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**江戸幕府成立後、徳川を頂点とした幕藩体制はほぼ確立しており、この状況で好戦的な態度を主導していた彼女の行動は全く時流に合っていない。悪女であるかどうかはともかく、「豊臣を滅ぼした」と言う点に関しては彼女の責任は重く、家康への恨みはおおよそ'''逆恨み'''と言わざるを得ないだろう。もちろん、秀吉亡き後に後見人として秀頼を守る必要があった彼女の立場を考えれば、同情の余地は大いに有るが。
 
**江戸幕府成立後、徳川を頂点とした幕藩体制はほぼ確立しており、この状況で好戦的な態度を主導していた彼女の行動は全く時流に合っていない。悪女であるかどうかはともかく、「豊臣を滅ぼした」と言う点に関しては彼女の責任は重く、家康への恨みはおおよそ'''逆恨み'''と言わざるを得ないだろう。もちろん、秀吉亡き後に後見人として秀頼を守る必要があった彼女の立場を考えれば、同情の余地は大いに有るが。
 
**また、関ヶ原の戦いの時点では「家康は秀頼の父親代わりたるべき」と公言するなど、徳川に対して友好的に接している。その後に気鬱が激しくなり薬を処方してもらった、と言う記録が残っているため、精神を病んだ事で徳川への敵対を選んでしまった、と言う可能性も考えられるだろう。特に、Fateではバーサーカーとして召喚されているため、なおの事そうした側面が強調されている可能性も高い。
 
**また、関ヶ原の戦いの時点では「家康は秀頼の父親代わりたるべき」と公言するなど、徳川に対して友好的に接している。その後に気鬱が激しくなり薬を処方してもらった、と言う記録が残っているため、精神を病んだ事で徳川への敵対を選んでしまった、と言う可能性も考えられるだろう。特に、Fateではバーサーカーとして召喚されているため、なおの事そうした側面が強調されている可能性も高い。
***なお、大坂の陣が発生する直接の原因となった方広寺の梵鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘については、長らく戦を始める為の言いがかりと言われてきたが、近年では'''明らかに悪意が有った'''<ref group = "注">そもそも当時において地位のある人間を名前でそのまま呼ぶのは'''とんでもない非礼'''であり、それが許されるのは家族か主君くらい(もしくは逆に明確に敵対している相手)である。そこに加えてさらに銘を割ったとなれば、到底許されるものではない。一応、「寺にはそういう文化はなく、むしろ祝いのつもりだった」と擁護される事もあるが、相手方の文化を顧みていない時点で、徳川への配慮が欠けていると言わざるを得ない。</ref>(もしくは、僧として洒落にならないくらい無知だった)と言う説が主流。
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***なお、大坂の陣が発生する直接の原因となった方広寺の梵鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘については、長らく戦を始める為の言いがかりと言われてきたが、近年では'''明らかに悪意が有った'''<ref group = "注">そもそも当時において地位のある人間を名前でそのまま呼ぶのは'''とんでもない非礼'''であり、それが許されるのは家族か主君、幼馴染レベルで親しい人間(もしくは逆に明確に敵対している相手。いずれにせよ非公式の場に限られる)くらいである。そこに加えてさらに銘を割ったとなれば、到底許されるものではない。一応、「寺にはそういう文化はなく、むしろ祝いのつもりだった」と擁護される事もあるが、相手方の文化を顧みていない時点で、徳川への配慮が欠けていると言わざるを得ない。</ref>(もしくは、僧として洒落にならないくらい無知だった)と言う説が主流。
 
*茶々役の阿澄佳奈氏は、2002年『利家とまつ~加賀百万石物語~』にて柴田勝家を演じた松平健氏をラジオでゲストに招いた事がある。軽くではあるが、松平氏がかつて柴田勝家を演じていたというの話題の後で阿澄氏は自身がFGOで茶々を演じている事に触れている。
 
*茶々役の阿澄佳奈氏は、2002年『利家とまつ~加賀百万石物語~』にて柴田勝家を演じた松平健氏をラジオでゲストに招いた事がある。軽くではあるが、松平氏がかつて柴田勝家を演じていたというの話題の後で阿澄氏は自身がFGOで茶々を演じている事に触れている。
  
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