差分

280 バイト追加 、 2024年3月3日 (日)
編集の要約なし
10行目: 10行目:  
| 地域 = ギリシャ
 
| 地域 = ギリシャ
 
| 属性 = 混沌・狂
 
| 属性 = 混沌・狂
| 隠し属性 = 天
+
| 副属性 = 天
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
32行目: 32行目:     
; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/stay night]]』では[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、彼を奉る神殿の支柱となっていた斧剣を触媒に[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]によって召喚される。アインツベルンが「バーサーカー最強!」と思ってしまっていることと、第四次聖杯戦争のことから手駒に余計な意思を持たせたくなかったためにバーサーカーとして召喚された。実際、ヘラクレスが真っ当な状態で召喚されれば、確かに利点が多いが、逆に英雄としての相が強すぎてマスターと不協和音を起こす可能性があるとされている。
+
: 『[[Fate/stay night]]』では[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、彼を奉る神殿の支柱となっていた斧剣を触媒に[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]によって召喚される。アインツベルンが「バーサーカー最強!」と思ってしまっていることと、[[Fate/Zero|第四次聖杯戦争]]のことから手駒に余計な意思を持たせたくなかったためにバーサーカーとして召喚された。実際、ヘラクレスが真っ当な状態で召喚されれば、確かに利点が多いが、逆に英雄としての相が強すぎてマスターと不協和音を起こす可能性があるとされている。
 
: 神話中で何度も発狂する伝承があることから「狂戦士」のクラスへの適性はそれなりに高いが、「魔術師」以外の6クラスに当てはまるほどの武芸百般を極めた武人である。
 
: 神話中で何度も発狂する伝承があることから「狂戦士」のクラスへの適性はそれなりに高いが、「魔術師」以外の6クラスに当てはまるほどの武芸百般を極めた武人である。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』では西暦1573年の大海原に召喚され[[イアソン]]のサーヴァントとして行動している。原作同様の圧倒的な強さで主人公らを苦しめたが、主人公までもが体を張った決死の作戦によって「[[ダビデ|契約の箱]]」に触れさせられ消滅。イアソンに従ってはいたものの、彼の意思に反して[[エウリュアレ]]を殺害しようとしており、密かに時代の消滅という惨事を避けようとしていた節があった。
+
: 『[[Fate/Grand Order]]』第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』では西暦1573年の大海原に召喚され[[イアソン]]のサーヴァントとして行動している。原作同様の圧倒的な強さで主人公らを苦しめたが、主人公までもが体を張った決死の作戦によって「[[ダビデ|契約の箱]]」に触れさせられ消滅。イアソンに従ってはいたものの、彼の意思に反して[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]を殺害しようとしており、密かに時代の消滅という惨事を避けようとしていた節があった。
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅢの座を統括する[[魔神柱|観測所フォルネウス]]と交戦する。追い詰められたイアソンが指示した「全戦力をヘラクレスのサポートに専念させ、彼の武力を最大限に生かす(10を100にする)作戦」について、「戦闘に関する事なら理解できるだろ!」との声に対してニヤリと笑うため、言語能力を失っていてもやはりある程度の理性は残っている模様。
+
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅢの座を統括する[[魔神柱|観測所フォルネウス]]と交戦する。追い詰められたイアソンが指示した「全戦力をヘラクレスのサポートに専念させ、彼の武力を最大限に生かす(10を100にする)作戦」について、「戦闘に関する事なら理解できるだろ!」との声に対してニヤリと笑うため、言語能力を失っていてもやはりある程度の理性は残っている模様。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 巨人と見紛うほどの巨躯を持った、巌(いわお)のような男性。
 
: 巨人と見紛うほどの巨躯を持った、巌(いわお)のような男性。
46行目: 46行目:  
: 圧倒的な怪力と驚異的な体躯に似合わぬ素早さから白兵戦においては敵無しとされる。その能力から歴代最高峰のメンバーと評される第五次聖杯戦争のサーヴァントの中でも最強と言われている。原作者曰く「宝具EXかAランクのセイバーでようやく正面から宝具で倒せる可能性がある」。
 
: 圧倒的な怪力と驚異的な体躯に似合わぬ素早さから白兵戦においては敵無しとされる。その能力から歴代最高峰のメンバーと評される第五次聖杯戦争のサーヴァントの中でも最強と言われている。原作者曰く「宝具EXかAランクのセイバーでようやく正面から宝具で倒せる可能性がある」。
 
:バーサーカーとしてのヘラクレスは理性を失い、マスターの示す敵を正面から叩き伏せる存在になっており、防御のことなど考えておらず、細かな戦術などもなく、身体能力に任せて斧剣を振り回し、叩きつけるだけとなっている。驚くべき点はたったそれだけであらゆるサーヴァントを白兵戦で凌駕することにある<ref group="出">Fate/complete material vol.03</ref>。
 
:バーサーカーとしてのヘラクレスは理性を失い、マスターの示す敵を正面から叩き伏せる存在になっており、防御のことなど考えておらず、細かな戦術などもなく、身体能力に任せて斧剣を振り回し、叩きつけるだけとなっている。驚くべき点はたったそれだけであらゆるサーヴァントを白兵戦で凌駕することにある<ref group="出">Fate/complete material vol.03</ref>。
:手を抜いている[[ギルガメッシュ]]、黒化した[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、に敗北しているが、前者は自身のマスターを庇いながら、後者は敵が三人がかりという状況であり、まともな1対1の戦いではなかったりする。
+
:手を抜いている[[ギルガメッシュ]]、黒化した[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、に敗北しているが、前者は自身のマスターを庇いながら、後者は敵が3人がかりという状況であり、まともな1対1の戦いではなかったりする。
 
: 狂化されている為に技量は皆無だが、その剛力から生み出せる一撃と卓越した反射神経から最高のスピード及び攻撃回数を誇るとされ、ただ剣を振り回すだけでも他のサーヴァントを圧倒する。小手先の技術など彼の嵐のような攻撃の前には無力とされる。剣速は音速に達しており、剣圧だけでも自動車が飛んでいき道路に穴が開く程。その一振はセイバーの風王鉄槌と同等の威力とのこと。
 
: 狂化されている為に技量は皆無だが、その剛力から生み出せる一撃と卓越した反射神経から最高のスピード及び攻撃回数を誇るとされ、ただ剣を振り回すだけでも他のサーヴァントを圧倒する。小手先の技術など彼の嵐のような攻撃の前には無力とされる。剣速は音速に達しており、剣圧だけでも自動車が飛んでいき道路に穴が開く程。その一振はセイバーの風王鉄槌と同等の威力とのこと。
 
: 一方、クラスの特質から理性を奪われており、せっかくのスキル「勇猛」や万能攻撃宝具「射殺す百頭(ナインライブズ)」が使用不可能。
 
: 一方、クラスの特質から理性を奪われており、せっかくのスキル「勇猛」や万能攻撃宝具「射殺す百頭(ナインライブズ)」が使用不可能。
87行目: 87行目:  
; 能力
 
; 能力
 
: 「3回程度の自害など問題にならない」としているため、バーサーカー時と同じく「十二の試練」を所有していると思われる。
 
: 「3回程度の自害など問題にならない」としているため、バーサーカー時と同じく「十二の試練」を所有していると思われる。
:また、一問一答での「バーサーカーに一度行った攻撃が二度と通じないのは宝具の能力に由来するものなのか、見切ることができるからなのか?」という質問に対して、『肉体耐性と技術の両面だという話。ゴッドハンドには一度受けたダメージを学習したのちそれへの耐性を肉体に付加する能力があるとのこと。バーサーカー自身も一度見た攻撃を見破るスキルを持っているそうですが狂化しているため、その「剣士としての技術」は封印されているのでゴッドハンドの能力のみに頼っているとか。』と答えており、「二度と通じない」という性能が他クラスなら実現出来ることを匂わせている。
+
:また、一問一答での「バーサーカーに一度行った攻撃が二度と通じないのは宝具の能力に由来するものなのか、見切ることができるからなのか?」という質問に対して、『肉体耐性と技術の両面だという話。ゴッドハンドには一度受けたダメージを学習したのちそれへの耐性を肉体に付加する能力があるとのこと。バーサーカー自身も一度見た攻撃を見破るスキルを持っているそうですが狂化しているため、その「剣士としての技術」は封印されているのでゴッドハンドの能力のみに頼っているとか』と答えており、「二度と通じない」という性能が他クラスなら実現出来ることを匂わせている。
    
=== アルケイデス ===
 
=== アルケイデス ===
135行目: 135行目:  
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~∞<br />最大効果:∞
 
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~∞<br />最大効果:∞
 
: 「[[カーニバル・ファンタズム]]」で登場した宝具…と言うより、単に[[クー・フーリン|ランサー]]を武器代わりに投げつけただけ。
 
: 「[[カーニバル・ファンタズム]]」で登場した宝具…と言うより、単に[[クー・フーリン|ランサー]]を武器代わりに投げつけただけ。
: 解説文によれば『''槍兵を投擲武器として使用する武具。本来、一つしか宝具を持たない<ruby><rb>英霊</rb><rt>バーサーカー</rt></ruby>が、槍兵を用い編み出したイレギュラー的な宝具。弓兵に対してはクリティカル効果。蒼い光が高速回転しながら軌道線上の全ての対象に必ず命中する。刺し穿つ死棘の槍同様の効果を持つが、ブーメランのように投げた者の手元に戻ることはない。''』とのこと。
+
: 解説文によれば『''槍兵を投擲武器として使用する武具。本来、一つしか宝具を持たない<ruby><rb>英霊</rb><rt>バーサーカー</rt></ruby>が、槍兵を用い編み出したイレギュラー的な宝具。弓兵に対してはクリティカル効果。蒼い光が高速回転しながら軌道線上の全ての対象に必ず命中する。刺し穿つ死棘の槍同様の効果を持つが、ブーメランのように投げた者の手元に戻ることはない''』とのこと。
    
== 使用技 ==
 
== 使用技 ==
157行目: 157行目:  
: ヘラクレス。メドゥーサ退治などで知られるペルセウスと並ぶ、ギリシャ神話における二大英雄の一人。
 
: ヘラクレス。メドゥーサ退治などで知られるペルセウスと並ぶ、ギリシャ神話における二大英雄の一人。
   −
: ペルセウスの孫にあたるミュケーナイの王女アルクメーネーとオリンポスの主神ゼウスの間に生まれ、幼名を[[アルケイデス]]といったが、デルポイの巫女から「ヘラの栄光」と言われたことからその名を名乗るようになった。
+
: ペルセウスの孫にあたるミュケーナイの王女アルクメーネーとオリンポスの主神[[ゼウス]]の間に生まれ、幼名を[[アルケイデス]]といったが、デルポイの巫女から「ヘラの栄光」と言われたことからその名を名乗るようになった。
 
: 神々や数多の怪物を倒した、半人半神の英雄「ヘラクレス」。その名は世界に知れ渡るほど有名な存在となったが、その人生は苦難に満ちたものだった。
 
: 神々や数多の怪物を倒した、半人半神の英雄「ヘラクレス」。その名は世界に知れ渡るほど有名な存在となったが、その人生は苦難に満ちたものだった。
   181行目: 181行目:  
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英霊として登場。1期におけるラスボスポジション。
 
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英霊として登場。1期におけるラスボスポジション。
 +
: 『ドライ!!』の最終決戦では神稚児の力を取り戻した[[美遊・エーデルフェルト]]によってサーヴァントとして召喚された。
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: 亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
 
: 亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
239行目: 240行目:  
; [[ペルセウス]]
 
; [[ペルセウス]]
 
: 曾祖父。
 
: 曾祖父。
 +
; [[アンドロメダ]]
 +
: 曾祖母。
 
; テセウス
 
; テセウス
 
: 遠縁の親戚。ヘラクレスの持っていた獅子の皮を目の当たりにしても逃げずに立ち向かった彼を見て彼が将来英雄となることを予感する。
 
: 遠縁の親戚。ヘラクレスの持っていた獅子の皮を目の当たりにしても逃げずに立ち向かった彼を見て彼が将来英雄となることを予感する。
301行目: 304行目:  
*筋肉がパンパンに膨れ、筋肉太りしているイメージが強いヘラクレスであるが、Fate/stay nightでの立ち絵は、筋肉量が多くかつ無駄がない類の筋肉であり、ソフトさがない分いくらかシュッとして見える。ニュアンスとしてはベンチプレス選手のようなマッチョというより原作絵はボクサー的なマッチョといえる。
 
*筋肉がパンパンに膨れ、筋肉太りしているイメージが強いヘラクレスであるが、Fate/stay nightでの立ち絵は、筋肉量が多くかつ無駄がない類の筋肉であり、ソフトさがない分いくらかシュッとして見える。ニュアンスとしてはベンチプレス選手のようなマッチョというより原作絵はボクサー的なマッチョといえる。
 
*FGOでは喋れないながらも表情が変化しているシーンがあるが、もともとのバーサーカーはいくら話し掛けようと無表情は変わらず反応も一切ない。ホロウで森の門番をしている時に士郎が「通っていいか?」と聞いても完全に無反応であり、意志疎通は不可能に近かった。
 
*FGOでは喋れないながらも表情が変化しているシーンがあるが、もともとのバーサーカーはいくら話し掛けようと無表情は変わらず反応も一切ない。ホロウで森の門番をしている時に士郎が「通っていいか?」と聞いても完全に無反応であり、意志疎通は不可能に近かった。
*作中で度々バーサーカーは規格外という扱いを受けているが、『十二の試練』の蘇生能力が明かされる前である。アーチャーが6回倒したときにプレイヤー側が知ることになり、その後の凛が宝石魔術で一殺したときに、主人公達も知ることになる。Bランク以下の攻撃無効の効果だけは一度戦った時点でセイバーが気づいている。
+
*作中で度々バーサーカーは規格外という扱いを受けているが、『十二の試練』の蘇生能力に関してはアーチャーが6回倒したときにプレイヤー視点で初めて明かされ、その後の凛が宝石魔術で一殺したときに主人公達も知ることになる。Bランク以下の攻撃無効の効果だけは一度戦った時点でセイバーが気づいている。
**アーチャーの「倒してしまっても構わんのだろう?」という台詞は、蘇生能力判明前の台詞であり、プレイヤーや凛からしたら有言実行どころか、それ以上の結果を出してくれている。
+
**よく死亡フラグネタに使われがちなアーチャーの「倒してしまっても構わんのだろう?」という台詞は蘇生能力判明前のものであり、プレイヤーや凛からしたら有言実行どころか、それ以上の結果を出してくれているわけである。
 
*PC版、『uc』、テレビアニメ第2作では咆哮はSE。テレビアニメ第1作、『タイガーころしあむ』シリーズでは声優の西前氏が咆哮・セリフも含めて担当している。『Réalta Nua』、PS Vita版『hollow』、『FGO』、劇場版『Heaven's Feel』では基本的にはSEの咆哮が使われているが、一部西前氏のボイスが使用されている。
 
*PC版、『uc』、テレビアニメ第2作では咆哮はSE。テレビアニメ第1作、『タイガーころしあむ』シリーズでは声優の西前氏が咆哮・セリフも含めて担当している。『Réalta Nua』、PS Vita版『hollow』、『FGO』、劇場版『Heaven's Feel』では基本的にはSEの咆哮が使われているが、一部西前氏のボイスが使用されている。
 
*身長253cmはサーヴァント中はおろか、TYPE-MOONキャラクターの中でも屈指の巨体となる。
 
*身長253cmはサーヴァント中はおろか、TYPE-MOONキャラクターの中でも屈指の巨体となる。
310行目: 313行目:  
**シリーズ中に登場した一部のサーヴァントも彼の影響を受けていた節がある。[[ネロ・クラウディウス|皇帝ネロ]]は彼を真似て獅子の首締めを行い、史実の話になるが[[イスカンダル]]は自らをヘラクレスや[[アキレウス]]などの子孫と名乗り、ヘラクレスのコスプレをしたという。欧州圏ならば最もメジャーな英雄な為に更なる知名度補正を受けれるという。
 
**シリーズ中に登場した一部のサーヴァントも彼の影響を受けていた節がある。[[ネロ・クラウディウス|皇帝ネロ]]は彼を真似て獅子の首締めを行い、史実の話になるが[[イスカンダル]]は自らをヘラクレスや[[アキレウス]]などの子孫と名乗り、ヘラクレスのコスプレをしたという。欧州圏ならば最もメジャーな英雄な為に更なる知名度補正を受けれるという。
 
*[[ギルガメッシュ]]は文字通りの天敵。「十二の試練」による防御も大量のAランク宝具であっさり突破する上、高い神性が「天の鎖」で大きな枷に変わってしまう。また、アーチャーも無限の剣製による多種多様な宝具の投影で「十二の試練」に対抗できるためあまり相性は良くないと言える。
 
*[[ギルガメッシュ]]は文字通りの天敵。「十二の試練」による防御も大量のAランク宝具であっさり突破する上、高い神性が「天の鎖」で大きな枷に変わってしまう。また、アーチャーも無限の剣製による多種多様な宝具の投影で「十二の試練」に対抗できるためあまり相性は良くないと言える。
**制作側の故意ではないだろうが、この最悪の相性は『unlimited codes』でも再現されている。<br />王の財宝による飛び道具「冥府の門(エイルラガル)」に加え、中距離までを薙ぎ払う鎖による斬撃などを有する英雄王は、同作に置いて機動力が低く高性能の飛び道具を持たないバーサーカーにとっては最悪の相手である。
+
**制作側の故意ではないだろうが、この最悪の相性は『unlimited codes』でも再現されている。<br />王の財宝による飛び道具「冥府の門(エイルラガル)」に加え、中距離までを薙ぎ払う鎖による斬撃などを有する英雄王は、同作において機動力が低く高性能の飛び道具を持たないバーサーカーにとっては最悪の相手である。
 
**アーチャーは天敵に入っていないこと、Fateルートで命を大幅に削られたものの結局は勝利したことから考えると、ギルガメッシュほど最悪の相手ではなく、接近戦に持ち込めば苦戦する程度で済むと思われる。「天の鎖」の有無の差によるものなのかは不明(「天の鎖」を使用する前に既に10回倒されている)。また、アーチャーがギルガメッシュに宝具の出し合いで上回れるのは「無限の剣製」使用時の話であり、普通の投影掃射では接近される前に倒しきれるだけの物量がないのかもしれない。事実、ギルガメッシュは仕留めるつもりでAランク宝具の雨を降らせても1~2回しか削れず、その耐久力に苛立っている。
 
**アーチャーは天敵に入っていないこと、Fateルートで命を大幅に削られたものの結局は勝利したことから考えると、ギルガメッシュほど最悪の相手ではなく、接近戦に持ち込めば苦戦する程度で済むと思われる。「天の鎖」の有無の差によるものなのかは不明(「天の鎖」を使用する前に既に10回倒されている)。また、アーチャーがギルガメッシュに宝具の出し合いで上回れるのは「無限の剣製」使用時の話であり、普通の投影掃射では接近される前に倒しきれるだけの物量がないのかもしれない。事実、ギルガメッシュは仕留めるつもりでAランク宝具の雨を降らせても1~2回しか削れず、その耐久力に苛立っている。
 
**ギルガメッシュは「イリヤを庇わなければ勝機があるだろうに」と言っているが、UBWルートで士郎がセイバーにギルガメッシュの相手よりも凛のところに向かうように言った際にも「勝機を捨てるか」と言っているのでどこまで本気で言ってるのかは不明。ギルガメッシュ側も鎧などの防備をせずその場から一歩も動かないという明らかに手を抜いた戦い方をしている。何よりギルガメッシュが天敵という相性の悪い相手ということ自体は変わらない為、イリヤを庇えば「勝機ゼロ」だがイリヤを庇わなければ「ギルガメッシュ優勢は揺るがないが、勝機は無くはないからギルガメッシュも本気を出さざるを得ない」という意味合いと思われる。
 
**ギルガメッシュは「イリヤを庇わなければ勝機があるだろうに」と言っているが、UBWルートで士郎がセイバーにギルガメッシュの相手よりも凛のところに向かうように言った際にも「勝機を捨てるか」と言っているのでどこまで本気で言ってるのかは不明。ギルガメッシュ側も鎧などの防備をせずその場から一歩も動かないという明らかに手を抜いた戦い方をしている。何よりギルガメッシュが天敵という相性の悪い相手ということ自体は変わらない為、イリヤを庇えば「勝機ゼロ」だがイリヤを庇わなければ「ギルガメッシュ優勢は揺るがないが、勝機は無くはないからギルガメッシュも本気を出さざるを得ない」という意味合いと思われる。
329行目: 332行目:  
*その性質上、「狂戦士」クラスは魔力消費が激しく制御が難しい。<br>先代[[ランスロット|狂戦士]]も魔力切れで敗退したが、彼の場合はイリヤ以外のマスターでは動かすだけで魔力が一気に枯渇する。<br>イリヤも、制御のために特別製の令呪を施しており、魔力供給の聖杯が出現する二カ月前は召喚に成功するも命を削るほどの苦痛と自身の崩壊という危険を伴った。
 
*その性質上、「狂戦士」クラスは魔力消費が激しく制御が難しい。<br>先代[[ランスロット|狂戦士]]も魔力切れで敗退したが、彼の場合はイリヤ以外のマスターでは動かすだけで魔力が一気に枯渇する。<br>イリヤも、制御のために特別製の令呪を施しており、魔力供給の聖杯が出現する二カ月前は召喚に成功するも命を削るほどの苦痛と自身の崩壊という危険を伴った。
 
**並の令呪を弾きかねないので特別製の令呪を施している。しかし、狂化Cのランスロットが最も拒絶する命令を1画で聞かせられた事実もある。よって、「狂化Bにもなると令呪への耐性が出てくる」のか、「彼程の高位の英霊になると令呪を弾き易くなるのか」このいずれなのかは判然としない。
 
**並の令呪を弾きかねないので特別製の令呪を施している。しかし、狂化Cのランスロットが最も拒絶する命令を1画で聞かせられた事実もある。よって、「狂化Bにもなると令呪への耐性が出てくる」のか、「彼程の高位の英霊になると令呪を弾き易くなるのか」このいずれなのかは判然としない。
***同じく神性:Aのカルナを判断材料とすると後者の可能性が高いが、狂化:EXのスパルタクスが令呪を二つ重ねなければ命令を受け付けないことから狂化も影響していると考えられる。
+
***同じく神性:Aのカルナを判断材料とすると後者の可能性が高いが、狂化:EXのスパルタクスが令呪を二つ重ねなければ命令を受け付けないことから狂化も多少の影響はあるかもしれない。
 +
*イリヤでさえ狂化したまま制御するのは大変なので、普段は狂化のランクを大きく下げている。戦闘時も基本的にはその状態のまま闘っているが、全力で闘う時のみイリヤが狂化のランクを上げてステータスを上昇させる描写がある。このため、作中で公開されているステータスは狂化前の可能性があるが、公式からの言及はない。
 +
**'''『狂化済みの説』'''
 +
***まず、狂化Bの効果は全ステータスをワンランク上昇させるものであり、それを表すようにヘラクレスのステータス画面でパラメーターの目盛りが一つ分だけ違う色で表され、後からの強化が含まれているようにとれる表記となっている。また、他のバーサーカーのステータスは狂化済みのものになっている。
 +
***奈須氏によれば、「SN」でのステータスはTRPGシステムを採用してバランスが崩れないようになっている。狂化抜きで全てBになるならこのルールに当てはまる。
 +
***クーフーリンなどのようにクラスと共にステータスが変わる者もおり、現に魔力と幸運以外のステータスが上昇する狂化Cのランスロットは、セイバー「B・A・B」からバーサーカー「A・A・A+」のようにばらつきがある上がり方をしている(筋力・耐久・敏捷が上昇するなら「A・A+・A」になるはずである)。そのため、ヘラクレスも振り分け次第では大英雄に相応しいステータスに出来る。
 +
**バーサーカーの能力がAランクについての原文は'''「バーサーカーがギリシャの大英雄であるのなら、その能力はほぼAランクです。彼に傷を負わせたいのなら、少なくとも彼と同じランクの攻撃数値を用いなければならないと思います」'''(十二の試練のBランク無効化についての会話)であり、パラメータのことを指しているとも取れるし、サーヴァントとしての性能を指しているとも取れる。
 +
**'''『狂化済みじゃない説』'''
 +
***ヘラクレスは「魔術師」以外のクラスの適性を満たしており、適正条件から大概のステータスがAランクかそれに次ぐレベルであるとされるためである。仮に公開されているパラメータが「狂化:B」により軒並み上昇した状態とした場合、本来のパラメータは「B+・B・B・B・C」となり、パスが繋がらず魔力不足の士郎がマスターの時のセイバーとさほど変わらず、大英雄のパラメータにしては低すぎる。
 +
***セイバーが「能力がほばAランク」と語っていながら、彼が狂化した際に「そんな。理性を奪っていただけで狂化させていなかったというのか」(成人向版)と驚愕しているシーンなどから狂化を含めてないパラメーターと考える事もできる
 +
***『FGO』の幕間においても完全には狂化されていない可能性が示唆されている。
 +
**'''『狂化込みの表記ではあるが、狂化のランクが抑えられてる平時のパラメータという説』'''
 +
***'''「そんな。理性を奪っていただけで狂化させていなかったというのか……!?」'''(イリヤとの最終決戦前の会話)だが、成人向け版では「狂化させていなかったというのか!?」になっているが、Réalta Nuaでは「凶暴化させていなかったのか!?」に修正されており、凶暴化はしていなかったが、理性を奪う程度には狂化されていたと取れる。
 +
***後に[[Fate/strange Fake]]にて[[アルケイデス|アーチャークラス]]として召喚された際のステータスは、「A・B・A・A・B」と、プラス補正こそついていないものの狂戦士状態のヘラクレスとほぼ同じものであり、公開されていたパラメーターの数値に近い。イリヤがヘラクレスの狂化をDランクまで抑えてると仮定すれば、アルケイデスのステータスをDランクの狂化にするとヘラクレスのパラメータと全く同じになって整合性がとれる(狂化のランクによって強化されるパラメーターの種類が増え、狂化Dは筋力と耐久だけ上がるため)。
 +
***表記が狂化のランクをDランクまで下げたものとするなら本来のステータスはアルケイデスと全く同じということになり、狂化をBランクまで上げた際に敏捷、魔力、幸運がワンランク上がり「A+・A・A+・A+・A」となる。表記がEランクまで狂化を下げたものとすれば、本来のステータスは筋力だけ下がった「A・A・A・A・B」となり、狂化Bして「A+・A+・A+・A+・A」となる。AからA+に上昇するのかは公式に明言されていないが、ランスロットは狂化によって俊敏がBからA+、クーフーリンは狂化によって敏捷がAからA+に上昇している。
 
*作中、「勝利すべき黄金の剣」に敗れた彼だが、それ以上の破壊力を持つ「約束された勝利の剣」を見た際に「万全ならば聖剣如きに屈しない」と内面描写で語られている。<br>事実、HFルートで[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]に「約束された勝利の剣」の直撃を受けてなお存命していた。これらの点から、「約束された勝利の剣」でも殺しきるのは難しいと推測されている。
 
*作中、「勝利すべき黄金の剣」に敗れた彼だが、それ以上の破壊力を持つ「約束された勝利の剣」を見た際に「万全ならば聖剣如きに屈しない」と内面描写で語られている。<br>事実、HFルートで[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]に「約束された勝利の剣」の直撃を受けてなお存命していた。これらの点から、「約束された勝利の剣」でも殺しきるのは難しいと推測されている。
**イリヤは「魔力が不十分のエクスカリバーなんて2回も殺せてるか怪しい」と発言している。
+
**イリヤも「魔力が不十分のエクスカリバーなんて2回も殺せてるか怪しい」と発言している。
 
**奈須氏、武内氏の会談では「[[メドゥーサ|ライダー]]の「騎英の手綱」ならバーサーカーを確実に殺すことはできるが、殺している間に殺されてしまうので1回か2回しか殺せない」と言われている。ライダーは彼を見た際に一目で真名を看破、勝てる相手ではないと悟り、マスター狙いにシフトしたという。
 
**奈須氏、武内氏の会談では「[[メドゥーサ|ライダー]]の「騎英の手綱」ならバーサーカーを確実に殺すことはできるが、殺している間に殺されてしまうので1回か2回しか殺せない」と言われている。ライダーは彼を見た際に一目で真名を看破、勝てる相手ではないと悟り、マスター狙いにシフトしたという。
 
*十二の試練の耐性は『stay night』作中といくつかの資料では「1度殺された攻撃は2度と通じなくなる」と語られているが、『hollow』での「斬り抉る戦神の剣」で1度殺された直後、2度目の攻撃で顔に穴を空けられている描写や、『Fate/complete material Ⅲ』でのセイバーオルタは「約束された勝利の剣」を連発する事で「バーサーカーとなったヘラクレスと正面から斬り合っても圧倒できるのだ」という記載があるなど混乱が見られた。現在ではあくまで「防御力上昇効果」ということになっており、奈須氏は「'''効かないとは言ったが無効化とは言ってない'''」と語っている。
 
*十二の試練の耐性は『stay night』作中といくつかの資料では「1度殺された攻撃は2度と通じなくなる」と語られているが、『hollow』での「斬り抉る戦神の剣」で1度殺された直後、2度目の攻撃で顔に穴を空けられている描写や、『Fate/complete material Ⅲ』でのセイバーオルタは「約束された勝利の剣」を連発する事で「バーサーカーとなったヘラクレスと正面から斬り合っても圧倒できるのだ」という記載があるなど混乱が見られた。現在ではあくまで「防御力上昇効果」ということになっており、奈須氏は「'''効かないとは言ったが無効化とは言ってない'''」と語っている。
 
**耐性を得るのに死ぬ必要はなく「火炎攻撃を貰えば、治癒した際に耐性を獲得し火炎攻撃に対して防御力が100上昇する」と解説している。<br>BB「私が攻撃キャンセルに対して、筋肉さんは防御力が3倍化。何か違いでも?」<br>バーサーカー「お前のようなチートとは違うのだ」との事。
 
**耐性を得るのに死ぬ必要はなく「火炎攻撃を貰えば、治癒した際に耐性を獲得し火炎攻撃に対して防御力が100上昇する」と解説している。<br>BB「私が攻撃キャンセルに対して、筋肉さんは防御力が3倍化。何か違いでも?」<br>バーサーカー「お前のようなチートとは違うのだ」との事。
 
**2006年6月号のコンプティークで出た「バーサーカーに一度行った攻撃が二度と通じないのは宝具の能力に由来するものなのか、見切ることができるからなのか?」という質問に対して、『これは肉体耐性と技術の両面だという話。ゴッドハンドには一度受けたダメージを学習したのちそれへの耐性を肉体に付加する能力がある。バーサーカー自身も一度見た攻撃を見破るスキルを持っているそうですが狂化しているため、その「剣士としての技術」は封印されているのでゴッドハンドの能力のみに頼っているとか』と答えている。
 
**2006年6月号のコンプティークで出た「バーサーカーに一度行った攻撃が二度と通じないのは宝具の能力に由来するものなのか、見切ることができるからなのか?」という質問に対して、『これは肉体耐性と技術の両面だという話。ゴッドハンドには一度受けたダメージを学習したのちそれへの耐性を肉体に付加する能力がある。バーサーカー自身も一度見た攻撃を見破るスキルを持っているそうですが狂化しているため、その「剣士としての技術」は封印されているのでゴッドハンドの能力のみに頼っているとか』と答えている。
*イリヤでさえ狂化したまま制御するのは大変なので、普段は狂化のランクを大きく下げている。戦闘時も基本的にはその状態のまま闘っているが、全力で闘う時のみイリヤが狂化のランクを上げてステータスを上昇させる描写がある。このため、作中で公開されているステータスは狂化前の可能性があるが、公式からの言及はない。
+
 
*'''『狂化済みの説』'''
  −
**まず、狂化Bの効果は全ステータスをワンランク上昇させるものであり、それを表すようにヘラクレスのステータス画面でパラメーターの目盛りが一つ分だけ違う色で表され、後からの強化が含まれているようにとれる表記となっている。また、他のバーサーカーのステータスは狂化済みのものになっている。
  −
**奈須氏によれば、「SN」でのステータスはTRPGシステムを採用してバランスが崩れないようになっている。狂化抜きで全てBになるならこのルールに当てはまる。
  −
**クーフーリンなどのようにクラスと共にステータスが変わる者もおり、現に魔力と幸運以外のステータスが上昇する狂化Cのランスロットは、セイバー「B・A・B」からバーサーカー「A・A・A+」のようにばらつきがある上がり方をしている(筋力・耐久・敏捷が上昇するなら「A・A+・A」になるはずである)。そのため、ヘラクレスも振り分け次第では大英雄に相応しいステータスに出来る。
  −
**バーサーカーの能力がAランクについての原文は'''「バーサーカーがギリシャの大英雄であるのなら、その能力はほぼAランクです。彼に傷を負わせたいのなら、少なくとも彼と同じランクの攻撃数値を用いなければならないと思います。」'''(十二の試練のBランク無効化についての会話)であり、パラメータのことを指しているとも取れるし、サーヴァントとしての性能を指しているとも取れる。
  −
*'''『狂化済みじゃない説』'''
  −
**ヘラクレスは「魔術師」以外のクラスの適性を満たしており、適正条件から大概のステータスがAランクかそれに次ぐレベルであるとされるためである。仮に公開されているパラメータが「狂化:B」により軒並み上昇した状態とした場合、本来のパラメータは「B+・B・B・B・C」となり、パスが繋がらず魔力不足の士郎がマスターの時のセイバーとさほど変わらず、大英雄のパラメータにしては低すぎる。
  −
**セイバーが「能力がほばAランク」と語っていながら、彼が狂化した際に「そんな。理性を奪っていただけで狂化させていなかったというのか」(成人向版)と驚愕しているシーンなどから狂化を含めてないパラメーターと考える事もできる
  −
**『Grand Order』のキャラクエストにおいても完全には狂化されていない可能性が示唆されている。
  −
*'''『狂化込みの表記ではあるが、狂化のランクが抑えられてる平時のパラメータという説』'''
  −
**'''「そんな。理性を奪っていただけで狂化させていなかったというのか……!?」'''(イリヤとの最終決戦前の会話)だが、成人向け版では「狂化させていなかったというのか!?」になっているが、Réalta Nua版では「凶暴化させていなかったのか!?」に修正されており、凶暴化はしていなかったが、理性を奪う程度には狂化されていたと取れる。
  −
**後に[[Fate/strange Fake]]にて[[アルケイデス|アーチャークラス]]として召喚された際のステータスは、「A・B・A・A・B」と、プラス補正こそついていないものの狂戦士状態のヘラクレスとほぼ同じものであり、公開されていたパラメーターの数値に近い。イリヤがヘラクレスの狂化をDランクまで抑えてると仮定すれば、アルケイデスのステータスをDランクの狂化にするとヘラクレスのパラメータと全く同じになって整合性がとれる(狂化のランクによって強化されるパラメーターの種類が増え、狂化Dは筋力と耐久だけ上がるため)。
  −
**表記が狂化のランクをDランクまで下げたものとするなら本来のステータスはアルケイデスと全く同じということになり、狂化をBランクまで上げた際に敏捷、魔力、幸運がワンランク上がり「A+・A・A+・A+・A」となる。表記がEランクまで狂化を下げたものとすれば、本来のステータスは筋力だけ下がった「A・A・A・A・B」となり、狂化Bして「A+・A+・A+・A+・A」となる。AからA+に上昇するのかは公式に明言されていないが、ランスロットは狂化によって俊敏がBからA+、クーフーリンは狂化によって敏捷がAからA+に上昇している。
   
*作中で過去にサーヴァントと融合したマスターがいたと語られたが、これは初期ではイリヤと命のストックを共用する予定だったという設定の名残だという。
 
*作中で過去にサーヴァントと融合したマスターがいたと語られたが、これは初期ではイリヤと命のストックを共用する予定だったという設定の名残だという。
 
**旧Fateの『十二の試練』は「11回目の戦闘まで絶対に負けない」という効果だったという。それを[[ギルガメッシュ (Prototype)|プロトアーチャー]]が「絶対に生き残る」宝具で破る……という構想だったが、さすがに無茶なので変更したとのこと。
 
**旧Fateの『十二の試練』は「11回目の戦闘まで絶対に負けない」という効果だったという。それを[[ギルガメッシュ (Prototype)|プロトアーチャー]]が「絶対に生き残る」宝具で破る……という構想だったが、さすがに無茶なので変更したとのこと。
 
*インタビューで作中では使われなかった剣の「射殺す百頭」におけるレーザー発射の解説がある。
 
*インタビューで作中では使われなかった剣の「射殺す百頭」におけるレーザー発射の解説がある。
フジタ  :バーサーカーも良いなぁ。そういやナインライブスって弓以外の武器でも使えるんですか?
+
フジタ  :バーサーカーも良いなぁ。そういやナインライブスって弓以外の武器でも使えるんですか?
 
+
奈須  :何でも使えますよ。撃ち下ろした剣からレーザーっぽいのがマルチに広がるという、まさに川原で岩を叩いて魚を失神させるアレです。
奈須  :何でも使えますよ。撃ち下ろした剣からレーザーっぽいのがマルチに広がるという、まさに川原で岩を叩いて魚を失神させるアレです。
   
*原作及びアニメ(Unlimited Blade Works)でイリヤを狼から庇う場面では、狼に噛み付かれているヘラクレスが血を流している。宝具によってBランク相当の攻撃を無効化できるはずなのに、決して只者の狼ではないだろう。
 
*原作及びアニメ(Unlimited Blade Works)でイリヤを狼から庇う場面では、狼に噛み付かれているヘラクレスが血を流している。宝具によってBランク相当の攻撃を無効化できるはずなのに、決して只者の狼ではないだろう。
 
**後に語られた所によると、その時点ではイリヤとの魔力のパスが上手く通っていなかったために十二の試練が上手く機能しておらず、霊地であるアインツベルンの森に生息する狼も半ば悪霊化していたためにサーヴァントに傷をつけることが出来たとのこと。
 
**後に語られた所によると、その時点ではイリヤとの魔力のパスが上手く通っていなかったために十二の試練が上手く機能しておらず、霊地であるアインツベルンの森に生息する狼も半ば悪霊化していたためにサーヴァントに傷をつけることが出来たとのこと。
*『Fate/Prototype』においても、[[サンクレイド・ファーン|サンクレイド]]のサーヴァントがバーサーカーのヘラクレスであったとされている。ただし『stay night』のヘラクレスと異なり意思なき殺戮機械のような存在になっているとのこと([[ヘラクレス・メガロス|メガロス]]に近い状態と思われる)。
+
*『Fate/Prototype』においても、[[サンクレイド・ファーン|サンクレイド]]のサーヴァントがバーサーカーのヘラクレスであったとされている。ただし『stay night』の彼とは異なり意思なき殺戮機械のような存在になっているとのこと([[ヘラクレス・メガロス|メガロス]]に近い状態と思われる)。
 
*「ヘラクレスは神霊なのに喚べるのはおかしい」と度々指摘される。だが、例えばメドゥーサは「かつて美しかったもの」として英霊の側面を持つため「英霊メドゥーサ」として召還されている。そのため、生前のヘラクレスは英雄だから「英霊としての側面」で喚ばれた、もしくはサーヴァントは生前の状態で喚ばれると考えれば、死後に神となっていても問題ないと思われる。
 
*「ヘラクレスは神霊なのに喚べるのはおかしい」と度々指摘される。だが、例えばメドゥーサは「かつて美しかったもの」として英霊の側面を持つため「英霊メドゥーサ」として召還されている。そのため、生前のヘラクレスは英雄だから「英霊としての側面」で喚ばれた、もしくはサーヴァントは生前の状態で喚ばれると考えれば、死後に神となっていても問題ないと思われる。
  
491

回編集