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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | :高千穂峰に封印されていた物の怪で、[[坂本龍馬]]に封印の鉾を抜かれた事で開放された。その際に自身を助けてくれた彼に一目惚れし、恩返しを口実に押しかけ女房になったとか。 | + | :高千穂峰に封印されていた物の怪で、[[坂本龍馬]]に封印の鉾を抜かれた事で開放された。その際に自身を助けてくれた彼に一目惚れし、恩返しを口実に押しかけ女房になったとか。以降は長年に渡り、その傍らで暗殺の刺客等から龍馬を護り続けていたのだが、最期の折には運悪くそばを離れていた為助ける事が出来ず、悲しみに暮れた彼女は人知れず海の底に消えたと云う。 |
− | :龍馬の最期には運悪くそばを離れていたため助けることができず、悲しみに暮れた彼女は人知れず海の底に消えたという。 | + | :サーヴァントとなった龍馬の傍に居るのは一種の分霊に似た存在であり、本体は今でも海の底で眠っている。元々は日本の古き神々から地上に流されたれっきとした神族であり、その恨みから地上の諸々を食らって力をつけ、天へと昇ろうとした所を上記の様に天逆鉾で封印された存在。 |
− | :サーヴァントとしての龍馬の傍にいるのは一種の分霊のような存在であり、本体は今でも海の底で眠っている。 | + | :だが、本来は天逆鉾は封印ではなく一種の祝福であり、天逆鉾を抜いた人物が再び突き刺す事によって新生し、天へと登る事が出来るとされる。 |
− | :元々は日本の古き神々から地上に流されたれっきとした神族であり、その恨みから地上の諸々を食らって力をつけて天へと昇ろうとしたところを上記のように天逆鉾で封印された存在。
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− | :だが、本来は天逆鉾は封印ではなく一種の祝福であり、天逆鉾を抜いた人物が再び突き刺すことによって新生し、天へと登ることができるという。
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| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 外見はセーラー服姿で首にマフラーを巻いた、長い黒髪に赤眼の女性。 | + | : 外見はセーラー服姿で首にマフラーを巻いた、長い黒髪に赤眼の女性。竜に近くはあるものの、厳密には竜とは異なる存在であり、竜種一歩手前の蛟などの物の怪の類。 |
− | :竜に近くはあるものの、厳密には竜とは異なる存在であり、竜種一歩手前の蛟などの物の怪の類。 | + | :かなりマイペースな性格で奔放な言動をする。坂本龍馬とはピンチの際には男らしく庇ってくれる位には親密。 |
− | :かなりマイペースな性格で奔放な言動をする。坂本龍馬とはピンチの際には男らしく庇ってくれるくらいには親密。
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| :『Fate/Grand Order』で大幅に台詞が増えたが、やたらとカエルに拘ったり相手を食べようとしたりと、人外である事をまったく隠そうとしない子供っぽい性格をしている。もちろんその都度龍馬に「ダメだよ」と止められるが、もはや様式美。 | | :『Fate/Grand Order』で大幅に台詞が増えたが、やたらとカエルに拘ったり相手を食べようとしたりと、人外である事をまったく隠そうとしない子供っぽい性格をしている。もちろんその都度龍馬に「ダメだよ」と止められるが、もはや様式美。 |
− | :ただし生前龍馬を守れなかったことを未だに気にしているらしく、「今度は絶対に守る」と口にしたり、龍馬が狙われたりすると怒る場面も。軍鶏鍋が苦手なのも、風邪気味の龍馬のため好物の軍鶏を取りに出掛けたほんの一瞬だけ、そばを離れた矢先に彼が暗殺されてしまった為、あの時を思い出してしまう一種の<ruby><rb>起爆剤</rb><rt>トラウマ</rt></ruby>になってしまっている事に起因している。 | + | :ただし、生前龍馬を守れなかった事を未だに気にしているらしいのか「今度は絶対に守る」と口にしたり、龍馬が狙われたりすると怒る場面も。軍鶏鍋が苦手なのも、風邪気味だった龍馬の為、好物の軍鶏を取りに出掛けたほんの一瞬だけそばを離れた矢先に彼が暗殺されてしまった為、あの時を思い出してしまう一種の<ruby><rb>起爆剤</rb><rt>トラウマ</rt></ruby>になってしまっている事に起因している。 |
− | :人間の姿を解除すると複数の目を持つ青黒い大蛇へと変貌する。これは上記のように竜種一歩手前の状態のためであり、天逆鉾によって竜種へと新生するとマハーナーガを思わせる純白の蛇竜の姿へと変わる。 | + | :人間の姿を解除すると、複数の目を持つ青黒い大蛇へと変貌する。これは上記の様に竜種一歩手前の状態のためであり、天逆鉾によって竜種へと新生するとマハーナーガを思わせる純白の蛇竜の姿へと変わる。 |
| :史実における坂本龍馬の妻「お龍(楢崎龍)」とは別人。型月世界で史実のおりょうが存在しているかは不明。 | | :史実における坂本龍馬の妻「お龍(楢崎龍)」とは別人。型月世界で史実のおりょうが存在しているかは不明。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
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| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
| :直接のプレイヤーキャラクターではないが、ライダーである坂本龍馬の立ち絵やバトルキャラクターとして共に登場している。 | | :直接のプレイヤーキャラクターではないが、ライダーである坂本龍馬の立ち絵やバトルキャラクターとして共に登場している。 |
− | :素手で殴ったり髪の毛を変化させるなど、龍馬のお株を奪うほどの奮闘ぶりを見せている。 | + | :素手で殴ったり髪の毛を変化させるなど、龍馬のお株を奪うほどの奮闘振りを見せている。 |
| :龍馬がランサーにクラスチェンジした際も、引き続き立ち絵やバトルキャラクターとして共に登場する。 | | :龍馬がランサーにクラスチェンジした際も、引き続き立ち絵やバトルキャラクターとして共に登場する。 |
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| ===帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline=== | | ===帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline=== |
| ;[[沖田総司|セイバー]] | | ;[[沖田総司|セイバー]] |
− | :他の媒体では特に龍馬と敵対するわけではないためあまり会話はなかったが、こちらでは龍馬の同盟申請を拒否したため交戦。 | + | :他の媒体では特に龍馬と敵対する訳ではない為、あまり会話は無かったが、此方では龍馬の同盟申請を拒否した為に交戦。 |
| :彼女のあまりに人間離れした有様に「人以外の何か」だと<del>自分の事を棚に上げて</del>ドン引きしている。 | | :彼女のあまりに人間離れした有様に「人以外の何か」だと<del>自分の事を棚に上げて</del>ドン引きしている。 |
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| ;[[藤宮九十九]] | | ;[[藤宮九十九]] |
| :最終的に同盟を組んだセイバー陣営の一員。 | | :最終的に同盟を組んだセイバー陣営の一員。 |
− | :指が壊死しかかるレベルの重傷だったため、ライダーに頼まれてしぶしぶ治療した。なお全身舐め回すことになったため非常に危ない絵面になってしまった。 | + | :指が壊死しかかるレベルの重傷だった為、ライダーに頼まれてしぶしぶ治療した。なおその際は事情とはいえ、全身舐め回す事になったので非常に危ない絵面になってしまった。 |
| :回復後は治療効果に興味を持たれてしまい、質問攻めにされて鬱陶しがっている。 | | :回復後は治療効果に興味を持たれてしまい、質問攻めにされて鬱陶しがっている。 |
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| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
| ;[[巴御前]] | | ;[[巴御前]] |
− | :『ぐだぐだファイナル本能寺』での言動からすると、一緒にゲームをすることもある模様。 | + | :『ぐだぐだファイナル本能寺』での言動からすると、一緒にゲームをする事もある模様。 |
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| ;[[坂本龍馬〔ランサー〕]] | | ;[[坂本龍馬〔ランサー〕]] |
− | :『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』の特異点における「生前」には彼に天逆鉾を抜かれた際、悪しきものとしてそのまま刺殺されてしまった。 | + | :『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』の特異点における「生前」では彼に天逆鉾を抜かれた際、悪しきものとしてそのまま刺殺されてしまったとされている<ref group="注">ただしシナリオ内の高杉と阿国の会話から、彼女と共に「天逆鉾」も持って帰って来た可能性もある。だが、『ぐだぐだエースRE』では山を下りる際にお竜を伴っていない。</ref>。 |
| :その特異点での出来事を経て、ランサーの龍馬がカルデアで召喚された場合にはライダー時と同一の龍馬と自身がセットになる形で霊基登録された。 | | :その特異点での出来事を経て、ランサーの龍馬がカルデアで召喚された場合にはライダー時と同一の龍馬と自身がセットになる形で霊基登録された。 |
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| ===生前=== | | ===生前=== |
| ;[[坂本龍馬]] | | ;[[坂本龍馬]] |
− | :封印の鉾を抜いた事で解放してくれた人物。以降は彼に死ぬまで付き従った。 | + | :封印の鉾を抜いた事で解放してくれた人物。以降は死ぬまで付き従った。 |
| :彼がサーヴァントになってからも共に在り、時に辛辣な物言いをしつつも仲は良い。 | | :彼がサーヴァントになってからも共に在り、時に辛辣な物言いをしつつも仲は良い。 |
| :基本的にはリョーマと呼ぶが、『ぐだぐだエース』では龍馬と漢字で呼ぶことも。<del>スペースの節約?</del> | | :基本的にはリョーマと呼ぶが、『ぐだぐだエース』では龍馬と漢字で呼ぶことも。<del>スペースの節約?</del> |
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| :『帝都聖杯奇譚』では一戦交えてすぐにその強さを認めるものの、4コマに渡って煽る。 | | :『帝都聖杯奇譚』では一戦交えてすぐにその強さを認めるものの、4コマに渡って煽る。 |
| :「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」では一戦交えた後も暫く「雑魚」「クソザコナメクジ」と邪険にしていたが、彼の奮闘を見てからはイゾーと呼んで見直す。 | | :「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」では一戦交えた後も暫く「雑魚」「クソザコナメクジ」と邪険にしていたが、彼の奮闘を見てからはイゾーと呼んで見直す。 |
− | :生前から龍馬の知り合いとして付き合いがあり、鬱陶しいから殴っていたが、彼が死んだと連絡があった際には「もう殴れないのか」と少し寂しくなったとか。 | + | :生前から龍馬の知り合いとして付き合いがあり、鬱陶しいから殴っていたが、後に死んだと連絡があった際には「もう殴れないのか」と少し寂しくなったとか。 |
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| ;父親? | | ;父親? |
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| *神代の頃の生まれのようで、『ぐだぐだ邪馬台国2020』では邪馬台国(西暦200年頃)の空気が身になじむとのこと。 | | *神代の頃の生まれのようで、『ぐだぐだ邪馬台国2020』では邪馬台国(西暦200年頃)の空気が身になじむとのこと。 |
| **また、まつろわぬ民に由来する靄にも相性が良いと述べていたので、やはりダークサイド寄りの存在のようである。 | | **また、まつろわぬ民に由来する靄にも相性が良いと述べていたので、やはりダークサイド寄りの存在のようである。 |
− | *彼女の具体的な正体については明言されていない。上記のような「産まれてすぐに醜さから流された」「父親と思われる神が天逆鉾を使った」情報から、始祖神であるイザナギとイザナミから最初に産み落とされた子である「ヒルコ」を思わせる要素が多い。 | + | *彼女の具体的な正体については明言されていないものの、上記のような「産まれてすぐに醜さから流された」「父親と思われる神が天逆鉾を使った」情報から、始祖神であるイザナギとイザナミから最初に産み落とされた子である「ヒルコ」を思わせる要素が多い。 |
| **なお、ヒルコが神として崇められた存在がエビス神であると言われており、漁や海運の守護神とされている。また、海から流れてきた漂流物を『神様からの贈物や使者』と称して奉り、大漁や繁栄を祈る「エビス信仰」が元手とも言われている。 | | **なお、ヒルコが神として崇められた存在がエビス神であると言われており、漁や海運の守護神とされている。また、海から流れてきた漂流物を『神様からの贈物や使者』と称して奉り、大漁や繁栄を祈る「エビス信仰」が元手とも言われている。 |
| ***「エビス=ヒルコ」説の一端を示す事例として、「蛭子」姓の存在が挙げられる。本来は「ひるこ」と読む字だが、名字の場合は「えびす」と読む。 | | ***「エビス=ヒルコ」説の一端を示す事例として、「蛭子」姓の存在が挙げられる。本来は「ひるこ」と読む字だが、名字の場合は「えびす」と読む。 |
− | **この設定が正しいとするなら、アマテラスの分霊である[[玉藻の前]]やイザナミの娘疑惑がある[[宇津見エリセ]]から見ると家系図上の姉になる。…と推測されていたが、後に竹箒日記にて語られたところによると「ぐだぐだ世界の日本神話と、玉藻やエリセの出自に連なるFate本流におけるそれは相違点があり繋がらない(意訳)」と明言された。よって、お竜と玉藻やエリセは親戚筋ということにはならない様子。 | + | **この設定が正しいとするなら、アマテラスの分霊である[[玉藻の前]]やイザナミの娘疑惑がある[[宇津見エリセ]]から見ると家系図上の姉になる…と推測されていたが、後に竹箒日記にて語られたところによると「ぐだぐだ世界の日本神話と、玉藻やエリセの出自に連なるFate本流におけるそれは相違点があり繋がらない(意訳)」と明言された。よって、お竜と玉藻やエリセは親戚筋ということにはならない様子。 |
| **お竜の正体がヒルコであるならばやはり不穏さは拭いきれない。人間態は十分すぎる美女として描かれており、竜形態も「醜い」というイメージは特に感じさせないが、この辺りは諸星大二郎氏の漫画『妖怪ハンター』(厳密には第1話の『黒い探求者』)及び、塚本晋也氏の監督した映画版における異形のクリーチャー<ref group="注">漫画版では枯れ木のオブジェめいた体に'''大口を開けた脳'''のような頭部、映画版では蜘蛛のような体に眼が無い蛇のような頭部、という違いはあるが、襲った人間の首を切断して同化する(そして、元の人格が一定期間残っている)、という性質は共通している。</ref>の強烈な印象がサブカル界隈での「ヒルコ」のイメージを決定付けている事が大きいと思われる。なお、元ネタと明言されていない点には注意。 | | **お竜の正体がヒルコであるならばやはり不穏さは拭いきれない。人間態は十分すぎる美女として描かれており、竜形態も「醜い」というイメージは特に感じさせないが、この辺りは諸星大二郎氏の漫画『妖怪ハンター』(厳密には第1話の『黒い探求者』)及び、塚本晋也氏の監督した映画版における異形のクリーチャー<ref group="注">漫画版では枯れ木のオブジェめいた体に'''大口を開けた脳'''のような頭部、映画版では蜘蛛のような体に眼が無い蛇のような頭部、という違いはあるが、襲った人間の首を切断して同化する(そして、元の人格が一定期間残っている)、という性質は共通している。</ref>の強烈な印象がサブカル界隈での「ヒルコ」のイメージを決定付けている事が大きいと思われる。なお、元ネタと明言されていない点には注意。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
| ;設定変更? | | ;設定変更? |
− | :『コハエース』と『Fate/Grand Order』で大分言動が異なる。『コハエース2018夏の増刊号』によると設定変更らしい。コハエースの言うことを信じるようでは三流だとか。 | + | :『コハエース』と『Fate/Grand Order』で大分言動が異なる。『コハエース2018夏の増刊号』によると設定変更らしい。コハエースの言う事を信じるようでは三流だとか。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |