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; 略歴
 
; 略歴
 
:Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で[[モルガン_(Grand Order)|女王モルガン]]から「[[ランスロット〔セイバー〕|湖の騎士]]」の名前を着名された騎士。妖精國ブリテンの殆どの住民は元の名を認識することが出来ない。
 
:Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で[[モルガン_(Grand Order)|女王モルガン]]から「[[ランスロット〔セイバー〕|湖の騎士]]」の名前を着名された騎士。妖精國ブリテンの殆どの住民は元の名を認識することが出来ない。
:元々妖精暦6000年の時点では湖水地方の暗き沼に沈んでいた意識もないただの<ruby><rb>無機物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>でしか無かったのだが、女王暦1600年、[[オーロラ]]に掬い上げられた事で彼女の心と在り方を『美しい』と感じ、同時に彼女の様になりたいと願ったことで今の姿を得て「メリュジーヌ」の名を与えられた。その時からオーロラを深愛し自身の全てを捧げており、女王暦1900年にて妖精騎士の着名を受けたのも、彼女を護りやすくする為モルガンと契約を結んだ結果である。
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:前編ではモルガンを討ち取るべく、単身攻め込んだ異星の使徒である[[千子村正]]をただ一人で圧倒し、その後は彼女の命令で同じ配下の[[妖精騎士ガウェイン]]・[[妖精騎士トリスタン]]と共にシェフィールド侵攻へ参戦し、裏門で難民達の誘導がてら脱出を図る[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の前に現れ圧倒するも、助太刀に現れた[[クー・フーリン〔キャスター〕|賢人グリム]]に阻まれ、彼と一戦交えた後に離脱する。
:しかし、常に近くにいる事でオーロラの自己愛という『妖精としての本質』を知る内に、自身の存在と愛が彼女にとって'''『自らを輝かせるための<ruby><rb>装飾品</rb><rt>アクセサリー</rt></ruby>』'''でしかないことを痛感し、何度も喪失感に陥る。しかし、それがたとえ見せかけの愛情であったとしても、『自分を一番に頼ってくれる』という紛れもない事実の為だけにひたすら己を押し殺し、彼女の出任せと妬みで敵にされた無辜の者達を次々と手にかけてきた。
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:とはいえど、女王暦2011年に自分の本体の骸を護っていた鏡の氏族達を皆殺しにした時のオーロラの振る舞い───『予言の子』に関する予言を妖精國に吹聴した鏡の氏族とその氏族長エインセルを、「自分が目立ちたいが故にブリテン中に混乱をもたらした悪者だから始末するべき」だと説いたにも関わらず、いざメリュジーヌがそれを遂行し終えると「エインセルは女王モルガンを敬愛する立派な妖精で、そんな氏族達を皆殺しにしたモノこそ妖精國で一番醜い存在」だと、いくら賞賛を受ける為だけの話合わせに発した上辺だけの虚言とはいえ、簡単に手の平を返した内容と自身への罵倒混じりの会話を同胞相手にしていた姿には流石のメリュジーヌも絶望し、心身が崩壊する寸前まで陥った。
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:女王暦2017年の2部6章前編では、モルガンを討ち取るために単身攻め込んだ異星の使徒である[[千子村正]]をただ一人で圧倒し、モルガンの命令で同じ配下の[[妖精騎士ガウェイン]]・[[妖精騎士トリスタン]]と共にシェフィールド侵攻へ参戦した際は、裏門で難民達の誘導がてら脱出を図る[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の前に現れ圧倒するも、助太刀に現れた[[クー・フーリン〔キャスター〕|賢人グリム]]に阻まれ、彼と一戦交えた後に撤退する。
   
:主人公達とは後編で妖精騎士ガウェインと共にキャメロットへの護送中、モースの群れに遭遇した際に対面。その後一行がオークニーへの道中で湖水地方を訪れた際、暗い沼の骸を狙っていた[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]を退けるため加勢し、その御礼代わりに真名「メリュジーヌ」の名を自ら告げた。
 
:主人公達とは後編で妖精騎士ガウェインと共にキャメロットへの護送中、モースの群れに遭遇した際に対面。その後一行がオークニーへの道中で湖水地方を訪れた際、暗い沼の骸を狙っていた[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]を退けるため加勢し、その御礼代わりに真名「メリュジーヌ」の名を自ら告げた。
 
:崩壊編では女王モルガンが倒された後、戴冠式の最中に[[ノクナレア]]もまた毒杯に斃れ、オーロラに命じられるがまま混乱に乗じて主人公と[[アルトリア・キャスター|予言の子]]を急襲しようとするも、間に入った[[パーシヴァル]]に気圧され撤退。
 
:崩壊編では女王モルガンが倒された後、戴冠式の最中に[[ノクナレア]]もまた毒杯に斃れ、オーロラに命じられるがまま混乱に乗じて主人公と[[アルトリア・キャスター|予言の子]]を急襲しようとするも、間に入った[[パーシヴァル]]に気圧され撤退。
:その途中で北と南の妖精との争いに加え、ソールズベリー中にモース化の増加による暴動が発生し、ついに『大厄災』が起きたことを察知すると、運命を共にすべくオーロラの元へ駆けつける。しかし、ただ一人鐘撞き堂で何もせず悠然とする様と、彼女を見るや否や國と民を捨てて「弱い人間ばかりいる<ruby><rb>外の世界</rb><rt>汎人類史</rt></ruby>なら、此処より楽しくてもっと上手くやれるはずだから一緒に逃げよう」と根拠も何もない提案を持ちかけられた上に、長年仕えていた[[コーラル|側近]]を口煩ささ理由にあっさり処断してしまった事に嘆息。
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:その途中で北と南の妖精との争いに加え、ソールズベリー中にモース化の増加による暴動が発生し、ついに『大厄災』が起きた事を察知すると、運命を共にすべくオーロラの元へ駆けつける。しかし、ただ一人鐘撞き堂で何もせず悠然とする様と、自分を見るや否や國と民を捨てて「弱い人間ばかりいる<ruby><rb>外の世界</rb><rt>汎人類史</rt></ruby>なら、此処より楽しくてもっと上手くやれるはずだから一緒に逃げよう」と根拠も何もない提案を持ちかけられた上に、長年仕えていた[[コーラル|側近]]を口煩ささ理由にあっさり処断してしまった事に嘆息。
:それでもメリュジーヌは愛故に、一度はオーロラの願いを叶えようと考えかけるのだが、甘言を囁き人を操って周りを蹴落すしか能がない彼女は、複雑かつ権謀術数を必要とする汎人類史の人間社会ではまともに生きられる筈もなく、妖精眼を持ち秩序を重んじる汎人類史の妖精社会の輪の中にも到底入り込めないと十二分に理解出来ていたので、自分なりの感謝と思いやりに、一縷の決別を以て介錯するという結論に至る。
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:それでも愛故に一度はオーロラの願いを叶えようと考えかけるのだが、甘言を囁き人を操って周りを蹴落すしか能がない彼女は、複雑かつ権謀術数を必要とする汎人類史の人間社会ではまともに生きられる筈もなく、妖精眼を持ち秩序を重んじる汎人類史の妖精社会の輪の中にも到底入り込めないと十二分に理解出来ていたので、自分なりの感謝と思いやりに、一縷の決別を以て介錯するという結論に至る。
 
:そして致命傷を負って倒れたオーロラを前に嘆きと絶望の叫びを上げ、妖精の姿を失って原初の竜の姿に戻り、ブリテン島に炎と焦土の海をもたらす「炎の厄災」となると、ソールズベリーを凄惨に焼き滅ぼし、勢いと本能のままに『聖剣』を手に入れていたアルトリア・キャスターを狙いストーム・ボーダーに攻撃を仕掛ける。
 
:そして致命傷を負って倒れたオーロラを前に嘆きと絶望の叫びを上げ、妖精の姿を失って原初の竜の姿に戻り、ブリテン島に炎と焦土の海をもたらす「炎の厄災」となると、ソールズベリーを凄惨に焼き滅ぼし、勢いと本能のままに『聖剣』を手に入れていたアルトリア・キャスターを狙いストーム・ボーダーに攻撃を仕掛ける。
 
:その後は主人公と共に彼女を止めるべく、満身創痍の身でありながら立ち上がったパーシヴァルの捨て身の迎撃に力尽きるが、今際に消失する彼の遺灰とブリテン諸共カルデア一行を呑み込む[[オベロン|奈落の虫]]の姿を目の当たりにして正気を取り戻し、ストーム・ボーダーを逃がすため最期の咆哮を放って奈落の虫に風穴を開け、そのまま残骸を燃やしつつ流れ星の如く空を駆け抜けながら消失した。
 
:その後は主人公と共に彼女を止めるべく、満身創痍の身でありながら立ち上がったパーシヴァルの捨て身の迎撃に力尽きるが、今際に消失する彼の遺灰とブリテン諸共カルデア一行を呑み込む[[オベロン|奈落の虫]]の姿を目の当たりにして正気を取り戻し、ストーム・ボーダーを逃がすため最期の咆哮を放って奈落の虫に風穴を開け、そのまま残骸を燃やしつつ流れ星の如く空を駆け抜けながら消失した。
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:妖精騎士として公私を使い分けるタイプである以上に、基本的にデジタル思考なため行動に移すまでが早く、感情を示すことなく迅速に目的行動を果たす。
 
:妖精騎士として公私を使い分けるタイプである以上に、基本的にデジタル思考なため行動に移すまでが早く、感情を示すことなく迅速に目的行動を果たす。
 
:自身の出自もあって『生まれ持った生態』を理由に相手を差別しないが、潔癖症で遊びがないことが相まって荒事の際には冷酷・傲慢と見られやすい。人間についても悪しきものと分類し、容赦なく排斥するが憎みも見下しもしておらず、ただ「個体での生存能力の低い生命体」としか捉えていない。排斥するのも理由があってこその事である。一方で他者に接するときには常に “完璧な騎士” として礼節を以って振る舞うため、戦場での言動を知らない妖精國の民からは非常に人気が高いが、それが何を意味するかは彼女自身はあまり認知していない。
 
:自身の出自もあって『生まれ持った生態』を理由に相手を差別しないが、潔癖症で遊びがないことが相まって荒事の際には冷酷・傲慢と見られやすい。人間についても悪しきものと分類し、容赦なく排斥するが憎みも見下しもしておらず、ただ「個体での生存能力の低い生命体」としか捉えていない。排斥するのも理由があってこその事である。一方で他者に接するときには常に “完璧な騎士” として礼節を以って振る舞うため、戦場での言動を知らない妖精國の民からは非常に人気が高いが、それが何を意味するかは彼女自身はあまり認知していない。
:もともと社会活動を行う生き物ではなかったため、本質的には他者の心の機微に疎く、対話が不得手。さらに「淋しく捨てられていたもの」だったために寂しがり屋で自虐的。[[千子村正]]が評して曰く「天然の寂しがり屋」で、カルデアではそんな甘えん坊の性格が顔を覗かせる。
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:その正体は真名の通り、境界の竜アルビオンが絶命の間際に切り離した左手の細胞で、最初は湖水地方の暗き沼に沈んでいた意識もないただの<ruby><rb>無機物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>でしか無かったのだが、女王暦1600年に[[オーロラ]]に掬い上げられた事でその心と在り方を『美しい』と感じ、同時に彼女の様になりたいと願ったことで今の姿を得て「メリュジーヌ」の名を与えられた。その時からオーロラを深愛し自身の全てを捧げており、女王暦1900年にて妖精騎士の着名を受けたのも、彼女を護りやすくする為モルガンと契約を結んだ結果である。
:自身を最強の生物と自覚しているので、強さは好き嫌いの基準にならない(自分と比べたら他はすべて弱いため)。「自分より弱いものをいたわる優しさ」を持つ者が好みであるらしく、絆を深めたマスターには「強い自分に従ってほしい」とべったりひっついてくる。
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:しかし、常に近くにいる事でオーロラの自己愛という『妖精としての本質』を知る内に、自身の存在と愛が彼女にとって'''『自らを輝かせるための<ruby><rb>装飾品</rb><rt>アクセサリー</rt></ruby>』'''でしかないことを痛感し、何度も喪失感に陥る。しかし、それがたとえ見せかけの愛情であったとしても、『自分を一番に頼ってくれる』という紛れもない事実の為だけにひたすら己を押し殺し、彼女の出任せと妬みで敵にされた無辜の者達を次々と手にかけてきた。
:妖精國では自分を掬ってくれた[[オーロラ]]に、カルデアでは自分を召喚してくれた[[主人公 (Grand Order)|マスター]]にそうしていたように強い愛を一途に向けるタイプで、その分反転した際も強烈であり、自分の愛を守るために強硬な手段に出ることもある。
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:とはいえど、女王暦2011年に自分の本体の骸を護っていた鏡の氏族達を皆殺しにした時のオーロラの振る舞い───『予言の子』に関する予言を妖精國に吹聴した鏡の氏族とその氏族長エインセルを、「自分が目立ちたいが故にブリテン中に混乱をもたらした悪者だから始末するべき」だと説いたにも関わらず、いざメリュジーヌがそれを遂行し終えると「エインセルは女王モルガンを敬愛する立派な妖精で、そんな氏族達を皆殺しにしたモノこそ妖精國で一番醜い存在」だと、いくら賞賛を受ける為だけの話合わせに発した上辺だけの虚言とはいえ、簡単に手の平を返した内容と自身への罵倒混じりの会話を同胞相手にしていた姿には流石のメリュジーヌも絶望し、心身が崩壊する寸前まで陥ってしまった。
:基本的には善の存在だが、ブリテン異聞帯では愛故に破滅の結末を迎えてしまった。
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:これは竜の端末という本質上、他者の心の機微に疎く対話が不得手なのに加え、元は「淋しく捨てられていたもの」だった為に寂しがり屋で自虐的な性質が根本にある事が原因であり、言うなれば雛鳥みたくその時いの一番に優しくしてくれた人へ、刷り込みで愛情を向けて懐いてしまう様なものに近い。
:朝にかなり弱く、余程彼女にとって必要なことが無い限り、普段は午後まで起きて来ない。妖精國でも日々重役出勤だったらしく、珍しく眠い目を擦りながら早起きしてきた時には当時からの同僚や上司を驚かせた。
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:また、最初から自身を最強の生物と自覚しているので、自分と比べたら他はすべて弱い故に強さは好き嫌いの基準にならない。とは言えども基本的には善の存在なので「自分より弱いものをいたわる優しさ」を持つ者が好みであるらしい。なので絆を深めたマスターには「強い自分に従ってほしい」とべったりひっついてくる等、カルデアではそんな甘えん坊の性格が顔を覗かせる。[[千子村正]]が評して曰く「天然の寂しがり屋」。
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:さらに妖精國では自分を掬ってくれた[[オーロラ]]に、カルデアでは自分を召喚してくれた[[主人公 (Grand Order)|マスター]]にそうしていたように強い愛を一途に向けるタイプで、その分反転した際も強烈であり、自分の愛を守るために強硬な手段に出ることもある。
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:一方竜種の関係上朝にかなり弱く、余程彼女にとって必要なことが無い限り、普段は午後まで起きて来ない。妖精國でも日々重役出勤だったらしく、珍しく眠い目を擦りながら早起きしてきた時には当時からの同僚や上司を驚かせた。
    
; 能力
 
; 能力
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::話術で相手を欺くその性格はあまり好みではないものの、彼の武装「ライヘンバッハ」は相当ツボに入ったらしく、副武装として翼に付けたがっていた。
 
::話術で相手を欺くその性格はあまり好みではないものの、彼の武装「ライヘンバッハ」は相当ツボに入ったらしく、副武装として翼に付けたがっていた。
 
:;[[オデュッセウス]]
 
:;[[オデュッセウス]]
::モロに変形ロボである彼の「木馬」は最大のライバルと見なしているようで、変形機構に興味津々。
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::モロに変形ロボである彼の「木馬」は最大のライバルと見なしている様子で、変形機構に興味津々。
 
:;[[エウロペ]]
 
:;[[エウロペ]]
 
::タロスはジャンル自体が違うためか、あまり敵視しておらず、温かみとユーモアがあって良いと評価している。
 
::タロスはジャンル自体が違うためか、あまり敵視しておらず、温かみとユーモアがあって良いと評価している。
    
;[[ネモ]]
 
;[[ネモ]]
:なんだか他人の気がしないらしい。異聞帯では最終的に彼の宝具の「ストーム・ボーダー」と対峙しており、そのことに触れてか、自身を搭載する母艦としていたく気に入っている。
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:なんだか他人の気がしないらしい。異聞帯では最終的に彼の宝具の「ストーム・ボーダー」と対峙しており、その事に触れてか、自身を搭載する母艦としていたく気に入っている。
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:なお、この願いは[[水着サーヴァント]]になった事で叶えられた。
    
;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
 
;[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
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;[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]
 
;[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]
:人(ホムンクルス)から竜になった存在。昔だったら排斥していたが、竜が人になることを知った今なら許せるとのこと。
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:人(ホムンクルス)から竜になった存在。昔だったら排斥していたが、竜が人になることを知った今なら許せるとの事。
 
:その生前の生き様も似通っている節がある。
 
:その生前の生き様も似通っている節がある。
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;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
:妖精騎士ランスロットという着名としての主君。
 
:妖精騎士ランスロットという着名としての主君。
:オーロラへの愛を優先し裏切ったことに関しては合わせる顔が無いとしている。だが、それはそれとして彼女のバレンタインイベントではカルデアで愛する相手が被っている事を察知したうえで'''「夫/妻と恋人は別枠」'''とフリーダムすぎる発言を飛ばしている。
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:オーロラへの愛を優先し裏切った事に関しては合わせる顔が無いとしている。だが、それはそれとして彼女のバレンタインイベントではカルデアで愛する相手が被っている事を察知したうえで'''「夫/妻と恋人は別枠」'''とフリーダムすぎる発言を飛ばしている。
 
:実は女王暦以前から[[救世主トネリコ|トネリコ]]として活動していた彼女を知っていたが、その時はまだオーロラに掬い上げられる前だったので、お互いに干渉する事はなかった。なので「妖精國の女王」として彼女を評価しており、(根がアンニュイなメリュジーヌにしては)真剣に騎士として仕えている。
 
:実は女王暦以前から[[救世主トネリコ|トネリコ]]として活動していた彼女を知っていたが、その時はまだオーロラに掬い上げられる前だったので、お互いに干渉する事はなかった。なので「妖精國の女王」として彼女を評価しており、(根がアンニュイなメリュジーヌにしては)真剣に騎士として仕えている。
:特に二千年も妖精を支配した忍耐強さを信頼しているようで、いつか自分が問題を起こしてもうまくフォローしてくれるだろう、とマスターにだけ本音を零している。
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:特に二千年も妖精を支配した忍耐強さを信頼している様で、いつか自分が問題を起こしてもうまくフォローしてくれるだろう、とマスターにだけ本音を零している。
    
;[[オーロラ]]
 
;[[オーロラ]]
 
:ブリテン異聞帯におけるメリュジーヌとしての元来の主君。かつて湖水地方で自分を掬い上げてくれた恩人かつ最愛の人であり、自身の今の姿に至る根幹。
 
:ブリテン異聞帯におけるメリュジーヌとしての元来の主君。かつて湖水地方で自分を掬い上げてくれた恩人かつ最愛の人であり、自身の今の姿に至る根幹。
: 彼女の本質をおぼろげに理解しつつも、騎士と想い人両方の意味で一身に愛を捧げ続け、それによって今の妖精の姿を保っていたのだが、罪の積み重ねにより限界が迫っていた為、モルガンの提案で妖精騎士として着名した。しかし、妖精國ブリテンの崩壊に際してオーロラがこのまま外の世界へ行っても、生き恥を曝し苦しむだけだと重々承知していた為、その身がまだ美しいままの内に介錯する決断を下し、結果として彼女という愛を失った後は妖精の姿を保てず、厄災へと変貌した。
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: その本質をおぼろげに理解しつつも、騎士と想い人両方の意味で一身に愛を捧げ続け、それによって今の妖精の姿を保っていたのだが、彼女にとっての邪魔者の排斥と云う名目で、数多くの無実の民の命を奪い続けた罪状の積み重ねによって限界が迫っていた為、モルガンの提案で妖精騎士として着名した。しかし、妖精國ブリテンの崩壊に際してオーロラがこのまま外の世界へ行っても、生き恥を曝し苦しむだけだと重々承知していた為、その身がまだ美しいままの内に介錯する決断を下し、結果として彼女という愛を失った後は妖精の姿を保てず、厄災へと変貌した。
 
:絆礼装を見ても分かる様に、彼女への愛はサーヴァントとなっても尚変わらないが、[[メリュジーヌ〔ルーラー〕|水着霊基]]の方で軽くディスれる程度には吹っ切れている模様。
 
:絆礼装を見ても分かる様に、彼女への愛はサーヴァントとなっても尚変わらないが、[[メリュジーヌ〔ルーラー〕|水着霊基]]の方で軽くディスれる程度には吹っ切れている模様。
 
:ちなみにオーロラからは内心で悍ましいと吐き捨てられていたが、一方でメリュジーヌの誕生と純粋さを誰よりも喜び、慈しんでいたのも他ならぬ彼女であった。
 
:ちなみにオーロラからは内心で悍ましいと吐き捨てられていたが、一方でメリュジーヌの誕生と純粋さを誰よりも喜び、慈しんでいたのも他ならぬ彼女であった。
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:彼女の無軌道な殺戮を愚かだとは思いつつも、心の底では『自分達の大切な相手の為にやっていた事』と知ってからは、同類である自分は弾劾できないとコメント。
 
:彼女の無軌道な殺戮を愚かだとは思いつつも、心の底では『自分達の大切な相手の為にやっていた事』と知ってからは、同類である自分は弾劾できないとコメント。
 
:自由奔放かつ、人間をオモチャのように潰す彼女とは相容れない(趣味が合わない)。
 
:自由奔放かつ、人間をオモチャのように潰す彼女とは相容れない(趣味が合わない)。
:そして口下手故に、ストレートに「趣味が悪い」と彼女に告げてからは険悪な仲となっている…が、もともとトリスタンからは「自分のまだ知らない『本当の愛』にすべてを捧げている」姿を疎ましく思われていて、毛嫌いされていた。
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:そして口下手故に、ストレートに「趣味が悪い」と彼女に告げてからは険悪な仲となっている…が、元々トリスタンからは「自分のまだ知らない『本当の愛』にすべてを捧げている」姿を疎ましく思われていて、毛嫌いされていた。
    
;[[千子村正]]
 
;[[千子村正]]
 
:ブリテン異聞帯にやってきた異星の使徒。
 
:ブリテン異聞帯にやってきた異星の使徒。
:キャメロットへ侵入した彼と一度交戦して撃退したが、ヒト型なのに自身の空中連撃を40秒も凌いだことに関してはプライドを傷つけられたようでご立腹。
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:キャメロットへ侵入した彼と一度交戦して撃退したが、ヒト型なのに自身の空中連撃を40秒も凌いだことに関してはプライドを傷つけられた様でご立腹。
    
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]([[光のコヤンスカヤ]]、[[闇のコヤンスカヤ]])
 
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]([[光のコヤンスカヤ]]、[[闇のコヤンスカヤ]])
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: 召喚時。
 
: 召喚時。
 
: 上記のようにカルデアでの彼女は主人公に対して異常なほど距離感が近いが、召喚時から何かを期待するような様子がありありと見える。
 
: 上記のようにカルデアでの彼女は主人公に対して異常なほど距離感が近いが、召喚時から何かを期待するような様子がありありと見える。
: そもそも主人公一行はブリテン異聞帯で彼女との接点は比較的少なめだったため、「ブリテン異聞帯後にイベントで彼女のその後が語られるのではないか?」と推測するプレイヤーもある程度いた模様。
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: そもそも主人公一行はブリテン異聞帯で彼女との接点は比較的少なめだった為、「ブリテン異聞帯後にイベントで彼女のその後が語られるのではないか?」と推測するプレイヤーもある程度いた模様。
 
: 後にバレンタインイベントでフォローされた内容によると「竜種は未来視で将来のつがいとなる相手を決める」とのこと。おそらくはいくつもの苦難を「おいおい」体験し、絆を深め、ベストカップルとなるのであろう。
 
: 後にバレンタインイベントでフォローされた内容によると「竜種は未来視で将来のつがいとなる相手を決める」とのこと。おそらくはいくつもの苦難を「おいおい」体験し、絆を深め、ベストカップルとなるのであろう。
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:オーロラに「外の世界へ一緒に逃げましょう」と言われての台詞。
 
:オーロラに「外の世界へ一緒に逃げましょう」と言われての台詞。
 
:[[ノクナレア]]の死を境に激化した北と南の妖精の争い、モース病の急激な蔓延、暴徒化した領民、『厄災』になってしまったバーゲストも加わり、ソールズベリーどころか妖精國ブリテンそのものの崩壊が始まった。
 
:[[ノクナレア]]の死を境に激化した北と南の妖精の争い、モース病の急激な蔓延、暴徒化した領民、『厄災』になってしまったバーゲストも加わり、ソールズベリーどころか妖精國ブリテンそのものの崩壊が始まった。
:全てを悟ったメリュジーヌは、鐘撞き堂にいるオーロラの身を案じて駆けつけ、何処にも逃げ場がないのなら、せめて自分達の愛する国で一緒に最期を終えようと提案するが、それを遮るかの如く彼女の口から出た'''「もう全部要らないから捨てて行こう」'''と云う、自分を愛してくれないなら祖国さえもどうでもいいととれる発言に、流石のメリュジーヌも妖精騎士としての矜恃を踏みにじられたショックで呆然としてしまう。
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:全てを悟ったメリュジーヌは、鐘撞き堂にいるオーロラの身を案じて駆けつけ、何処にも逃げ場がないのなら、せめて自分達の愛する国で一緒に最期を終えようと提案するが、それを遮るかの如く彼女の口から出た'''「もう祖国も民も全部要らないから捨てて行こう」'''と云う、自分を愛してくれないなら故郷さえどうでもいいととれる発言に、流石のメリュジーヌも妖精騎士としての矜恃を踏みにじられたショックで呆然としてしまう。
    
;「僕は、君のためにしか、生きられない。<br>君のために、きみを、<ruby><rb>地獄</rb><rt>みらい</rt></ruby>には連れて行けない……」
 
;「僕は、君のためにしか、生きられない。<br>君のために、きみを、<ruby><rb>地獄</rb><rt>みらい</rt></ruby>には連れて行けない……」
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