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: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、槍投げの技術も「自分より優れているのは世界で二人、条件付きで三人」と本人は語る。
 
: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、槍投げの技術も「自分より優れているのは世界で二人、条件付きで三人」と本人は語る。
 
:対魔力はCランクだが、敏捷Aである彼と対峙し、その隙をつき大掛かりな魔術を当てるのは至難の技であり、発動した魔術を彼に命中させることもまた、かなりの腕前が必要とされる<ref group = "出" >『Fate/complete material Ⅲ』「ランサー」より。</ref>。
 
:対魔力はCランクだが、敏捷Aである彼と対峙し、その隙をつき大掛かりな魔術を当てるのは至難の技であり、発動した魔術を彼に命中させることもまた、かなりの腕前が必要とされる<ref group = "出" >『Fate/complete material Ⅲ』「ランサー」より。</ref>。
: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得しており、キャスタークラスに適合出来る知識と腕前を持つ。[[メドゥーサ|ライダー]]の「他者封印・鮮血神殿」の存在をひと目で看破するも、状況を考え、破壊しないと判断を下している。
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: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得しており、キャスタークラスに適合出来る知識と腕前を持つ。[[メドゥーサ|ライダー]]の「他者封印・鮮血神殿」の存在をひと目で看破するも、状況を考え、破壊しないと判断を下している。
: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。ルーンの中には探索用のものも存在し彼の神出鬼没な行動を支えていた能力でもある。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具のランクを上げる事で「十二の試練」の突破が可能。
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: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。ルーンの中には探索用のものも存在し彼の神出鬼没な行動を支えていた能力でもある。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具のランクを上げる事で「十二の試練」の突破が可能。
 
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]を半日に渡って足止めし続け、それなりにダメージを与えた。UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられ心臓を串刺しにしてもなお即死せず、背後から言峰を殺害するという執念を見せた。
 
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]を半日に渡って足止めし続け、それなりにダメージを与えた。UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられ心臓を串刺しにしてもなお即死せず、背後から言峰を殺害するという執念を見せた。
 
: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
 
: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| rowspan="5"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br />仕切り直し:C<br />神性:B<br />ルーン:B<br />矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
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| rowspan="5"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br>仕切り直し:C<br>神性:B<br>ルーン:B<br>矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
 
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| [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />仕切り直し:C<br />神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br />戦闘続行のランクが下がっている。
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| [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br>仕切り直し:C<br>神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br>戦闘続行のランクが下がっている。
 
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| [[主人公 (EXTRA)]] || B || A || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />神性:B || style="text-align:left"|
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || C || E || B || 対魔力:C<br />神性:B || 戦闘続行:A<br />矢避けの加護:B<br />仕切り直し:C<br />四枝の浅瀬:A || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「戦闘続行」→「四枝の浅瀬」に変化。
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || C || E || B || 対魔力:C<br>神性:B || 戦闘続行:A<br>矢避けの加護:B<br>仕切り直し:C<br>四枝の浅瀬:A || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「戦闘続行」→「四枝の浅瀬」に変化。
 
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| マスターなし || B || C || A || C || E || B || 対魔力:C ||  || style="text-align:left"|
 
| マスターなし || B || C || A || C || E || B || 対魔力:C ||  || style="text-align:left"|
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 
; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
: ランク:B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:2~4<br />最大捕捉:1人<br />由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
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: ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:2~4<br>最大捕捉:1人<br>由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
 
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、アルトリアが「あの程度の魔力消費ならマスターのバックアップなしで7回使用しても問題ない」と語っている通り魔力消費も非常に少ない。一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦において非常に効率がよく、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とも相性が良いとされる。またHPの絶対値分を減らすという性質からHPお化けのアルクェイドであっても心臓に当たれば即死する。この体内殲滅(内部破壊効果)はゲイ・ボルクに刺された者の体内を四方八方棘だらけにする伝承からきた効果であり、その補完としてゲイ・ボルクに胸を刺されたとき赤い茨の呪いが走るとされる。アニメUBWでクー・フーリンと言峰の傷口から広がる茨のような痣がこれと思われる。人間であれば「心臓を破壊する=即死」となるが、サーヴァントは心臓を破壊するだけでは死なない場合がある為、単純な心臓破壊は即死という扱いにはならず、必中効果とは別に体内殲滅があることで初めて即死扱いとなる(妄想心音で死ななかった言峰がゲイ・ボルクを刺されて絶命したのはこのため)。なので心臓に必中するから必殺なのではなく、「心臓に必中する(因果逆転)」と「心臓に当たることで敵HP分削る即死(体内殲滅)」の2つが合わさることで必中必殺が成り立っている。
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: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、アルトリアが「あの程度の魔力消費ならマスターのバックアップなしで7回使用しても問題ない」と語っている通り魔力消費も非常に少ない。一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦において非常に効率がよく、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とも相性が良いとされる。またHPの絶対値分を減らすという性質からHPお化けのアルクェイドであっても心臓に当たれば即死する。この体内殲滅(内部破壊効果)はゲイ・ボルクに刺された者の体内を四方八方棘だらけにする伝承からきた効果であり、その補完としてゲイ・ボルクに胸を刺されたとき赤い茨の呪いが走るとされる。アニメUBWでクー・フーリンと言峰の傷口から広がる茨のような痣がこれと思われる。人間であれば「心臓を破壊する=即死」となるが、サーヴァントは心臓を破壊するだけでは死なない場合がある為、単純な心臓破壊は即死という扱いにはならず、必中効果とは別に体内殲滅があることで初めて即死扱いとなる(妄想心音で死ななかった言峰がゲイ・ボルクを刺されて絶命したのはこのため)。なので心臓に必中するから必殺なのではなく、「心臓に必中する(因果逆転)」と「心臓に当たることで敵HP分削る即死(体内殲滅)」の2つが合わさることで必中必殺が成り立っている。
    
: この宝具の存在故にクー・フーリンは[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
 
: この宝具の存在故にクー・フーリンは[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
 
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。
 
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。
 
:宝具の発動条件はかなり緩く、槍が届く距離の戦闘でタイミングさえ合ってれば必ず発動する(心臓があることが前提)。発動を防ぐには槍の間合いに入らないようにするしかなく、芸達者なアーチャーですら、クー・フーリンがゲイボルクの構えをとったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
 
:宝具の発動条件はかなり緩く、槍が届く距離の戦闘でタイミングさえ合ってれば必ず発動する(心臓があることが前提)。発動を防ぐには槍の間合いに入らないようにするしかなく、芸達者なアーチャーですら、クー・フーリンがゲイボルクの構えをとったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
:回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さであり、幸運が低ければ例え敏捷EXがあっても意味をなさないと原作者は語っている。その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる(そのためスペック的には幸運が高かろうと外れる可能性が出来るだけで、まず当たる筈なのだが、クー・フーリンはやたらと超低乱数を引き当てていることになる)。言峰の令呪で諜報活動として「相手を殺さず生還しろ」というハンデがある時に戦った、幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
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:回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さであり、幸運が低ければ例え敏捷EXがあっても意味をなさないと奈須きのこ氏は語っている。その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる(そのためスペック的には幸運が高かろうと外れる可能性が出来るだけで、まず当たる筈なのだが、クー・フーリンはやたらと超低乱数を引き当てていることになる)。言峰の令呪で諜報活動として「相手を殺さず生還しろ」というハンデがある時に戦った、幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
 
: なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが初戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。
 
: なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが初戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。
 
: また、同じゲイ・ボルク同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。[[権能]]の一歩手前とされる。
 
: また、同じゲイ・ボルク同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。[[権能]]の一歩手前とされる。
 
:なお「心臓を貫いたという結果」を作ってから「槍を放つ」という原因をもたらすという因果逆転の宝具であるためか、そもそも心臓が無い生物や機械のような相手にはこの因果逆転の呪いは成立しない。
 
:なお「心臓を貫いたという結果」を作ってから「槍を放つ」という原因をもたらすという因果逆転の宝具であるためか、そもそも心臓が無い生物や機械のような相手にはこの因果逆転の呪いは成立しない。
:槍の魔力を上回る防壁で防げるとされるが、staynightの宝具欄の説明には「槍はすでに命中しているのだから、結果が作りあがった後に何をしようと回避も'''防御'''も不可能。」と記述されている。これは簡易な守り程度なら避けて命中する意と思われる。
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:槍の魔力を上回る防壁で防げるとされるが、staynightの宝具欄の説明には「槍はすでに命中しているのだから、結果が作りあがった後に何をしようと回避も'''防御'''も不可能。」と記述されている。これは簡易な守り程度なら避けて命中する意と思われる。
 
:ランクはBだがルーンを使用すればAランクにすることが出来るため、「Aランク以上でなければ攻撃が通らない」といったタイプの敵が相手でも問題なく使用出来る。
 
:ランクはBだがルーンを使用すればAランクにすることが出来るため、「Aランク以上でなければ攻撃が通らない」といったタイプの敵が相手でも問題なく使用出来る。
 
:『EXTRA』では宝具発動の一手前のHPの110%分の貫通ダメージ。幸運値によってダメージが軽減される。GUARDで軽減できないため、基本的には防御系スキルを使用しなければほぼ即死する。
 
:『EXTRA』では宝具発動の一手前のHPの110%分の貫通ダメージ。幸運値によってダメージが軽減される。GUARDで軽減できないため、基本的には防御系スキルを使用しなければほぼ即死する。
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: 強化後はランクがB+に上昇。宝具威力倍率と即死成功確率が上がり、攻撃発動前に「自身に必中状態を付与(1ターン)」という効果が追加される。
 
: 強化後はランクがB+に上昇。宝具威力倍率と即死成功確率が上がり、攻撃発動前に「自身に必中状態を付与(1ターン)」という効果が追加される。
 
; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
 
; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~40<br />最大捕捉:50人<br />由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
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: ランク:B+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:5~40<br>最大捕捉:50人<br>由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
:生涯一度たりとも敗北しなかった英雄の持つ破滅の槍。
 
:生涯一度たりとも敗北しなかった英雄の持つ破滅の槍。
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:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神[[オーディン]]の『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
 
:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神[[オーディン]]の『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
 
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにする。「熾天覆う七つの円環」は投擲武器に対して無敵の概念が発動し、本来は投げ槍であれば一枚羽にも届かず終わるのが必然なのだがゲイ・ボルクは苦もなく六枚の花弁を貫通してみせた。
 
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにする。「熾天覆う七つの円環」は投擲武器に対して無敵の概念が発動し、本来は投げ槍であれば一枚羽にも届かず終わるのが必然なのだがゲイ・ボルクは苦もなく六枚の花弁を貫通してみせた。
: アーチャー曰く、その威力はオリジナルの「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと(詳しくは話題まとめの項へ)。原典(オリジナル)が入っているとされる「王の財宝」の中にゲイボルクがあることを士郎が確認しているため、何を指してグングニルをオリジナルと言ったのかは不明。
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: アーチャー曰く、その威力はオリジナルの「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと(詳しくは話題まとめの項へ)。原典(オリジナル)が入っているとされる「王の財宝」の中にゲイ・ボルクがあることを士郎が確認しているため、何を指してグングニルをオリジナルと言ったのかは不明。
 
:また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
 
:また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
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:史実において、フィル・ボルグの末裔。
 
:史実において、フィル・ボルグの末裔。
 
:全身が堅い角質で覆われるという逸話が有名だが、腹に平らな石を入れ対処しようとしたなどゲイボルクの対策は資料によって違う。肛門にゲイボルクを受ける逸話が一番有名だが、普通に胸を貫かれたり、「捻れの発作」を起こしたランサーに投げ飛ばされてやられるパターンも存在する。
 
:全身が堅い角質で覆われるという逸話が有名だが、腹に平らな石を入れ対処しようとしたなどゲイボルクの対策は資料によって違う。肛門にゲイボルクを受ける逸話が一番有名だが、普通に胸を貫かれたり、「捻れの発作」を起こしたランサーに投げ飛ばされてやられるパターンも存在する。
:メイヴは「美しい眉」と呼ばれる自身の娘フィンダヴィルとの結婚を約束したり、酒に酔わせたりするもフェルディアは親友との決闘を拒み続けた、最終的に臆病者と罵倒し(ケルトの戦士にとって「臆病者」とされるのはかなりの侮辱)、吟遊詩人に侮辱する詩を歌わせると脅すことで決闘を承認させる。
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:メイヴは「美しい眉」と呼ばれる自身の娘フィンダヴィルとの結婚を約束したり、酒に酔わせたりするもフェルディアは親友との決闘を拒み続けた、最終的に臆病者と罵倒し(ケルトの戦士にとって「臆病者」とされるのはかなりの侮辱)、吟遊詩人に侮辱する詩を歌わせると脅すことで決闘を承認させる。
:日毎に武器を変え戦うという内容で、資料によって戦った日数は3日だったり4日だったりする。1日目は投げ槍、2日目は剣、3日目は長槍、4日目は全ての武器、4日目の戦いでゲイボルクにより命を落とす(資料によっては1日目に「8本の剣」、「ダーツ」、「槍」で戦い、2日目に「投げ槍」、「槍」で戦い、3日目に「破壊力のある剣」、どちらも最終日にフェルディアが優勢になる)。その後、この浅瀬の名前は彼の名前にちなんで【アート・イル・ディア:ÁthFhir Diadh】となる。(ラウス州・アーディー)
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:日毎に武器を変え戦うという内容で、資料によって戦った日数は3日だったり4日だったりする。1日目は投げ槍、2日目は剣、3日目は長槍、4日目は全ての武器、4日目の戦いでゲイボルクにより命を落とす(資料によっては1日目に「8本の剣」、「ダーツ」、「槍」で戦い、2日目に「投げ槍」、「槍」で戦い、3日目に「破壊力のある剣」、どちらも最終日にフェルディアが優勢になる)。その後、この浅瀬の名前は彼の名前にちなんで【アート・イル・ディア:ÁthFhir Diadh】となる。(ラウス州・アーディー)
 
; [[女王メイヴ|メイヴ]]
 
; [[女王メイヴ|メイヴ]]
 
: アルスターに攻め入ったコノートの女王。彼女に課せられた様々な誓約がランサーを死に至らしめた。
 
: アルスターに攻め入ったコノートの女王。彼女に課せられた様々な誓約がランサーを死に至らしめた。
484行目: 484行目:     
=== Fate/unlimited codes ===
 
=== Fate/unlimited codes ===
;「呪いの朱槍をご所望かい?」
+
;「呪いの朱槍をご所望かい?」
 
:キャラクター選択時の台詞、別媒体でもそのままの台詞を流用されるようになる。
 
:キャラクター選択時の台詞、別媒体でもそのままの台詞を流用されるようになる。
;「猛犬の異名は伊達じゃねぇよ」
+
;「そんじゃまあ、いきますかねえ!」
:キャラクター選択時の台詞
+
;「おう、かかってきな!」
;「そんじゃまあ、いきますかねえ!」
  −
;「おう、かかってきな!」
   
:戦闘開始台詞。どちらも別媒体で流用される。
 
:戦闘開始台詞。どちらも別媒体で流用される。
;「なんだ、けっこうやるじゃねぇか坊主」
+
;「なんだ、けっこうやるじゃねぇか坊主」
 
:士郎との戦闘開始台詞。豆知識だが、相手の力量を正確に判断出来る為かクー・フーリンは何気に相手をリスペクトした発言が多かったりする。
 
:士郎との戦闘開始台詞。豆知識だが、相手の力量を正確に判断出来る為かクー・フーリンは何気に相手をリスペクトした発言が多かったりする。
;「てめえの剣には決定的に誇りが欠けている」
+
;「てめえの剣には決定的に誇りが欠けている」
 
:アーチャーとの戦闘開始台詞。実力がありながら正道じゃない手段を取るアーチャーへの総評。
 
:アーチャーとの戦闘開始台詞。実力がありながら正道じゃない手段を取るアーチャーへの総評。
;「てめえにゃ負けらんねえな」
+
;「あばよ、借りは返したぜ!」
:ギルガメッシュとの戦闘開始台詞。
  −
;「あばよ、借りは返したぜ!」
   
:言峰との戦闘開始台詞。サーヴァントとしての義理は果たし言峰に牙を剥く。
 
:言峰との戦闘開始台詞。サーヴァントとしての義理は果たし言峰に牙を剥く。
;「まあ、こういうのも悪くはないか」
+
;「よう、色男。一手遊んでいくかい?」
:バゼットとの戦闘開始台詞
  −
;「よう、色男。一手遊んでいくかい?」
   
:[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]との戦闘開始台詞。時代を超えた先輩後輩の戦い。
 
:[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]との戦闘開始台詞。時代を超えた先輩後輩の戦い。
   −
;「次は決死の覚悟を抱いてこい」
+
;「次は決死の覚悟を抱いてこい」
 
:決着時台詞。殺さずの令呪により一度目の戦いは手加減しなければならない。故に再び戦う時は全力のクー・フーリンと戦わなければならない。
 
:決着時台詞。殺さずの令呪により一度目の戦いは手加減しなければならない。故に再び戦う時は全力のクー・フーリンと戦わなければならない。
;「あん? 何、今の全力?」
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;「あん? 何、今の全力?」
 
:決着時台詞。別の媒体でも流用される。
 
:決着時台詞。別の媒体でも流用される。
;「いい女にはとことん縁が無くってね」
  −
:女性キャラクターとの決着時
      
;「別にぃ? 今のオレに望みがあるとしたら、この場でテメェの首を取ることだけさね」<br>「さあ、赤枝の騎士を舐めてかかったツケ、揃って返してもらおうか!」
 
;「別にぃ? 今のオレに望みがあるとしたら、この場でテメェの首を取ることだけさね」<br>「さあ、赤枝の騎士を舐めてかかったツケ、揃って返してもらおうか!」
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:[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]に勝利した際のセリフ。遠い後輩(伝承によれば約300年の開きがある)の武勇を素直に讃えている。
 
:[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]に勝利した際のセリフ。遠い後輩(伝承によれば約300年の開きがある)の武勇を素直に讃えている。
   −
;「腕前は悪く無かったが、俺の槍には及ばなかったな。まあ、観念してくれや。」
+
;「マスターだか何だか知らないが、いつまでも令呪ごときで英霊を縛れると思ってたのか? 結局ことの始まりからテメェはオレの仇敵だったんだぜ」
;「いい勝負だった。アンタみたいな武人は好みだぜ。オレは。」
  −
;「こちとら赤枝の騎士の意地ってモンがあるんでね。そう簡単には負けられねえ。」
  −
;「その心臓、確かに貰い受けた。勝負あったな。まずはオマエが先に逝け」
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;「悪く思うなよ。アンタが聖杯に何を託してたか知らないが…ま、こういう結末もあるってこった」
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:戦闘勝利時の長文台詞
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;「やるねえ。アンタもスカサハに鍛えられたクチかい? まるで鏡を相手にしているみたいだったぜ」
  −
:戦闘勝利時長文台詞。敵もクー・フーリン使用していた場合の台詞。
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;「マスターだか何だか知らないが、いつまでも令呪ごときで英霊を縛れると思ってたのか? 結局ことの始まりからテメェはオレの仇敵だったんだぜ」
   
:言峰相手に勝利した時の長文台詞。積年の恨みを感じる。
 
:言峰相手に勝利した時の長文台詞。積年の恨みを感じる。
;「正義云々にケチつけたいのは分かるが、そういう柄じゃねえだろテメェ。もちっと頭からっぽになったらどうだ?」
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;「正義云々にケチつけたいのは分かるが、そういう柄じゃねえだろテメェ。もちっと頭からっぽになったらどうだ?」
 
:アーチャー相手に勝利した時の長文台詞。アーチャーの人と成りを見定めたうえでのアドバイス。
 
:アーチャー相手に勝利した時の長文台詞。アーチャーの人と成りを見定めたうえでのアドバイス。
;「しかし惜っしいなぁ、なんで素手なんだ?アンタなら剣も甲冑も似合うだろうによ。え、なに?女らしくないからイヤ?」
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;「目を覚ませバゼット。亡霊にしろ生霊にしろ、いいように使われるのは赤枝の名折れだろう?次はきっちり元凶を殴ってこい。」
:バゼット相手に勝利した時の長文台詞。
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;「目を覚ませバゼット。亡霊にしろ生霊にしろ、いいように使われるのは赤枝の名折れだろう?次はきっちり元凶を殴ってこい。」
   
:バゼット相手に勝利した時の長文台詞。シリアス。
 
:バゼット相手に勝利した時の長文台詞。シリアス。
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;「なぁマスター、スカサハは俺の師匠なんだが……なんだよあれ……城に居た時より腕前上がってねぇかあの人?<br>てかゲイ・ボルク二槍流って俺の立場無いですよねぇ!?」
 
;「なぁマスター、スカサハは俺の師匠なんだが……なんだよあれ……城に居た時より腕前上がってねぇかあの人?<br>てかゲイ・ボルク二槍流って俺の立場無いですよねぇ!?」
 
:で、いれば敵なしの[[スカサハ|師匠]]所有時のマイルーム会話。やはり師匠には勝てないのだろうか……。
 
:で、いれば敵なしの[[スカサハ|師匠]]所有時のマイルーム会話。やはり師匠には勝てないのだろうか……。
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====幕間の物語====
      
====イベント====
 
====イベント====
610行目: 590行目:  
:イベント「ぐだぐだ本能寺」にて、島津セタンタとしての発言。
 
:イベント「ぐだぐだ本能寺」にて、島津セタンタとしての発言。
 
:元ネタは別作品で首取りに拘って「妖怪首おいてけ」と呼ばれた別の「島津」だろうか。
 
:元ネタは別作品で首取りに拘って「妖怪首おいてけ」と呼ばれた別の「島津」だろうか。
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====その他====
      
=== カーニバル・ファンタズム ===
 
=== カーニバル・ファンタズム ===
625行目: 603行目:     
;「オレ生きてる!?」
 
;「オレ生きてる!?」
:2ndシーズン映像特典「音声付 風雲イリヤ城」より。最終決戦のvsイリヤでアーチャーたちがやられるなか、セイバーと共に'''まさかの生還'''。しかし…
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:2ndシーズン映像特典「音声付 風雲イリヤ城」より。最終決戦のvsイリヤでアーチャーたちがやられるなか、セイバーと共に'''まさかの生還'''。しかし……
    
;「ふ、こんな馬鹿な男がいたことを覚えていてくれ、あああああ!?」
 
;「ふ、こんな馬鹿な男がいたことを覚えていてくれ、あああああ!?」
631行目: 609行目:     
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
;「おい、誰だぁ!あそこに師匠を立たせた奴は!?おちおち、寝坊も出来ねぇじゃねぇかあ!」
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;「おい、誰だぁ!あそこに師匠を立たせた奴は!?おちおち、寝坊も出来ねぇじゃねぇかあ!」
 
:寝坊して遅刻した所、校門に立っていた師匠にお仕置きされる。<del>まぁ、寝坊する方が悪いのだが。</del>
 
:寝坊して遅刻した所、校門に立っていた師匠にお仕置きされる。<del>まぁ、寝坊する方が悪いのだが。</del>
   643行目: 621行目:  
;「しれっとアイルランドをUKに含めんなよ 殺すぞ」
 
;「しれっとアイルランドをUKに含めんなよ 殺すぞ」
 
:磨伸映一郎氏の読み切り漫画『炎のストライカー』にて。セイバーに「同じイギリス代表」と言われた際の返答。
 
:磨伸映一郎氏の読み切り漫画『炎のストライカー』にて。セイバーに「同じイギリス代表」と言われた際の返答。
:普段の陽気さからは想像もつかない剣呑な表情である。細かいことを気にしているだけに見えるが、'''イングランドに対して複雑な歴史的背景のある感情を持つアイルランドの住民としては普通の反応'''なので、むしろ殴られないだけ超マシ。<ref group="注">アイルランドは近代までUK(英国)の支配下にあり、アイルランドが独立を果たした後もベルファストを中心とした北部6地域はUKに残留した。このため、アイルランド独立派(IRA)がかの地でテロを起こしていて、アルカイダ台頭前は脅威とみなされていた。また、アイルランドはカトリック寄りでUKはプロテスタント寄りといった違いもあり、レンジャース対セルティックのグラスゴーダービーが世界でもっともきな臭いダービーの一つと言われているのも宗教対立が背景にあるのが一因である。これは「HELLSING」においても「グールによる大量殺人事件に主人公たちが所属する王立国境騎士団が出撃するが、起こった場所が北アイルランドであったため、バチカンのイスカリオテも出撃して衝突する…」という展開に反映されている。</ref>
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:普段の陽気さからは想像もつかない剣呑な表情である。細かいことを気にしているだけに見えるが、'''イングランドに対して複雑な歴史的背景のある感情を持つアイルランドの住民としては普通の反応'''なので、むしろ殴られないだけ超マシ。<ref group="注">アイルランドは近代までUK(英国)の支配下にあり、アイルランドが独立を果たした後もベルファストを中心とした北部6地域はUKに残留した。このため、アイルランド独立派(IRA)がかの地でテロを起こしていて、アルカイダ台頭前は脅威とみなされていた。また、アイルランドはカトリック寄りでUKはプロテスタント寄りといった違いもあり、レンジャース対セルティックのグラスゴーダービーが世界でもっともきな臭いダービーの一つと言われているのも宗教対立が背景にあるのが一因である。これは「HELLSING」においても「グールによる大量殺人事件に主人公たちが所属する王立国境騎士団が出撃するが、起こった場所が北アイルランドであったため、バチカンのイスカリオテも出撃して衝突する……」という展開に反映されている。</ref>
    
;「おぅ、見てくれ。このダイオウグソクムシの姿揚げ、フウセンウナギ添え。真っ黒になるまでこんがりと揚げた精力のつく一品!」
 
;「おぅ、見てくれ。このダイオウグソクムシの姿揚げ、フウセンウナギ添え。真っ黒になるまでこんがりと揚げた精力のつく一品!」
656行目: 634行目:  
**イメージカラーはライバルのアーチャー(赤)に対する色から青となった。アーチャーのライバルキャラという立ち位置がハッキリしていたため、どのパターンも青色だったとのこと。
 
**イメージカラーはライバルのアーチャー(赤)に対する色から青となった。アーチャーのライバルキャラという立ち位置がハッキリしていたため、どのパターンも青色だったとのこと。
 
**Fate/EXTRAではサイバースーツとなり、逆にSF感が強調されている。
 
**Fate/EXTRAではサイバースーツとなり、逆にSF感が強調されている。
*どんな死地からでも「生き残る」事に特化したサーヴァントと言われており、サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が可能であり、<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜いている。このことは原作者も触れており「半日以上あの場所でギルを足止めしてたので、ギルもそれなりにダメージを喰らったんじゃないかな?」とインタビューで語っている。<br>士郎曰く派手さはないが堅実に勝利出来るサーヴァント。
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*どんな死地からでも「生き残る」事に特化したサーヴァントと言われており、サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が可能であり、<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜いている。このことは奈須きのこ氏も触れており「半日以上あの場所でギルを足止めしてたので、ギルもそれなりにダメージを喰らったんじゃないかな?」とインタビューで語っている。<br>士郎曰く派手さはないが堅実に勝利出来るサーヴァント。
 
**原典においてもその生命力は突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
 
**原典においてもその生命力は突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
 
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人は不満だが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
 
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人は不満だが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
 
***このしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」と渾名される。
 
***このしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」と渾名される。
 
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時とバーサーカーオルタ時でも健在なので、これらもランサー時ほどではないが生き残りやすい。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼った。
 
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時とバーサーカーオルタ時でも健在なので、これらもランサー時ほどではないが生き残りやすい。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼った。
**「圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる」というのは[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「圧倒的な能力があれば小手先の技術など関係ない」という強さの在り方と矛盾関係となっているが、原作者も「バーサーカーの話と矛盾しますけど~」と前置きをしている。
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**「圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる」というのは[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「圧倒的な能力があれば小手先の技術など関係ない」という強さの在り方と矛盾関係となっているが、奈須氏も「バーサーカーの話と矛盾しますけど~」と前置きをしている。
 
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
 
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
 
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
 
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
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*赤い方のアーチャーもカラドボルグを使う描写がよくあるが、ランサーに対して使う描写は出ていない。
 
*赤い方のアーチャーもカラドボルグを使う描写がよくあるが、ランサーに対して使う描写は出ていない。
 
*矢避けの加護は設定ではあくまで対応力であり、原作ではハサンの短剣も槍で物理的に弾いている。しかし、本来長柄の得物では防げない筈の位置の投擲を弾いており、その槍の動きは物理法則を無視している。映画HFではバリアのようなものが周囲に張られ短剣を防いでいる。
 
*矢避けの加護は設定ではあくまで対応力であり、原作ではハサンの短剣も槍で物理的に弾いている。しかし、本来長柄の得物では防げない筈の位置の投擲を弾いており、その槍の動きは物理法則を無視している。映画HFではバリアのようなものが周囲に張られ短剣を防いでいる。
*魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえ、[[イスカンダル]]によれば騎兵としての適性もあるらしい。とはいえ、奈須きのこは用語辞典で「やはり彼にはランサーが似合っていよう」と発言している。
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*魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえ、[[イスカンダル]]によれば騎兵としての適性もあるらしい。とはいえ、奈須きのこ氏は用語辞典で「やはり彼にはランサーが似合っていよう」と発言している。
 
**イスカンダルによればライダーとしての騎乗物は「鏖殺戦馬セングレン」である模様。
 
**イスカンダルによればライダーとしての騎乗物は「鏖殺戦馬セングレン」である模様。
**また、剣士、弓兵などに適する逸話も持ち合わせている。『Fate/hollow ataraxia』でも、美綴に「何か武芸をされているのですか?」と質問された際に、「ん?まあ一通りな、剣でも弓でも戦車でも。本業は槍なワケだが」と応えていることからfate世界でも剣を扱える筈なのだが...『Fate/GranOrder』では、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイに「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」と言われている。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がなかったのかは不明。
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**また、剣士、弓兵などに適する逸話も持ち合わせている。『Fate/hollow ataraxia』でも、美綴に「何か武芸をされているのですか?」と質問された際に、「ん?まあ一通りな、剣でも弓でも戦車でも。本業は槍なワケだが」と答えていることからfate世界でも剣を扱える筈なのだが...『Fate/GranOrder』では、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイに「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」と言われている。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がなかったのかは不明。
***キャスター時ではランサーへの未練について愚痴っている一方で、「セイバークラスでの召喚ってのも、いつか試してみてほしい」と語っていることから、クラス適性には問題無いらしい。また、GOマテリアルでクーフーリン[キャスター]の項目にはルーンで筋力をAランクまで強化しながら剣で殴りかかるという記述が存在するため、剣が全く使えないという事は無いようである。これが伏線になるのかはわからない。
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***キャスター時ではランサーへの未練について愚痴っている一方で、「セイバークラスでの召喚ってのも、いつか試してみてほしい」と語っていることから、クラス適性には問題無いらしい。また、FGOマテリアルで[[クー・フーリン〔キャスター〕]]の項目にはルーンで筋力をAランクまで強化しながら剣で殴りかかるという記述が存在するため、剣が全く使えないという事は無いようである。これが伏線になるのかはわからない。
****伝承の中でクー・フーリンは「クルージーン・カサド・ヒャン」と言う剣を使っている。鉄の館に柄まで深く突き刺さる上に隣接する二軒の木板の館まで貫通すると言う名剣であり、クー・フーリンも槍(ゲイ・ボルクとは別)を投げてカルブレ・ニア・フェルの心臓を貫通させたのちに、その屍が地に落ちる前に首を刈り取れるほどの技量があるため、セイバークラスの適性があると言われても不思議ではない。生前の強敵フェルディアとの戦いは「お互い決めた武器で戦う」というもので、始めは互いに短い槍で戦い、その後は長い槍、その後は剣と色々な武器で実力が拮抗していたとされており、クー・フーリンが下手だとフェルディアも剣の扱いがヘタクソということになる..。
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****伝承の中でクー・フーリンは「クルージーン・カサド・ヒャン」と言う剣を使っている。鉄の館に柄まで深く突き刺さる上に隣接する二軒の木板の館まで貫通すると言う名剣であり、クー・フーリンも槍(ゲイ・ボルクとは別)を投げてカルブレ・ニア・フェルの心臓を貫通させたのちに、その屍が地に落ちる前に首を刈り取れるほどの技量があるため、セイバークラスの適性があると言われても不思議ではない。生前の強敵フェルディアとの戦いは「お互い決めた武器で戦う」というもので、始めは互いに短い槍で戦い、その後は長い槍、その後は剣と色々な武器で実力が拮抗していたとされており、クー・フーリンが下手だとフェルディアも剣の扱いがヘタクソということになる..。
 
*****後に『Fate/Grand Order Arcade』にて、修業時代の姿である[[セタンタ]]がセイバークラスで実装されたが、剣をあまり使用しない為腕や才能の良しあしは明言できない。また、成長後にクルージーンを使っていることについては明言された。
 
*****後に『Fate/Grand Order Arcade』にて、修業時代の姿である[[セタンタ]]がセイバークラスで実装されたが、剣をあまり使用しない為腕や才能の良しあしは明言できない。また、成長後にクルージーンを使っていることについては明言された。
 
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だったため能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。言うなれば知名度にかなり偏りがある英雄。
 
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だったため能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。言うなれば知名度にかなり偏りがある英雄。
 
*彼の母国であるアイルランドならパラメーターの上昇と城、戦車(チャリオット)、不眠の加護が付加されるという。この記述が、知名度が上がるごとに伝説通りの強さ及び武装に近づくことについて語られる話の中で記述されていることから、ランサークラスでありながら城と戦車の宝具を持ってこれるという意味と読み取れる。また、カプセルサーヴァントではランサーが城を所持しているとされている。
 
*彼の母国であるアイルランドならパラメーターの上昇と城、戦車(チャリオット)、不眠の加護が付加されるという。この記述が、知名度が上がるごとに伝説通りの強さ及び武装に近づくことについて語られる話の中で記述されていることから、ランサークラスでありながら城と戦車の宝具を持ってこれるという意味と読み取れる。また、カプセルサーヴァントではランサーが城を所持しているとされている。
 
**舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
 
**舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
*アイルランドにおける戦車は二頭立ての二輪車両である。戦車は馬、車体、戦士、御者から成る。武装として車体にトゲ、車輪には鎌が付けられることもある。クー・フーリンの戦車は御者に『ローグ』、馬に『マッハ』と『セングレン』。御者がいるため、クー・フーリン本人が戦車を操るシーンはないが、スカサハの教えの1つに鎌形戦車の操縦もあるため、伝承においても本人も操縦出来る。そのため『Fate/hollow ataraxia』作中で言った「戦車も扱える」というのは間違いではない。
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*アイルランドにおける戦車は二頭立ての二輪車両である。戦車は馬、車体、戦士、御者から成る。武装として車体にトゲ、車輪には鎌が付けられることもある。クー・フーリンの戦車は御者に『ローグ』、馬に『マッハ』と『セングレン』。御者がいるため、クー・フーリン本人が戦車を操るシーンはないが、スカサハの教えの1つに鎌形戦車の操縦もあるため、伝承においても本人も操縦出来る。そのため『Fate/hollow ataraxia』作中で言った「戦車も扱える」というのは間違いではない。
 
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
 
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
 
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
 
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
693行目: 671行目:  
*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。なぜケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』で登場した彼の師匠スカサハによると「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」)。
 
*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。なぜケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』で登場した彼の師匠スカサハによると「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」)。
 
**身も蓋もない事を言えば、『stay night』当時に奈須氏がケルト神話に詳しくなかったため生じたミスと、そのフォローのための設定だろう。
 
**身も蓋もない事を言えば、『stay night』当時に奈須氏がケルト神話に詳しくなかったため生じたミスと、そのフォローのための設定だろう。
**「ルーン文字を使う」という設定はFateオリジナルだが、伝承のクー・フーリンも「オガム文字を木に刻み込みことによって魔法をかける」というふうに文字を使って魔法を使っている。ケルト圏では長らく文字というものがなかったことから、初期アイルランドでは言葉や文字を操ることは魔法として受け取られ、それが詩人がしばしば魔力を持つとされる要因となる。
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**「ルーン文字を使う」という設定はFateオリジナルだが、伝承のクー・フーリンも「オガム文字を木に刻み込みことによって魔法をかける」という風に文字を使って魔法を使っている。ケルト圏では長らく文字というものがなかったことから、初期アイルランドでは言葉や文字を操ることは魔法として受け取られ、それが詩人がしばしば魔力を持つとされる要因となる。
 
**彼や[[蒼崎橙子]]が何かを燃やす時に使用するアンサズはその中でも「着火」に使われるルーンという設定だが(ルーン魔術師はそれぞれで意味の特定が異なる)、最大の効用は「知らしめる」もの。他に火系になるとサガズ、エワズがポピュラーらしい。ただし、TVアニメ版『UBW』ではそれらのルーンではなくカノを着火に使用している。カノの効能は松明・情熱・灯火・明るさ・暖かさの象徴。
 
**彼や[[蒼崎橙子]]が何かを燃やす時に使用するアンサズはその中でも「着火」に使われるルーンという設定だが(ルーン魔術師はそれぞれで意味の特定が異なる)、最大の効用は「知らしめる」もの。他に火系になるとサガズ、エワズがポピュラーらしい。ただし、TVアニメ版『UBW』ではそれらのルーンではなくカノを着火に使用している。カノの効能は松明・情熱・灯火・明るさ・暖かさの象徴。
 
*衛宮士郎が強化したポスターで戦った時、明らかに手を抜いていたが、これは「あ、なにあの小僧、ハラぁ決まってるじゃねえか。よし、なら一度は反撃のチャンスをやらねえとな」という感じで、あくまで相手への情けではなく、単に自分が楽しみたいから行った行為<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976603388452865 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:37]</ref>。だがせっかく与えたチャンスを「反撃」ではなく「逃走」に使ったため、ランサーは興醒めしたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976766223921152 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:38]</ref>。最後に放った一刺しはひょいと仕留める為のものだが、ポスターを広げて盾にした事で防がれ、驚いたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976916413575168 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:39]</ref>。
 
*衛宮士郎が強化したポスターで戦った時、明らかに手を抜いていたが、これは「あ、なにあの小僧、ハラぁ決まってるじゃねえか。よし、なら一度は反撃のチャンスをやらねえとな」という感じで、あくまで相手への情けではなく、単に自分が楽しみたいから行った行為<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976603388452865 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:37]</ref>。だがせっかく与えたチャンスを「反撃」ではなく「逃走」に使ったため、ランサーは興醒めしたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976766223921152 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:38]</ref>。最後に放った一刺しはひょいと仕留める為のものだが、ポスターを広げて盾にした事で防がれ、驚いたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976916413575168 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:39]</ref>。
711行目: 689行目:  
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
; 刺し穿つ死棘の槍の命中率及び使用回数
 
; 刺し穿つ死棘の槍の命中率及び使用回数
: 「確実に心臓を貫く」という宝具なのに全く当たらないと作品やファン、さらには武内氏からもネタにされ、きのこ氏からも「当たらない必中の槍。それが"ゲイボルク"」とネタにされる。とはいえ、セイバーが避けたシーンを書いたことで「数値ではなく概念的な勝負にしよう」という『Fate』そのものの方向性が見えたとのこと。
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: 「確実に心臓を貫く」という宝具なのに全く当たらないと作品やファン、さらには武内氏からもネタにされ、きのこ氏からも「当たらない必中の槍。それが"ゲイボルク"」とネタにされる。とはいえ、セイバーが避けたシーンを書いたことで「数値ではなく概念的な勝負にしよう」という『Fate』そのものの方向性が見えたとのこと。
 
:フォローとしては、そもそも「刺し穿つ死棘の槍」を使用した回数が少なく、『SN』では全ルートを通して初戦のセイバーとfateルートでわざと心臓から外して使った士郎に対して、と最大2回。『hollow』では相打ちになったもののバゼットの心臓に当てており、心臓を外したセイバーにも体には命中している。
 
:フォローとしては、そもそも「刺し穿つ死棘の槍」を使用した回数が少なく、『SN』では全ルートを通して初戦のセイバーとfateルートでわざと心臓から外して使った士郎に対して、と最大2回。『hollow』では相打ちになったもののバゼットの心臓に当てており、心臓を外したセイバーにも体には命中している。
 
: また、『CCC』で自分のサーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる。一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げている。
 
: また、『CCC』で自分のサーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる。一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げている。
723行目: 701行目:  
: また、アーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定するなどの神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが重要という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い。
 
: また、アーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定するなどの神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが重要という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い。
 
: 初期からの設定変更や矛盾したシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実のようである。
 
: 初期からの設定変更や矛盾したシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実のようである。
:実際、「突き穿つ死翔の槍に因果逆転の効果が追加されたら」という話題に、きのこ氏は'''「そこまでいくとランサーの父親筋の能力になっちゃう。」<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』より。</ref>'''と応えているため、グングニルもその類の宝具(=神造兵装)という可能性は十分にある。
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:実際、「突き穿つ死翔の槍に因果逆転の効果が追加されたら」という話題に、奈須氏は'''「そこまでいくとランサーの父親筋の能力になっちゃう。」<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』より。</ref>'''と応えているため、グングニルもその類の宝具(=神造兵装)という可能性は十分にある。
    
;伝承でのゲイボルク
 
;伝承でのゲイボルク
729行目: 707行目:  
:槍そのものをゲイボルクとする場合もあれば、「戦闘で用いる魔術的な恐るべき技」というように槍ではなく技をゲイボルクとする場合もある。足で投擲する資料もあれば普通に手で投擲している資料も存在する。また、フェルディアとの戦いで1本目を肛門に2本目を胸にというようにゲイボルクが2本存在するなど、伝承によって在り方がかなり変わる武器(技)である。
 
:槍そのものをゲイボルクとする場合もあれば、「戦闘で用いる魔術的な恐るべき技」というように槍ではなく技をゲイボルクとする場合もある。足で投擲する資料もあれば普通に手で投擲している資料も存在する。また、フェルディアとの戦いで1本目を肛門に2本目を胸にというようにゲイボルクが2本存在するなど、伝承によって在り方がかなり変わる武器(技)である。
 
:「刺し込まれる時には一つの傷しか作らないが、体内に入ると一度に三十のとげが開く」という設定はきのこ氏曰く「体内殲滅」という即死効果で補完している。
 
:「刺し込まれる時には一つの傷しか作らないが、体内に入ると一度に三十のとげが開く」という設定はきのこ氏曰く「体内殲滅」という即死効果で補完している。
:「クーリーの牛争い」での浅瀬の決闘、コンラとの海中戦など水辺で戦うことの多い英雄で、彼の持つゲイボルクもまた「水中でのみ使える」という資料がある。足の指で挟み投擲するというのが有名だが、この「水中でのみ使える」という伝承から、浅瀬で使うには足で摘まんだ方が水を潜らせやすかったのでは?という説もある。
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:「クーリーの牛争い」での浅瀬の決闘、コンラとの海中戦など水辺で戦うことの多い英雄で、彼の持つゲイボルクもまた「水中でのみ使える」という資料がある。足の指で挟み投擲するというのが有名だが、この「水中でのみ使える」という伝承から、浅瀬で使うには足で摘まんだ方が水を潜らせやすかったのでは?という説もある。
 
:資料によってかなりカタチが変わるゲイボルクだが、「共通して必ず心臓を破壊していることから因果逆転の槍」というのは案外、的を得た設定なのかもしれない。
 
:資料によってかなりカタチが変わるゲイボルクだが、「共通して必ず心臓を破壊していることから因果逆転の槍」というのは案外、的を得た設定なのかもしれない。
 
:原典のフェルディアとの決闘シーンの記述によるとゲイボルクの攻撃は「下から来る攻撃」とされている(恐らく足で投擲する為)。ゲイボルクを知っていたフェルディアはこの武器の軌道も把握しており、下からくるゲイボルクを警戒し盾を下に構えている。
 
:原典のフェルディアとの決闘シーンの記述によるとゲイボルクの攻撃は「下から来る攻撃」とされている(恐らく足で投擲する為)。ゲイボルクを知っていたフェルディアはこの武器の軌道も把握しており、下からくるゲイボルクを警戒し盾を下に構えている。
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;原初のルーン
 
;原初のルーン
:キャスター時とランサー時のルーンの違いについてだが、staynightの段階からランサーは「18の"原初のルーン"をスカサハより授かっている」となっているように、スカサハがオーディン産のルーンをクー・フーリンに教えたということであり、キャスターになって突然オーディンのルーンを使うようになったということではない。スカサハのマイルームで「自分が教えたルーンの使い方と何か違う気がする」とあるが、これは扱うルーン自体は同じだが'''使い方だけが'''スカサハの教えと違うという話。
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:キャスター時とランサー時のルーンの違いについてだが、『stay night』の段階からランサーは「18の"原初のルーン"をスカサハより授かっている」となっているように、スカサハがオーディン産のルーンをクー・フーリンに教えたということであり、キャスターになって突然オーディンのルーンを使うようになったということではない。スカサハのマイルームで「自分が教えたルーンの使い方と何か違う気がする」とあるが、これは扱うルーン自体は同じだが'''使い方だけが'''スカサハの教えと違うという話。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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* [[登場人物]]
 
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* [[サーヴァント]]
 
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*[[魔術師]]
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* [[魔術師]]
    
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