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== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
    
;略歴
 
;略歴
:『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では西暦1431年のフランスに召喚され、生前からの知己である[[マリー・アントワネット]]と行動を共にしていた。
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:『[[Fate/Grand Order]]』の第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では西暦1431年のフランスに召喚され、生前からの知己である[[マリー・アントワネット]]と行動を共にしていた。
 
:その後は[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らと合流し、フランスを救うために共に戦う。[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]の襲撃でマリーが斃れた後も最後の決戦まで主人公らに協力した。
 
:その後は[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らと合流し、フランスを救うために共に戦う。[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]の襲撃でマリーが斃れた後も最後の決戦まで主人公らに協力した。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
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:黒服に身を包んだ音楽家。
 
:黒服に身を包んだ音楽家。
 
:音楽に対してはひたすら真摯、至高の聖人で、なおかつ彼の奏でる音楽は最高のものであるが、人間としては自分のやりたい事しかやらない、他人の気持ちを分かっていながら汲み取らない、自由気ままに生きる、と大変困った人物であり、自他ともに認めるクズの部類。音楽は美しく人間は汚いと断じながら、しかし汚いものも大好きと語る。
 
:音楽に対してはひたすら真摯、至高の聖人で、なおかつ彼の奏でる音楽は最高のものであるが、人間としては自分のやりたい事しかやらない、他人の気持ちを分かっていながら汲み取らない、自由気ままに生きる、と大変困った人物であり、自他ともに認めるクズの部類。音楽は美しく人間は汚いと断じながら、しかし汚いものも大好きと語る。
:人と話すのが好きな社交性に富むタイプで、冗談も好む。真に大好きな冗談であるところの下ネタは意図的に([[マリー・アントワネット|マリー]]に言われて)封印しているらしいが、怒った時や気が緩むとつい口にしてしまう事も<ref group="注">実際、[[アストルフォ〔セイバー〕]]の幕間の物語で理性の七割が吹っ飛んだ際にはいつにもまして下ネタをひたすら言いまくっていたとか。</ref>。インドア派のようで、実際は旅好きで意外と活動的。
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:人と話すのが好きな社交性に富むタイプで、冗談も好む。真に大好きな冗談であるところの下ネタは意図的に([[マリー・アントワネット|マリー]]に言われて)封印しているらしいが、怒った時や気が緩むとつい口にしてしまう事も<ref group="注">実際、[[アストルフォ〔セイバー〕]]の幕間の物語で理性の七割が吹っ飛んだ際にはいつにもまして下ネタをひたすら言いまくっていたとか。</ref>。インドア派のようでありながら、実際は旅好きで意外と活動的。
 
:軽い態度とは裏腹にその言葉はどこか悟ったようで、独特の価値観と人生哲学で悩み迷う一同にしばしば助言を与えている。
 
:軽い態度とは裏腹にその言葉はどこか悟ったようで、独特の価値観と人生哲学で悩み迷う一同にしばしば助言を与えている。
 
:サーヴァントとして召喚された場合は、まるでその召喚された時代に実際に生きている人物であるかのように振る舞う。
 
:サーヴァントとして召喚された場合は、まるでその召喚された時代に実際に生きている人物であるかのように振る舞う。
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== 真名:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ==
 
== 真名:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ==
 
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:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。十八世紀の人物で、世界有数の天才作曲家にして演奏家。
:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。十八世紀の人物で、世界有数の天才作曲家にして演奏家。<br>神に愛された子。揺るぎない才能と異常なまでの音感を有した、奇蹟の天才。そう呼ばれた彼は、「レクイエム」を始めとする多くの楽曲を後世に残したが、その音楽は、常に一人の女性へ捧げられる。
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:神に愛された子。揺るぎない才能と異常なまでの音感を有した、奇蹟の天才。そう呼ばれた彼は、「レクイエム」を始めとする多くの楽曲を後世に残したが、その音楽は、常に一人の女性へ捧げられる。
 
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:彼の幼少時、ウィーンの宮殿に招かれた際に出会った、輝きを形にしたかのような少女、マリア。
:彼の幼少時、ウィーンの宮殿に招かれた際に出会った、輝きを形にしたかのような少女、マリア。<br>後年、フランス王妃となり、そして革命によって処刑台の露と消える、悲劇の姫君「マリー・アントワネット」。
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:後年、フランス王妃となり、そして革命によって処刑台の露と消える、悲劇の姫君「マリー・アントワネット」。
 
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:彼は、マリアが断首するよりも先に急逝してしまった。故にこそ、悔いる。
:彼は、マリアが断首するよりも先に急逝してしまった。故にこそ、悔いる。<br>もし自分が生きていれば。あのような惨い結末を、彼女に迎えさせることはなかったというのに。<br>その資格はないと弁えながら、しかし彼は願わずにはいられない。
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:もし自分が生きていれば。あのような惨い結末を、彼女に迎えさせることはなかったというのに。その資格はないと弁えながら、しかし彼は願わずにはいられない。
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::'''輝くべきマリアに、幸せの日が訪れんことを――'''
 
::'''輝くべきマリアに、幸せの日が訪れんことを――'''
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
: 自称最弱クラスのサーヴァントであり、実際ステータスは貧弱の一言に尽きる。
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: 初期実装サーヴァントの一人。
: が、サポート役として見た場合、味方全体のArts性能を1ターンだけだが大幅に引き上げるスキル「音楽神の加護」と、スターを大量供給し、最大強化された状態ならば発動したターンの味方全員の攻撃を全てクリティカルにできるスキル「<ruby><rb>小さな夜の曲</rb><rt>アイネ・クライネ・ナハトムジーク</rt></ruby>」の二つが非常に強力。
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: 自称最弱クラスのサーヴァントであり、実際ステータスは☆1なだけあって貧弱の一言に尽きる。
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: だがサポート役として見た場合、味方全体のArts性能を1ターンだけだが大幅に引き上げるスキル「音楽神の加護」と、スターを大量供給し、最大強化された状態ならば発動したターンのみ味方全員の攻撃を確定でクリティカルにできるスキル「小さな夜の曲」の二つが非常に強力。
 
: 故に普段は控えにおいておき、必要な時だけ呼び出して演奏してもらい、スキルをばら撒いた後は退場させる、といった運用が基本となる。本作のスルメサーヴァントの1人。
 
: 故に普段は控えにおいておき、必要な時だけ呼び出して演奏してもらい、スキルをばら撒いた後は退場させる、といった運用が基本となる。本作のスルメサーヴァントの1人。
 
: メインシナリオでは第一章に味方として登場。
 
: メインシナリオでは第一章に味方として登場。
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;[[ヘンリー・ジキル&ハイド〔アサシン〕|ヘンリー・ジキル]]
 
;[[ヘンリー・ジキル&ハイド〔アサシン〕|ヘンリー・ジキル]]
:サリエリの幕間の物語にて、自分の霊器の奥底にあるアムドゥシアスを分離させるための霊薬の制作を依頼した<ref group="注">なおこの計画はアマデウスの完全な独断であり、ジキルも押し切られる形で協力しており、アマデウスが消滅しかかる大騒ぎとなってカルデア首脳陣から物凄く怒られた。</ref>。
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:サリエリの幕間の物語にて、自分の霊器の奥底にあるアムドゥシアスを分離させるための霊薬の制作を依頼した<ref group="注">なおこの計画はアマデウスの完全な独断で、ジキルも押し切られる形で協力しており、結果アマデウスが消滅しかかる大騒ぎとなってカルデア首脳陣から物凄く怒られた。</ref>。
    
=== Fate/Grand Order フロム ロストベルト ===
 
=== Fate/Grand Order フロム ロストベルト ===
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:最終話にて「カドックとキリシュタリアの人理修復」の第一特異点で共演。
 
:最終話にて「カドックとキリシュタリアの人理修復」の第一特異点で共演。
 
:その際に「世界を救ったら一緒に音楽をやる」約束をして、実際にパーティーでバンドを組んで披露していた。<ref group="注">なお他のメンバーは[[ジークフリート]]と[[ゲオルギウス]]である。</ref>
 
:その際に「世界を救ったら一緒に音楽をやる」約束をして、実際にパーティーでバンドを組んで披露していた。<ref group="注">なお他のメンバーは[[ジークフリート]]と[[ゲオルギウス]]である。</ref>
:からかいがいがある点がサリエリを髣髴とされるとのこと。
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:からかいがいがある点がサリエリを髣髴とさせるとのこと。
    
===生前===
 
===生前===
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:幼い頃にプロポーズしたことがある生前の友人。彼の音楽は常に彼女へ捧げられている。
 
:幼い頃にプロポーズしたことがある生前の友人。彼の音楽は常に彼女へ捧げられている。
 
;[[シャルル=アンリ・サンソン]]
 
;[[シャルル=アンリ・サンソン]]
:嫌いなもの。お互いに嫌い合っているものの、考え方もマリーとの関係も全てを引っくるめて嫌うサンソンとは違い、アマデウスは素直じゃないからという単純な理由でサンソンのことを嫌っている。とはいえ、彼についての意見を述べるとなると放送禁止用語の羅列になってしまうようであるが。
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:嫌いな人物。お互いに嫌い合っているものの、考え方もマリーとの関係も全てを引っくるめて嫌うサンソンとは違い、アマデウスは素直じゃないからという単純な理由でサンソンのことを嫌っている。とはいえ、彼についての意見を述べるとなると放送禁止用語の羅列になってしまうようであるが。
 
;[[マクシミリアン・ロベスピエール|ロベスピエール]]、ハンス・アクセル・フォン・フェルセン伯爵
 
;[[マクシミリアン・ロベスピエール|ロベスピエール]]、ハンス・アクセル・フォン・フェルセン伯爵
 
:マリーを処刑した人物およびマリーの愛人と噂された人物。
 
:マリーを処刑した人物およびマリーの愛人と噂された人物。
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**ちなみに、イベント『ネロ祭 再び』にて敵として登場した際の呼び名は「'''仮面キャスターW'''」であった。当然ながらバイクには乗らないし、意識だけ乗り移ってる悪魔な相方がいる訳でもないし、半分こ怪人でもない。
 
**ちなみに、イベント『ネロ祭 再び』にて敵として登場した際の呼び名は「'''仮面キャスターW'''」であった。当然ながらバイクには乗らないし、意識だけ乗り移ってる悪魔な相方がいる訳でもないし、半分こ怪人でもない。
 
**この仮面、後に『夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer カルデアサマーメモリー』では「[[佐々木小次郎|アイランド仮面]]」なる継承者が現れ、『二代目はオルタちゃん』では「[[天草四郎時貞|サンタアイランド仮面]]」、[[ケツァル・コアトル]]の幕間の物語では「[[シャーロック・ホームズ|マスク・ド・バリツ]]」、『影の国の舞闘会』では「[[ジングル・アベル・ムニエル|ミスターM]]」などのバリエーションが登場している。
 
**この仮面、後に『夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer カルデアサマーメモリー』では「[[佐々木小次郎|アイランド仮面]]」なる継承者が現れ、『二代目はオルタちゃん』では「[[天草四郎時貞|サンタアイランド仮面]]」、[[ケツァル・コアトル]]の幕間の物語では「[[シャーロック・ホームズ|マスク・ド・バリツ]]」、『影の国の舞闘会』では「[[ジングル・アベル・ムニエル|ミスターM]]」などのバリエーションが登場している。
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***そのような経緯があってか、『Grand Order』6周年では自身の仮面が「謎の仮面」として[[指令紋章]]になっている。それまでの周年ではカルデア関連のモチーフが指令紋章となっていたが、ここに来て異例の大抜擢である。
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***『[[Fate/Grand Order Arcade]]』でも同じ仮面を着けたサンタアイランド、ではなく「[[天草四郎時貞|ラブリーセイント仮面]]」が登場。こちらは天草四郎の転身霊衣という形で実装されており、アマデウスと組めば同じ仮面が二つという状況になる。
 
*モーツァルトの代表作として知られるレクイエムには「死後の世界の存在からの依頼で、モーツァルトは自分のためのレクイエムを作曲していたのだ」という伝説が残る。作曲の依頼者が匿名の謎の人物(後に判明しているが)であり、曲の完成前にモーツァルトが死去したことに由来する。宝具もこれに由来すると思われる。
 
*モーツァルトの代表作として知られるレクイエムには「死後の世界の存在からの依頼で、モーツァルトは自分のためのレクイエムを作曲していたのだ」という伝説が残る。作曲の依頼者が匿名の謎の人物(後に判明しているが)であり、曲の完成前にモーツァルトが死去したことに由来する。宝具もこれに由来すると思われる。
 
**なお依頼者が匿名だったのは「'''名義を変えて自分の作品として演奏するため'''」という理由から。ちなみに常習犯だったらしい。
 
**なお依頼者が匿名だったのは「'''名義を変えて自分の作品として演奏するため'''」という理由から。ちなみに常習犯だったらしい。
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