::だが、その実態はせっかく平穏をもたらしても最後の最後で、'''「全てを壊せば面白そう」'''、'''「トネリコ達が気に食わないからいらない」'''、'''「平和な世界などつまらないし飽きた」'''という妖精たちの本能的な言動から来る、『単純で些細な気まぐれと、その場における咄嗟の思いつき』によって全てをひっくり返され、それによって発生した数多くの不幸の責任を一方的に押し付けられ、迫害を受けた末に自身も殺害されかけるという仕打ちに幾度となく遭い続け、その度に裏切った妖精を魔術で自分の姿に変えて記憶も消し、身代わりとして処刑させる事によって、傍から見れば死んで『次代』として蘇っている様に見せかけて生き延びていた。最後の活躍の年である妖精暦400年では'''「人間のウーサーを王として擁立する」'''というこれまでにない試みに加え、長らく敵対関係にあった北の妖精たちの取り込みにも成功し、戴冠式にまで漕ぎ着けるが、やはり不満を持つ一部の妖精の企みでウーサーと円卓軍の仲間たちが毒酒によって暗殺され、再びすべてを台無しにされてしまう。 | ::だが、その実態はせっかく平穏をもたらしても最後の最後で、'''「全てを壊せば面白そう」'''、'''「トネリコ達が気に食わないからいらない」'''、'''「平和な世界などつまらないし飽きた」'''という妖精たちの本能的な言動から来る、『単純で些細な気まぐれと、その場における咄嗟の思いつき』によって全てをひっくり返され、それによって発生した数多くの不幸の責任を一方的に押し付けられ、迫害を受けた末に自身も殺害されかけるという仕打ちに幾度となく遭い続け、その度に裏切った妖精を魔術で自分の姿に変えて記憶も消し、身代わりとして処刑させる事によって、傍から見れば死んで『次代』として蘇っている様に見せかけて生き延びていた。最後の活躍の年である妖精暦400年では'''「人間のウーサーを王として擁立する」'''というこれまでにない試みに加え、長らく敵対関係にあった北の妖精たちの取り込みにも成功し、戴冠式にまで漕ぎ着けるが、やはり不満を持つ一部の妖精の企みでウーサーと円卓軍の仲間たちが毒酒によって暗殺され、再びすべてを台無しにされてしまう。 |