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==概要==
 
==概要==
   
『[[Fate/Grand Order]]』では第一部ストーリーの根幹に関わる存在として登場し、終局特異点実装と併せて「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]として本格参戦を果たした。
 
『[[Fate/Grand Order]]』では第一部ストーリーの根幹に関わる存在として登場し、終局特異点実装と併せて「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]として本格参戦を果たした。
 
; 略歴
 
; 略歴
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: 第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』おいて、ついに姿を現し直接介入。[[クー・フーリン〔オルタ〕|クー・フーリン・オルタ]]に押されているカルデア陣営を手助けし、致命傷を負ったカルナと共に狂王を退けることに成功した後、姿を消した。
 
: 第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』おいて、ついに姿を現し直接介入。[[クー・フーリン〔オルタ〕|クー・フーリン・オルタ]]に押されているカルデア陣営を手助けし、致命傷を負ったカルナと共に狂王を退けることに成功した後、姿を消した。
 
: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年の[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]に占領されて在り方が変わってしまったエルサレムへ、[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]を送り出している<ref group = "注">ベディヴィエール曰く、現時点ではカルデアへの本格的な助力をするにはまだ準備中とのこと。</ref>。
 
: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年の[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]に占領されて在り方が変わってしまったエルサレムへ、[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]を送り出している<ref group = "注">ベディヴィエール曰く、現時点ではカルデアへの本格的な助力をするにはまだ準備中とのこと。</ref>。
: 第七特異点『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』にて、「まだ地球上に自身の体が存在していない=自分は存在しない=自分は死亡している」というかなり強引な仮定に基づき、紀元前2655年のバビロニアにおいて[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|ギルガメッシュ]]の英霊召喚に応じ、宮廷魔術師のサーヴァントとして仕える。
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: 第七特異点『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』にて、「まだ地球上に自身の体が存在していない=自分は存在しない=自分は死亡している」というかなり強引な仮定に基づき、紀元前2655年のバビロニアにおいて[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|ギルガメッシュ]]の英霊召喚に応じ、宮廷魔術師のサーヴァントとして仕え、[[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]と共に[[エルキドゥ]]を騙る[[キングゥ]]から主人公たちを助け、聖杯により[[ティアマト]]の権能を得た[[ゴルゴーン]]を共に討ち滅ぼした。それに並行し、夢魔の能力でティアマトを目覚めぬように抑えていたが、感覚を同調していたゴルゴーンの死により覚醒したティアマトに夢の中で殺されて消滅した。
: [[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]と共に[[エルキドゥ]]を騙る[[キングゥ]]から主人公たちを助け、聖杯により[[ティアマト]]の権能を得た[[ゴルゴーン]]を共に討ち滅ぼした。それに並行し、夢魔の能力でティアマトを目覚めぬように抑えていたが、感覚を同調していたゴルゴーンの死により覚醒したティアマトに夢の中で殺されて消滅した。
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: しかしそこで終わるような男ではなく、今度は人理焼却の影響により地球が白紙状態となったことを利用し妖精郷から冥界まで'''本人が徒歩で'''文字通り駆けつけ、[[聖杯の泥|ケイオスタイド]]を花の魔術で制圧し、主人公らがティアマトを打倒する援護を行い、ティアマトが消滅の際に落とした聖杯を手に冥界から地上へ駆け上がり、主人公らに聖杯と共に激励の言葉を送り、幽閉塔へと帰っていった。
: しかしそこで終わるような男ではなく、今度は人理焼却の影響により地球が白紙状態となったことを利用し妖精郷から冥界まで'''本人が徒歩で'''文字通り駆けつけ、[[聖杯の泥|ケイオスタイド]]を花の魔術で制圧し、主人公らがティアマトを打倒する援護を行った。
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: なお、七章で主人公を助けた際に、アヴァロンよりレイシフトじみた補給方法で、カルデアの炉であるプロメテウスの火に魔力リソースを提供していたことが明らかとなった。
: そしてティアマトが消滅の際に落とした聖杯を手に冥界から地上へ駆け上がり、主人公らに聖杯と共に激励の言葉を送り、幽閉塔へと帰っていった。
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: なお、七章で主人公を助けた際に、アヴァロンよりレイシフトじみた補給方法でカルデアの炉であるプロメテウスの火に魔力リソースを提供していたことが明らかとなった。
   
: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では時間神殿までは徒歩で移動できないため戦闘には参加せず、[[メドゥーサ〔ランサー〕|メドゥーサ]]に伝言を預けている。
 
: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では時間神殿までは徒歩で移動できないため戦闘には参加せず、[[メドゥーサ〔ランサー〕|メドゥーサ]]に伝言を預けている。
: Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』では[[モルガン (Grand Order)|異聞帯のモルガン]]によって早々からアヴァロンに閉じ込められていたが、隙をついて突入直前の[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の夢の中に入り込んで忠言を残している。続く崩壊編での戴冠式後はモルガンの消滅によって自由になった事で再びカルデア一行の前に姿を現し、ブリテン異聞帯と「予言の子」に隠された秘密と実態を明かしつつ『[[ケルヌンノス|大厄災]]』に対抗するための時間工作を行った。
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: Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』では[[モルガン (Grand Order)|異聞帯のモルガン]]によって早々からアヴァロンに閉じ込められていたが、隙をついて突入直前の[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の夢の中に入り込んで忠言を残している。続く崩壊編での戴冠式後は、モルガンの消滅によって自由になった事で再びカルデア一行の前に姿を現し、ブリテン異聞帯と「予言の子」に隠された秘密と実態を明かしつつ『[[ケルヌンノス|大厄災]]』に対抗するための時間工作を行った。
 
; 人物
 
; 人物
: 草原に吹く風のような青年。彼の前では誰もが肩の力を抜いてしまう、爽やかな正義の人。しかし緊張感や責任感などが欠如しているように見える為、胡散臭い詐欺師に見られる事も。
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: 草原に吹く風のような青年。彼の前では誰もが肩の力を抜いてしまう、爽やかな正義の人。しかし緊張感や責任感などが欠如しているように見える為、胡散臭い詐欺師に見られる事も。物事を客観的に捉え、人間世界は残酷なものと認めながらも、ソレを諭して明るいものに変えていく弁士でもある。
: 物事を客観的に捉え、人間世界は残酷なものと認めながらも、ソレを諭して明るいものに変えていく弁士でもある。
   
: 賢人であるが夢魔との混血であるのと、千里眼を有している故に基本的には非人間的であり、自分が人間社会において異物だと自覚している。
 
: 賢人であるが夢魔との混血であるのと、千里眼を有している故に基本的には非人間的であり、自分が人間社会において異物だと自覚している。
 
: 人間の世界や悪戯、女の子は好きだが別に人間の味方ではなく、最後の一歩「親友といえる壁」を壊せない。
 
: 人間の世界や悪戯、女の子は好きだが別に人間の味方ではなく、最後の一歩「親友といえる壁」を壊せない。
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:マーリン。ブリテンを治めたアーサー王(アルトリア)を導く存在。世界有数のキングメーカー。
 
:マーリン。ブリテンを治めたアーサー王(アルトリア)を導く存在。世界有数のキングメーカー。
 
:ウェールズ王妃と夢魔の間に生まれた混血児。
 
:ウェールズ王妃と夢魔の間に生まれた混血児。
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:滅び行くブリテンを救うため先王ウーサーの提案に乗り、赤き竜の化身たる理想の王を作った。アルトリアが竜の因子を持って生まれたのは彼の計らいによるモノ。
 
:滅び行くブリテンを救うため先王ウーサーの提案に乗り、赤き竜の化身たる理想の王を作った。アルトリアが竜の因子を持って生まれたのは彼の計らいによるモノ。
 
: 誕生したアルトリアを約定によって父王から譲り受け、騎士エクターの下で育てる。ブリテンの王となる運命を背負ったアルトリアが岩に刺さった選定の剣を抜く際に現われ、王の運命を告げる。彼女が王となって以降は、そのサポートにつく。
 
: 誕生したアルトリアを約定によって父王から譲り受け、騎士エクターの下で育てる。ブリテンの王となる運命を背負ったアルトリアが岩に刺さった選定の剣を抜く際に現われ、王の運命を告げる。彼女が王となって以降は、そのサポートにつく。
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: アルトリアの治世に永く携わったが、彼女のローマ遠征に際して、 手を出した<ruby><rb>性質</rb><rt>タチ</rt></ruby>の悪い妖精に狙われアヴァロンへと逃げ、そこに仕掛けられた塔に幽閉された。同地でカムランの戦いを眺め、アルトリアの契約とその結果を見届ける。
 
: アルトリアの治世に永く携わったが、彼女のローマ遠征に際して、 手を出した<ruby><rb>性質</rb><rt>タチ</rt></ruby>の悪い妖精に狙われアヴァロンへと逃げ、そこに仕掛けられた塔に幽閉された。同地でカムランの戦いを眺め、アルトリアの契約とその結果を見届ける。
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: 塔から抜け出すこともできたが、遊び気分でひとりの少女の運命に関わった事に思うことがあるのか、生きたまま己の罪を見続ける道を選び、彼自身が塔を永久に封印。
 
: 塔から抜け出すこともできたが、遊び気分でひとりの少女の運命に関わった事に思うことがあるのか、生きたまま己の罪を見続ける道を選び、彼自身が塔を永久に封印。
 
: 本来は理想郷の塔の中で永遠に生き続ける者として、座に上がり英霊となることはなく、何にも関われない存在として惑星の終わるその日まで、世界を眺めているはずだったが…
 
: 本来は理想郷の塔の中で永遠に生き続ける者として、座に上がり英霊となることはなく、何にも関われない存在として惑星の終わるその日まで、世界を眺めているはずだったが…
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
   
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
;「王の話をするとしよう」<br>「星の内海。物見の<ruby><rb>台</rb><rt>うてな</rt></ruby>。楽園の端から君に聞かせよう。君たちの物語は祝福に満ちていると。<br/> 罪無き者のみ通るが良い。『<ruby><rb>永久に閉ざされた理想郷</rb><rt>ガーデン・オブ・アヴァロン</rt></ruby>』!」
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;「王の話をするとしよう」<br>「星の内海。物見の<ruby><rb>台</rb><rt>うてな</rt></ruby>。楽園の端から君に聞かせよう。<br>
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;君たちの物語は祝福に満ちていると。<br>罪無き者のみ通るが良い。<br>
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;『<ruby><rb>永久に閉ざされた理想郷</rb><rt>ガーデン・オブ・アヴァロン</rt></ruby>』!」
 
:宝具選択、解放。妖精郷より花の魔術師はある王の物語を語る。
 
:宝具選択、解放。妖精郷より花の魔術師はある王の物語を語る。
 
:余談だが、性能上宝具を使用する機会が多く、最初の言葉が実質彼の代名詞となっており「何かと王の話をするキャラ」という扱いをされることも多い。
 
:余談だが、性能上宝具を使用する機会が多く、最初の言葉が実質彼の代名詞となっており「何かと王の話をするキャラ」という扱いをされることも多い。
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