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| 件の連合がこの特異点の異常と見たカルデア一行は、ネロ帝の誘いを受け彼女の陣営に加わることを選択する。 | | 件の連合がこの特異点の異常と見たカルデア一行は、ネロ帝の誘いを受け彼女の陣営に加わることを選択する。 |
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− | 修復された特異点にはネロ・クラウディウスが皇帝として存在していたが、[[幕間の物語]]「幾たび、終幕を迎えても」ではカルデアのマスターとネロが契約したのが原因で「サーヴァントとしてのネロが存在している以上、皇帝ネロは既に死んでいなければおかしい」という理屈で時代の修正力が働き、カルデアのマスターとサーヴァントのネロが契約した時点で人として生きたネロは消え、セプテムにおける『ネロ』はサーヴァントの『ネロ』となった<ref group = "注">本来ならば生前の人物と死後サーヴァントになった人物は同時に存在できる。このような現象が起きたのは特異点では「いま正しいこと」「強いこと」が優先される為。</ref>。<br>
| + | 特異点内にバミューダ・トライアングルという海域が存在し、海域特有の時空スクランブルが発生している。この海域には財宝が眠っている孤島がある。島にはキメラなどの魔獣が生息している。島の洞窟はあたりを住処にしていた海賊の倉庫になっており、宝が今でも残っている。スケルトンやゴーレムなどの魔物が倉庫の門番をしている。宝箱の中身は鉱石や宝石、骨董品など値崩れしない換金しやすいものが収められている。 |
− | その影響か、ネロ・クラウディウスの亡霊が出現した。この亡霊は魔神柱の様な強力な魔力の集合体と化している。
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− | 幕間の物語「私の記憶」では修正されつつある特異点のガリア地方に現れた[[ブリュンヒルデ]]がカルデアの[[アルテラ]]を破壊の衝動で呼び出した。アルテラは[[令呪]]の強制力を上回る強制、指令の類いを感じていた。<br>
| + | ==登場人物== |
− | ブリュンヒルデは、アルテラがシグルドに類似した出自と伝説を持つジークフリートの妻クリームヒルトと結婚していたことが原因で、シグルドに近い匂いを感じ取り、伴侶に近づく女性として破壊衝動を向けられた。正気に戻るとなぜ戦ったのか、そもそも戦ったことすら覚えていなかった。
| + | ===人物=== |
| + | ;[[ネロ・クラウディウス|ネロ・クラウディウス(生前)]] |
| + | :当代のローマ帝国皇帝。 |
| + | :不可解な事に、生身の人間であるにも関わらずサーヴァント並みの魔力と戦闘能力を持っている。 |
| + | ;ブッルス |
| + | :ネロの配下。セネカと共に彼女を支え続けたとされ、本編中で言及されている。 |
| + | ;シモン・マグス |
| + | :本編中にて、「死なない魔術を使う宮廷魔導士」がカリギュラと戦闘し、戦死したとネロから言及がある。 |
| + | ;[[レフ・ライノール]] |
| + | :連合ローマ帝国にて宮廷魔術師を務め、聖杯の力でサーヴァントを召喚し、ネロの刺客として送り込んだ。 |
| + | :ロムルスが消滅した後に主人公らの前に姿を現し、王の寵愛と称し[[魔神柱]]へと変貌する。 |
| + | :戦いに敗れたのち、ローマを終わらせるにふさわしいサーヴァント・アルテラを召喚するも、狂喜の最中アルテラに両断された。 |
| + | :コミカライズ版『-turas réalta-』ではこの特異点では姿を現さなかったことが語られ、[[封鎖終局四海 オケアノス|第三特異点]]にて主人公らを待ち受けることとなる。 |
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| + | ===サーヴァント=== |
| + | ====主人公側==== |
| + | ;[[ブーディカ]] |
| + | :ネロのためでなく、ローマに住む人々のために連合ローマ帝国に対抗するはぐれサーヴァント。 |
| + | :連合首都への進軍の際に捕囚となるも、救出され決戦に同行する。 |
| + | ;[[荊軻]] |
| + | :ネロの客将を務めるはぐれサーヴァント。 |
| + | :主人公らとの邂逅時、呂布と共に既に3人の「皇帝」のサーヴァントを破っていた。 |
| + | ;[[スパルタクス]]、[[呂布奉先]] |
| + | :連合ローマ帝国に対抗するはぐれサーヴァント。 |
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− | 特異点内にバミューダ・トライアングルという海域が存在し、海域特有の時空スクランブルが発生している。この海域には財宝が眠っている孤島がある。島にはキメラなどの魔獣が生息している。島の洞窟はあたりを住処にしていた海賊の倉庫になっており、宝が今でも残っている。スケルトンやゴーレムなどの魔物が倉庫の門番をしている。宝箱の中身は鉱石や宝石、骨董品など値崩れしない換金しやすいものが収められている。<br>
| + | ====敵対者==== |
− | [[フランシス・ドレイク]]の[[幕間の物語]]「財宝の島」で財宝は発見され、回収された。だが「少人数だし、欲をかいてもつまらない」という理由で幾つか骨董品を残しており、宝箱の内側に傷をつけて「黄金の鹿」の絵をサインとして描いている。尚、この宝箱を開けた際、バミューダ・トライアングルの時空スクランブルで普段の二倍の力を持つ[[エドワード・ティーチ]]が召喚された。<br> | + | ;[[カリギュラ]] |
− | [[ネロ・クラウディウス]]の幕間の物語「処女航海、再び」で訪れた際には、既に宝箱の中身は奪われた後で、洞窟には火薬の匂いが残留していた。宝箱内側に描かれた絵はネロは「ペリカン」マシュは「ペンギン」に見えた。取り残された宝を黄金劇場改築のための資金として回収した。 | + | :連合ローマ帝国に与する「皇帝」の一人。姪であるネロに固執するも、敵対することに躊躇する。 |
| + | :レフの魔術によりネロの命を奪うことを強制され、『形ある島』にて戦闘となり、消滅した。 |
| + | :コミカライズ版『-moratalis:stella-』では宝具を使用するも、精神を汚染されたネロの手に掛かった。 |
| + | ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] |
| + | :連合ローマ帝国に与する「皇帝」の一人。ガリアを占拠している。 |
| + | :主人公ら遠征軍と激突し、「皇帝」たちの中で最初に敗れ去ることとなった。 |
| + | :カエサルの[[幕間の物語]]「懐かしの勲」では聖杯の影響の残滓がカエサルの影、半身として特異点に残って連合ローマ兵の残党を率いていた。 |
| + | :そのため修正されていくはずのローマに連合ローマ兵が残っており、影を主人公と共に撃退し、魔力を自分のものとして取り込むことで、カエサルの魔力容量が上がった。 |
| + | ;[[レオニダス一世]] |
| + | :レフにより召喚された、連合ローマ帝国に所属するサーヴァント。 |
| + | :主人公らの『形ある島』からの帰途に拠点を敷き、敵対するも敗れ、守るべきもののない戦いであることを悔いながら消滅した。 |
| + | ;[[アレキサンダー]] |
| + | :レフにより召喚された、連合ローマ帝国に所属するサーヴァント。 |
| + | :捕囚としたブーディカの救出に向かった主人公らを待ち受け、ネロと問答を交わした末に戦闘に敗れ、消滅した。 |
| + | :コミカライズ版『-mortalis:stella-』では諸葛孔明と同じくはぐれサーヴァントであり、兵を人質に取りネロを試した。 |
| + | ;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]] |
| + | :はぐれサーヴァントとして現界するも、アレキサンダーに味方し、彼と共に戦いに敗れ消滅。 |
| + | :コミカライズ版『-mortalis:stella-』では消滅せず、ローマ軍に合流し、主人公らに力を貸すこととなる。 |
| + | ;[[ダレイオス三世]] |
| + | :アレキサンダーの召喚を呼び水に召喚されたサーヴァント。連合首都への進軍の途中で、主人公らを足止めする。 |
| + | :そのまま敗れるものの、その隙にアレキサンダーの策によりスパルタクスと呂布は戦線を離脱、ブーディカは捕らえられる。 |
| + | ;[[ロムルス]] |
| + | :連合ローマ帝国の首魁、『帝国神祖』。 |
| + | :連合首都に攻め入ったネロたちを玉座にて待ち受け、激闘の末に敗れ、ネロにローマを託し消滅した。 |
| + | :彼が人類の滅びを望まなかったがために、レフ自ら聖杯の力で干渉することとなった。 |
| + | ;[[アルテラ]] |
| + | :人理定礎を粉砕すべく、レフが聖杯で最後に召喚したサーヴァント。 |
| + | :召喚の直後、レフを切り捨てて聖杯を奪い、すべてを破壊すべくローマへと進む。 |
| + | :最期はネロたちとの戦いに敗れ、自らの剣でも破壊されないものが在ることを喜びつつ、消滅した。 |
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− | [[ガイウス・ユリウス・カエサル]]の[[幕間の物語]]「懐かしの勲」では第二の聖杯の影響の残滓がカエサルの影、半身として特異点に残って連合ローマ兵の残党を率いていたため、修正されていくはずのローマに連合ローマ兵が残っていた。影はカエサルに倒され、魔力を自分のものとして取り込むことでカエサルの魔力容量が上がった。 | + | ====中立==== |
| + | ;[[ステンノ]] |
| + | :地中海の『形ある島』を拠点とするはぐれサーヴァント。 |
| + | :島を訪れた主人公らを翻弄するも、褒美として連合首都の場所を教えた。 |
| + | ;[[エリザベート=バートリー]] |
| + | :ステンノにより『形ある島』に呼ばれたはぐれサーヴァントの一人。 |
| + | :[[邪竜百年戦争 オルレアン|第一特異点]]での記憶を有している。が、特に活躍はない。 |
| + | ;[[タマモキャット]] |
| + | :ステンノにより『形ある島』に呼ばれたはぐれサーヴァントの一人。 |
| + | :ほぼ笑ってばかりで、エリザベート同様、特に活躍はない。 |
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− | ==特異点の人物== | + | ===その他=== |
| + | ;[[フラウロス (Grand Order)|フラウロス]] |
| + | :レフが変貌した姿である[[魔神柱]]。 |
| + | :『Fate/Grand Order Arcade』でも同様に登場するも姿が異なり、後に[[魔獣赫|魔神柱ではなかった]]ことが明かされた。 |
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| + | ==関連人物== |
| ;[[ネロ・クラウディウス]] | | ;[[ネロ・クラウディウス]] |
− | :第二特異点におけるローマ帝国皇帝。 | + | :ネロの[[幕間の物語]]「幾たび、終幕を迎えても」で登場。 |
− | :不可解な事に、生身の人間であるにも関わらずサーヴァント並みの魔力と戦闘能力を持っている。 | + | :カルデアのマスターとネロが契約したことが原因で、「サーヴァントとしてのネロが存在している以上、皇帝ネロは既に死んでいなければおかしい」という理屈で時代の修正力が働き、修復された特異点の人として生きたネロは消え、セプテムにおける『ネロ』はサーヴァントの『ネロ』となった<ref group = "注">本来ならば生前の人物と死後サーヴァントになった人物は同時に存在できる。このような現象が起きたのは特異点では「いま正しいこと」「強いこと」が優先される為。</ref>。 |
− | ;ブッルス | + | :その影響か、特異点にてネロ・クラウディウスの亡霊が出現し、魔神柱の様な強力な魔力の集合体と化したそれを主人公と共に退けた。 |
− | :ネロの配下。セネカと共に彼女を支え続けたとされ、第二特異点でも言及されている。 | + | :また、ネロの幕間の物語「処女航海、再び」でバミューダ・トライアングル内の島を訪れた際には、既にドレイクにより宝箱の中身は奪われた後だったが、取り残された宝を黄金劇場改築のための資金として回収した。 |
− | ;シモン・マグス | + | |
− | :第二特異点にて、「死なない魔術を使う宮廷魔導士」がカリギュラと戦闘し、戦死したとネロから言及がある。 | + | ;[[ブリュンヒルデ]] |
| + | :アルテラの幕間の物語「私の記憶」で登場。 |
| + | :修正されつつある特異点のガリア地方に現れ、カルデアのアルテラを破壊の衝動で呼び出した。アルテラは[[令呪]]の強制力を上回る強制、指令の類いを感じていた。 |
| + | :アルテラが[[シグルド]]に類似した出自と伝説を持つ[[ジークフリート]]の妻・[[クリームヒルト]]と結婚していたことが原因で、シグルドに近い匂いを感じ取り、伴侶に近づく女性として破壊衝動を向ける。 |
| + | :戦闘の末に正気に戻るも、彼女はなぜ戦ったのか、そもそも戦ったことすら覚えていなかった。 |
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| + | ;[[フランシス・ドレイク]] |
| + | :ドレイクの幕間の物語「財宝の島」で登場。 |
| + | :特異点内のバミューダ・トライアングルの財宝を主人公と共に発見し、回収した。 |
| + | :その際、「少人数だし、欲をかいてもつまらない」という理由で幾つか骨董品を残しており、宝箱の内側に傷をつけて「黄金の鹿」の絵をサインとして描いている。 |
| + | :なお、この宝箱を開けた際、バミューダ・トライアングルの時空スクランブルで普段の二倍の力を持つ[[エドワード・ティーチ]]が召喚された。 |
| + | :ちなみに宝箱内側に描かれた絵は、ネロの幕間の物語「処女航海、再び」において、ネロには「ペリカン」、マシュには「ペンギン」に見えたとのこと。 |
| + | |
| + | ==メディアミックス== |
| + | ;コミック「Fate/Grand Order -<ruby><rb>mortalis:stella</rb><rt>モルターリス:ステラ</rt></ruby>-」 |
| + | *白峰氏による本編コミカライズ。2024年4月現在、連載中。 |
| + | ;コミック「Fate/Grand Order -<ruby><rb>turas réalta</rb><rt>トゥルス・レアルタ</rt></ruby>-」 |
| + | *カワグチタケシ氏による本編のコミカライズ。奇数章のみのコミカライズのため、5巻にダイジェストとして特異点が修復された旨が語られている。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |