差分

1,089 バイト追加 、 2024年3月7日 (木)
編集の要約なし
38行目: 38行目:  
:古代日本の装束を身に纏った優美の剣士。性別を判別できないが、殆どから女性と思われている。
 
:古代日本の装束を身に纏った優美の剣士。性別を判別できないが、殆どから女性と思われている。
 
:生前は「慈悲なき戦闘装置」と言われるほどにただ敵を殲滅すべく行動し、そして勝利していた。弱いものは躊躇なく切り捨てようとする性質を持っているのだが、『Grand Order』ではなるべくそうしないようにと努めている素振りがある。
 
:生前は「慈悲なき戦闘装置」と言われるほどにただ敵を殲滅すべく行動し、そして勝利していた。弱いものは躊躇なく切り捨てようとする性質を持っているのだが、『Grand Order』ではなるべくそうしないようにと努めている素振りがある。
:大雑把なところがあり、周囲の被害を顧みずにあらゆるものを吹っ飛ばそうとする。ただし、その度に伊織によって釘を差されている。
+
:大雑把なところがあり、周囲の被害を顧みずにあらゆるものを吹っ飛ばそうとする。ただし、伊織によって釘を差された際は渋々ながらも従っている。
:非常に大食いであり、特に米が好物である模様。また初めて見るものや珍しいものに目がない。江戸では見世物小屋や南蛮船などに興味を示し、カルデアに来てからは新しく食べる料理に舌鼓を打っており、特にパンや米と合うカレーが気に入った様子。
+
:非常に大食いであり、特に米が好物である模様。また初めて見るものや珍しいものに目がない。江戸では見世物小屋や南蛮船などに興味を示している。
 +
:カルデアに来てからは新しく食べる料理に舌鼓を打っており、特にパンや米と合うカレーが気に入った様子。
 
:<!--伊織の決定を第一にする場面が多いものの、若旦那の旅に着いて行くことについてはそれで正しいのか3回も確認する。-->
 
:<!--伊織の決定を第一にする場面が多いものの、若旦那の旅に着いて行くことについてはそれで正しいのか3回も確認する。-->
 
:盈月にかける願いは作中では明かされなかったが、彼の台詞からして恐らく「友達が欲しい」「オトタチバナに謝りたい」だったと思われる。『Grand Order』においてはそれらを果たした記憶があるためか、聖杯にかける願いはもう無いとしている。
 
:盈月にかける願いは作中では明かされなかったが、彼の台詞からして恐らく「友達が欲しい」「オトタチバナに謝りたい」だったと思われる。『Grand Order』においてはそれらを果たした記憶があるためか、聖杯にかける願いはもう無いとしている。
72行目: 73行目:  
: 水の斬撃を1度に8本放つ絶技。蛇のようにうなる斬撃は、さながら八岐大蛇を彷彿とさせる。
 
: 水の斬撃を1度に8本放つ絶技。蛇のようにうなる斬撃は、さながら八岐大蛇を彷彿とさせる。
 
: 破壊力が高すぎるため、対人技であるはずが範囲効果まで付帯してくる(当然、対軍とまでなれば威力は落ちる)。
 
: 破壊力が高すぎるため、対人技であるはずが範囲効果まで付帯してくる(当然、対軍とまでなれば威力は落ちる)。
: 作中では魔性・神性に対して効果を発揮すると伊織に目されており、実際に[[甲賀三郎|アサシン]]の召喚した大おろちに向けて放った。
+
: 作中では魔性・神性に対して効果を発揮すると伊織に目されており、実際に[[甲賀三郎|アサシン]]の召喚した大おろちに向けて放たれた。
 
: この宝具を見た伊織はその迫力に圧倒されると同時に、「破らねばならない」と打ち勝つことを目標にする。
 
: この宝具を見た伊織はその迫力に圧倒されると同時に、「破らねばならない」と打ち勝つことを目標にする。
 
: 『Grand Order』では「敵単体のArts攻撃耐性をダウン(1ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
 
: 『Grand Order』では「敵単体のArts攻撃耐性をダウン(1ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
93行目: 94行目:  
:だが、血の繋がった兄弟すら手にかける凶暴な性格は父に疎まれ冷遇される。そして、遠征最中に最愛の妻──オトタチバナヒメを亡くしてしまう。
 
:だが、血の繋がった兄弟すら手にかける凶暴な性格は父に疎まれ冷遇される。そして、遠征最中に最愛の妻──オトタチバナヒメを亡くしてしまう。
 
:東国遠征が終わり帰路につく途中で、伊吹山に入り、最期は神の力によって死んだとされている。死後は白鳥となって羽ばたいた、とも伝わっている。
 
:東国遠征が終わり帰路につく途中で、伊吹山に入り、最期は神の力によって死んだとされている。死後は白鳥となって羽ばたいた、とも伝わっている。
:父の命に従い続け、戦い続けた彼だが、最後まで「救い」がもたらされることは無かった。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
110行目: 110行目:  
=== Fate/Samurai Remnant ===
 
=== Fate/Samurai Remnant ===
 
; [[宮本伊織]]
 
; [[宮本伊織]]
: 自身のマスター。最初は剣の腕前はともかく、無謀にもサーヴァント相手に立ち向かう姿に呆れ、「弱い」と断じるも、互いに信頼関係を築いていく。
+
: 自身のマスター。最初は剣の腕前はともかく、無謀にもサーヴァント相手に立ち向かう姿に呆れ「弱い」と断じるも、互いに信頼関係を築いていく。
 
: 彼と協力して「共闘絶技」という大技を放ったり、進む道を切り開いて、共に盈月の義を勝ち進む。
 
: 彼と協力して「共闘絶技」という大技を放ったり、進む道を切り開いて、共に盈月の義を勝ち進む。
: しかし、彼の潜んだ本性も感じ取っているようで、「可惜夜に希う」ルートではその本性と正面から向き合うこととなる。<ref group = "注">なお『Samurai Remnant』のキャッチコピーにある「━━きみの願いを、切り捨てる。」という部分は「可惜夜に希う」ルートでのセイバーとの最期の戦いを表していると思われる。</ref>
+
: しかし彼の潜んだ本性も感じ取っているようで、「可惜夜に希う」ルートではその本性と正面から向き合うこととなる。<ref group = "注">なお『Samurai Remnant』のキャッチコピーにある「━━きみの願いを、切り捨てる。」という部分は「可惜夜に希う」ルートでのセイバーとの最期の戦いを表していると思われる。</ref>
    
; [[小笠原カヤ]]
 
; [[小笠原カヤ]]
124行目: 124行目:     
; [[地右衛門]]、[[ジャンヌ・ダルク (Samurai Remnant)|ランサー]]
 
; [[地右衛門]]、[[ジャンヌ・ダルク (Samurai Remnant)|ランサー]]
: ランサー陣営。度々カヤを攫うため、目の敵にしている。
+
: 「盈月の儀」におけるランサー陣営。度々カヤを攫うため、目の敵にしている。
 
: 「復讐の焔」ルートにおいては、彼らが盈月によって変貌した姿である「盈月の怪異」を宝具「界剣・天叢雲剣」で消滅させる。
 
: 「復讐の焔」ルートにおいては、彼らが盈月によって変貌した姿である「盈月の怪異」を宝具「界剣・天叢雲剣」で消滅させる。
    
; [[由井正雪]]
 
; [[由井正雪]]
 
: ライダーのマスター。物語序盤では御家人たちを操り、けしかけてきていると思い込んで敵視していた。
 
: ライダーのマスター。物語序盤では御家人たちを操り、けしかけてきていると思い込んで敵視していた。
 +
: 『Grand Order』の期間限定イベント「盈月剣風帖」では[[由井正雪 (Grand Order)|サーヴァントとして召喚された彼女]]と再度対立したものの、最終的に空想樹に囚われた彼女を救出することに成功した。
 +
 +
; [[丑御前〔ライダー〕|ライダー]]
 +
: 正雪のサーヴァント。
 +
: 物語内で度々対決し、彼女が本性を表した際は自身の宝具「界剣・天叢雲剣」で消滅させることとなった。
 +
: 『Grand Order』の期間限定イベント「盈月剣風帖」では[[源頼光/丑御前|アヴェンジャークラスとなった彼女]]と再び刃を交えることとなる。
 +
: その後彼女がカルデアに召喚された際は、伊織や正雪などと共に彼女を交代制で監視している。
    
; [[土御門泰広]]
 
; [[土御門泰広]]
 
: 儀の監督役。彼の仕掛けた術にかかり、操られかける。後に他のサーヴァントも操られていた事を知った際に「ツチミカドめ!」と憤っていた。
 
: 儀の監督役。彼の仕掛けた術にかかり、操られかける。後に他のサーヴァントも操られていた事を知った際に「ツチミカドめ!」と憤っていた。
: 『Grand Order』の期間限定イベント『盈月剣風帖』で彼が怪異として召喚された際は、自身の宝具で消滅させている。
+
: 『Grand Order』の期間限定イベント「盈月剣風帖」で彼が怪異として召喚された際は、自身の宝具「絶技・八岐怒濤」で消滅させている。
    
; [[稗田阿礼|キャスター]]
 
; [[稗田阿礼|キャスター]]
 
: キャスターのサーヴァント。古事記の編纂者であるために、「一条の光」ルートでは真名を一目で見抜かれてしまう。
 
: キャスターのサーヴァント。古事記の編纂者であるために、「一条の光」ルートでは真名を一目で見抜かれてしまう。
: 同じく「一条の光」ルートにおいて、最終的には彼が呼び出した八十禍津日神もろとも宝具「界剣・天叢雲剣」で消滅させる。
+
: 同じく「一条の光」ルートにおいて、最終的には彼が呼び出した擬神・八十禍津日神もろとも宝具「界剣・天叢雲剣」で消滅させる。
    
; [[甲賀三郎|アサシン]]
 
; [[甲賀三郎|アサシン]]
164行目: 171行目:  
; [[タマモキャット]]
 
; [[タマモキャット]]
 
: 逸れのライダーこと[[タマモアリア]]と同じくタマモナインの一人。
 
: 逸れのライダーこと[[タマモアリア]]と同じくタマモナインの一人。
: 玉藻の前と同様にアリアの名前に反応しているために困惑している。
+
: 玉藻の前と同様にアリアの名前に反応してきたために困惑している。
: 期間限定イベント『盈月剣風帖』では直接出会ったが、アリアとは似ても似つかない支離滅裂な言動に伊織共々終始困惑しっぱなしであった。
+
: 期間限定イベント『盈月剣風帖』では逸れのサーヴァントとして召喚された彼女と直接出会ったが、アリアとは似ても似つかない支離滅裂な言動に伊織共々終始困惑しっぱなしであった。
    
; [[坂田金時]]
 
; [[坂田金時]]
192行目: 199行目:     
; [[千子村正]]
 
; [[千子村正]]
: 「見事な鍛冶師」と褒めるが、彼からはやはりというべきか、自身の宝具を見せてほしいと懇願される。
+
: 「見事な鍛冶師」と褒めるが、彼からはやはりというべきか、自身の宝具である神剣を見せてほしいと懇願される。
    
; [[蘆屋道満]]
 
; [[蘆屋道満]]
227行目: 234行目:  
: 期間限定イベント『盈月剣風帖』で出会ったサーヴァント。
 
: 期間限定イベント『盈月剣風帖』で出会ったサーヴァント。
 
: 物語終盤では自身の気持ちを問われるも、贋作空想樹に取り込まれた由井正雪を助けたいと思う気持ちを彼に伝え、協力を得ることとなった。
 
: 物語終盤では自身の気持ちを問われるも、贋作空想樹に取り込まれた由井正雪を助けたいと思う気持ちを彼に伝え、協力を得ることとなった。
: なお、彼の強さや覇気などは理解していたものの、その真名や「転輪聖王」という肩書きの意味は知らなかったらしい。
+
: なお、彼の強さや覇気などは感じ取っていたものの、その真名や「転輪聖王」という肩書きの意味は知らなかったらしい。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
237行目: 244行目:  
: 九州の豪族であり、大和朝廷に反抗し続けた。そのため、景行天皇は自身の息子である皇子(後のヤマトタケル)に彼らの討伐を命じる。
 
: 九州の豪族であり、大和朝廷に反抗し続けた。そのため、景行天皇は自身の息子である皇子(後のヤマトタケル)に彼らの討伐を命じる。
 
: 皇子は父の命に従い、宴会時に女装して二人を暗殺した。その豪胆さから、クマソ兄弟は景行天皇の皇子に「タケル」の名前を贈った。
 
: 皇子は父の命に従い、宴会時に女装して二人を暗殺した。その豪胆さから、クマソ兄弟は景行天皇の皇子に「タケル」の名前を贈った。
: 伊織がセイバーの精神世界に入った際、自身に殺されかけながらも讃えている豪族の台詞があるが、これは彼ら兄弟のものだと思われる。
+
: 伊織がタケルの精神世界に入った際、タケル自身に殺されかけながらも讃えている豪族の台詞があるが、これは彼ら兄弟のものだと思われる。
    
; 景行天皇
 
; 景行天皇
 
: タケルの父。多くの遠征を命じる。時には彼の兄弟の暗殺を命じることもあった。
 
: タケルの父。多くの遠征を命じる。時には彼の兄弟の暗殺を命じることもあった。
 
: タケルとの関係性は古事記と日本書紀で大きく異なる。古事記ではろくな兵力も与えず立て続けにタケルに出陣を命じることから、タケルが「父は私を殺したいのだ」と嘆く場面がある。
 
: タケルとの関係性は古事記と日本書紀で大きく異なる。古事記ではろくな兵力も与えず立て続けにタケルに出陣を命じることから、タケルが「父は私を殺したいのだ」と嘆く場面がある。
: 作中ではセイバーの精神世界で彼に命を出している。
+
: 作中ではタケルの精神世界で彼に命を出している。
    
; 大碓命
 
; 大碓命
 
: 双子の兄。父の命により手に掛けることとなった。<ref group="注">暗殺の動機については、古事記では「父の命令を勘違いした」とされているが、Fateシリーズにおいてその設定が反映されているかは不明。</ref>
 
: 双子の兄。父の命により手に掛けることとなった。<ref group="注">暗殺の動機については、古事記では「父の命令を勘違いした」とされているが、Fateシリーズにおいてその設定が反映されているかは不明。</ref>
 
: シナリオ上で何度か言及されている「兄弟殺し」は名前こそ出てこないものの、彼を殺したことを指していると思われる。
 
: シナリオ上で何度か言及されている「兄弟殺し」は名前こそ出てこないものの、彼を殺したことを指していると思われる。
: なおタケルが兄に対して行った殺害方法というのが、「素手で掴み殺した後、手足を引きちぎった」という凄まじいもので、タケルの怪物的な能力を示す逸話でもある。
+
: なお史実のタケルが行った兄に対しての殺害方法というのが、「素手で掴み殺した後、手足を引きちぎった」という凄まじいもので、タケルの怪物的な能力を示す逸話でもある。
    
; [[伊吹童子]]
 
; [[伊吹童子]]
254行目: 261行目:  
: [[伊吹童子〔バーサーカー〕|水着霊基]]からは『苦手克服個人レッスン』なるものを持ちかけられるも、遠慮している。
 
: [[伊吹童子〔バーサーカー〕|水着霊基]]からは『苦手克服個人レッスン』なるものを持ちかけられるも、遠慮している。
 
: 霊基第三では立ち向かおうとするもやはり強く抱きしめられ、水着霊基には逆に応援されてしまう。
 
: 霊基第三では立ち向かおうとするもやはり強く抱きしめられ、水着霊基には逆に応援されてしまう。
: 伊織のバレンタインシナリオでは、「自身が聖剣を持っていることで現界の際に与えられる知識が少し減らされている」のだろうと彼女から教わった様子。
+
: 伊織のバレンタインシナリオでは、「自身が神剣を持っていることで現界の際に与えられる知識が少し減らされている」のだろうと彼女から教わった様子。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
304行目: 311行目:  
; 実は女性?
 
; 実は女性?
 
: 本編では女性と間違えられるが結局否定はしておらず、また『Samurai Remnant』と『Grand Order』のどちらのプロフィールにも記載が無いため性別は不明なままである。
 
: 本編では女性と間違えられるが結局否定はしておらず、また『Samurai Remnant』と『Grand Order』のどちらのプロフィールにも記載が無いため性別は不明なままである。
 +
: 『Grand Order』のバレンタインシナリオでも、チョコを贈るものとお返しをするものの二つのシナリオが用意されており、徹底的に性別は秘匿されている。
 
: 女装してクマソ兄弟を討った逸話から、女装しても違和感がないほど容姿が女性に似ていた=元々女性だったという説もあり得る。
 
: 女装してクマソ兄弟を討った逸話から、女装しても違和感がないほど容姿が女性に似ていた=元々女性だったという説もあり得る。
  
3,119

回編集