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| :: 最初にベリルが辿り着いた本来の歴史=「1回目の過去のブリテン」にいた、先代の『<ruby><rb>楽園の妖精</rb><rt>アヴァロン・ル・フェ</rt></ruby>』たるモルガン。 | | :: 最初にベリルが辿り着いた本来の歴史=「1回目の過去のブリテン」にいた、先代の『<ruby><rb>楽園の妖精</rb><rt>アヴァロン・ル・フェ</rt></ruby>』たるモルガン。 |
| ::当初は妖精暦4000年に「ヴィヴィアン<ref group = "注">この名前は崩壊編にて、『楽園の妖精』の本当の役割について話すマーリンの口から初めて明かされている。</ref>」という名前でとある使命のためにオークニーに流れ着き、そこに住む雨の氏族達に養育されていた。しかし「楽園の妖精」による断罪を恐れて結託した他の氏族たちの手により、一族諸共滅ぶこととなる。その結果として厄災への対抗手段が失われ、後の「大厄災」により妖精たちは滅亡。ブリテン異聞帯は無の大地と化した。これがベリルと汎人類史より召喚されたモルガンが見た本来のブリテン異聞帯である。 | | ::当初は妖精暦4000年に「ヴィヴィアン<ref group = "注">この名前は崩壊編にて、『楽園の妖精』の本当の役割について話すマーリンの口から初めて明かされている。</ref>」という名前でとある使命のためにオークニーに流れ着き、そこに住む雨の氏族達に養育されていた。しかし「楽園の妖精」による断罪を恐れて結託した他の氏族たちの手により、一族諸共滅ぶこととなる。その結果として厄災への対抗手段が失われ、後の「大厄災」により妖精たちは滅亡。ブリテン異聞帯は無の大地と化した。これがベリルと汎人類史より召喚されたモルガンが見た本来のブリテン異聞帯である。 |
− | ::しかしルーラーのモルガンのレイシフトによって知識の讓渡がなされたことにより、『この先のブリテン』と『ブリテンへの執着』を知った彼女は雨の氏族への襲撃を逃れて生き永らえる。そこからは雨の氏族たちの「ブリテンを争いのない平和な国にする」という願いと妖精を救ってブリテンに新たな国を作ることを目的に、ブリテン本土へ渡り救世主としての道を歩み出す。また、その際に義母である雨の氏族の王妃から与えられた「トネリコ」の名を仮名として名乗り始める。 | + | ::しかし、ルーラーのモルガンのレイシフトによって知識の讓渡がなされたことにより、『この先のブリテン』と『ブリテンへの執着』を知った彼女<ref group="注">恐らくこの時同時に「ヴィヴィアン」の名前を捨て、代わりに受け取った記録の大本である「モルガン」の名前を自らの『真名』と定めた事により、実質上『楽園の妖精』から変質してしまったと考えられる。</ref>は雨の氏族への襲撃を逃れて生き永らえる。そこからは雨の氏族たちの「ブリテンを争いのない平和な国にする」という願いと妖精を救ってブリテンに新たな国を作ることを目的に、ブリテン本土へ渡り救世主としての道を歩み出す。また、その際に義母である雨の氏族の王妃から与えられた「トネリコ」の名を仮名として名乗り始める。 |
| ::最初は自身の役割を誰にも理解してもらえず、『魔女』と罵られ蔑まれながらも巡礼の鐘を鳴らしていたが、次第に仲間を増やして厄災の排除を行っていく。その他にも氏族や人間との間の争いなど、災いの火種となりうる「悪意の種」といった小さな厄介事の始末も引き受けつつ、100年ごとに発生する「厄災」と1000年ごとに発生する「大厄災」を祓っては『棺』と呼ばれる[[魔術礼装]]<ref group="注">カルデアのコフィンを模倣したもの。</ref>を使って眠りに入り、次の厄災に備える…というサイクルを繰り返していた。また同時期には『[[オーディン|北欧における叡智の神]]』が彼女の召喚に応じ、[[セタンタ|グリム]]という妖精の少年を依代にして現界。彼から魔術の手ほどきを受けつつ、各地を放していた。 | | ::最初は自身の役割を誰にも理解してもらえず、『魔女』と罵られ蔑まれながらも巡礼の鐘を鳴らしていたが、次第に仲間を増やして厄災の排除を行っていく。その他にも氏族や人間との間の争いなど、災いの火種となりうる「悪意の種」といった小さな厄介事の始末も引き受けつつ、100年ごとに発生する「厄災」と1000年ごとに発生する「大厄災」を祓っては『棺』と呼ばれる[[魔術礼装]]<ref group="注">カルデアのコフィンを模倣したもの。</ref>を使って眠りに入り、次の厄災に備える…というサイクルを繰り返していた。また同時期には『[[オーディン|北欧における叡智の神]]』が彼女の召喚に応じ、[[セタンタ|グリム]]という妖精の少年を依代にして現界。彼から魔術の手ほどきを受けつつ、各地を放していた。 |
− | ::だがせっかく平穏をもたらしても、最後の最後で'''「全てを壊せば面白そう」'''、'''「トネリコ達が気に食わないからいらない」'''、'''「平和な世界などつまらないし飽きた」'''という妖精たちの本能的な『単純で些細な気まぐれと思いつき』によって全てをひっくり返され、それによって発生した数多くの不幸の責任を一方的に押し付けられ、迫害を受けた末に自身も殺害されかけるという仕打ちに幾度となく遭い続け、その度に裏切った妖精を魔術で姿を変え記憶も消して身代わりにさせる事により、傍から見れば死んで『次代』として蘇っている様に見せかけて生き延びていた。最後の活躍の年である妖精暦400年では'''「人間のウーサーを王として擁立する」'''というこれまでにない試みに加え、長らく敵対関係にあった北の妖精たちの取り込みにも成功し、戴冠式にまで漕ぎ着けるが、やはり不満を持つ一部の妖精の企みでウーサーと円卓軍の仲間たちが毒酒によって暗殺され、再びすべてを台無しにされてしまう。 | + | ::だが、その実態はせっかく平穏をもたらしても最後の最後で、'''「全てを壊せば面白そう」'''、'''「トネリコ達が気に食わないからいらない」'''、'''「平和な世界などつまらないし飽きた」'''という妖精たちの本能的な言動から来る、『単純で些細な気まぐれと、その場における咄嗟の思いつき』によって全てをひっくり返され、それによって発生した数多くの不幸の責任を一方的に押し付けられ、迫害を受けた末に自身も殺害されかけるという仕打ちに幾度となく遭い続け、その度に裏切った妖精を魔術で自分の姿に変えて記憶も消し、身代わりとして処刑させる事によって、傍から見れば死んで『次代』として蘇っている様に見せかけて生き延びていた。最後の活躍の年である妖精暦400年では'''「人間のウーサーを王として擁立する」'''というこれまでにない試みに加え、長らく敵対関係にあった北の妖精たちの取り込みにも成功し、戴冠式にまで漕ぎ着けるが、やはり不満を持つ一部の妖精の企みでウーサーと円卓軍の仲間たちが毒酒によって暗殺され、再びすべてを台無しにされてしまう。 |
− | ::これにより溜まりに溜まっていた妖精たちへの不信と不満が爆発し、救世主として救うのではなく支配者として君臨することを決意。偽装工作を行った後に以降の厄災を見過ごすことを決め、仲間たちもそれぞれの理由で全員が離脱。そうして妖精暦1年に発生した「大厄災」によって、妖精とその文明は一旦滅亡を迎えるのであった。 | + | ::これにより溜まりに溜まっていた妖精たちへの不信と不満が爆発し、救世主として救うのではなく支配者として君臨することを決意。偽装工作を行った後に以降の厄災を見過ごすことを決め、仲間たちもそれぞれの理由で全員が離脱。そうして妖精暦500年に発生した「大厄災」によって、妖精とその文明は一旦滅亡を迎えるのであった。 |
− | ::なお、トネリコが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」の歴史ではここまでを「妖精暦」として遡った、汎人類史で云う所の紀元前に相当する扱いをされることとなる。なお『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』の物語内では、妖精暦400年にマシュが迷い込んできた事により、実質的に「新しい2回目」となる。しかし、マシュの協力で大穴の中にいる「大厄災」の正体に近づいた以外は特に変化はなく、マシュを「棺」に入れてその事を忘却し「新しい2回目」は「2回目」と同様の結末を迎えた。 | + | ::なお、トネリコが行動を変えた事で分岐した「2回目のブリテン」の歴史ではここまでを「妖精暦」として遡った、汎人類史で云う所の紀元前に相当する扱いをされることとなる。なお『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』の物語内では、妖精暦400年にマシュが迷い込んできた事により、実質的に「新しい2回目」となる。しかし、マシュに『妖精騎士ギャラハッド』と名乗らせ、未来の出来事を自分と他の仲間以外誰にも話さない様に忠言してこの時代への介入を極力減らした為、彼女の協力により大穴の中にいる「大厄災」の正体に近づいた以外特に変化はなく、全てが終わった後はマシュを「棺」に入れてその事を忘却したので、「新しい2回目」は「2回目」と<ruby><rb>同様の結末</rb><rt>軌道修正</rt></ruby>を迎えた。 |
| :;妖精國の女王モルガン | | :;妖精國の女王モルガン |
| ::妖精國ブリテンに君臨する『[[異聞帯の王]]』たるモルガン。バーサーカーのサーヴァントとしてカルデアに召喚出来るのもこちらである。 | | ::妖精國ブリテンに君臨する『[[異聞帯の王]]』たるモルガン。バーサーカーのサーヴァントとしてカルデアに召喚出来るのもこちらである。 |
| ::上記の妖精暦1年に起こった「大厄災」で妖精が全滅したのを見計らい、トネリコは活動を再開。まず[[空想樹]]の魔力を全て取り込み、サーヴァント召喚を応用する形で妖精國に住まう妖精を召喚する形で復活。名前を「モルガン」と再度改めて冬の戦争を起こし、妖精國の「冬の女王」として君臨する。その折にモルガンは年号を「女王暦」に改め、妖精たちに冷酷な圧制を敷いた。なお、この時本来なら「汎人類史のモルガン」のマスターだったベリルの存在も、「空想樹が健在である、既に滅亡している更地のブリテン異聞帯」を知る=パラドックスを招く存在であったため消滅させており、妖精國再興の折に'''姿形まで瓜二つな存在'''として蘇らせている。 | | ::上記の妖精暦1年に起こった「大厄災」で妖精が全滅したのを見計らい、トネリコは活動を再開。まず[[空想樹]]の魔力を全て取り込み、サーヴァント召喚を応用する形で妖精國に住まう妖精を召喚する形で復活。名前を「モルガン」と再度改めて冬の戦争を起こし、妖精國の「冬の女王」として君臨する。その折にモルガンは年号を「女王暦」に改め、妖精たちに冷酷な圧制を敷いた。なお、この時本来なら「汎人類史のモルガン」のマスターだったベリルの存在も、「空想樹が健在である、既に滅亡している更地のブリテン異聞帯」を知る=パラドックスを招く存在であったため消滅させており、妖精國再興の折に'''姿形まで瓜二つな存在'''として蘇らせている。 |
| ::それから約2000年後、女王暦2017年に鏡の氏族の予言通りに「予言の子」と「[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]」が現れるも、当初はさほど脅威と見ていなかったらしく神造兵器および礼装の譲渡までは行かずとも『ノリッジの厄災』を払った労い替わりに'''1億QPを進呈'''<ref group="注">シナリオ上だけでなく、ゲーム内アイテムとして'''実際に入手できる'''。</ref>したり、戦闘態勢を取るベリルを強制的に抑え込んだりと、あくまでもキャメロット内では「賓客」として扱っていた。だが、一行が「巡礼の鐘」を鳴らしつつロンディニウムの円卓軍、各地で組織されていた反乱軍や北の妖精「王の氏族」族長のノクナレアを味方につけた事により宣言通り敵対し、キャメロットへの奇襲攻撃をきっかけとしてついに全面対決となる。 | | ::それから約2000年後、女王暦2017年に鏡の氏族の予言通りに「予言の子」と「[[主人公 (Grand Order)|異邦の魔術師]]」が現れるも、当初はさほど脅威と見ていなかったらしく神造兵器および礼装の譲渡までは行かずとも『ノリッジの厄災』を払った労い替わりに'''1億QPを進呈'''<ref group="注">シナリオ上だけでなく、ゲーム内アイテムとして'''実際に入手できる'''。</ref>したり、戦闘態勢を取るベリルを強制的に抑え込んだりと、あくまでもキャメロット内では「賓客」として扱っていた。だが、一行が「巡礼の鐘」を鳴らしつつロンディニウムの円卓軍、各地で組織されていた反乱軍や北の妖精「王の氏族」族長のノクナレアを味方につけた事により宣言通り敵対し、キャメロットへの奇襲攻撃をきっかけとしてついに全面対決となる。 |
− | ::最終的に戦はモルガンが自分の分身を生み出して反乱軍を殲滅し、その様に圧倒された主人公達が戦意喪失する一歩手前まで追い詰めた。しかし本体のモルガンの元に乱心状態のウッドワスが現れ、重傷を負わされてしまう。そうして満身創痍となっても、その場で反旗を翻した[[スプリガン]]を制するが、[[妖精騎士トリスタン|バーヴァン・シー]]を人質にされた事で動揺。さらに[[オーロラ]]が「真実の告白」という名目で救世主トネリコ時代に関する虚言混じりの吹聴を拡散し、事前に自身が『楽園の妖精』であると無意識に漏らしていた事もあって、自身に持っていた懐疑心が確固たるものとなった周囲の上級妖精らによって無惨に殺害されてしまった。 | + | ::最終的に戦はモルガンが自分の分身を生み出して反乱軍を殲滅し、その様に圧倒された主人公達が戦意喪失する一歩手前まで追い詰めた。しかし本体のモルガンの元に乱心状態のウッドワスが現れ、重傷を負わされてしまう。そうして満身創痍となっても、その場で反旗を翻した[[スプリガン]]を制するが、[[妖精騎士トリスタン|バーヴァン・シー]]を人質にされた事で動揺。さらに[[オーロラ]]が「真実の告白」という名目で救世主トネリコ時代に関する虚言混じりの吹聴を拡散し、事前に自身が『楽園の妖精』であると無意識に漏らしていた事もあり、自身に持っていた懐疑心が確固たるものとなった周囲の上級妖精達によって無惨に殺害されてしまった。 |
| ::かくしてモルガンと、彼女のシステムを本来引き継ぐはずだった[[ノクナレア]]を立て続けに喪った妖精國は、押さえつけていたそれらすべての厄災が同時に噴出し、瞬く間に地獄の様相を呈することとなる。 | | ::かくしてモルガンと、彼女のシステムを本来引き継ぐはずだった[[ノクナレア]]を立て続けに喪った妖精國は、押さえつけていたそれらすべての厄災が同時に噴出し、瞬く間に地獄の様相を呈することとなる。 |
| :期間限定イベント『水怪クライシス』では、カルデアに召喚後も度々人知れず無断で各地へのレイシフトを行っていたことが判明。今回も[[ハベトロット]]と一緒に微小特異点へ勝手にやって来た所[[コン]]と遭遇し、[[徴姉妹|徴弐]]とも交流する。 | | :期間限定イベント『水怪クライシス』では、カルデアに召喚後も度々人知れず無断で各地へのレイシフトを行っていたことが判明。今回も[[ハベトロット]]と一緒に微小特異点へ勝手にやって来た所[[コン]]と遭遇し、[[徴姉妹|徴弐]]とも交流する。 |
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| :「汎人類史のモルガン」を召喚した人物。 | | :「汎人類史のモルガン」を召喚した人物。 |
| :「異聞帯のモルガン」にとっては不要な存在で一度はその存在を消したが、ブリテン異聞帯が汎人類史と同等の強度を持った際には'''記憶も容姿も生き写しなコピー人間'''として復元させ、建前上は「自分の婚約者(夫)」として傍に置いている。その後ある程度は好きにさせているが、賓客であるカルデア一行に危害を加えようとした際にはそれを抑えるなど、王として毅然と接している。 | | :「異聞帯のモルガン」にとっては不要な存在で一度はその存在を消したが、ブリテン異聞帯が汎人類史と同等の強度を持った際には'''記憶も容姿も生き写しなコピー人間'''として復元させ、建前上は「自分の婚約者(夫)」として傍に置いている。その後ある程度は好きにさせているが、賓客であるカルデア一行に危害を加えようとした際にはそれを抑えるなど、王として毅然と接している。 |
− | :一方では愛娘のバーヴァン・シーの身を彼に預けていたが、彼女がベリルを気に入ってしまい、なおかつ彼がバーヴァン・シーに何か危害を加えようとしても対処できたので好きにさせていたのではないかと思われる。また当初ベリルは、「終わった存在」であるバーヴァン・シーには興味が湧かない事を匂わせる発言をしていたので、そこも理由に含まれるかもしれない。 | + | :一方では愛娘のバーヴァン・シーの身を彼に預けていたが、彼女がベリルを気に入った事と、忙しい自分に代わって相手をしてくれる遊び道具かつ魔術等を教える教育係として都合が良かった事、尚且つ万が一バーヴァン・シーに何か危害を加えようとしても対処できたので好きにさせていたのではないかと思われる。また当初ベリルは、「終わった存在」であるバーヴァン・シーには興味が湧かない事を匂わせる発言をしていたので、そこも理由に含まれるかもしれない。 |
| :だが、当の彼からすれば妖精國など「既に終わった世界」であった事と、色々と『遊び尽くして』飽きてしまいとっくに興味が無くなっていた上に、「マシュを手に入れる」という別の目的があった為、カルデア一行がやって来ると自身のあずかり知らぬ裏々で手を回され、間接的に追い詰められた末に国ごと滅ぼされてしまった。 | | :だが、当の彼からすれば妖精國など「既に終わった世界」であった事と、色々と『遊び尽くして』飽きてしまいとっくに興味が無くなっていた上に、「マシュを手に入れる」という別の目的があった為、カルデア一行がやって来ると自身のあずかり知らぬ裏々で手を回され、間接的に追い詰められた末に国ごと滅ぼされてしまった。 |
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| :彼からは狂信に近い忠誠を受けており、自身も数少ない「信頼」を内心で向けていた。付き合いが長いからか、彼への評価は「幼き勇者将軍」となっている。 | | :彼からは狂信に近い忠誠を受けており、自身も数少ない「信頼」を内心で向けていた。付き合いが長いからか、彼への評価は「幼き勇者将軍」となっている。 |
| :モルガンが信頼を置いているのは仲間だった先代の排熱大公ライネックの事もあるが、彼が牙の氏族達による『過去の過ち』を知って以降、反省と戒めのため菜食主義に努めているから。この行為は本来存在しないはずの『過去から学ぶこと』に該当するため、異聞帯の妖精が持つ『無垢さゆえの悪性』に失望しきっている彼女からすれば、例外扱いする理由足り得る。それ故にモルガンの方も、その積年の努力を無駄にしてしまいかねない『本来の凶暴性を全開にしなければならないほどの戦い』が起こらない様に陰ながら配慮していたが、それが間接的に周囲の人物からのウッドワスの実力に対する過小評価に繋がっていた面もある。 | | :モルガンが信頼を置いているのは仲間だった先代の排熱大公ライネックの事もあるが、彼が牙の氏族達による『過去の過ち』を知って以降、反省と戒めのため菜食主義に努めているから。この行為は本来存在しないはずの『過去から学ぶこと』に該当するため、異聞帯の妖精が持つ『無垢さゆえの悪性』に失望しきっている彼女からすれば、例外扱いする理由足り得る。それ故にモルガンの方も、その積年の努力を無駄にしてしまいかねない『本来の凶暴性を全開にしなければならないほどの戦い』が起こらない様に陰ながら配慮していたが、それが間接的に周囲の人物からのウッドワスの実力に対する過小評価に繋がっていた面もある。 |
− | :終盤では[[オーロラ|最愛の人]]の言葉に惑わされ思い余って反乱するものの、最後はモルガンからの優しい言葉で信頼を再認識し、モースにはなったが暴れることなく消滅していった。 | + | :終盤では[[オーロラ|最愛の人]]の言葉に惑わされ思い余って反乱し暴れるものの、今際にかけられたモルガンからの優しい言葉で信頼を再認識し、モースにはなったが穏やかに消滅していった。 |
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| ;[[スプリガン]] | | ;[[スプリガン]] |
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| ;[[エクター|黒騎士エクター]] | | ;[[エクター|黒騎士エクター]] |
− | :トネリコとして旅をしていた時の数少ない「信頼できる仲間」。 | + | :トネリコとして旅をしていた時の数少ない「信頼できる仲間」。妖精暦400年では、戴冠式用の王妃のドレスをハベトロットと共に作って貰った。 |
| + | :その戴冠式でウーサーと円卓達が毒殺され、トネリコが戦線離脱した際は、妖精達に捕らえられて耳を潰され、海に流されたと云われている。 |
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| ;ウーサー | | ;ウーサー |
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| : 異聞帯ではトネリコ時代の円卓軍を率いていた騎士の少年かつ弟子で、彼女が「ブリテンを統一するためには氏族の妖精達ではなく人間が王となるべき」と考え見出した人物でもある。あちら程の剣呑さは全くなく、「よく分からない」と言いつつ仲間としても個人としても大切な人だった様で、特に二人きりでの仲睦まじさは周囲から見たら恋人同士にしか見えなかったほどらしい。 | | : 異聞帯ではトネリコ時代の円卓軍を率いていた騎士の少年かつ弟子で、彼女が「ブリテンを統一するためには氏族の妖精達ではなく人間が王となるべき」と考え見出した人物でもある。あちら程の剣呑さは全くなく、「よく分からない」と言いつつ仲間としても個人としても大切な人だった様で、特に二人きりでの仲睦まじさは周囲から見たら恋人同士にしか見えなかったほどらしい。 |
| :最終的に氏族長たち南の妖精と、女王マヴ率いる北の妖精両者に彼の存在を認めさせた事で戴冠式までこぎ着け、さらに皆からの要望により当初の予定だった『マヴとウーサーの婚姻』を変更し、ブリテンを手にするだけでなく'''『自身が王妃になる=花嫁となって愛するウーサーと結ばれる』'''という密かな夢まで叶いかけていたが、当日に彼と円卓軍の全員が毒殺されまたもや全てを台無しにされたことが引き金となり、トネリコは心身が崩壊して妖精達に完全に失望し「妖精は救わずに支配するもの」という信念を持つに至った。 | | :最終的に氏族長たち南の妖精と、女王マヴ率いる北の妖精両者に彼の存在を認めさせた事で戴冠式までこぎ着け、さらに皆からの要望により当初の予定だった『マヴとウーサーの婚姻』を変更し、ブリテンを手にするだけでなく'''『自身が王妃になる=花嫁となって愛するウーサーと結ばれる』'''という密かな夢まで叶いかけていたが、当日に彼と円卓軍の全員が毒殺されまたもや全てを台無しにされたことが引き金となり、トネリコは心身が崩壊して妖精達に完全に失望し「妖精は救わずに支配するもの」という信念を持つに至った。 |
− | :ゲーム内では姿も台詞も出てこないが、オークニーで[[アーサー・ペンドラゴン]]のシャドウサーヴァントが「 "ロンディニウムの騎士" の亡霊」として登場している。しかしカルデアでアーサーを見た[[救世主トネリコ|トネリコ]]は「彼とウーサーは特に似ていない」と反応している。 | + | :ゲーム内では姿も台詞も出てこないが、オークニーで[[アーサー・ペンドラゴン]]のシャドウサーヴァントが「 "ロンディニウムの騎士" の亡霊」として登場している。しかしカルデアでアーサーを見た[[救世主トネリコ|トネリコ]]は「彼とウーサーは特に似ていない<ref group="注">『[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]』でも顔の描写が無かった為、顔立ちそのものが違うのか、年齢や性格等の違いによる顔つきの違いからなのかは不明。</ref>」と反応している。 |
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| ;[[妖精騎士トリスタン]]/バーヴァン・シー | | ;[[妖精騎士トリスタン]]/バーヴァン・シー |