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| {{サーヴァント概要 | | {{サーヴァント概要 |
| | タイトル = プリテンダー | | | タイトル = プリテンダー |
− | | 真名 = オベロン・ヴォーティガーン | + | | 真名 = 冬の王子、ロビン・グットフェロー<ref group="注">「妖精王オベロン」として、真名を騙っている際。</ref><br>オベロン・ヴォーティガーン |
| | 外国語表記 = Oberon Vortigern | | | 外国語表記 = Oberon Vortigern |
| | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
| | 声優 = 豊永利行 | | | 声優 = 豊永利行 |
− | | 身長 = 174cm(人間時)<br>17cm(妖精時)<br>全長1440km(虫竜体) | + | | 身長 = 174cm(人間時)<br>17cm(妖精時)<br>全長1440km(虫竜体)<ref group="注">ブリテン島の北から南までのおおよその距離。</ref> |
| | 体重 = 56kg(人間時)<br>6kg(妖精時)<br>-kg(虫竜体) | | | 体重 = 56kg(人間時)<br>6kg(妖精時)<br>-kg(虫竜体) |
| | 誕生日 = | | | 誕生日 = |
| | 血液型 = | | | 血液型 = |
| | 出典 = ゲルマン民間伝承、中世ヨーロッパ文学、Fate/Grand Order | | | 出典 = ゲルマン民間伝承、中世ヨーロッパ文学、Fate/Grand Order |
− | | 地域 = 『夏の夜の夢』、妖精國ブリテン | + | | 地域 = 妖精國ブリテン |
| | 属性 = 混沌・悪 | | | 属性 = 混沌・悪 |
| | 副属性 = 地 | | | 副属性 = 地 |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
− | | 一人称 = 僕<ref group="注">第一再臨および本音を隠している時に使用。</ref>俺<ref group="注">第三再臨以降</ref> | + | | 一人称 = 僕(第一再臨および本音を隠している際)<br>俺(第三再臨時) |
− | | 二人称 = 君、あんた(第三再臨以降) | + | | 二人称 = 君/○○(名前呼び捨て)<br>あんた(第三再臨以降) |
− | | 三人称 = 彼、彼女 | + | | 三人称 = 彼/彼女/あいつ |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
| | 異名 = 妖精王<ref group="注">「オベロン」としての異名</ref><br>卑王、奈落の虫<ref group="注">「ヴォーティガーン」としての異名</ref> | | | 異名 = 妖精王<ref group="注">「オベロン」としての異名</ref><br>卑王、奈落の虫<ref group="注">「ヴォーティガーン」としての異名</ref> |
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| | 好きな物 = 多すぎて一言では言えない(第一、第二霊基時)<br>主人公<ref group="注" name="聞いてわかるくらいには棒読みである">聞いてわかるくらいに'''棒読みである'''。</ref>(第三霊基時) | | | 好きな物 = 多すぎて一言では言えない(第一、第二霊基時)<br>主人公<ref group="注" name="聞いてわかるくらいには棒読みである">聞いてわかるくらいに'''棒読みである'''。</ref>(第三霊基時) |
| | 苦手な物 = 借りたものの取り立て(第一、第二霊基時)<br>世界のなにもかも(第三霊基時) | | | 苦手な物 = 借りたものの取り立て(第一、第二霊基時)<br>世界のなにもかも(第三霊基時) |
− | | 天敵 = [[マーリン]] | + | | 天敵 = [[マーリン (Grand Order)|マーリン]] |
| | デザイン = 羽海野チカ | | | デザイン = 羽海野チカ |
| | 設定作成 = 奈須きのこ | | | 設定作成 = 奈須きのこ |
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| !クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考 | | !クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考 |
| |- | | |- |
− | |[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A+<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX <br />||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" | | + | |[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||E→EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A+<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX<br />神性:-<br>妖精眼:-||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" | |
| |} | | |} |
| | | |
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| ;彼方にかざす夢の噺(ライ・ライム・グッドフェロー) | | ;彼方にかざす夢の噺(ライ・ライム・グッドフェロー) |
| :ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人 | | :ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人 |
− | :固有結界と異なる大魔術にして、彼自身が語る見果てぬ楽園の数え歌。<br>自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。 | + | :固有結界と似て非なる大魔術にして、彼自身が騙る見果てぬ(ありもしない)楽園の数え歌。 |
| + | :自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体(霊基)を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。 |
| :『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化状態を解除&睡眠状態を付与(1ターン)&無敵状態を付与(1ターン)【デメリット】」という効果のBuster宝具。 | | :『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化状態を解除&睡眠状態を付与(1ターン)&無敵状態を付与(1ターン)【デメリット】」という効果のBuster宝具。 |
| :追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。 | | :追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。 |
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| ; [[ウィリアム・シェイクスピア]] | | ; [[ウィリアム・シェイクスピア]] |
| : 妖精王オベロンが登場する物語『夏の夜の夢』の作者であり、ある意味で"妖精王"としての生みの親。ただしオベロン自身はシェイクスピアに敬意を払っている訳ではなく、ファンレターを装った手紙に毒を仕込んで送りつけようとする程。 | | : 妖精王オベロンが登場する物語『夏の夜の夢』の作者であり、ある意味で"妖精王"としての生みの親。ただしオベロン自身はシェイクスピアに敬意を払っている訳ではなく、ファンレターを装った手紙に毒を仕込んで送りつけようとする程。 |
− | : 『夏の夜の夢』が「'''ここで起きた出来事は全てはまぼろし、真実に値しない'''」と締めくくられているが故に、彼は'''「オベロンの言動は全て真実に値しない」と言う呪いに等しい性質を与えられてしまっている'''。<br/>そればかりかオベロンの妻・ティターニアも同様にシェイクスピアの創作というだけでなく''存在自体が真実ではない''事になってしまっており、それらについて怨恨を抱いている。 | + | : 『夏の夜の夢』が「'''ここで起きた出来事は全てはまぼろし、真実に値しない'''」と締めくくられているが故に、彼は'''「オベロンの言動は全て真実に値しない」と言う呪いに等しい性質を与えられてしまっている'''。 |
| + | :そればかりかオベロンの妻・ティターニアも同様にシェイクスピアの創作というだけでなく''存在自体が真実ではない''事になってしまっている。 |
| + | :前者の呪いが何に起因するものかを異聞帯のオベロンは知らないが、ティターニアが存在しないことに対しては怨恨を抱いている。 |
| | | |
| ;[[女王メイヴ]] | | ;[[女王メイヴ]] |
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| ;[[ナーサリー・ライム]] | | ;[[ナーサリー・ライム]] |
| :同じ「物語」に由来する存在。 | | :同じ「物語」に由来する存在。 |
− | :そのためか、カルデアでは「すべての読み手がいなくなったらお茶会をしよう」とかなりギリギリなお誘いをするが、丁寧に断られてしまった。 | + | :そのためか、カルデアでは「すべての読み手(人間)がいなくなったらお茶会をしよう」とかなりギリギリなお誘いをするが、笑顔かつ即答で丁寧に断られてしまった。 |
| + | :その際彼女が発した「わたしたちがあるかぎりそんな事にはならないもの」という言葉に対しては、物語はそうでなければと語っている。 |
| | | |
| ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] | | ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] |
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| ;[[ヘラクレス]]、[[テセウス]] | | ;[[ヘラクレス]]、[[テセウス]] |
| :自身の攻撃時に名前を言及するサーヴァントたち。 | | :自身の攻撃時に名前を言及するサーヴァントたち。 |
− | :オベロンは台詞からしてヘラクレスの腰布やテセウスの鎧を使っているようだが、詳細は不明(少なくともモーションには反映されていない)。 | + | :虫たちの死骸が集まってできた武器に彼らの武具の名前(二本の短刀にヘラクレスの腰布、槍にテセウスの鎧)を付け、使用する。 |
− | :なお、『[[Fate/strange Fake]]』に登場する[[ヒッポリュテ]]の弓も使っているようである。 | + | :他にも『[[Fate/strange Fake]]』に登場する[[ヒッポリュテ]]の槍(形状は弓)も使用する。 |
| | | |
| === ブリテン異聞帯 === | | === ブリテン異聞帯 === |
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| : 彼女が選定の杖を取り上げられてから会話することはなくなったものの、オベロンとして出会ってからは巡礼の旅にもずっと付き合っていた。 | | : 彼女が選定の杖を取り上げられてから会話することはなくなったものの、オベロンとして出会ってからは巡礼の旅にもずっと付き合っていた。 |
| : 「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」、「妖精眼によって強制的に真実が見えてしまう」という共通点がある。 | | : 「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」、「妖精眼によって強制的に真実が見えてしまう」という共通点がある。 |
| + | :オベロンとしては、彼女を妖精國を救う「予言の子」とは真逆と捉えている。 |
| | | |
| ; [[モルガン (Grand Order)]] | | ; [[モルガン (Grand Order)]] |
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| : カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。 | | : カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。 |
| : 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。 | | : 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。 |
| + | |
| + | ;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]] |
| + | :カルデアのサーヴァント。 |
| + | :理論派であったため幾度も冷や汗をかかされたらしく、彼女はひとりきりになる瞬間が無かったので自身は何もできなかった。 |
| + | :しかし、やりやすい相手でもあったとのこと。 |
| | | |
| ;[[千子村正]] | | ;[[千子村正]] |
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| :これについて奈須氏はオベロンを「根はわんぱくな男の子」であるとしており、先の約束がご破算になった際の反応も本心であった可能性が浮上した。 | | :これについて奈須氏はオベロンを「根はわんぱくな男の子」であるとしており、先の約束がご破算になった際の反応も本心であった可能性が浮上した。 |
| | | |
− | ;[[ガレス]] (ブリテン異聞帯) | + | ;[[ガレス #ガレス〔ブリテン異聞帯〕|ガレス (ブリテン異聞帯)]] |
| :共にブリテン異聞帯で旅をした妖精の一人。 | | :共にブリテン異聞帯で旅をした妖精の一人。 |
| :その素直で優しい性格を見かねてか、彼女がロンディニウムにて息絶える際には、守ろうとしていた少年のセムが感謝を口にする幻を見せてその最期を幸福に彩った。 | | :その素直で優しい性格を見かねてか、彼女がロンディニウムにて息絶える際には、守ろうとしていた少年のセムが感謝を口にする幻を見せてその最期を幸福に彩った。 |
| :しかしその正体であった鏡の氏族の長「エインセル」に対しては、彼女が遺した予言が引っ掛けや比喩表現ばかりであったために「実に意地が悪い」と評している。 | | :しかしその正体であった鏡の氏族の長「エインセル」に対しては、彼女が遺した予言が引っ掛けや比喩表現ばかりであったために「実に意地が悪い」と評している。 |
| :一方、カルデアに召喚された汎人類史の存在であるガレスに対しては「誰だっけそれ?」と非常にそっけない反応をしているが、異聞帯の彼女に優しい嘘を見せていたことから意図して触れないようにしていると思われる。 | | :一方、カルデアに召喚された汎人類史の存在であるガレスに対しては「誰だっけそれ?」と非常にそっけない反応をしているが、異聞帯の彼女に優しい嘘を見せていたことから意図して触れないようにしていると思われる。 |
| + | :『Grand Order material ⅩⅢ』では役割は充分にこなしたとしており、本音では彼女が運命を変えることまでは望んでいなかったらしい。 |
| + | |
| + | ;[[パーシヴァル]] |
| + | :彼には中盤で退場してもらう予定だったが、予想に反し最後まで残っていた。 |
| + | :オベロン本人としては彼の苦痛を長引かせる気は無かったようだが、「本人がいいならいいでしょ」としている。 |
| | | |
| ; [[ムリアン]] | | ; [[ムリアン]] |
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| :表向きこそモルガン打倒のため彼女と秘密裏に連絡を取り合っていたが、実際はブリテン崩壊のために利用していた。とはいえオーロラの本質も把握しており、気まぐれで自分の計画を崩されないよう慎重に接し、常に警戒心を崩さない文字通り紙一重の関係で、人間牧場の件では彼女曰く「妬けてしまいそうなほど見たことのない顔」でアルトリア・キャスターと主人公に手を出さないように言い含めている。 | | :表向きこそモルガン打倒のため彼女と秘密裏に連絡を取り合っていたが、実際はブリテン崩壊のために利用していた。とはいえオーロラの本質も把握しており、気まぐれで自分の計画を崩されないよう慎重に接し、常に警戒心を崩さない文字通り紙一重の関係で、人間牧場の件では彼女曰く「妬けてしまいそうなほど見たことのない顔」でアルトリア・キャスターと主人公に手を出さないように言い含めている。 |
| : また、オベロンが「言った事を全て嘘に変える」のに対し、オーロラは「言った事を全て真実にしてしまう」対極の特性を持っており、互いにそこから来る一種の嫌悪感もあった模様。 | | : また、オベロンが「言った事を全て嘘に変える」のに対し、オーロラは「言った事を全て真実にしてしまう」対極の特性を持っており、互いにそこから来る一種の嫌悪感もあった模様。 |
| + | :オベロン曰く「対処に困るので対処しない」ことが得策とのこと。本音では中身が無い彼女との会話を楽しんでいた、と語っている。 |
| + | |
| + | ;[[スプリガン]]、[[ウッドワス]] |
| + | :倒すべき妖精氏族の長たち。その弱点は把握していた。 |
| + | :本音では「ありがとう」と皮肉を言っているが、ウッドワス相手には本気で詰んだかと思ったらしい。 |
| + | |
| + | ;[[ノクナレア]] |
| + | :王の氏族の長である彼女とも通じていた。 |
| + | :彼女を「予言の子」第2候補としており、モルガンの打倒と目的が共通していたため関係は良好だった。 |
| + | :本音では夢を叶えたもののそれを1秒と味わうことができなかった彼女に対し、機会があれば手を緩めると語っている。 |
| | | |
| ; [[妖精騎士ガウェイン]] | | ; [[妖精騎士ガウェイン]] |
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| :妖精國では彼女と行動を共にすることが多く、小さくなった彼は彼女の背に騎乗してあちこちを飛び回っていた。飛行速度は時速130kmに達するらしい。(現実のスズメガもトンボと並んで昆虫で最速の飛翔能力を持つ) | | :妖精國では彼女と行動を共にすることが多く、小さくなった彼は彼女の背に騎乗してあちこちを飛び回っていた。飛行速度は時速130kmに達するらしい。(現実のスズメガもトンボと並んで昆虫で最速の飛翔能力を持つ) |
| :終盤でオベロンへ向けられていた呪いを肩代わりした彼女が亡くなり、本性を現した際にはその遺体をあっさり捨てた<ref group="注">これについては、「奈落の底に彼女の遺体を落とすのが嫌だったから」と一部のプレイヤーからは解釈されている。</ref>。彼女の献身を「どうでもいい」と口にしたオベロンの真意は、最終再臨を経て絆を深めたマスターであれば自ずと察するであろう。 | | :終盤でオベロンへ向けられていた呪いを肩代わりした彼女が亡くなり、本性を現した際にはその遺体をあっさり捨てた<ref group="注">これについては、「奈落の底に彼女の遺体を落とすのが嫌だったから」と一部のプレイヤーからは解釈されている。</ref>。彼女の献身を「どうでもいい」と口にしたオベロンの真意は、最終再臨を経て絆を深めたマスターであれば自ずと察するであろう。 |
| + | |
| + | ===その他=== |
| + | ;ティターニア |
| + | :存在しない運命の相手。 |
| + | :“この世界に存在できなかった”彼女の在り方に憤っており、「クソども。いずれ全部ブチ壊してやる」という攻撃性は彼女への愛からくるもの。 |
| + | :2部6章ラストでは幻の彼女に手を伸ばすが、これは彼女が存在しないことに対する希望と悲しみからである。 |
| + | :サーヴァントとして現界してからも彼女の事を探し続けてはいるが、同時に彼女を「その場だけの、都合のいい舞台装置である端役」ともしており、御伽噺の余分なものとして生まれた彼女が存在するという、夢のような話は本当に在ってはいけないと語っている。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
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| ====本編==== | | ====本編==== |
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| ;「ワガママを言うんじゃありません!そんなコトを言う子は『予言の子』じゃありませんよ!」<br>「世の中には舞踏会に行きたくても行けない<ruby>鮮血魔嬢<rb></rb><rt>はいかぶり</rt>もいるの!我慢なさいな!」 | | ;「ワガママを言うんじゃありません!そんなコトを言う子は『予言の子』じゃありませんよ!」<br>「世の中には舞踏会に行きたくても行けない<ruby>鮮血魔嬢<rb></rb><rt>はいかぶり</rt>もいるの!我慢なさいな!」 |
| :Lostbelt No.6「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」にて。主人公曰くオベロンの継母マネ。ハロウィンイベントの3ヶ月も前に[[エリザベート=バートリー〔シンデレラ〕]]の話をしていたネタバレ妖精。 | | :Lostbelt No.6「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」にて。主人公曰くオベロンの継母マネ。ハロウィンイベントの3ヶ月も前に[[エリザベート=バートリー〔シンデレラ〕]]の話をしていたネタバレ妖精。 |
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| =====第一・第二再臨===== | | =====第一・第二再臨===== |
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| ;「『拝啓、ウィリアム・シェイクスピア。この度は素敵な脚本をありがとうございます。私にとって一生の宝物です。墓まで持っていきたいと思います』っと。この手紙、あのクソ野郎に届けてくれる?あぁ、気をつけて。押しどめの蝋にたっぷり毒を混ぜたから。君は触っちゃダメだよ?」 | | ;「『拝啓、ウィリアム・シェイクスピア。この度は素敵な脚本をありがとうございます。私にとって一生の宝物です。墓まで持っていきたいと思います』っと。この手紙、あのクソ野郎に届けてくれる?あぁ、気をつけて。押しどめの蝋にたっぷり毒を混ぜたから。君は触っちゃダメだよ?」 |
| :マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。 | | :マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。 |
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| =====第三再臨===== | | =====第三再臨===== |
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| ;「ごめ~ん、休んでいるところなんだ。……話しかけないでくれる?」 | | ;「ごめ~ん、休んでいるところなんだ。……話しかけないでくれる?」 |
| :マイルーム会話の一つ。 | | :マイルーム会話の一つ。 |
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| :その後、夢から覚めた主人公が手にした彼からのお返しは'''虚影の塵の入った箱'''である。まさかのおなじみの素材に主人公は怒り、プレイヤー達は笑ったという。しかし、塵を収めた箱の方はウェールズの森の虫妖精らしきデザイン、中でも特に目を引く[[ブランカ|見覚えのある細工]]が施された、明らかに彼が用意した(恐らく完全な自作の)ものであり、プレイヤーからは主人公がバレンタインで自分の所にやってくる事を見越して用意していたのではと推察されている。 | | :その後、夢から覚めた主人公が手にした彼からのお返しは'''虚影の塵の入った箱'''である。まさかのおなじみの素材に主人公は怒り、プレイヤー達は笑ったという。しかし、塵を収めた箱の方はウェールズの森の虫妖精らしきデザイン、中でも特に目を引く[[ブランカ|見覚えのある細工]]が施された、明らかに彼が用意した(恐らく完全な自作の)ものであり、プレイヤーからは主人公がバレンタインで自分の所にやってくる事を見越して用意していたのではと推察されている。 |
| :なお、この発言より「たとえ世界中の誰も味方してくれなくなっても、彼だけはカルデアのマスターの味方でいてくれる」ということが少し話題になったりした。 | | :なお、この発言より「たとえ世界中の誰も味方してくれなくなっても、彼だけはカルデアのマスターの味方でいてくれる」ということが少し話題になったりした。 |
| + | :『Grand Order material ⅩⅢ』によると「最後の切り札として呼べ」という意味ではなく、「最後の局面で戦力がすべて途絶え、あとは死ぬしかない状況になったら呼べ。付き合ってやる」という意味だったらしい。 |
| | | |
| ;「いや、違うんで。王とか本気でないんで。」<br>「恨みが深そうな場所だから様子を見に来て、そろそろ帰るんで。」 | | ;「いや、違うんで。王とか本気でないんで。」<br>「恨みが深そうな場所だから様子を見に来て、そろそろ帰るんで。」 |
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| *2部6章後編では彼をゲストサーヴァントとして戦闘に駆り出すことができるが、最初はアーチャー、次はキャスターとクラスが変わるため、オベロン実装前の当時は果たして実装時はどのクラスになるのかと期待を持たれていた。 | | *2部6章後編では彼をゲストサーヴァントとして戦闘に駆り出すことができるが、最初はアーチャー、次はキャスターとクラスが変わるため、オベロン実装前の当時は果たして実装時はどのクラスになるのかと期待を持たれていた。 |
| **また、真名が明らかになる真名溶解の演出では、ルーラーのクラスカードが溶けて中からプリテンダーのクラスカードが現れる、という演出になっている。 | | **また、真名が明らかになる真名溶解の演出では、ルーラーのクラスカードが溶けて中からプリテンダーのクラスカードが現れる、という演出になっている。 |
| + | **『Grand Order material ⅩⅢ』において妖精王オベロンのクラスは「セイバー。あるいはライダー、あるいはキャスター。あるいは、」とされている。 |
| + | ***オベロン・ヴォーティガーン時はもちろんプリテンダーと記載。ストーリーで登場する度にクラスが変わっていたのは「もともと全部嘘だよ」という証左とのこと。 |
| *担当イラストレーターの羽海野チカ女史は「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」等で著名な漫画家だが、本作に携わる以前の執筆環境は完全なアナログであり、FGOの仕事に際して初めてデジタル作画環境を整えたという。CGイラスト特有の文化である「イラストの表情差分」を描くにあたり、どうしてもペイントソフトのレイヤー機能が必要だったとのこと。 | | *担当イラストレーターの羽海野チカ女史は「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」等で著名な漫画家だが、本作に携わる以前の執筆環境は完全なアナログであり、FGOの仕事に際して初めてデジタル作画環境を整えたという。CGイラスト特有の文化である「イラストの表情差分」を描くにあたり、どうしてもペイントソフトのレイヤー機能が必要だったとのこと。 |
| **しかし全行程をいきなりデジタルにすると今までアナログで培ってきた作風が失われるため、アナログをメインにしつつも部分的にデジタルの機能を取り入れる形で描かれている。 | | **しかし全行程をいきなりデジタルにすると今までアナログで培ってきた作風が失われるため、アナログをメインにしつつも部分的にデジタルの機能を取り入れる形で描かれている。 |