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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | : 『[[Fate/Grand Order]]』期間限定イベント「[[水怪クライシス~無垢なる者たちの浮島~]]」にて登場。 | + | : 期間限定イベント『水怪クライシス~無垢なる者たちの浮島~』にて登場。 |
| : 微小特異点にはぐれサーヴァントとして召喚された所、水怪に襲われていた謎の生物[[コン]]と、島の化身で『長老』と呼ばれている老ウミガメに出会い、簡素な村を造って皆を保護していた。しかし、敵の正体が一切不明な為に二人だけでは主に攻守面<ref group="注">コン達自身がコンを捕食している水怪にとどめを刺すことで、それを取り戻すことができるということだけは突き止めていたが、当然の事ながらどの水怪が該当するのかは分からないため、全エネミーを倒してしまわないようコンを守りつつ瀕死に追い込むという縛りを強いられていた。</ref>な意味で限界があり、やって来たカルデア一行に事情を説明し助力を頼む。 | | : 微小特異点にはぐれサーヴァントとして召喚された所、水怪に襲われていた謎の生物[[コン]]と、島の化身で『長老』と呼ばれている老ウミガメに出会い、簡素な村を造って皆を保護していた。しかし、敵の正体が一切不明な為に二人だけでは主に攻守面<ref group="注">コン達自身がコンを捕食している水怪にとどめを刺すことで、それを取り戻すことができるということだけは突き止めていたが、当然の事ながらどの水怪が該当するのかは分からないため、全エネミーを倒してしまわないようコンを守りつつ瀕死に追い込むという縛りを強いられていた。</ref>な意味で限界があり、やって来たカルデア一行に事情を説明し助力を頼む。 |
| : その後はカルデア側のサーヴァント達による、自分達の代には無かったであろう未知の技術と制作物の数々にコンと共に喜んだり驚いたりしつつも、順調に水怪を倒し領地と今まで捕食されていた他のコン達を奪取していくが、最後の水怪を倒し終え意気揚々と帰還した途端、島ごと大水に呑まれかける最悪の事態が発生してしまう。するとラムダが主人公の令呪全てと、力尽きかけた所へ飛び込んだファン1号に続いたコンの献身で上乗せされた魔力によって宝具「<ruby><rb>大海嘯七罪悲歌</rb><rt>リヴァイアサン・メルトパージ</rt></ruby>」を発動しなんとか危機回避は出来た……が、勢い余って水を全て引き抜いた事によりこの島の土台が亀ではなく生きた肉塊…太歳であり、長老こそが全ての元凶にして黒幕である[[ダゴン]]で、全ては聖杯を使って海…実際は塩湖と自らを一体化し、更に世界各地の移動する湖に関する逸話と紐付けする事で島を水怪が棲む各地方に転送させ、餌となるコンを喰らわせて<ref group="注">だが実際は、主人公達と徴姉妹が水怪を侵入者と思い込んで倒していた事により、逆にその屍体が太歳の養分となってコン達の培養土と化していた。</ref>自らの<ruby><rb>眷属</rb><rt>養分</rt></ruby>とする事で「自身が再び正当な『豊穣神』の地位に返り咲く為の足掛りかつ土台」とし、それに必要な『あっち側にとっての侵入者』の役割を果たす目印として据え付けた仮初の生命体があの姿だったと知り絶句。 | | : その後はカルデア側のサーヴァント達による、自分達の代には無かったであろう未知の技術と制作物の数々にコンと共に喜んだり驚いたりしつつも、順調に水怪を倒し領地と今まで捕食されていた他のコン達を奪取していくが、最後の水怪を倒し終え意気揚々と帰還した途端、島ごと大水に呑まれかける最悪の事態が発生してしまう。するとラムダが主人公の令呪全てと、力尽きかけた所へ飛び込んだファン1号に続いたコンの献身で上乗せされた魔力によって宝具「<ruby><rb>大海嘯七罪悲歌</rb><rt>リヴァイアサン・メルトパージ</rt></ruby>」を発動しなんとか危機回避は出来た……が、勢い余って水を全て引き抜いた事によりこの島の土台が亀ではなく生きた肉塊…太歳であり、長老こそが全ての元凶にして黒幕である[[ダゴン]]で、全ては聖杯を使って海…実際は塩湖と自らを一体化し、更に世界各地の移動する湖に関する逸話と紐付けする事で島を水怪が棲む各地方に転送させ、餌となるコンを喰らわせて<ref group="注">だが実際は、主人公達と徴姉妹が水怪を侵入者と思い込んで倒していた事により、逆にその屍体が太歳の養分となってコン達の培養土と化していた。</ref>自らの<ruby><rb>眷属</rb><rt>養分</rt></ruby>とする事で「自身が再び正当な『豊穣神』の地位に返り咲く為の足掛りかつ土台」とし、それに必要な『あっち側にとっての侵入者』の役割を果たす目印として据え付けた仮初の生命体があの姿だったと知り絶句。 |
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| ==真名:徴姉妹== | | ==真名:徴姉妹== |
− | :ハイバーチュン。紀元1世紀、後漢の支配に抵抗した反乱軍のリーダーとなった姉妹。 | + | :紀元1世紀、後漢の支配に抵抗した反乱軍のリーダーとなった姉妹。ハイバーチュンとも呼ばれる。 |
| : 姉の徴側はとある有力者の妻だったのだが、当時の交趾郡太・蘇定に夫を殺害されてしまう。 | | : 姉の徴側はとある有力者の妻だったのだが、当時の交趾郡太・蘇定に夫を殺害されてしまう。 |
| : この仕打ちに憤慨した徴側は、妹の徴弐と共に長剣を振りかざして立ち上がると、元々軍事指導者の娘だった事もあってか反乱軍は勢いを増し、二人に賛同した近隣の行政区を含めた六十五城を次々攻略すると、瞬く間に漢の軍勢を駆逐して王位につき「徴王」となった。 | | : この仕打ちに憤慨した徴側は、妹の徴弐と共に長剣を振りかざして立ち上がると、元々軍事指導者の娘だった事もあってか反乱軍は勢いを増し、二人に賛同した近隣の行政区を含めた六十五城を次々攻略すると、瞬く間に漢の軍勢を駆逐して王位につき「徴王」となった。 |
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| : 当初は非力のまま水怪に襲われていた所を見かね、簡素な村を造って保護すると同時に実質的指導者となっているため、皆からは「ぼすぼす」と呼ばれ慕われている。 | | : 当初は非力のまま水怪に襲われていた所を見かね、簡素な村を造って保護すると同時に実質的指導者となっているため、皆からは「ぼすぼす」と呼ばれ慕われている。 |
| ;[[太歳星君]] | | ;[[太歳星君]] |
− | : 上述するコン達を触媒に喚び出された神霊サーヴァント。徴側は妹とは違った意味で家族な感じがすると喜んでいる。 | + | : 上述するコン達を触媒に喚び出された神霊サーヴァント。徴側は妹とは違った意味で家族な感じがする、弟ができたみたいだと喜んでいる。 |
| + | : たまに出てくるコンたちにも懐かれているようで、抱き心地はとてもいいらしい。 |
| ;長老 | | ;長老 |
| :コン達が暮らしている島の分身である老ウミガメ。 | | :コン達が暮らしている島の分身である老ウミガメ。 |
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| ;[[武則天]] | | ;[[武則天]] |
| : 主人公に同行していたサーヴァント。自分達の代から600年後の皇帝。 | | : 主人公に同行していたサーヴァント。自分達の代から600年後の皇帝。 |
− | : 二人とは体制側と反体制側にあたるのだが、「あの時はそうするしか方法がなかったから…」と割り切っている上に600年の隔たりもあれば流石にピンと来ない…という部分もあって特に何とも思っていない。 | + | : 二人とは体制側と反体制側にあたるのだが、「あの時はそうするしか方法がなかったから…」と割り切っている上に600年の隔たりもあれば流石にピンと来ない、という部分もあって特に何とも思っていない。 |
− | :その一方で彼女の「反乱を起こさせる程の悪政を敷いた輩も同じ位愚か者で、そんな奴自分ならさっさと更迭して処刑していた」という意見にはどこか安堵している様な表情を見せている。 | + | : その一方で彼女の「反乱を起こさせる程の悪政を敷いた輩も同じ位愚か者で、そんな奴自分ならさっさと更迭して処刑していた」という意見にはどこか安堵している様な表情を見せている。 |
| + | : 『Grand Order material ⅩⅤ』においては、中華の皇帝であるため警戒している。 |
| ;[[謎のアルターエゴ・Λ]] | | ;[[謎のアルターエゴ・Λ]] |
| : 主人公に同行していたサーヴァント。 | | : 主人公に同行していたサーヴァント。 |
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| : カルデアからの助っ人サーヴァント。中国初代皇帝。 | | : カルデアからの助っ人サーヴァント。中国初代皇帝。 |
| : 徴弐は主人公から『(本来の)始皇帝じゃない始皇帝』と説明されて<del>当たり前だが</del>疑問が満載で意味が分からないと内心ぼやいている。 | | : 徴弐は主人公から『(本来の)始皇帝じゃない始皇帝』と説明されて<del>当たり前だが</del>疑問が満載で意味が分からないと内心ぼやいている。 |
| + | : 中華の皇帝であるため警戒している。 |
| ;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]] | | ;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]] |
| :カルデアから'''勝手にレイシフトして'''やって来たサーヴァント。 | | :カルデアから'''勝手にレイシフトして'''やって来たサーヴァント。 |
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| ;[[葛飾北斎]]、[[アビゲイル・ウィリアムズ]] | | ;[[葛飾北斎]]、[[アビゲイル・ウィリアムズ]] |
| :触手を侍らせているサーヴァント。(北斎はタコだが) | | :触手を侍らせているサーヴァント。(北斎はタコだが) |
− | : 徴側はどちらも可愛いと称している。<del>どんなセンスだ…</del> | + | : 徴側はどちらも可愛いと称している。<del>どんなセンスだ</del> |
| + | :徴弐は北斎に対し「ぬめぬめしている」と反応しており、アビゲイルに関しては「女の子は可愛いが触手はちょっと…」というリアクション。 |
| ;[[イヴァン雷帝]] | | ;[[イヴァン雷帝]] |
| : 徴弐が雰囲気と顔が怖いと恐縮しているのに対し、徴側は外見が<del>可愛いかは別にしても</del>象である事とコン達が懐いているので悪い人ではなさそうだと考えている。 | | : 徴弐が雰囲気と顔が怖いと恐縮しているのに対し、徴側は外見が<del>可愛いかは別にしても</del>象である事とコン達が懐いているので悪い人ではなさそうだと考えている。 |
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| :自分たち同様にコンビのサーヴァント。 | | :自分たち同様にコンビのサーヴァント。 |
| :一緒にお茶した際、徴側はひびきの事が気に入ってベトナム料理を教えてあげようとしたが、徴弐はそれが気に入らなかったらしく物凄い目つきで睨みつけて千鍵をドン引きさせていた。 | | :一緒にお茶した際、徴側はひびきの事が気に入ってベトナム料理を教えてあげようとしたが、徴弐はそれが気に入らなかったらしく物凄い目つきで睨みつけて千鍵をドン引きさせていた。 |
| + | ;[[アン・ボニー&メアリー・リード]] |
| + | :自分たち同様にコンビのサーヴァント。 |
| + | :徴弐はコンビネーションの良さについてライバル視しているようで、徴側はその態度について咎めると共に彼女らへ謝罪している。 |
| + | ;[[オリオン]] |
| + | :徴弐はクマである彼の見た目を可愛いと思っているが、中身に難色を示している。 |
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| ===生前=== | | ===生前=== |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | === Grand Order ===
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− | ==== 戦闘 ====
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− | ==== マイルーム ====
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− | ==== 幕間の物語 ====
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− | ==== イベント ====
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− | ==== その他 ====
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| ==メモ== | | ==メモ== |
| *宝具演出最後の背景には、ベトナムの世界遺産『ハロン湾』が使われている。ハロン湾は冷酷で貪欲な北の王を追い払った南海竜王・貉龍君(ラクロンクアン)が尾を叩きつけた事で出来たと言われており、この貉龍君の物語は徴姉妹の英雄談と紐付けされ、ベトナム人の起源として語られることも多い。また、言わずもがなベトナムや日本といったアジアにおける竜は『水』とも関連が深く、恵みの雨を求める『雨乞い』に繋がるのも必然と云えよう。 | | *宝具演出最後の背景には、ベトナムの世界遺産『ハロン湾』が使われている。ハロン湾は冷酷で貪欲な北の王を追い払った南海竜王・貉龍君(ラクロンクアン)が尾を叩きつけた事で出来たと言われており、この貉龍君の物語は徴姉妹の英雄談と紐付けされ、ベトナム人の起源として語られることも多い。また、言わずもがなベトナムや日本といったアジアにおける竜は『水』とも関連が深く、恵みの雨を求める『雨乞い』に繋がるのも必然と云えよう。 |
− | *姉の徴側には'''『殺された夫の血に染まった衣を纏って復讐を誓った』'''という物騒な逸話がある。彼女の衣装や髪に赤色が混じっているのはこの所為なんだろうか…? | + | *姉の徴側には'''『殺された夫の血に染まった衣を纏って復讐を誓った』'''という物騒な逸話がある。彼女の衣装や髪に赤色が混じっているのはこの所為なのだろうか…? |
| **6世紀頃の文献によると当時のベトナムは女性社会だった為、君主たる夫亡きあと妻が代わって主導者を務める事自体は不自然ではなかった。 | | **6世紀頃の文献によると当時のベトナムは女性社会だった為、君主たる夫亡きあと妻が代わって主導者を務める事自体は不自然ではなかった。 |
| *最終再臨のセイントグラフには、ベトナムの国花である睡蓮の花と縁起物にあたるトンボが描かれている。トンボは徴弐の髪型、睡蓮は第三再臨時の戦闘で武器の一つとしても使われている。 | | *最終再臨のセイントグラフには、ベトナムの国花である睡蓮の花と縁起物にあたるトンボが描かれている。トンボは徴弐の髪型、睡蓮は第三再臨時の戦闘で武器の一つとしても使われている。 |
− | *二人とも頭の上に小さな子象を乗っけており、戦闘時は合体攻撃で援護してくれたりもするが、正体は一体何なのか彼女たちにもよく分かっていない。<del>Fateではよくある話…</del> | + | *二人とも頭の上に小さな子象を乗っけており、戦闘時は合体攻撃で援護してくれたりもするが、正体は一体何なのか彼女たちにもよく分かっていない。<del>Fateではよくある話</del> |
| **ちなみにベトナムでは象に乗った姉妹の銅像や版画・刺繍等が多く出回っており、民間信仰における象徴の一つではないかとプレイヤーからは推測されている。また、東南アジアで象が騎馬として使われる事はよくあったりする。 | | **ちなみにベトナムでは象に乗った姉妹の銅像や版画・刺繍等が多く出回っており、民間信仰における象徴の一つではないかとプレイヤーからは推測されている。また、東南アジアで象が騎馬として使われる事はよくあったりする。 |
| *アタック時のボイス「メコンデルタ」とはベトナムの最南端に位置する地方の名前で特に意味はなく、上記の説明にあるように姉妹が活躍したのも現在のハノイを中心とする北ベトナムである。単純にカッコイイのと気合いを入れる為に言っていると思われる。 | | *アタック時のボイス「メコンデルタ」とはベトナムの最南端に位置する地方の名前で特に意味はなく、上記の説明にあるように姉妹が活躍したのも現在のハノイを中心とする北ベトナムである。単純にカッコイイのと気合いを入れる為に言っていると思われる。 |