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== 概要 ==
== 概要 ==
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『[[Fate/Grand Order]]』の登場人物。
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『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[神霊]]。
;略歴
;略歴
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: Lostbelt No.5 『星間都市山脈 オリュンポス』にて、大西洋[[異聞帯の王]]として主人公たちの前に立ちはだかる。
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: Lostbelt No.5 『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』にて、大西洋[[異聞帯の王]]として主人公たちの前に立ちはだかる。
;人物
;人物
:ギリシャ神話における[[オリュンポス十二神]]の主神。
:ギリシャ神話における[[オリュンポス十二神]]の主神。
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:髭を蓄えて筋骨隆々とした肉体を誇る石膏像のような姿をしている。機神としての真体は巨大な黄金の顔面がついた宇宙要塞。
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:髭を蓄えていて、筋骨隆々とした肉体を誇る石膏像のような姿をしている。機神としての真体は巨大な黄金の顔面がついた、弓状の宇宙要塞。
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:威厳あるしゃべり方をしているが、その実は意外とフランクであり、誰も聞いていないなら[[キリシュタリア・ヴォーダイム|キリシュタリア]]とツーカーの会話をする仲。
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:威厳ある喋り方をしているが、その実性格は意外とフランクであり、誰も聞いていないなら[[キリシュタリア・ヴォーダイム|キリシュタリア]]とツーカーの会話をする仲。
:キリシュタリアから『人のための神』と称されるほど人間を愛しており、自身の寿命を削るのも構わずオリュンポスを運営し続けていた。その愛情は間違いないのだが、「愛玩」と形容していいほどに自立を認めておらず、どこか歪。
:キリシュタリアから『人のための神』と称されるほど人間を愛しており、自身の寿命を削るのも構わずオリュンポスを運営し続けていた。その愛情は間違いないのだが、「愛玩」と形容していいほどに自立を認めておらず、どこか歪。
;能力
;能力
:雷を操る力を持ち、敵対者を容赦無く打ち倒す。
:雷を操る力を持ち、敵対者を容赦無く打ち倒す。
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:「殲滅型宇宙要塞」であるので、島一つ破壊することも可能であり、実際物語中では地球から旅立つ際にオリュンポスを残して他のすべてを破壊してゆくつもりであった。
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:「殲滅型宇宙要塞」なので島一つ破壊することも可能であり、実際物語中では地球から旅立つ際にオリュンポスを残して他のすべてを破壊していくつもりであった。
:真体では緑色の部分からビームを放っている。
:真体では緑色の部分からビームを放っている。
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;ヘラ
;ヘラ
:同じオリュンポス十二神の一柱であり、姉あるいは妹かつ正妻。
:同じオリュンポス十二神の一柱であり、姉あるいは妹かつ正妻。
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:夫婦関係は悪くないのだが、浮気性の為に(主に愛人の方が)彼女に散々な目に逢わされる事も多い。
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:夫婦関係は悪くないのだが、浮気性の為に(主に愛人の方が)彼女に散々な目に遭わされる事も多い。
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:Fate世界では同じ宇宙艦隊のメンバー。以下、オリュンポス十二神はすべてそれにあたる。
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:Fate世界では同じ宇宙艦隊のメンバー。以下のオリュンポス十二神も同じく、宇宙艦隊のメンバーにあたる。
;[[ポセイドン]]、ハデス
;[[ポセイドン]]、ハデス
:同じくオリュンポス十二神であり、兄あるいは弟。
:同じくオリュンポス十二神であり、兄あるいは弟。
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:神話の解釈によっては、彼等も自身の子供となっている。
:神話の解釈によっては、彼等も自身の子供となっている。
:また彼らの絆の深さに感服したことにより、双子座の星々として夜空に浮かべた。
:また彼らの絆の深さに感服したことにより、双子座の星々として夜空に浮かべた。
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:Fate世界では、地球の土着の神性であった彼らがゼウス・クリロノミアを受け入れたことによってオリュンポス十二神を中心とするギリシャ神話体系に組み込まれたことになっている。
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:Fate世界では、地球の土着の神性であった彼らがゼウス・クリロノミアを受け入れたことによって、オリュンポス十二神を中心とするギリシャ神話体系に組み込まれたことになっている。
;[[エウロペ]]
;[[エウロペ]]
:愛人の一人。ギリシャ異聞帯ではヘラと一体化している。
:愛人の一人。ギリシャ異聞帯ではヘラと一体化している。
119行目:
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;[[アスクレピオス]]
;[[アスクレピオス]]
:アポロンの息子であるので、孫にあたる。
:アポロンの息子であるので、孫にあたる。
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:死者を甦らせる術を身に付けた彼を雷で殺害し、天に挙げてへびつかい座とした。
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:死者を甦らせる術を身に付けた彼を雷で殺害し、天に上げてへびつかい座とした。
:医術の腕前は認めており、殺害することにかなり悩んだ。
:医術の腕前は認めており、殺害することにかなり悩んだ。
;[[エリカ・エインズワース|パンドラ]]
;[[エリカ・エインズワース|パンドラ]]
128行目:
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:大西洋異聞帯では消滅する間際にケラウノスで時空に穴を開け、彼へと通じる道を開いた。
:大西洋異聞帯では消滅する間際にケラウノスで時空に穴を開け、彼へと通じる道を開いた。
;[[パリス]]
;[[パリス]]
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:厄介な審判を彼に丸投げして逃げた。
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:厄介な審判を彼に丸投げして逃げ、結果としてトロイア戦争が勃発する事となった。
:なお神話上では「増えすぎた人間を戦争によって減らす」という目的の下、トロイア戦争を起こすため意図的にパリスに審判を任せたともされるが、Fate世界での詳細は不明。
:なお神話上では「増えすぎた人間を戦争によって減らす」という目的の下、トロイア戦争を起こすため意図的にパリスに審判を任せたともされるが、Fate世界での詳細は不明。
;[[テュフォン・エフェメロス|テュフォン]]
;[[テュフォン・エフェメロス|テュフォン]]
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:一度彼に打ち倒されて雷の権能を強奪されるも、勝利の果実と偽った無常の果実を食べさせて弱体化させる。
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:一度彼に打ち倒されて雷の権能を強奪されるも、勝利の果実と偽った無常の果実を食べさせて弱体化させた。
:しかしそれでも、エトナ火山の下に封印するのがやっとであった様子。
:しかしそれでも、エトナ火山の下に封印するのがやっとであった様子。
;[[アーテー]]
;[[アーテー]]
174行目:
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**その前に、マシュはデメテルの存在規模を4500、アフロディーテの存在規模を3800と測定したため、全能の主神であるはずのゼウスがそんなに低いことに驚いていた。
**その前に、マシュはデメテルの存在規模を4500、アフロディーテの存在規模を3800と測定したため、全能の主神であるはずのゼウスがそんなに低いことに驚いていた。
***この意味について解説はされていないが、実はゼウスの寿命は尽きかけており、オリュンポスの全てを統括する存在であっただけにゼウスの死=オリュンポスの終わりであるため、そのことがアレだけゼウスが民の痕跡のみを抱いて惑星脱出しようと強硬の姿勢を示していた一因ではないかという推測がある。
***この意味について解説はされていないが、実はゼウスの寿命は尽きかけており、オリュンポスの全てを統括する存在であっただけにゼウスの死=オリュンポスの終わりであるため、そのことがアレだけゼウスが民の痕跡のみを抱いて惑星脱出しようと強硬の姿勢を示していた一因ではないかという推測がある。
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*アバターの姿では手に杖を持っているが、これは伝承で杖とも語られる武具「ケラウノス」が元ネタではないかと思われる。
==話題まとめ==
==話題まとめ==