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この力の差は英霊としての格や実力からなるものではない。これは権限の問題であり、一段階上の器を扱える''権限''こそがグランドクラスの強さである。
この力の差は英霊としての格や実力からなるものではない。これは権限の問題であり、一段階上の器を扱える''権限''こそがグランドクラスの強さである。
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これまで登場したのは以下6人。
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これまで登場したのは以下7人。
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|[[グランドキャスター]]||[[ソロモン]]<ref group = "注">本編で登場したのは聖杯戦争で召喚された通常のキャスターのソロモンと、冠位を偽証するゲーティアの二人のため、正確にはグランドクラスとしては登場していない。</ref>||[[Fate/Grand Order]]
|[[グランドキャスター]]||[[ソロモン]]<ref group = "注">本編で登場したのは聖杯戦争で召喚された通常のキャスターのソロモンと、冠位を偽証するゲーティアの二人のため、正確にはグランドクラスとしては登場していない。</ref>||[[Fate/Grand Order]]
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| [[グランドアサシン]]||[[“山の翁”]]||[[Fate/Grand Order]]
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| rowspan="2" | [[グランドアサシン]]||[[“山の翁”]]||[[Fate/Grand Order]]
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|[[テスカトリポカ]]||[[Fate/Grand Order]]
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| [[グランドアーチャー]]||[[超人オリオン]]||[[Fate/Grand Order]]
| [[グランドアーチャー]]||[[超人オリオン]]||[[Fate/Grand Order]]
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※[[ギルガメッシュ]]は冠位の資格を有する魔術師に挙げられているが、本人が冠位であることを否定している。詳細は後述メモ参照。<br>
※[[ギルガメッシュ]]は冠位の資格を有する魔術師に挙げられているが、本人が冠位であることを否定している。詳細は後述メモ参照。<br>
※[[マーリン]]は冠位の資格を有するが、どの時代においてもアヴァロンにて生き続けているためサーヴァントとしての召喚がほぼ不可能。<br>
※[[マーリン]]は冠位の資格を有するが、どの時代においてもアヴァロンにて生き続けているためサーヴァントとしての召喚がほぼ不可能。<br>
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※[[ORT〔亜種〕|オルト・シバルバー]]の冠位は、全てにおいて規格外。また、ORT自身の仮想構築によって発生したため、汎人類史とは決して相容れない非正規のものである。
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※[[ORT〔亜種〕|オルト・シバルバー]]の冠位は、全てにおいて規格外。また、ORTの召喚が自力で南米異聞帯の英霊の座を仮想構築したことによって発生したため、汎人類史とは決して相容れない非正規のものである。
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また、資格・候補者は以下の7人。
また、資格・候補者は以下の7人。
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! クラス !! 名前 !! 備考
! クラス !! 名前 !! 備考
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|セイバー||[[アルトリア・キャスター|アルトリア・アヴァロン]]||U-オルガマリーの夢で登場。
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|セイバー||[[アルトリア・キャスター|アルトリア・アヴァロン]]||U-オルガマリーの夢で登場。ただし異聞帯由来のサーヴァント。
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|ライダー||[[太公望]]||U-オルガマリーの夢で登場。本人によれば資格持ち。
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|ライダー||[[太公望]]||U-オルガマリーの夢で登場。本人によればキャスターであれば資格持ち。
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| rowspan="4" | キャスター||[[マーリン]]||U-オルガマリーの夢で登場。最高位の千里眼持ち。
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| rowspan="4" | キャスター||[[マーリン]]||U-オルガマリーの夢で登場。最高位の千里眼持ちだが死なないため英霊にはなれない。
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||[[ギルガメッシュ]]||最高位の千里眼持ち。
||[[ギルガメッシュ]]||最高位の千里眼持ち。
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||[[太公望]]||本人によれば資格持ち。
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||[[太公望]]||本人によればキャスターで召喚されれば資格持ち。
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||[[マーリン〔プロトタイプ〕]]||グラ友発言あり。
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||[[マーリン〔プロトタイプ〕]]||グラ友発言あり。<br />しかし“山の翁”に「冠位を捨て置いて気ままに振る舞う妖精もどき」と言われているため、既に冠位を返上あるいは放棄していると思われる。
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|バーサーカー||[[テスカトリポカ]]||U-オルガマリーの夢で登場。
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|バーサーカー||[[テスカトリポカ]]||本来はグランドバーサーカーだが、カルデアにはグランドアサシンの霊基で召喚されている。
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※アルトリア・アヴァロンと太公望においては、あくまでもU-オルガマリーでの夢であるため、彼らが本来のグランドに該当するかは不明。<br>
※アルトリア・アヴァロンと太公望においては、あくまでもU-オルガマリーでの夢であるため、彼らが本来のグランドに該当するかは不明。<br>
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※テスカトリポカは、「冠位」として計測されており、U-オルガマリーの夢においてはグランドバーサーカーの影と酷似していたが、カルデアではアサシンとして実装<ref group="注">本人曰く、本来はルーラーかバーサーカーのクラス。</ref>。これには、“山の翁”が関与している様子だが、詳細は不明。
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※テスカトリポカは、「冠位」として計測されており、U-オルガマリーの夢においてはグランドバーサーカーの影と酷似していたが、カルデアではアサシンとして実装<ref group="注">本人曰く、本来はルーラーかバーサーカーのクラス。</ref>。ファミ通のFGO8周年インタビューにおいて奈須きのこ氏は「U-オルガマリーの夢でグランドバーサーカーとして登場したのは、元々のグランドバーサーカーはテスカトリポカという提示である」とした上で、「本編ではグランドアサシンが空席になって代わりが居ないので(真面目な)テスカトリポカはやれやれと仕事を引き受けた。」と語っている。
==メモ==
==メモ==
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*山の翁と同様に、作中でグランドクラスとして顕現し、その冠位を捨てた英霊として[[超人オリオン]]がいる。彼が冠位を捨てたのは、人類全体のためではなく「アルテミスのために矢を撃つ」ため。
*山の翁と同様に、作中でグランドクラスとして顕現し、その冠位を捨てた英霊として[[超人オリオン]]がいる。彼が冠位を捨てたのは、人類全体のためではなく「アルテミスのために矢を撃つ」ため。
**ただ彼の場合は山の翁と違い、その一撃をもって霊基が崩壊し消滅したため、その一撃が「グランドクラスの霊基と引き換えにした」ものかどうかまでは不明。
**ただ彼の場合は山の翁と違い、その一撃をもって霊基が崩壊し消滅したため、その一撃が「グランドクラスの霊基と引き換えにした」ものかどうかまでは不明。
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*[[ロムルス=クィリヌス]]はカルデアに召喚されるにあたって冠位を返上している。
*[[ロマニ・アーキマン|ロマン]]によると「冠位の資格を持つ魔術師はみな優れた千里眼を保有する。たとえばソロモンは過去と未来を見渡す眼。ギルガメッシュ王は未来を見渡す眼。[[マーリン|そこのろくでなし]]は現在すべてを見渡す眼。それぞれに精度・距離の違いはあるが、いずれも“監視者”としての力を持つ」<ref group="出" name="『Fate/Grand Order』第7章「絶対魔獣戦線 バビロニア」第2節「人類最古の城塞都市」">『Fate/Grand Order』第7章「絶対魔獣戦線 バビロニア」第2節「人類最古の城塞都市」</ref>とのこと。
*[[ロマニ・アーキマン|ロマン]]によると「冠位の資格を持つ魔術師はみな優れた千里眼を保有する。たとえばソロモンは過去と未来を見渡す眼。ギルガメッシュ王は未来を見渡す眼。[[マーリン|そこのろくでなし]]は現在すべてを見渡す眼。それぞれに精度・距離の違いはあるが、いずれも“監視者”としての力を持つ」<ref group="出" name="『Fate/Grand Order』第7章「絶対魔獣戦線 バビロニア」第2節「人類最古の城塞都市」">『Fate/Grand Order』第7章「絶対魔獣戦線 バビロニア」第2節「人類最古の城塞都市」</ref>とのこと。
**他のグランドクラスにも英霊に共通した特定の優れた能力があるかは不明。
**他のグランドクラスにも英霊に共通した特定の優れた能力があるかは不明。
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**能力、逸話、どちらも水準が高く、そのクラスの頂点に立つもの。候補サーヴァントは一騎だけではなく複数おり、その時代の“超克対象”によって最終決定がなされる。
**能力、逸話、どちらも水準が高く、そのクラスの頂点に立つもの。候補サーヴァントは一騎だけではなく複数おり、その時代の“超克対象”によって最終決定がなされる。
***アサシンのみ“山の翁”がグランドとして限定されていたが、それもバビロニアにおいて空席となった。<ref group="出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p109</ref>
***アサシンのみ“山の翁”がグランドとして限定されていたが、それもバビロニアにおいて空席となった。<ref group="出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p109</ref>
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****しかし、その後テスカトリポカがグランドアサシンを襲名したことで席が埋まることとなった。
*始まりの七つの言葉通り、基本クラスとなる七つのクラスのみにグランドクラスが有るとされている。エクストラクラスの冠位は、南米異聞帯における[[フォーリナー]]のグランドクラスが初登場となる。
*始まりの七つの言葉通り、基本クラスとなる七つのクラスのみにグランドクラスが有るとされている。エクストラクラスの冠位は、南米異聞帯における[[フォーリナー]]のグランドクラスが初登場となる。
**但し、これは作中でも警告される通りORTの仮想構築によって生まれたクラスなので、南米異聞帯に限った極めて特殊な事例の可能性が非常に高い。
**但し、これは作中でも警告される通りORTの仮想構築によって生まれたクラスなので、南米異聞帯に限った極めて特殊な事例の可能性が非常に高い。