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| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
− | | 一人称 = 僕または俺<ref group = "注">状況や人に応じて使い分けている模様。旧知の仲である土方や沖田の前では後者を主に使う。</ref>/一ちゃん<ref group = "注">相手を挑発する際に使用。</ref> | + | | 一人称 = 僕/俺<ref group = "注">状況や人に応じて使い分けている模様。旧知の仲である土方や沖田の前では後者を主に使う。</ref>/一ちゃん |
− | | 二人称 = あんた/お前 | + | | 二人称 = あんた/お前/○○(呼び捨て) |
− | | 三人称 = ○○ちゃん/○○さん/○○(呼び捨て) | + | | 三人称 = ○○ちゃん/○○さん/○○ |
| | 異名 = | | | 異名 = |
| | 愛称 = <ruby><rb>一</rb><rt>はじめ</rt></ruby>ちゃん | | | 愛称 = <ruby><rb>一</rb><rt>はじめ</rt></ruby>ちゃん |
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| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| | 弱点 = | | | 弱点 = |
− | | デザイン = 池澤真 | + | | デザイン = 池澤真<br>経験値(原案) |
| | 設定作成 = 経験値 | | | 設定作成 = 経験値 |
| | レア度 = ☆4 | | | レア度 = ☆4 |
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| :また、新選組内では稀な柔軟性と価値観を併せ持っており、世渡り上手でもあった。 | | :また、新選組内では稀な柔軟性と価値観を併せ持っており、世渡り上手でもあった。 |
| :だが、それでもなお最後まで隊士としての誇りと矜恃を持ち続けた。 | | :だが、それでもなお最後まで隊士としての誇りと矜恃を持ち続けた。 |
| + | :マスターとは一定の距離を保って接するタイプ。しかし己の主と認めた場合はその生存を第一とし、どんな状況にあっても決して見捨てることはない。 |
| | | |
| ;能力 | | ;能力 |
− | :『無敵の剣』と称する左右から繰り出される二刀の剣による不規則かつ不定形な刀さばきと居合いを駆使する。 | + | :鬼神丸国重と長脇差を用いて、『無敵の剣』と称する左右から繰り出される二刀の剣による不規則かつ不定形な刀さばきと居合いを駆使する。 |
| + | :本人曰く流派は関係ないとの事で、名前を付けるなら「無敵流」だとか。 |
| | | |
| ==ステータス== | | ==ステータス== |
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| ==真名:斎藤一== | | ==真名:斎藤一== |
| :新選組三番隊隊長、斎藤一。 | | :新選組三番隊隊長、斎藤一。 |
− | | + | : |
| :近藤勇局長と『誠の旗』のもと、土方歳三や沖田総司とともに幕末の世を駆け抜けた。 | | :近藤勇局長と『誠の旗』のもと、土方歳三や沖田総司とともに幕末の世を駆け抜けた。 |
| :左利きであったとも、居合術の達人とも称されているが、詳細な出自はおろか流派なども明らかにされていない。 | | :左利きであったとも、居合術の達人とも称されているが、詳細な出自はおろか流派なども明らかにされていない。 |
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| : 2022年ホワイトデーイベント『15人の理知的なメガネたち』ではメガネ型簡易霊衣「はじめちゃんグラス」が実装されている。 | | : 2022年ホワイトデーイベント『15人の理知的なメガネたち』ではメガネ型簡易霊衣「はじめちゃんグラス」が実装されている。 |
| ;[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] | | ;[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] |
− | :外見は不明だが、桜セイバーに誠の旗で召喚され、魔人アーチャーに牙突を行った事が示唆されている。 | + | :外見は不明だが、桜セイバーに誠の旗で召喚され、[[織田信長|魔人アーチャー]]に牙突を行った事が示唆されている。 |
| | | |
| ==人間関係== | | ==人間関係== |
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| ;[[岡田以蔵]] | | ;[[岡田以蔵]] |
− | :生前面識は無かったが、同じ幕末の者としてその名は耳にしていた。斎藤が遠回しかつ態とらしい挑発や皮肉を投げ、それを実直な彼が真に受け喧嘩腰になり一触即発な状態を繰り広げている。 | + | :生前面識は無かったが、同じ幕末の者としてその名は耳にしていた。 |
| + | :斎藤が遠回しかつ態とらしい挑発や皮肉を投げ、それを実直な彼が真に受け喧嘩腰になり一触即発な状態を繰り広げている。 |
| + | :剣の腕は認めているものの、世渡りの上手さについては辛辣な評価。 |
| | | |
| ;[[坂本龍馬]] | | ;[[坂本龍馬]] |
| :同じく生前面識は無かったが、同じ幕末の者としてその名は耳にしていた。その辣腕ぶりにも感心していたが、カルデアではさりげなく[[お竜|傍にいる別嬪さん]]を紹介しろと<del>怖いもの知らずな事を</del>言いのけた。 | | :同じく生前面識は無かったが、同じ幕末の者としてその名は耳にしていた。その辣腕ぶりにも感心していたが、カルデアではさりげなく[[お竜|傍にいる別嬪さん]]を紹介しろと<del>怖いもの知らずな事を</del>言いのけた。 |
− | :ちなみに坂本龍馬を暗殺した者の一人として、斎藤一の名が挙げられている説がある。<ref group="注">北辰一刀流で知られるあの坂本龍馬が抵抗することなく斬られた事と、刀傷が左利きの手の者により付けられていた事から。当然だが諸説の一つでしかない。</ref> | + | :ちなみに坂本龍馬を暗殺した者の一人として、斎藤一の名が挙げられている説がある<ref group="注">北辰一刀流で知られるあの坂本龍馬が抵抗することなく斬られた事と、刀傷が左利きの手の者により付けられていた事から。当然だが諸説の一つでしかない。</ref>。だが、サーヴァントである斎藤一は明確に関与を否定している。 |
| | | |
| ;[[沖田総司〔オルタ〕]] | | ;[[沖田総司〔オルタ〕]] |
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| ;[[土方歳三]] | | ;[[土方歳三]] |
| :新選組副長。試衛館時代からの仲。 | | :新選組副長。試衛館時代からの仲。 |
| + | :表向きは距離を取りつつも、隊士の中では彼から最も信頼を置かれていた。 |
| :戊辰戦争の戦いの後に袂を分かつも、ただひたすら己の誠を貫く姿を憐れみつつ羨んでもいた。 | | :戊辰戦争の戦いの後に袂を分かつも、ただひたすら己の誠を貫く姿を憐れみつつ羨んでもいた。 |
| :イベントでは敵対するものの、内心を見抜かれていた上に「アイツは絶対に新選組を裏切らない」と言われるほど強い信頼を持たれていた。 | | :イベントでは敵対するものの、内心を見抜かれていた上に「アイツは絶対に新選組を裏切らない」と言われるほど強い信頼を持たれていた。 |
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| ;[[沖田総司]] | | ;[[沖田総司]] |
| :新選組一番隊隊長。試衛館時代からの仲。 | | :新選組一番隊隊長。試衛館時代からの仲。 |
− | :「彼女の剣はやりづらい」という理由から、生前はあまり手合わせをしてくれたことが無かった。 | + | :「彼女の剣はやりづらい」という理由から、生前はあまり手合わせをしたことが無かった。 |
| :彼女のやり方にして、ゴリ押しがちと見抜くなど、対等な立場としての数少ない理解者な一面を見せる。 | | :彼女のやり方にして、ゴリ押しがちと見抜くなど、対等な立場としての数少ない理解者な一面を見せる。 |
| :新選組時代は鬼の師範代と言われるほど剣に厳しく、さらに段々と辛気臭い笑顔しか浮かべなくなった彼女が、屈託なく笑っている事に驚くと同時に安堵していた。 | | :新選組時代は鬼の師範代と言われるほど剣に厳しく、さらに段々と辛気臭い笑顔しか浮かべなくなった彼女が、屈託なく笑っている事に驚くと同時に安堵していた。 |
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| ;[[芹沢鴨]] | | ;[[芹沢鴨]] |
| :新選組初代局長。 | | :新選組初代局長。 |
| + | :特に良くも悪くもない間柄だったものの、彼の監視の意味合いもあってよくつるんだりしていた。 |
| :生前からいい印象はなかったのだが、イベントでは己の我欲と野心のため、山南はおろか部下として造りだした闇の隊士までも捨て駒のように扱い、なおかつかつての仲間達や新選組を平然と嘲笑う、生前よりもさらに傲慢な性格に拍車がかかった様を嫌悪していた。 | | :生前からいい印象はなかったのだが、イベントでは己の我欲と野心のため、山南はおろか部下として造りだした闇の隊士までも捨て駒のように扱い、なおかつかつての仲間達や新選組を平然と嘲笑う、生前よりもさらに傲慢な性格に拍車がかかった様を嫌悪していた。 |
| :一方の芹沢も、斎藤一が自分に本気で従っているつもりがない事に勘づいていた。 | | :一方の芹沢も、斎藤一が自分に本気で従っているつもりがない事に勘づいていた。 |
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| | | |
| ==名台詞== | | ==名台詞== |
− |
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| ===Grand Order=== | | ===Grand Order=== |
| ====戦闘==== | | ====戦闘==== |
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| **この経歴故に隊士内では良い印象を持たれていなかったようだが、土方が断言している通り「何があっても絶対生き残る」事を重点としているが故であり、一隊士としてはむしろ'''忠臣の部類に入る'''人であった。 | | **この経歴故に隊士内では良い印象を持たれていなかったようだが、土方が断言している通り「何があっても絶対生き残る」事を重点としているが故であり、一隊士としてはむしろ'''忠臣の部類に入る'''人であった。 |
| *現界において所有しているのは真名にもある「鬼神丸国重」だが、史実においての愛刀は断定されておらず、講談『新撰組十勇士伝』では室町後期に美濃国で活動した関孫六(孫六兼元)の刀を佩刀していたとされ<ref group="注">ただしこの説は現代において、沖田総司の菊一文字則宗と同じく創作という扱いを受けている。</ref>、漫画『るろうに剣心』の斎藤も此方を所有している。 | | *現界において所有しているのは真名にもある「鬼神丸国重」だが、史実においての愛刀は断定されておらず、講談『新撰組十勇士伝』では室町後期に美濃国で活動した関孫六(孫六兼元)の刀を佩刀していたとされ<ref group="注">ただしこの説は現代において、沖田総司の菊一文字則宗と同じく創作という扱いを受けている。</ref>、漫画『るろうに剣心』の斎藤も此方を所有している。 |
− | *真名の「斎藤一」は新選組時代の名前で、幼少期は「山口一」、慶応3年に「山口二郎」、戊辰戦争時代は「一瀬伝八」と改名しており、晩年は「藤田五郎」と名乗っていた。[[李書文]]の様にもしも老齢の姿で召喚された場合は、この名前が真名になるのだろうか…。 | + | *真名の「斎藤一」は新選組時代の名前で、幼少期は「山口一」、慶応3年に「山口二郎」、戊辰戦争時代は「一瀬伝八」と改名しており、晩年は「藤田五郎」と名乗っていた。[[李書文]]の様にもしも老齢の姿で召喚された場合は、この名前が真名になるのだろうか。 |
| **『聖杯怪盗天草四郎』で共演した[[渡辺綱]]が「宮内庁の渡辺」を名乗っていた事に対比して、一部では「警視庁の藤田」と呼ばれることも。 | | **『聖杯怪盗天草四郎』で共演した[[渡辺綱]]が「宮内庁の渡辺」を名乗っていた事に対比して、一部では「警視庁の藤田」と呼ばれることも。 |
| *実は年齢について'''沖田総司と同い年、または2歳年下'''の二通り説が存在する。もしも後者が反映されている場合、芹沢鴨が暗殺された1863年から計算すると当時の斎藤一は'''十代後半'''<ref group="注">さらに他のメンバーも置き換えてみると、土方と沖田は二十代、芹沢と山南はまだ三十代という計算。</ref>となる。 | | *実は年齢について'''沖田総司と同い年、または2歳年下'''の二通り説が存在する。もしも後者が反映されている場合、芹沢鴨が暗殺された1863年から計算すると当時の斎藤一は'''十代後半'''<ref group="注">さらに他のメンバーも置き換えてみると、土方と沖田は二十代、芹沢と山南はまだ三十代という計算。</ref>となる。 |
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| :斎藤一と言えば漫画『るろうに剣心』での登場キャラクターも有名であり、そちらは「牙突」と言う名前の必殺技を持っていた。この技は劇中で「土方歳三考案の『平突き』を斎藤が必殺技になるまで磨き上げたもの」と語られているが、'''斎藤一が左片手平突きを得意技としていたのは史実である'''。『るろうに剣心』の作者である和月伸宏氏も「牙突は左片手平突きを少年漫画風にアレンジしたもの」と語っており、作中でも牙突と左片手平突きは同一視されている。 | | :斎藤一と言えば漫画『るろうに剣心』での登場キャラクターも有名であり、そちらは「牙突」と言う名前の必殺技を持っていた。この技は劇中で「土方歳三考案の『平突き』を斎藤が必殺技になるまで磨き上げたもの」と語られているが、'''斎藤一が左片手平突きを得意技としていたのは史実である'''。『るろうに剣心』の作者である和月伸宏氏も「牙突は左片手平突きを少年漫画風にアレンジしたもの」と語っており、作中でも牙突と左片手平突きは同一視されている。 |
| :上記の斎藤一左利き説も、斎藤がこの技を得意としていた事、およびそのことから暗殺された人物が「左手による突き技で殺されていた」ために斎藤が実行者であると疑われた事があったのが根拠の一つとなっているもの。 | | :上記の斎藤一左利き説も、斎藤がこの技を得意としていた事、およびそのことから暗殺された人物が「左手による突き技で殺されていた」ために斎藤が実行者であると疑われた事があったのが根拠の一つとなっているもの。 |
− | :FGOでは初段Arts攻撃でのモーションが最もそれに近いか。「牙突」のように後ろに引いてからの突進突きではないし、味方の斎藤で使うとモーションの都合上右手で繰り出すが…。 | + | :FGOでは初段Arts攻撃でのモーションが最もそれに近いか。「牙突」のように後ろに引いてからの突進突きではないし、味方の斎藤で使うとモーションの都合上右手で繰り出すが。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |