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| タイトル = ライダー
| タイトル = ライダー
| 真名 = 太公望
| 真名 = 太公望
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| 本名 = 呂尚(りょ しょう)<br>姜子牙(きょう しが)<ref group="注">『封神演義』における名前表記。</ref>
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| 本名 = 呂尚(りょ しょう)<br>姜子牙(きょう しが)<br>姜太公(きょう たいこう)<ref group="注">『封神演義』における名前表記。</ref>
| 読み = たいこうぼう
| 読み = たいこうぼう
| 外国語表記 = Taigong Wang
| 外国語表記 = Taigong Wang
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;略歴
;略歴
:期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』では汎人類史側の英霊として行動しているが、実は召喚されたわけではなく元始天尊からの命令で仙界から直接来ていた。
:期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』では汎人類史側の英霊として行動しているが、実は召喚されたわけではなく元始天尊からの命令で仙界から直接来ていた。
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:ビーストⅣとして覚醒しかかっている[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]を討滅する使命を帯びており、同時にかつて因縁があった妲己と再び相まみえる事を願って行動していた。
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:ビーストⅣとして覚醒しかかっている[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]を討滅する使命を帯びており、同時にコヤンスカヤをかつて因縁があった妲己と見て、再び相まみえる事を願って行動していた。
:そしてコヤンスカヤと対峙して妲己のためにチューニングした仙術を展開するも、'''コヤンスカヤは妲己でなかった'''ために無効に終わってしまう。
:そしてコヤンスカヤと対峙して妲己のためにチューニングした仙術を展開するも、'''コヤンスカヤは妲己でなかった'''ために無効に終わってしまう。
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:辛くも主人公らと逃走した後には体勢を立て直し、再びコヤンスカヤと対峙して撃破。
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:辛くも主人公らと逃走した後には体勢を立て直し、[[ビーストⅣ:L|ビースト幼体の姿となったコヤンスカヤ]]と対峙して撃破。
:負けてなおも自爆を目論むコヤンスカヤを一行が説得したことで、[[ネモ/ノア|グラ友]]から教えてもらった概念によって特異点全体を一つの「卵」としてまとめ、宇宙へと送り出した。
:負けてなおも自爆を目論むコヤンスカヤを一行が説得したことで、[[ネモ/ノア|グラ友]]から教えてもらった概念によって特異点全体を一つの「卵」としてまとめ、宇宙へと送り出した。
;人物
;人物
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:爽やかな印象を与える糸目の男性。
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:爽やかな印象を与える糸目の男性。基本的に笑顔を浮かべている。
:常に丁寧な物腰で喋るが、それゆえに風貌と合わさって若干胡散臭い印象を与える。
:常に丁寧な物腰で喋るが、それゆえに風貌と合わさって若干胡散臭い印象を与える。
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:軍師という事もあり油断せず、自覚している運の良さも過信しないが、釣りに関しては十割運だと思っているとか。
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:理論派ではあるものの、最後の最後は情で動くタイプ。
;能力
;能力
:非常に強力な仙術を操ることができ、本人の言では「[[キャスター]]クラスだったら[[グランドキャスター]]の資格がある」とのこと。
:非常に強力な仙術を操ることができ、本人の言では「[[キャスター]]クラスだったら[[グランドキャスター]]の資格がある」とのこと。
:物語中では特に地脈を操作する「土遁」をよく使い、移動や逃走に役立てている。
:物語中では特に地脈を操作する「土遁」をよく使い、移動や逃走に役立てている。
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:[[四不相]]という常時発動型宝具のバクを連れており、竜のような姿となった彼に騎乗する。
==ステータス==
==ステータス==
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:『封神演義』では太公望の乗騎として知られた神獣。
:『封神演義』では太公望の乗騎として知られた神獣。
:常時発動型の騎乗宝具だが、真名解放を行うと一時的に竜の如き巨大な魔力を纏って空を舞い、炎で敵軍を焼き尽くす。
:常時発動型の騎乗宝具だが、真名解放を行うと一時的に竜の如き巨大な魔力を纏って空を舞い、炎で敵軍を焼き尽くす。
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:基本的には騎乗宝具として使用し、真名解放では変身は行うものの殲滅攻撃としては使用しない。
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:基本的には騎乗宝具として使用し、『Grand Order』では変身と攻撃こそ行うものの対軍殲滅級の力は基本的に使用しない。
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:なお、仙人の間では竜種であると言われているが実際のところは不明であり「竜種なら自分が乗れるはずがない」と太公望自身は否定している。
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:なお、仙人の間では[[竜種]]であると言われているが実際のところは不明であり「竜種なら自分が乗れるはずがない」と太公望自身は否定している。
;打神鞭(だしんべん)
;打神鞭(だしんべん)
:ランク:EX<br />種別:対神宝具<br />レンジ:0〜90<br />最大捕捉:800人
:ランク:EX<br />種別:対神宝具<br />レンジ:0〜90<br />最大捕捉:800人
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:かつて「封神」を執行するために元始天尊から授けられた宝具。
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:かつて「封神」を執行するために元始天尊から授けられた宝具。神打ちのめす鞭。
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:“封神”の執行者としての太公望に与えられた宝具であり、「封神執行」スキルの源はこの宝具であると思しい。
:真名解放時には巨大化した打神鞭が天空から降下して大地ごと敵を打ち据える。なお、本当にそのような物理現象を起こしているのか、一時的に思想鍵紋によって特権領域接続で神仙級の魔術攻撃をしているのかは不明である。
:真名解放時には巨大化した打神鞭が天空から降下して大地ごと敵を打ち据える。なお、本当にそのような物理現象を起こしているのか、一時的に思想鍵紋によって特権領域接続で神仙級の魔術攻撃をしているのかは不明である。
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:あるいは「神仙と化した自分自身の力を借り受けている」という疑惑もあるが、上記の仮説と合わせて本人は何も語っていない。
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:あるいは「神仙と化した自分自身の力を借り受けている」という疑惑<ref group ="注">仮にそれが本当だった場合、ライダーの太公望は神仙である「大本の太公望」の分霊などがサーヴァント化した存在ということになる。</ref>もあるが、上記の仮説と合わせて本人は何も語っていない。
:生前は特定の相手に対してのみの使用制限があったが、サーヴァントとなった後はその制限はなくなっている。
:生前は特定の相手に対してのみの使用制限があったが、サーヴァントとなった後はその制限はなくなっている。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃[Lv]&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃[Lv]&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
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97行目:
:太公望が若かりし頃結婚していた女性に離縁された後、太公望が周の国に仕えて殷の国を滅ぼして斉の国を与えられたが、そうなった後にかの女性が現れて復縁を申し出る。
:太公望が若かりし頃結婚していた女性に離縁された後、太公望が周の国に仕えて殷の国を滅ぼして斉の国を与えられたが、そうなった後にかの女性が現れて復縁を申し出る。
:それに対して太公望は盆に入った水を零して「一度損なわれた関係とはこのようなもので、零してしまった水を元に戻すことができないのと同様にもうどうしようもない」と言い放ったことに由来している。
:それに対して太公望は盆に入った水を零して「一度損なわれた関係とはこのようなもので、零してしまった水を元に戻すことができないのと同様にもうどうしようもない」と言い放ったことに由来している。
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==登場作品と役柄==
==登場作品と役柄==
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111行目:
:カルデアでは『ツングースカ・サンクチュアリ』で既に出会っていたために「久しぶり」と言ったがニキチッチには記憶が無かったため、初めましてと言い直した。
:カルデアでは『ツングースカ・サンクチュアリ』で既に出会っていたために「久しぶり」と言ったがニキチッチには記憶が無かったため、初めましてと言い直した。
:自身の幕間の物語では特異点に行く直前に彼と<ruby><rb>象棋</rb><rt>シャンチー</rt></ruby>をしていたようで、そのため早く帰るようにと圧をかけられていた。
:自身の幕間の物語では特異点に行く直前に彼と<ruby><rb>象棋</rb><rt>シャンチー</rt></ruby>をしていたようで、そのため早く帰るようにと圧をかけられていた。
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:彼に対して諦念を抱いているようで、多分色々バレているだろうとのこと。
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]
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:最後には彼女の同意の下で、彼女自身と特異点をまとめて宇宙卵にし、「[[空想樹]]による天幕が無くなり、人理修復が為されたタイミングで宇宙に射出する」というプログラムを仕込んだ。
:最後には彼女の同意の下で、彼女自身と特異点をまとめて宇宙卵にし、「[[空想樹]]による天幕が無くなり、人理修復が為されたタイミングで宇宙に射出する」というプログラムを仕込んだ。
:……はずだったが封神の折に二つの欠片をこぼれ落としてしまい、それぞれが[[光のコヤンスカヤ]]と[[闇のコヤンスカヤ]]になった。
:……はずだったが封神の折に二つの欠片をこぼれ落としてしまい、それぞれが[[光のコヤンスカヤ]]と[[闇のコヤンスカヤ]]になった。
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:人違いをしてしまった事に関しては今でも反省しており、現界した彼女らの霊基が二つになっていることを心配している。
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:とはいえ人違いをした事についてニキチッチから謝罪を促されても、自身は微笑むばかりであるとか。
;[[ネモ/ノア|ノア]]
;[[ネモ/ノア|ノア]]
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;[[玉藻の前]]
;[[玉藻の前]]
:やはりどうしても妲己を意識してしまうらしく、反応がぎこちなくなる。
:やはりどうしても妲己を意識してしまうらしく、反応がぎこちなくなる。
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:廊下の曲がり角で遭遇すると「妲己!?」と言いかけるほど気配が似ているらしい。
;[[タマモキャット]]
;[[タマモキャット]]
:玉藻から分離したアルターエゴである彼女には、至って自然に挨拶をしている。
:玉藻から分離したアルターエゴである彼女には、至って自然に挨拶をしている。
+
:気配としては色濃いが、流石に妲己と間違えはしていない。
;[[オデュッセウス]]
;[[オデュッセウス]]
:西洋の軍略家と知り、バックギャモンで知恵比べを挑んでいた。
:西洋の軍略家と知り、バックギャモンで知恵比べを挑んでいた。
+
:バックギャモンの他にチェスや将棋、宇宙海兵隊遊戯で戦ううちに、軍略家・軍師としての彼の腕前の片鱗を味わったとか。
;[[鬼一法眼]]
;[[鬼一法眼]]
:自分が『三略六韜』にこっそり仕込んでいた暗号を解読したのに本気で感心していた。
:自分が『三略六韜』にこっそり仕込んでいた暗号を解読したのに本気で感心していた。
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:また解読した奥義を盗まれたことにも「スゴイ!」と反応している。
;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
:彼が方術を使うことを面と向かって指摘したため、[[時計塔]]の人間である彼に苦言を呈されてしまう。
:彼が方術を使うことを面と向かって指摘したため、[[時計塔]]の人間である彼に苦言を呈されてしまう。
:なお一貫して「孔明殿」と呼んでいるため、依り代の人格がベースとなっていることには気づいていない様子。
:なお一貫して「孔明殿」と呼んでいるため、依り代の人格がベースとなっていることには気づいていない様子。
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:下記の司馬懿と合わせて興味を抱いてもいる。その内軍師や法術使いとしての興味が3、今を生きる人間としての彼らへの興味が7。
;[[司馬懿〔ライネス〕]]、[[陳宮]]、[[張角]]
;[[司馬懿〔ライネス〕]]、[[陳宮]]、[[張角]]
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:幻術には感心していたが「実は結構な悪人ではないか」と疑念を向けていた。
:幻術には感心していたが「実は結構な悪人ではないか」と疑念を向けていた。
:妖精騎士杯や風雲からくりイリヤ城では実況解説コンビを組んで裏方に回っていた。
:妖精騎士杯や風雲からくりイリヤ城では実況解説コンビを組んで裏方に回っていた。
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:彼には共感を抱いているが、流石に自分はあそこまでではないだろうとも思っている。
;[[エミヤ]]
;[[エミヤ]]
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:彼らに軍師として協力し、特異点の主であった「昏くうねるもの」の討伐に成功する。
:彼らに軍師として協力し、特異点の主であった「昏くうねるもの」の討伐に成功する。
:また、その途中で披露した土遁の術はその爽快さから彼らに大好評であった。
:また、その途中で披露した土遁の術はその爽快さから彼らに大好評であった。
+
+
;[[安倍晴明]]
+
:彼をつかみ所がないと評しており、「ずッるいなー!」という反応をしている。
===生前===
===生前===
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; [[黄飛虎]]
; [[黄飛虎]]
−
: 殷の将軍であり「鎮国武成王」の偉名で知られた人物。
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: 殷の将軍であり「鎮国武成王」の偉名で知られた人物。親愛なる昔馴染みの友人。
: 殷周戦争の過程で周の側につき「開国武成王」となった彼と共に戦った。
: 殷周戦争の過程で周の側につき「開国武成王」となった彼と共に戦った。
: カルデアで再会した際は難しいことは後にして、一杯やろうと飲みに誘っている。
: カルデアで再会した際は難しいことは後にして、一杯やろうと飲みに誘っている。
+
: 彼や哪吒と共に昔話をしつつ飲む酒は、非常に美味らしい。
; [[四不相]]
; [[四不相]]
: 仙人として常に一緒に行動していた霊獣。
: 仙人として常に一緒に行動していた霊獣。
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: サーヴァントになった後も自身の宝具として連れている。
; 元始天尊
; 元始天尊
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; [[哪吒]]
; [[哪吒]]
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: 殷周戦争での仙界仲間。
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: 殷周戦争での仙界仲間。親愛なる昔馴染みの友人。
: かつては暴れん坊だが可愛がっていたようである。
: かつては暴れん坊だが可愛がっていたようである。
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==メモ==
==メモ==
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*[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]には未登場だが、[[光のコヤンスカヤ]]にかかってきた電話の中で「なんでかなァ!!」と彼を思わせる台詞がある。
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*『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』には未登場だが、[[光のコヤンスカヤ]]にかかってきた電話の中で「なんでかなァ!!」と彼を思わせる台詞がある。
==脚注==
==脚注==