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:妖精王オベロン。
 
:妖精王オベロン。
 
:中世の文学にその名が見られる妖精またはエルフの王であり、[[ウィリアム・シェイクスピア]]作『夏の夜の夢』に登場する事でも知られる。
 
:中世の文学にその名が見られる妖精またはエルフの王であり、[[ウィリアム・シェイクスピア]]作『夏の夜の夢』に登場する事でも知られる。
:この英霊オベロンは、『夏の夜の夢』に登場するオベロンそのものではないが、それを含めたオベロンにまつわる伝説の集合体、もしくはそれらのモデルとなった存在がサーヴァントになったものだと本人は語る。
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:この英霊オベロンは『夏の夜の夢』に登場するオベロンそのものではないが、それを含めたオベロンにまつわる伝説の集合体、もしくはそれらのモデルとなった存在がサーヴァントになったものだと本人は語る…が、実は此度妖精國に召喚されたオベロンと云うサーヴァントは事情が異なる。
:が、此度妖精國に召喚されたオベロンと言うサーヴァントは事情が異なる。
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:その正体はブリテン島の終末装置『ヴォーティガーン』であり、汎人類史では卑王[[ヴォーティガーン]]としてアーサー王に討たれたもの。
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:その正体はブリテン島の終末装置『ヴォーティガーン』であり、汎人類史では卑王[[ヴォーティガーン]]としてアーサー王に討たれたもの。三度目の顕現では「古妖精オベロン」の形で出力されようとしていたが、ここにモルガンが汎人類史から持ち込んだ「妖精王オベロン」の逸話の知識が混入し、「妖精王オベロン」と「終末装置」の2つの在り方が混在した状態で顕現した。
:三度目の顕現では「古妖精オベロン」の形で出力されようとしていたが、ここにモルガンが汎人類史から持ち込んだ「妖精王オベロン」の逸話の知識が混入し、「妖精王オベロン」と「終末装置」の2つの在り方が混在した状態で顕現した。
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:彼は「終わったはずの歴史が未だに続いているのが意味が分からない、気持ち悪い」ただそれだけでブリテン島の存在する世界そのものを滅ぼし、妖精眼を持つが故に目に映るあらゆるものを嫌悪し、見下し、吐き気を覚えながらも、それとは全く異なる爽やかな笑顔を表面に張り付けて活動する。
:彼は「終わったはずの歴史が未だに続いているのが意味が分からない、気持ち悪い」ただそれだけでブリテン島の存在する世界そのものを滅ぼす。
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:彼には「自分だけが幸福になりたい」と言ったエゴイズムさえない。周りの全てを貶めて不幸にするが、それを見て満たされるという訳でもない。ただ「気持ち悪いから」と、息を吸うのと同じくらい当たり前の事としてそうしているに過ぎないのである。
:妖精眼を持つが故に目に映るあらゆるものを嫌悪し、見下し、吐き気を覚えながらも、それとは全く異なる爽やかな笑顔を表面に張り付けて活動する。
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:自分は生涯幸福を感じる事が出来ない存在であるからこそ、生きているだけで幸福になれるチャンスを常に持つ他の生命体が全て等しく「気持ち悪い」のだ。
:彼には「自分だけが幸福になりたい」と言ったエゴイズムさえない。
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:周りの全てを貶めて不幸にするが、それを見て満たされるという訳でもなく、ただ「気持ち悪いから」、息を吸うのと同じくらい当たり前のこととしてそうしているに過ぎない。
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:自分は生涯幸福を感じる事ができない存在であるからこそ、生きているだけで幸福になれるチャンスを常に持つ他の生命体が全て等しく「気持ち悪い」のだ。
      
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
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