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| ;[[ガウェイン]]、[[ガレス]] | | ;[[ガウェイン]]、[[ガレス]] |
− | :汎人類史ではモルガンがオークニー領主ロット王との間に儲けた4人の子供達のうち長子と末子。 | + | :汎人類史ではモルガンがオークニー王ロットとの間に儲けた4人の子供達のうち長子と末子。 |
| :自分の様にならず、ゆがみのない陽の光のようないい騎士になったと評価している。 | | :自分の様にならず、ゆがみのない陽の光のようないい騎士になったと評価している。 |
| :また彼らがそのようになったのを、汎人類史のモルガンが復讐心だけではなかったという証明かもしれない、ともしている。 | | :また彼らがそのようになったのを、汎人類史のモルガンが復讐心だけではなかったという証明かもしれない、ともしている。 |
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| : 異聞帯ではトネリコ時代の円卓軍を率いていた騎士の少年かつ弟子で、彼女が「ブリテンを統一するためには氏族の妖精達ではなく人間が王となるべき」と考え見出した人物でもあり、あちら程の剣呑さは全くなく、「よく分からない」と言いつつ仲間としても個人としても大切な人だった様で、特に二人きりでの仲睦まじさは周囲から見たら恋人同士にしか見えなかったほど。 | | : 異聞帯ではトネリコ時代の円卓軍を率いていた騎士の少年かつ弟子で、彼女が「ブリテンを統一するためには氏族の妖精達ではなく人間が王となるべき」と考え見出した人物でもあり、あちら程の剣呑さは全くなく、「よく分からない」と言いつつ仲間としても個人としても大切な人だった様で、特に二人きりでの仲睦まじさは周囲から見たら恋人同士にしか見えなかったほど。 |
| :氏族長たち南の妖精と、女王マヴ率いる北の妖精両者に彼の存在を認めさせた事で戴冠式までこぎ着け、さらに皆からの要望により当初の予定だった『マヴとウーサーの婚姻』を変更し、ブリテンを手にするだけでなく'''『自身が王妃になる=花嫁となって愛するウーサーと結ばれる』'''という夢までひそかに叶いかけたが、その日に彼と円卓軍の全員が毒殺されまたもや全てを台無しにされたことが引き金となり、トネリコは心身が崩壊して妖精達に完全に失望し「妖精は救わずに支配するもの」という信念を持つに至った直接の原因。 | | :氏族長たち南の妖精と、女王マヴ率いる北の妖精両者に彼の存在を認めさせた事で戴冠式までこぎ着け、さらに皆からの要望により当初の予定だった『マヴとウーサーの婚姻』を変更し、ブリテンを手にするだけでなく'''『自身が王妃になる=花嫁となって愛するウーサーと結ばれる』'''という夢までひそかに叶いかけたが、その日に彼と円卓軍の全員が毒殺されまたもや全てを台無しにされたことが引き金となり、トネリコは心身が崩壊して妖精達に完全に失望し「妖精は救わずに支配するもの」という信念を持つに至った直接の原因。 |
− | :ゲーム内では姿も台詞も出てこないが、オークニーで[[アーサー・ペンドラゴン]]のシャドウサーヴァントが「"ロンディニウムの騎士" の亡霊」として立ちはだかっている。 | + | :ゲーム内では姿も台詞も出てこないが、オークニーで[[アーサー・ペンドラゴン]]のシャドウサーヴァントが「 "ロンディニウムの騎士" の亡霊」として立ちはだかっている。 |
− | :しかしアーサーを見た[[救世主トネリコ|トネリコ]]の反応からして、顔はアーサーにあまり似ていなかった様子。 | + | :しかしアーサーを見た[[救世主トネリコ|トネリコ]]の反応から、恐らく年齢や性格による顔付きの違い等から、実際は彼とあまり似ていなかった様子。 |
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| ;[[妖精騎士トリスタン]]/バーヴァン・シー | | ;[[妖精騎士トリスタン]]/バーヴァン・シー |
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| : いくら救っても恩を仇で返してくるばかりの妖精の中で唯一、心からの感謝の言葉をくれ続けた相手であり、自身と汎人類史のモルガンの悲願を投げ打ってでも守るべき大切な存在。 | | : いくら救っても恩を仇で返してくるばかりの妖精の中で唯一、心からの感謝の言葉をくれ続けた相手であり、自身と汎人類史のモルガンの悲願を投げ打ってでも守るべき大切な存在。 |
| : トネリコ時代の自分と同じく善意に溢れる性格ゆえに、他の妖精たちに使い潰され弄ばれては廃棄される人生を繰り返しており、いくら『次代』の誕生を察知し急いで駆けつけても既に手遅れで発見される状態が続いたため、最後のチャンスではきちんと自分の人生を生きていける様にと正反対の悪逆な性格に「教育」を施し、周りに何と言われようと彼女を擁護し続けた。バーヴァン・シーも理由は分からないが、自分を唯一肯定してくれるモルガンに依存し、親子というよりは一種の共依存のような関係を築くに至った。だが、自身の不器用さ<ref group="注">『[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]』では、バーヴァン・シーが大好きな踊りや歌を止める様に忠告する場面があるが、これには好奇心旺盛な妖精に目を付けられない為滅多な事をするなという意図があった。</ref>と彼女の妖精としての『慈悲深く優しい本質』そのものは変わっていなかった事が相乗した結果、今度は承認欲求によって逆に精神的に追い詰めてしまっていた。 | | : トネリコ時代の自分と同じく善意に溢れる性格ゆえに、他の妖精たちに使い潰され弄ばれては廃棄される人生を繰り返しており、いくら『次代』の誕生を察知し急いで駆けつけても既に手遅れで発見される状態が続いたため、最後のチャンスではきちんと自分の人生を生きていける様にと正反対の悪逆な性格に「教育」を施し、周りに何と言われようと彼女を擁護し続けた。バーヴァン・シーも理由は分からないが、自分を唯一肯定してくれるモルガンに依存し、親子というよりは一種の共依存のような関係を築くに至った。だが、自身の不器用さ<ref group="注">『[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]』では、バーヴァン・シーが大好きな踊りや歌を止める様に忠告する場面があるが、これには好奇心旺盛な妖精に目を付けられない為滅多な事をするなという意図があった。</ref>と彼女の妖精としての『慈悲深く優しい本質』そのものは変わっていなかった事が相乗した結果、今度は承認欲求によって逆に精神的に追い詰めてしまっていた。 |
− | :モルガン当人によると、彼女を悪辣な性格に仕立て上げたのは女王となってから妖精たちを従わせられるように、との考えがあったらしい。 | + | :モルガン当人によると、彼女を悪辣な性格に仕立て上げたのは、女王となってから妖精たちを従わせられるように…との考えがあったらしい。また、後継者としては能力不足とも考えていた<ref group ="注">能力があり過ぎると自分の言葉を聞かなくなり、やり過ぎた事で妖精に目を付けられる可能性を考慮した為、意識して力を付けさせなかった様子。</ref>様だが、彼女への教育は前述の通り、あくまでも自分の身を自分で最低限守らせる為の処置である為、今後必要になれば礼装をいくらでも用意すれば良いと考えているので、さほど問題には思っていない。 |
− | :また女王としては能力不足とも考えている<ref group ="注">能力があり過ぎると自分の言葉を聞かなくなる可能性を考慮して、意識して力を付けさせなかった様子。</ref>が、彼女のために礼装をいくらでも用意するとして問題とは思っていない。
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| ;[[妖精騎士ガウェイン]]/バーゲスト | | ;[[妖精騎士ガウェイン]]/バーゲスト |
| :<ruby><rb>着名</rb><rt>ギフト</rt></ruby>を授けて妖精騎士の任を与えた妖精。 | | :<ruby><rb>着名</rb><rt>ギフト</rt></ruby>を授けて妖精騎士の任を与えた妖精。 |
− | :妖精騎士として取り立てたのは彼女がひときわ強い力を持った妖精であるだけでなく、着名によって「獣の厄災」を封印するためであった。 | + | :妖精騎士として取り立てたのは、彼女がひときわ強い力を持った妖精であるだけでなく、着名によって「獣の厄災」を封印するためであった。 |
− | :妖精騎士の中ではもっとも信頼していたようで、誰もが嫌がる仕事を率先して行う気質を高く評価している。とある災厄時<ref group ="注">明言されてはいないが、恐らく「キャタピラー戦争」のことだと思われる。</ref>における行動は過去の自身───救世主トネリコでさえ拍手を贈っただろう、とも。 | + | :妖精騎士の中ではもっとも信頼していたようで、誰もが嫌がる仕事を率先して行う気質を高く評価している。とある災厄時<ref group ="注">明言されてはいないが、恐らく「キャタピラー戦争」のことだと思われる。</ref>における行動は過去の自身───救世主トネリコでさえ拍手を贈っただろう、とも…。 |
− | :しかし『本質』を知らず「妖精を守る」事を信念にしていた彼女と、逆にそれを嫌という程知っている為に「妖精を救わず國を守る」事を信念としていたモルガンでは、最終的に決裂は時間の問題だった。 | + | :しかし、『本質』を知らず「妖精を守る」事を信念にしていた彼女と、逆にそれを嫌という程知っている故に「妖精を救わず國を守る」事を信念としていたモルガンでは、最終的に決裂は時間の問題だった。 |
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| ;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ | | ;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ |
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| :しかし、メリュジーヌのオーロラへの愛情と依存度の深さは予想の範囲を超えるもので、此方も最終的に決裂は時間の問題だった。 | | :しかし、メリュジーヌのオーロラへの愛情と依存度の深さは予想の範囲を超えるもので、此方も最終的に決裂は時間の問題だった。 |
| :ちなみにモルガンとは『本来は異聞帯のブリテン島(亜鈴の子)に由来しない、汎人類史の存在である』と言う共通点もある。 | | :ちなみにモルガンとは『本来は異聞帯のブリテン島(亜鈴の子)に由来しない、汎人類史の存在である』と言う共通点もある。 |
− | :メリュジーヌなりにモルガンを尊敬しているため命令には従うが、モルガン自身は彼女は最終的に愛に殉ずるとしている。 | + | :メリュジーヌもメリュジーヌなりにモルガンを尊敬しているため命令には従うが、モルガン自身は彼女は最終的に愛に殉ずるとしている。 |
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| ;騎士[[ポーチュン]] | | ;騎士[[ポーチュン]] |
| :『モース戦役』を生き延びた古参の女王兵で鏡の氏族。 | | :『モース戦役』を生き延びた古参の女王兵で鏡の氏族。 |
− | :予知能力を持つ故に、悲観的な思考と価値観に染まった同胞と氏族長のエインセルを見捨ててモルガン側に就き、最期まで主君に忠誠を捧げていた騎士だったが、当人からは「妖精騎士の質も落ちたものだ」の一言のみであり、その心境は事実上不明。彼の忠誠は鏡の氏族に共通する『妖精としての目的』に準じたものでもある為、所詮はただの聞こえが良い上っ面だと冷ややかに見ていたのかもしれない……。 | + | :予知能力を持つ故に、悲観的な思考と価値観に染まった同胞と氏族長のエインセルを見捨ててモルガン側に就き、最期まで主君に忠誠を捧げていた騎士だったが、当人からは「妖精騎士の質も落ちたものだ」の一言のみであり、その心境は事実上不明。<br>彼の忠誠は鏡の氏族に共通する『妖精としての目的』に準じたものでもある為、所詮はただの聞こえが良い上辺だけのものだと冷ややかに見ていたのかもしれない……。 |
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| ;北の女王マヴ | | ;北の女王マヴ |