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; 「――余は、吸血鬼では、ない……ない、のだ……!」
 
; 「――余は、吸血鬼では、ない……ない、のだ……!」
 
: 英霊ヴラド三世としての最後の言葉。
 
: 英霊ヴラド三世としての最後の言葉。
: 最後まで「吸血鬼ドラキュラ」という怪物に苛まれ続けた孤独な王は、魔術師の執念と吸血鬼の影へと沈み、消えていった。…だが?
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: 最後まで「吸血鬼ドラキュラ」という怪物に苛まれ続けた孤独な王は、魔術師の執念と吸血鬼の影へと沈み、消えていった。
    
===Grand Order===
 
===Grand Order===
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;「嫌うもの…強制されることだ。それ以上に屈辱的なことは無い」
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:マイルームでの発言。「吸血鬼」にされたことが余程トラウマになっている。
 
;「―――よろしい。では、私は血を戴こう」
 
;「―――よろしい。では、私は血を戴こう」
 
:竜の魔女ジャンヌ・オルタに呼ばれて。そこにいたのは「救国の英雄」ではなく、「<ruby><rb>血を啜る怪物</rb><rt>ドラキュラ</rt></ruby>」へと成り果てた王。
 
:竜の魔女ジャンヌ・オルタに呼ばれて。そこにいたのは「救国の英雄」ではなく、「<ruby><rb>血を啜る怪物</rb><rt>ドラキュラ</rt></ruby>」へと成り果てた王。
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**アーチャーとキャスターの対応は薄情な物に見えてしまうが、これは仕方のない事である。何しろ[[ルーラー]]の[[令呪]]を用いた命令で、正当な英霊である2人には吸血鬼の大量発生を見逃す理由もない。<br>また彼自身、吸血鬼化させられた時点で既に自我が消滅しており、乗っ取ったダーニックもほとんど人格が崩壊しており、彼らに配慮する必要も従う義務ももうない。むしろ、「赤の陣営との戦いに決着をつけ、その後改めて聖杯の所有権を巡る」という聖杯大戦の暗黙の了解を破り、勝手に聖杯を使おうとしたヴラドとダーニックの方が彼らにとっては裏切り者である。<br>それでも、一切の躊躇なくゴーレムで殴りつけられ、全身を射られる彼の姿は哀しいものである……。
 
**アーチャーとキャスターの対応は薄情な物に見えてしまうが、これは仕方のない事である。何しろ[[ルーラー]]の[[令呪]]を用いた命令で、正当な英霊である2人には吸血鬼の大量発生を見逃す理由もない。<br>また彼自身、吸血鬼化させられた時点で既に自我が消滅しており、乗っ取ったダーニックもほとんど人格が崩壊しており、彼らに配慮する必要も従う義務ももうない。むしろ、「赤の陣営との戦いに決着をつけ、その後改めて聖杯の所有権を巡る」という聖杯大戦の暗黙の了解を破り、勝手に聖杯を使おうとしたヴラドとダーニックの方が彼らにとっては裏切り者である。<br>それでも、一切の躊躇なくゴーレムで殴りつけられ、全身を射られる彼の姿は哀しいものである……。
 
**『EXTRA』のヴラド三世は相性の良いマスターと巡り会い、まともな最期を迎えているのでなおさらこっちのヴラド三世が悲惨。吸血鬼ドラキュラの方が恵まれているとか、『Apocrypha』のヴラド三世は泣いても良い。
 
**『EXTRA』のヴラド三世は相性の良いマスターと巡り会い、まともな最期を迎えているのでなおさらこっちのヴラド三世が悲惨。吸血鬼ドラキュラの方が恵まれているとか、『Apocrypha』のヴラド三世は泣いても良い。
**そして『Grand Order』ではランサーではなくバーサーカー、つまり自身が最も嫌っていた吸血鬼としての姿で召喚される羽目となった。『Apocrypha』といい、『Grand Orde』rといい、どうして彼はこんな目に遭うのだろうか。
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**そして『Grand Order』ではランサーではなくバーサーカー、つまり自身が最も嫌っていた吸血鬼としての姿で召喚される羽目となった。『Apocrypha』といい、『Grand Order』といい、どうして彼はこんな目に遭うのだろうか。
 
*ダーニックからは「扱いにくい」と評されているが、実際は凄く良い王様。何しろ他の王様は、<br>「[[セイバー|マスターの意向を無視して、敵陣に突撃して返り討ちに遭う。]]」<br>「[[ギルガメッシュ|気に入らないことがあればすぐにマスターを切り捨て、陣地の守りを放棄して漫遊に明け暮れ、その上慢心して敗れることも少なくない。]]」<br>「[[ライダー (第四次)|破天荒な行動で始終マスターを悩ませ、自身の真名も迷いなく言い晒す。]]」<br>「[[セイバー (EXTRA・赤)|無駄使いの権化であり、ジャイアンリサイタルを開いてご満悦。]]」<br>「[[アサシン (Apocrypha・赤)|夫の仇を討つ為に王を毒殺して王位を簒奪し、1人の男の為に戦争を起した暴君。]]」<br>と、'''余りに酷い'''。しかし、こんな王様達に仕える位なら彼の方が遥かにましだと、ダーニックが気付く時は永遠に来なかった。
 
*ダーニックからは「扱いにくい」と評されているが、実際は凄く良い王様。何しろ他の王様は、<br>「[[セイバー|マスターの意向を無視して、敵陣に突撃して返り討ちに遭う。]]」<br>「[[ギルガメッシュ|気に入らないことがあればすぐにマスターを切り捨て、陣地の守りを放棄して漫遊に明け暮れ、その上慢心して敗れることも少なくない。]]」<br>「[[ライダー (第四次)|破天荒な行動で始終マスターを悩ませ、自身の真名も迷いなく言い晒す。]]」<br>「[[セイバー (EXTRA・赤)|無駄使いの権化であり、ジャイアンリサイタルを開いてご満悦。]]」<br>「[[アサシン (Apocrypha・赤)|夫の仇を討つ為に王を毒殺して王位を簒奪し、1人の男の為に戦争を起した暴君。]]」<br>と、'''余りに酷い'''。しかし、こんな王様達に仕える位なら彼の方が遥かにましだと、ダーニックが気付く時は永遠に来なかった。
 
**ただし彼も理由が理由とはいえ戦いにおいて強力無比な切り札となるであろう『鮮血の伝承』の使用を拒絶し、強引に使わせられればマスターを殺害したりと問題がない訳ではない。[[ライダー (Apocrypha・黒)|ライダー]]からは「ボクは君(アーチャー)が王になるべきだったんじゃないかと思う」とコメントされるなど、彼が上記のサーヴァントたちより扱いやすいという保証はない。
 
**ただし彼も理由が理由とはいえ戦いにおいて強力無比な切り札となるであろう『鮮血の伝承』の使用を拒絶し、強引に使わせられればマスターを殺害したりと問題がない訳ではない。[[ライダー (Apocrypha・黒)|ライダー]]からは「ボクは君(アーチャー)が王になるべきだったんじゃないかと思う」とコメントされるなど、彼が上記のサーヴァントたちより扱いやすいという保証はない。
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