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| :根底から改造し刃のついた二丁の拳銃として銃撃・斬撃に使用している他、双剣<ref group = "注">[[エミヤ]]が使用するものとは形状が異なる。</ref>に戻し柄の部分を連結させて使用することもある。 | | :根底から改造し刃のついた二丁の拳銃として銃撃・斬撃に使用している他、双剣<ref group = "注">[[エミヤ]]が使用するものとは形状が異なる。</ref>に戻し柄の部分を連結させて使用することもある。 |
| :なお本人としては効率よく殺害を実行できるから愛用しているにすぎず、エミヤが重視していた作り手の心意気や担い手の誇りなどクソ食らえと言い切り、拘りなどまったく持っていない。 | | :なお本人としては効率よく殺害を実行できるから愛用しているにすぎず、エミヤが重視していた作り手の心意気や担い手の誇りなどクソ食らえと言い切り、拘りなどまったく持っていない。 |
| + | :生前は剣として使用していたようだが、エージェントとして腐り果てていく過程で拳銃と融合するかのように形を変えていったことが示唆されている。 |
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| ; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス) | | ; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス) |
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| :男はこの魔性を追い詰めるために、その過程で多くの信者たちを手にかけたが、その女は自らビルの屋上から飛び降りてしまう。 | | :男はこの魔性を追い詰めるために、その過程で多くの信者たちを手にかけたが、その女は自らビルの屋上から飛び降りてしまう。 |
| :悪逆の報いを受けさせることも叶わず、ただ『無辜の民を殺した』のみの存在となってしまった男は、彼らの命に殉じるように魔道に堕ちた。 | | :悪逆の報いを受けさせることも叶わず、ただ『無辜の民を殺した』のみの存在となってしまった男は、彼らの命に殉じるように魔道に堕ちた。 |
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| + | :多くの信者と共に[[藤村大河|自分の大切な人]]まで手にかけた事は無為に終わり、「無辜の人間を大量虐殺したテロリスト」として処刑される道すら彼の腕を惜しいと思った権力者によって奪われ、大勢のために邪魔者を殺し続ける「公共の正義」という抑止力と大差ない道を生前から歩み続けた果て、「新人であるなら誰でもできる簡単な任務」をいつものように引き受け、そのまま姿を消した。 |
| + | |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :上記のようにジャガーマン関連で非常にきな臭い因縁が示唆されていたが、『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版で関係が明言された。 | | :上記のようにジャガーマン関連で非常にきな臭い因縁が示唆されていたが、『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版で関係が明言された。 |
| :そちらでは彼女の子が不治の病に侵されており、治療を求めて信仰心はないにも関わらずキアラの教団を頼っていた。 | | :そちらでは彼女の子が不治の病に侵されており、治療を求めて信仰心はないにも関わらずキアラの教団を頼っていた。 |
− | :その教団を危険視してトップのキアラを殺すために本部を襲撃した際に'''泣き笑いで拳銃を向ける彼女と相対する'''という衝撃的な展開を迎えた。 | + | :その教団を危険視してトップのキアラを殺すために本部を襲撃した際に'''泣き笑いで拳銃を向ける彼女と相対する'''という衝撃的な展開を迎え、咄嗟にその命を奪ってしまい、自らの正義に最初の亀裂を刻む結果となってしまった。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |
− | ===Grand Order=== | + | ===Fate/Grand Order=== |
| ==== 戦闘 ==== | | ==== 戦闘 ==== |
| ;「頭が悪いのか、それとも性根が悪いのか」<br>「無能共が、雁首そろえて」 | | ;「頭が悪いのか、それとも性根が悪いのか」<br>「無能共が、雁首そろえて」 |
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| :エミヤが悪堕ちしたらそれはエミヤとは言えないのでシナリオライター陣からは提案されることはなかったが、武内氏に'''「エミヤにもオルタを実装したい」と無茶ぶりを言われて'''特例として「こういうケースならありえるかな」と設定を煮詰めていった結果エミヤ・オルタが出来上がり、その後の反響から「ここに遊びが必要だった」と気づかされたらしい。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p124</ref> | | :エミヤが悪堕ちしたらそれはエミヤとは言えないのでシナリオライター陣からは提案されることはなかったが、武内氏に'''「エミヤにもオルタを実装したい」と無茶ぶりを言われて'''特例として「こういうケースならありえるかな」と設定を煮詰めていった結果エミヤ・オルタが出来上がり、その後の反響から「ここに遊びが必要だった」と気づかされたらしい。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p124</ref> |
| ::それと関連性があるかは不明だが、後に実装された[[千子村正]]は彼について「商業主義に走りすぎたのか」と地味にメタ自虐っぽいツッコミを入れている。 | | ::それと関連性があるかは不明だが、後に実装された[[千子村正]]は彼について「商業主義に走りすぎたのか」と地味にメタ自虐っぽいツッコミを入れている。 |
− | ::その「こういうケース」については長らく明言されていなかったが、『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版にて'''「キアラを殺しに行く過程で正気のまま立ちふさがった藤ねえを排除した挙句それが無駄に終わった」'''という救いようのない背景が明言された。 | + | ::その「こういうケース」については長らく明言されていなかったが、『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版にて'''「キアラを殺しに行く過程で正気のまま立ちふさがった藤ねえを排除した挙句キアラは勝手に自殺したためそれが無駄に終わった」'''という救いようのない背景が明言された。さらにその後'''「当然テロリストとして死刑になるはずのところを能力を見込まれて死んだことにされて闇のエージェントとして雇用され、大勢にとっての邪魔者を始末する仕事を続けた」'''という'''抑止力の走狗と大差ない'''道を生前から歩まされ、自分の正義を見失っていったようである。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |