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* 日本神話でもそれなりに有名な存在であり、ビジュアルや性格から実装を期待する声も多かったが、残念ながらNPCであった。
 
* 日本神話でもそれなりに有名な存在であり、ビジュアルや性格から実装を期待する声も多かったが、残念ながらNPCであった。
 
** シナリオ中でも独自の戦闘立ち絵とモーションがあるなど優遇はされているのだが、「属性の表記とボイスがない」「攻撃モーションが少ない」「戦闘グラフィックできちんと左半身に刺青がある<ref group="注">戦闘グラフィックは容量削減のためか味方時(左向き)と敵時(右向き)で左右反転で使い回すことがほとんどのため、プレイアブルキャラとして実装される=左向きのグラフィックがある=敵時は左右反転されて利き腕や左右が入れ替わる、というケースが多い。</ref>」という点から彼がNPCであると予想を早期に立てるプレイヤーもそれなりにいた。
 
** シナリオ中でも独自の戦闘立ち絵とモーションがあるなど優遇はされているのだが、「属性の表記とボイスがない」「攻撃モーションが少ない」「戦闘グラフィックできちんと左半身に刺青がある<ref group="注">戦闘グラフィックは容量削減のためか味方時(左向き)と敵時(右向き)で左右反転で使い回すことがほとんどのため、プレイアブルキャラとして実装される=左向きのグラフィックがある=敵時は左右反転されて利き腕や左右が入れ替わる、というケースが多い。</ref>」という点から彼がNPCであると予想を早期に立てるプレイヤーもそれなりにいた。
* 弟・山幸彦に授けられた「呪いの言葉」は、そのあまりにも強力過ぎる効果から[[玄霧皐月|統一言語]]を想起させる。
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* 海幸彦と山幸彦はそれぞれ「(魚介類を捕る)漁師」と「(鳥獣類を狩る)猟師」の象徴と考えられるが、その内山幸彦と同じく狩人で、言語との関わりという点で連想されるのが旧約聖書の登場人物であるバビロニア王・ニムロド。
** 海幸彦と山幸彦はそれぞれ「(魚介類を捕る)漁師」と「(鳥獣類を狩る)猟師」の象徴と考えられるが、後者と統一言語の関わりという点で連想されるのが旧約聖書の登場人物であるバビロニア王・ニムロド。…もっとも、こちらはバベルの塔をめぐるひと悶着の末、'''統一言語が破壊される'''元凶となっており、切り札として使用していた山幸彦とはあまりに対照的。
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**もっとも、ニムロドはバベルの塔をめぐるひと悶着の末、'''[[玄霧皐月 #統一言語|統一言語]]が破壊される'''元凶となっており、言葉を自分に益するものとして使用していた山幸彦とはあまりに対照的。
*** 現状、型月作品には未登場のニムロドではあるが、「[[ノア]]の曾孫」という定説に加え、傍説として「[[ギルガメッシュ]]の祖父であるウルク初代王・エンメルカルの前身」「[[セミラミス]]の息子」等があり、全て拾った場合カルデアへの召喚は様々な爆弾込みとなる事が想像に難くない。…ちなみに、その名自体が「反逆する者」を意味している為、[[モードレッド|例の]][[スパルタクス|三人]][[荊軻|組に]]合流して'''反逆四天王'''を結成する<del>トンチキ</del>展開もあり得るか。
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* 山幸彦共々、東宝映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』に登場する怪獣のモチーフとなっているが、こちらでは「山」のサンダが兄、「海」のガイラが弟の位置付け<ref group="注">設定上はガイラがサンダの千切れた皮膚から急成長したいわばクローンであり、個体としての存在が確立した順番として便宜上「兄」「弟」とされている。</ref>となっており、海・山幸彦とは立場が逆転している。また、ガイラの体表の鱗や海藻めいたディテールには伝承における[[阿曇磯良]]のイメージも反映された可能性がある。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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