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*「第三者の介入により大きく歪められた国が舞台」であり、尚且つその国を創ったのが「1人の『切実な願望』により変質してしまった統治者」によるものであるといった根幹は、第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』とほぼ似た道を辿っているといえる。
 
*「第三者の介入により大きく歪められた国が舞台」であり、尚且つその国を創ったのが「1人の『切実な願望』により変質してしまった統治者」によるものであるといった根幹は、第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』とほぼ似た道を辿っているといえる。
 
*本シナリオは序盤こそ御伽噺や童話を思わせる物語のような雰囲気のまま進められていくが、後編に行くにつれて妖精國ブリテンの過去と女王モルガンの正体、ブリテンに蔓延する呪いと『厄災』の原因、そして何よりこの世界における妖精の本当の姿といった'''裏側の全貌'''が次々と明かされる。<br>だがこれら全体像の描写はプレイヤーしか知る術はなく、主人公とカルデア一行に対しては終盤、[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]より予言の詩についての真相=ブリテンに蔓延する呪いと『厄災』の原因が伝えられること以外はその大半が伏せられたまま、双方の認識に乖離が生じた状態で収拾を迎える事になる。
 
*本シナリオは序盤こそ御伽噺や童話を思わせる物語のような雰囲気のまま進められていくが、後編に行くにつれて妖精國ブリテンの過去と女王モルガンの正体、ブリテンに蔓延する呪いと『厄災』の原因、そして何よりこの世界における妖精の本当の姿といった'''裏側の全貌'''が次々と明かされる。<br>だがこれら全体像の描写はプレイヤーしか知る術はなく、主人公とカルデア一行に対しては終盤、[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]より予言の詩についての真相=ブリテンに蔓延する呪いと『厄災』の原因が伝えられること以外はその大半が伏せられたまま、双方の認識に乖離が生じた状態で収拾を迎える事になる。
**一方で序盤でも、宴の場でも武器を手放そうとしなかった[[トリスタン]]の姿、[[ヴォーティガーン|元凶の正体]]が暗示されるなどの不穏な描写も少なくなかった。
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**一方で序盤でも、宴の場でも武器を手放そうとしなかった[[トリスタン]]の姿、[[オベロン|元凶の]][[ヴォーティガーン|正体]]が暗示されるなどの不穏な描写も少なくなかった。
 
**これはプレイヤー側からすればシナリオとシステムの進行上どうしても必須だったからというメタ視点ならではの理由であると思われるが、それに対しカルデア一行側は、人理定理のためとはいえ『異聞帯をなんの罪も無い住民ごと消滅させる』という残酷な苦渋の選択を続けている以上'''「その決断が今回は一番正しかった」'''と思わせたくなかったという不文律と、「その在り方がたとえ歪んでいても『美しいままの妖精國ブリテン』という世界だけを目に焼き付けて終わらせて欲しかった」という[[オベロン|真の黒幕]]による裏からの配慮があり、アルトリア・キャスターもそれを承知してあえて黙っていた可能性が考案されている。<br>もっともシナリオ分岐で登場する選択用の台詞によっては、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]のみ異聞帯における妖精の実態に薄々勘づいているという可能性が示唆されている。
 
**これはプレイヤー側からすればシナリオとシステムの進行上どうしても必須だったからというメタ視点ならではの理由であると思われるが、それに対しカルデア一行側は、人理定理のためとはいえ『異聞帯をなんの罪も無い住民ごと消滅させる』という残酷な苦渋の選択を続けている以上'''「その決断が今回は一番正しかった」'''と思わせたくなかったという不文律と、「その在り方がたとえ歪んでいても『美しいままの妖精國ブリテン』という世界だけを目に焼き付けて終わらせて欲しかった」という[[オベロン|真の黒幕]]による裏からの配慮があり、アルトリア・キャスターもそれを承知してあえて黙っていた可能性が考案されている。<br>もっともシナリオ分岐で登場する選択用の台詞によっては、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]のみ異聞帯における妖精の実態に薄々勘づいているという可能性が示唆されている。
 
*地球崩落阻止と並んで神造兵装の獲得がカルデアの目的であったが、神造兵装は使い手とセットのもので、当初の目的通りモルガンのロンゴミニアドを鹵獲もしくは参考に神造兵装を作ったとしても資格が無い限り使用することができない。<br>カルデアが神造兵装を得るには白紙化した汎人類史に欠けた事実を取り戻す必要があり、その事実こそが『白紙にされていた聖剣の概念』であることが、終盤マーリンから明かされている。
 
*地球崩落阻止と並んで神造兵装の獲得がカルデアの目的であったが、神造兵装は使い手とセットのもので、当初の目的通りモルガンのロンゴミニアドを鹵獲もしくは参考に神造兵装を作ったとしても資格が無い限り使用することができない。<br>カルデアが神造兵装を得るには白紙化した汎人類史に欠けた事実を取り戻す必要があり、その事実こそが『白紙にされていた聖剣の概念』であることが、終盤マーリンから明かされている。
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