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| ==== 本編 ==== | | ==== 本編 ==== |
− | ; 「落ち着きなさい。これは獅子王がもたらす奇蹟―――<br>‘‘常に太陽の祝福あれ’’と。我が王が、私に与えたもうた<RUBY><RB>祝福</RB><RT>ギフト</RT></RUBY>なのです。」 | + | ; 「落ち着きなさい。これは獅子王がもたらす奇蹟―――<br> ‘‘常に太陽の祝福あれ’’と。我が王が、私に与えたもうた<RUBY><RB>祝福</RB><RT>ギフト</RT></RUBY>なのです。」 |
| : 第6章での初登場。陽が落ち月夜だったはずの光景が一変し、陽光が降り注ぐ快晴の青空の下、十全の力を保つ太陽の騎士が現る。 | | : 第6章での初登場。陽が落ち月夜だったはずの光景が一変し、陽光が降り注ぐ快晴の青空の下、十全の力を保つ太陽の騎士が現る。 |
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− | ; 「……御意。<br>皆さん、まことに残念です。ですがこれも人の世を後に繋げるため。」<br>「王は貴方がたの粛正を望まれました。では―――これより、<RUBY><RB>聖罰</RB><RT>・・</RT></RUBY>を始めます。」 | + | ; 「……御意。<br> 皆さん、まことに残念です。ですがこれも人の世を後に繋げるため。」<br>「王は貴方がたの粛正を望まれました。では―――これより、<RUBY><RB>聖罰</RB><RT>・・</RT></RUBY>を始めます。」 |
| : 同上。獅子王による聖抜が行われた直後に宣誓し―――<RUBY><RB>聖罰</RB><RT>虐殺</RT></RUBY>を開始した。 | | : 同上。獅子王による聖抜が行われた直後に宣誓し―――<RUBY><RB>聖罰</RB><RT>虐殺</RT></RUBY>を開始した。 |
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− | ; 「無論。この地に召喚された時、王は私にこう告げた。‘‘太陽の騎士、もうひとりの聖剣の担い手よ。今度こそ、その望みを果たすがいい’’<br>何をしてもいい。聖都から離れるのも、王を討つのもいい、と王は仰られた。<br>……その時の歓びがどれほどのものだったか、貴方には分かるまい。王の窮地に居合わせ、その最期を看取った貴方には。」<br> 「かつて、私は王の右腕と称されながら私怨捨てること叶わず、王の死を招いた。<br>……その愚を二度繰り返す事はできない。」 | + | ; 「無論。この地に召喚された時、王は私にこう告げた。‘‘太陽の騎士、もうひとりの聖剣の担い手よ。今度こそ、その望みを果たすがいい’’<br> 何をしてもいい。聖都から離れるのも、王を討つのもいい、と王は仰られた。<br> ……その時の歓びがどれほどのものだったか、貴方には分かるまい。王の窮地に居合わせ、その最期を看取った貴方には。」<br> 「かつて、私は王の右腕と称されながら私怨捨てること叶わず、王の死を招いた。<br> ……その愚を二度繰り返す事はできない。」 |
| : 最終決戦の最中、獅子王の玉座を目前とする主人公一行を追い、妨害に現れた際に。過去に味わった拭えない悔恨故に、太陽の騎士は王に従う道を選択した。 | | : 最終決戦の最中、獅子王の玉座を目前とする主人公一行を追い、妨害に現れた際に。過去に味わった拭えない悔恨故に、太陽の騎士は王に従う道を選択した。 |
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− | ; 「アーサー王はかつてのアーサー王ではない。それは陛下自身が誰よりも分かっている。<br>そうでなければ<RUBY><RB>獅子王</RB><RT>・・・</RT></RUBY>などと名乗るまい。あの方は始めから、我ら全員に機会を与えたのだ。」<br>「ブリテンの円卓は滅んだ。我々の世界は滅んだ。その上で獅子王は世界を守護すると宣言した。それがどれ程独善的なものであろうと。」<br>「何故この聖都に残った円卓が我々だけだと思う?言うまでもない。<br>第二席パーシヴァル。第三席ケイ。第六席ガヘリス。第九席パロミデス。顧問監督官ペリノア王。次期十一席ボールス。<br>彼らは王に召喚された後、獅子王に反旗と言う名の忠義を示した。」 | + | ; 「アーサー王はかつてのアーサー王ではない。それは陛下自身が誰よりも分かっている。<br> そうでなければ<RUBY><RB>獅子王</RB><RT>・・・</RT></RUBY>などと名乗るまい。あの方は始めから、我ら全員に機会を与えたのだ。」<br>「ブリテンの円卓は滅んだ。我々の世界は滅んだ。その上で獅子王は世界を守護すると宣言した。それがどれ程独善的なものであろうと。」<br>「何故この聖都に残った円卓が我々だけだと思う?言うまでもない。<br> 第二席パーシヴァル。第三席ケイ。第六席ガヘリス。第九席パロミデス。顧問監督官ペリノア王。次期十一席ボールス。<br> 彼らは王に召喚された後、獅子王に反旗と言う名の忠義を示した。」 |
| : 同上。獅子王の成さんとする所業を認められぬと反逆を選択した同胞たちをその手に掛けたことを語る。 | | : 同上。獅子王の成さんとする所業を認められぬと反逆を選択した同胞たちをその手に掛けたことを語る。 |
| : 獅子王の所業が独善的であること……悪であることなど、彼女の元へ招集された円卓の皆が知っていた。 | | : 獅子王の所業が独善的であること……悪であることなど、彼女の元へ招集された円卓の皆が知っていた。 |
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| : 竹箒日記ではパーシヴァル、ケイ、ガヘリス、そして獅子王に従った[[ガレス]]の動向が明かされている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>。 | | : 竹箒日記ではパーシヴァル、ケイ、ガヘリス、そして獅子王に従った[[ガレス]]の動向が明かされている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>。 |
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− | ; 「ここまで、ですか……<br>……天命とはよく言ったもの……」<br>「最後まで、王の戦いに間に合わない……それが、不忠の騎士である、私の宿命らしい……」<br>「………………。<br>…………ベディヴィエール。なぜ、今になって現れたのです。<br>……聖都が築かれた時ではなく……すべてが終わろうとしているこの時に、なぜ……」<br>「……貴方であれば、王も―――お心を、取り戻したかも、しれないのに―――<br>私は、貴方が―――心底から、うらめしい―――」 | + | ; 「ここまで、ですか……<br> ……天命とはよく言ったもの……」<br>「最後まで、王の戦いに間に合わない……それが、不忠の騎士である、私の宿命らしい……」<br>「………………。<br> …………ベディヴィエール。なぜ、今になって現れたのです。<br> ……聖都が築かれた時ではなく……すべてが終わろうとしているこの時に、なぜ……」<br>「……貴方であれば、王も―――お心を、取り戻したかも、しれないのに―――<br> 私は、貴方が―――心底から、うらめしい―――」 |
| : 同上。三度目の直接対決に敗れ、消滅の間際に。 | | : 同上。三度目の直接対決に敗れ、消滅の間際に。 |
| : かつての同胞を、妹を、残った心を、無辜の民を切り捨ててでも……最後まで"王"の下にあろうとした太陽の騎士は、奇しくも生前の最期をなぞるような結末を辿ってしまった。 | | : かつての同胞を、妹を、残った心を、無辜の民を切り捨ててでも……最後まで"王"の下にあろうとした太陽の騎士は、奇しくも生前の最期をなぞるような結末を辿ってしまった。 |
| : 王の最後の戦いには間に合わず、元同胞への恨みを抱えて……最後まで愚直に忠義を貫こうとした罪人は、後悔の念を抱いたままその戦いを終えた。 | | : 王の最後の戦いには間に合わず、元同胞への恨みを抱えて……最後まで愚直に忠義を貫こうとした罪人は、後悔の念を抱いたままその戦いを終えた。 |
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− | ;「よい口上です。敵への怒りではなく、みずからを鼓舞する叫び。<br>その声を聞いた以上、控えている訳にはいきません。突然の先輩風など煩わしいでしょうが、どうかご容赦を。<br>戦場を共にすることをお許し頂けますか、デイム・マシュ」 | + | ;「よい口上です。敵への怒りではなく、自らを鼓舞する叫び。<br> その声を聞いた以上、控えている訳にはいきません。<br> とつぜんの先輩風など煩わしいでしょうが、どうかご容赦を。<br> 戦場を共にする事をお許しいただけますか、デイム・マシュ。」 |
− | :Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』崩壊編にて、「獣の厄災」と化したバーゲストを止めるためマシュの言葉に応えるかのようにランスロットと共に召喚された際の台詞。 | + | :Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』第29節にて、「獣の厄災」と化したバーゲストを止めるためマシュの言葉に応えるかのようにランスロットと共に召喚された際の台詞。 |
| :同じ様に妖精國ブリテンを愛し、そこに住まう民たちを愛した「ブリテンの騎士」として戦う覚悟を決めた若き少女騎士の決意表明を褒め称えながら現れ、是が非でも<ruby><rb>自分たち</rb><rt>円卓の騎士</rt></ruby>が応えて力を貸してあげなくてはと答える。 | | :同じ様に妖精國ブリテンを愛し、そこに住まう民たちを愛した「ブリテンの騎士」として戦う覚悟を決めた若き少女騎士の決意表明を褒め称えながら現れ、是が非でも<ruby><rb>自分たち</rb><rt>円卓の騎士</rt></ruby>が応えて力を貸してあげなくてはと答える。 |
| :ちなみに「デイム」とは、'''騎士の称号を持つ女性に使用される敬称'''であり、マシュも『[[円卓の騎士]]の一員』として認められたことを意味している。 | | :ちなみに「デイム」とは、'''騎士の称号を持つ女性に使用される敬称'''であり、マシュも『[[円卓の騎士]]の一員』として認められたことを意味している。 |