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| data5 = 奈須きのこ、桜井光
 
| data5 = 奈須きのこ、桜井光
 
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{{作品概要
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| タイトル = 劇場版 Fate/Grand Order<br>-神聖円卓領域 キャメロット-
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| 原作 = 奈須きのこ / TYPE-MOON
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| 公開日 =
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; 前編 Wandering; Agateram
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: 2020年12月5日
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; 後編 Paladin; Agateram
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: 2021年5月15日
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==概要==
 
==概要==
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このため、「人理定礎は復元されたが、世界からは独立した空間になってしまった」という異常事態になっている。
 
このため、「人理定礎は復元されたが、世界からは独立した空間になってしまった」という異常事態になっている。
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『[[Fate/Grand Order Arcade]]』における第六特異点は、『[[騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム]]』と、大きく異なっている。<br>
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なぜキャメロットではないのか、その理由については当該特異点の攻略に際して、明かされることとなる。
 
===主要地名===
 
===主要地名===
 
;聖都
 
;聖都
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;[[セルハン]]
 
;[[セルハン]]
 
:聖都の周辺で活動してた盗賊。
 
:聖都の周辺で活動してた盗賊。
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==用語==
      
==アニメ==
 
==アニメ==
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**アニメーション制作は前編をSIGNAL.MDが、後編をProduction I.Gが担当している。
 
**アニメーション制作は前編をSIGNAL.MDが、後編をProduction I.Gが担当している。
 
**前後編を合わせても上映時間が限られているため、後述する舞台劇を一部参考に制作された。一部の登場人物の出番がカットされたほか、立ち回りに変更が生じている。
 
**前後編を合わせても上映時間が限られているため、後述する舞台劇を一部参考に制作された。一部の登場人物の出番がカットされたほか、立ち回りに変更が生じている。
====スタッフ====
   
====主題歌====
 
====主題歌====
 
;前編 Wandering; Agateram
 
;前編 Wandering; Agateram
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==その他メディアミックス==
 
==その他メディアミックス==
 
===舞台劇===
 
===舞台劇===
;『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-
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;「Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-
 
:本特異点のストーリーの舞台版。2017年7月に公演され、9月から10月にかけて再公演された。
 
:本特異点のストーリーの舞台版。2017年7月に公演され、9月から10月にかけて再公演された。
 
:ストーリーは再構成され、原作における一部登場人物の出番がカットされている。
 
:ストーリーは再構成され、原作における一部登場人物の出番がカットされている。
    
===コミカライズ===
 
===コミカライズ===
;『Fate/Grand Order -<ruby><rb>mortalis:stella</rb><rt>モルターリス:ステラ</rt>-
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;「Fate/Grand Order -<ruby><rb>mortalis:stella</rb><rt>モルターリス:ステラ</rt>-
 
:白峰氏による偶数章の本編コミカライズ。今後コミカライズが予定されている。
 
:白峰氏による偶数章の本編コミカライズ。今後コミカライズが予定されている。
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;「Fate/Grand Order -<ruby><rb>turas réalta</rb><rt>トゥルス・レアルタ</rt></ruby>-」
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*カワグチタケシ氏による本編のコミカライズ。奇数章のみのコミカライズのため、14巻にダイジェストとして特異点が修復された旨が語られている。
    
==メモ==
 
==メモ==
 
*本章のメインの執筆は奈須氏が担当しているが、エジプト周り、延いては『蒼銀のフラグメンツ』に登場したアーラシュおよび静謐のハサンに関しては、桜井氏が担当している。<ref group="出" name="camerot_zero" />
 
*本章のメインの執筆は奈須氏が担当しているが、エジプト周り、延いては『蒼銀のフラグメンツ』に登場したアーラシュおよび静謐のハサンに関しては、桜井氏が担当している。<ref group="出" name="camerot_zero" />
*元々のタイトルは「キャメロット」ではなく「エルサレム」であったが、公開直前にタイトルが差し替えらえた。
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*第五特異点攻略時点で当初表示されていた特異点名は『神聖円卓領域 '''エルサレム'''』であったが、2016/4/27のメンテナンスに際して現在のタイトルに差し替えらえた。
 
**これについては、「宗教的にデリケートな土地であるエルサレムに配慮したからではないか」と推測されていたが、実際には「カルデアの到着が遅れたために特異点の性質が変わってしまった」という意味付けであった。
 
**これについては、「宗教的にデリケートな土地であるエルサレムに配慮したからではないか」と推測されていたが、実際には「カルデアの到着が遅れたために特異点の性質が変わってしまった」という意味付けであった。
**これを反映してか、『[[Fate/Grand Order Arcade]]』での第六特異点は『[[騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム]]』という本来のものと思しきタイトルになっている。
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***これを反映してか、『Arcade』での第六特異点は性質が変わっていないため、エルサレムの名前を冠した名称になっている。
**ただし、『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』の作品解説<ref group="出">Amazon prime video 『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram』作品解説</ref>など、媒体によっては「西暦1273年のエルサレム」と明記されている。
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***ただし特異点の発生個所についてはエルサレムのまま変更がないため、『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』の作品解説<ref group="出">Amazon prime video 『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram』作品解説</ref>など、媒体によっては「西暦1273年のエルサレム」と明記されている。
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***メタ的な見方としては、円卓の騎士を始め登場人物の立ち位置が大きく変化するほどのシナリオのリライトが発生したため、適切なタイトルに差し替えられた、と推測することもできる。
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*ゲーム面においては、第五特異点と比較して明らかに難易度が上昇したことにより、配信当初プレイヤー間で悲鳴が上がった。
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**殊に、初めて対立することとなる『祝福』を得た円卓の騎士[[ガウェイン]]に関しては、多くのプレイヤーが苦しめられることとなった。
    
==脚注==
 
==脚注==
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