホラーテイスト味強い外見で描かれており、特に眼を丸くかっ開いた表情はまさに怨霊。阿国からも、役者をやるなら怨霊役でスターになれる、と太鼓判を押されている。 | | *背後設定もあり和風ホラーテイスト味強い外見で描かれており、特に眼を丸くかっ開いた表情はまさに怨霊。阿国からも、役者をやるなら怨霊役でスターになれる、と太鼓判を押されている。 |
| *父親の最上義光は'''「人足に混じって力仕事をする」「やたらと塩鮭を食べたがり、鮭が取れる領地が手に入ったら大喜びする」'''などの面白エピソードに事欠かない。歴史ファンからの相性は'''「鮭様」'''。 | | *父親の最上義光は'''「人足に混じって力仕事をする」「やたらと塩鮭を食べたがり、鮭が取れる領地が手に入ったら大喜びする」'''などの面白エピソードに事欠かない。歴史ファンからの相性は'''「鮭様」'''。 |
− | **また、叔母の義姫、従兄弟の伊達政宗もなかなかにロックな逸話を持っており、駒姫の図太く根明なキャラ付けを見た多くのユーザーからは'''「鮭様(義光)の娘でまーくん(政宗)の従兄弟なら納得」'''という評価が見られた。 | + | **また、叔母の義姫、その息子で従兄弟の伊達政宗もなかなかにロックな逸話を持っており、駒姫の図太く根明なキャラ付けを見た多くのプレイヤーからは'''「鮭様(義光)の娘でまーくん(政宗)の従兄弟なら納得」'''という評価が見られた。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |