差分

概要、適性を持っている可能性のある英霊
1行目: 1行目:  
==概要==
 
==概要==
ムーンキャンサーとは『Fate/EXTRA CCC』における[[BB]]のクラス名の代わりに用いられている呼称で、他に同じコードネームを与えられた存在はいない。直訳で「月の癌細胞」。
+
ムーンキャンサーとは『Fate/EXTRA CCC』において[[BB]]のクラス名の代わりに用いられた呼称で、他に同じコードネームを与えられた存在はいない。直訳で「月の癌細胞」。
   −
これまで登場したのは以下5人。
+
『[[Fate/Grand Order]]』ではエクストラクラスとして扱われ、このクラスによって以下5人が登場している。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
18行目: 18行目:  
|}
 
|}
   −
『[[Fate/Grand Order]]』ではエクストラクラスとして扱われ、バーサーカー、ルーラー、アヴェンジャーを除く全クラスの攻撃を通常値で受け、バーサーカーとは互いに弱点を突き、アヴェンジャーに対して与えるダメージが増加し受けるダメージが低下、ルーラーに対しては与えるダメージが低下し受けるダメージが増加、というエクストラクラス間で三すくみの相性を作り上げている。
+
『[[Fate/Grand Order]]』ではアヴェンジャーに対して与えるダメージが増加し受けるダメージが低下、ルーラーに対しては与えるダメージが低下し受けるダメージが増加、というエクストラクラス間で三すくみの相性を作り上げている。それ以外のクラスは基本的に通常値でダメージをやり取りし、バーサーカーとは互いに弱点を突く状態となる。
    
==メモ==
 
==メモ==
33行目: 33行目:  
:後に[[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕]]が実装されたが、「'''BBの姿のクラスカードの絵柄が塗り潰され、自身の姿をモチーフにしたクラスカードの絵柄に書き換わる'''」という前代未聞の演出がなされた。<br>[[アーキタイプ:アース]]も同様に、クラスカードがブラックホールの様な渦に包まれ、絵柄がアルクェイドのシルエットに書き換わる演出が行われた。月の癌と謳うだけあって、何かを塗り潰す事に長けているのかもしれない。
 
:後に[[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕]]が実装されたが、「'''BBの姿のクラスカードの絵柄が塗り潰され、自身の姿をモチーフにしたクラスカードの絵柄に書き換わる'''」という前代未聞の演出がなされた。<br>[[アーキタイプ:アース]]も同様に、クラスカードがブラックホールの様な渦に包まれ、絵柄がアルクェイドのシルエットに書き換わる演出が行われた。月の癌と謳うだけあって、何かを塗り潰す事に長けているのかもしれない。
 
::......裏を返せば、そうした演出が出なかったら恒常排出の[[大いなる石像神]]が確定するので、プレイヤーの間では悲喜交々の声が挙がったとか。
 
::......裏を返せば、そうした演出が出なかったら恒常排出の[[大いなる石像神]]が確定するので、プレイヤーの間では悲喜交々の声が挙がったとか。
 +
 
;適性を持っている可能性のある英霊
 
;適性を持っている可能性のある英霊
:上記している通り独自性の塊のような性質を持ち、適性条件すら不明なためムーンキャンサーに該当する英霊を推測すること自体が難しい難儀なクラスである。
+
:上記している通り個人の代名詞とも言えるほどに独自性の塊のような性質を持ち、適性条件すら不明なためムーンキャンサーに該当する英霊を推測すること自体が難しい難儀なクラスである。
 
:同じく『Fate/EXTRA CCC』が初出の[[アルターエゴ]]は「別人格」というコンセプトを基に該当キャラを増やしているが、こちらは「月の癌」という極めて限定的な存在であることも推察を難航させる要因の一つ。
 
:同じく『Fate/EXTRA CCC』が初出の[[アルターエゴ]]は「別人格」というコンセプトを基に該当キャラを増やしているが、こちらは「月の癌」という極めて限定的な存在であることも推察を難航させる要因の一つ。
:上記の面々に共通し、クラスを選定する要素となり得そうな「『月』に被害を及ぼした・攻撃した存在」という基準で言えば、既存キャラでも[[アルテラ]](セファール)が条件を満たしており候補に挙がる。他にも古代インカ帝国では「ジャガーが月を襲い悪影響をもたらす」説話があったとされており、文化圏のごく近い[[ジャガーマン]]に水着霊基などでこの要素が習合される可能性もある。
+
:上記の面々に共通し、クラスを選定する要素となり得そうな「『月』に被害を及ぼした・攻撃した存在」という基準で言えば、既存キャラでも[[アルテラ]][[セファール]]が条件を満たしており候補に挙がる。他にも古代インカ帝国では「ジャガーが月を襲い悪影響をもたらす」説話があったとされており、文化圏のごく近い[[ジャガーマン]]に水着霊基などでこの要素が習合される可能性もある。
:なお、『EXTELLA』と『EXTELLA LINK』における[[アルキメデス]]と[[カール大帝]]はサーヴァントとなって以降に月に被害を及ぼしたため、彼らがムーンキャンサーとなる可能性はかなり低い。
   
::既存キャラの適正についてはBB、キアラは言うまでも無く『CCC』での出来事であり、ガネーシャは月に牙を投げて攻撃を加えた上に呪いをかけたという逸話を持つ。
 
::既存キャラの適正についてはBB、キアラは言うまでも無く『CCC』での出来事であり、ガネーシャは月に牙を投げて攻撃を加えた上に呪いをかけたという逸話を持つ。
 
::アーキタイプ:アースは彼女の持つ[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]の側面と、それが成した所業である月の征服と己以外の排除、(疑似的ではあるが)「月落とし」の逸話が加味されていると思しい。
 
::アーキタイプ:アースは彼女の持つ[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]の側面と、それが成した所業である月の征服と己以外の排除、(疑似的ではあるが)「月落とし」の逸話が加味されていると思しい。
:なお、以前は「サーヴァントとしての成立にBBが関わっていること」と言う条件も考察されていたが、アーキタイプ:アースの登場でそれは否定された。
+
::なお、『EXTELLA』と『EXTELLA LINK』における[[アルキメデス]]と[[カール大帝]]はサーヴァントとなって以降にムーンセルに被害を及ぼしたため、彼らがムーンキャンサーとなる可能性はかなり低い。
:あるいは現状のムーンキャンサーは全員「EXTRAシリーズの登場人物か、それを依り代にした疑似サーヴァント」として成立していることから、月の聖杯戦争のマスターたちが疑似サーヴァントとして登場する線もあり得るだろう。中でもムーンセルにおけるイレギュラーである[[岸波白野|EXTRAの主人公]]や[[トワイス・H・ピースマン|トワイス]]、ドラマCDで疑似サーヴァント化が仄めかされている[[臥藤門司]]などは可能性が高いかもしれない。なお、こちらもアーキタイプ:アース以前は「CCCの登場人物」で共通していたが、彼女が初めて無印からの登場となった。
+
:以前は「サーヴァントとしての成立にBBが関わっていること」と言う条件も考察されていたが、アーキタイプ:アースの登場でそれは否定された。
 +
::あるいは現状のムーンキャンサーは全員「EXTRAシリーズの登場人物か、それを依り代にした疑似サーヴァント」すなわち「ムーンセルとの関連が強い者」として成立していると仮定すれば、月の聖杯戦争のマスターたちがムーンキャンサーの疑似サーヴァントとして登場する可能性もないわけではない。とりわけムーンセルにおけるイレギュラー存在である[[岸波白野|EXTRAの主人公]]や[[トワイス・H・ピースマン|トワイス]]、ドラマCDで疑似サーヴァント化が仄めかされている[[臥藤門司]]などが有力視されている。なお、こちらもアーキタイプ:アース以前は「CCCの登場人物」で共通していたが、彼女が初めてEXTRA無印からの登場となった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
791

回編集