:終編では旧モルガン側として事後処理に当たっていたが、戴冠式での流血騒動直後に北と南の妖精間で暴動が起き、同時に領内外で大量発生したモースによりキャメロットは壊滅。それでもなお人間の兵士達を少しでも多く逃がそうと一人奮戦するが間に合わず、自身もモースの呪いに蝕まれ限界が近づいてゆくも、カルデアとの『約束』を果たすべく最後の理性を振り絞って帰還したマンチェスターで彼女を待っていたのは、<ruby><rb>悪妖精</rb><rt>アンシリー・コート</rt></ruby>にもとる暴徒と化した領民達による『後始末』と称した人間への無差別な殺戮風景で、さらにその行動が恋人のアドニスを捕食してしまった過去の自分の模倣だったという事実を知り絶望する。だが、彼女のそんな心情もつゆ知らず今度は汎人類史の人間達をどうやって<ruby><rb>弄ぼう</rb><rt>こわそう</rt></ruby>か無邪気に話し合う姿を見て'''「こんな邪悪な<ruby><rb>生物</rb><rt>いきもの</rt></ruby>を絶対外の世界に出してはならない」'''という責任感から、妖精をひたすら全滅すべく力を振るう。だが、同時に残っていた僅かな人間達をも魔力と共に縦横無尽に喰らい尽くしていくこととなり、最終的に黒犬を引き連れた巨大な「獣の厄災」と成り果て、ブリテン中を炎と呪いで包んでいった。 | :終編では旧モルガン側として事後処理に当たっていたが、戴冠式での流血騒動直後に北と南の妖精間で暴動が起き、同時に領内外で大量発生したモースによりキャメロットは壊滅。それでもなお人間の兵士達を少しでも多く逃がそうと一人奮戦するが間に合わず、自身もモースの呪いに蝕まれ限界が近づいてゆくも、カルデアとの『約束』を果たすべく最後の理性を振り絞って帰還したマンチェスターで彼女を待っていたのは、<ruby><rb>悪妖精</rb><rt>アンシリー・コート</rt></ruby>にもとる暴徒と化した領民達による『後始末』と称した人間への無差別な殺戮風景で、さらにその行動が恋人のアドニスを捕食してしまった過去の自分の模倣だったという事実を知り絶望する。だが、彼女のそんな心情もつゆ知らず今度は汎人類史の人間達をどうやって<ruby><rb>弄ぼう</rb><rt>こわそう</rt></ruby>か無邪気に話し合う姿を見て'''「こんな邪悪な<ruby><rb>生物</rb><rt>いきもの</rt></ruby>を絶対外の世界に出してはならない」'''という責任感から、妖精をひたすら全滅すべく力を振るう。だが、同時に残っていた僅かな人間達をも魔力と共に縦横無尽に喰らい尽くしていくこととなり、最終的に黒犬を引き連れた巨大な「獣の厄災」と成り果て、ブリテン中を炎と呪いで包んでいった。 |