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116 バイト除去 、 2024年9月19日 (木)
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:あらゆる言動を当人さえ「真実」だと本気で思い込むほどに自己否定を全くしない上に、同胞を含めた領民たる妖精は元から疑うことを知らない者達ばかりで、人間の方も崇拝から来る極端な選民思想に染まっている事も『オーロラがそう言うのだから本当』という思い込みを後押ししているため、彼女の発言が口からの出任せなのかどうかの判断が可能なのは余程の知恵者に限られる。さらに強大な能力・権力を持つ故に、彼女の『本質』を知り得るものはまず一番長く身近に居続けられる者に限られるので、未然にその本性を看破できた者は片手で数えられる程度しかいなかった。
 
:あらゆる言動を当人さえ「真実」だと本気で思い込むほどに自己否定を全くしない上に、同胞を含めた領民たる妖精は元から疑うことを知らない者達ばかりで、人間の方も崇拝から来る極端な選民思想に染まっている事も『オーロラがそう言うのだから本当』という思い込みを後押ししているため、彼女の発言が口からの出任せなのかどうかの判断が可能なのは余程の知恵者に限られる。さらに強大な能力・権力を持つ故に、彼女の『本質』を知り得るものはまず一番長く身近に居続けられる者に限られるので、未然にその本性を看破できた者は片手で数えられる程度しかいなかった。
 
:そのうちオベロンは、彼女との会話で「最も汎人類史の妖精に近い存在」「もっとも無垢な簒奪者」「加害者であり傍観者でもあったからここまで生きてこられた」と告げている他、メリュジーヌからは「オーロラが『一番輝ける存在』でいられるのは、本人と同じく純粋無垢に善悪を楽しむ者達がいるブリテン異聞帯だけ」と断言されている。
 
:そのうちオベロンは、彼女との会話で「最も汎人類史の妖精に近い存在」「もっとも無垢な簒奪者」「加害者であり傍観者でもあったからここまで生きてこられた」と告げている他、メリュジーヌからは「オーロラが『一番輝ける存在』でいられるのは、本人と同じく純粋無垢に善悪を楽しむ者達がいるブリテン異聞帯だけ」と断言されている。
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:実際オーロラが汎人類史へ移り住めたとしても、その幼稚な性質と言動から「周りを貶めるしか能のない毒婦」として彼処の人間及び妖精社会から爪弾きにされる<ref group="注">そうでなくとも汎人類史には、妖精を神秘の研究対象としか見ていない[[魔術協会]]や[[聖堂教会]]が存在する以上、下手に動けばそれ等に見つかって凄惨な実験材料にされる末路が待ち受けている事が容易に想像出来る。もっとも、注目される事が生きる意味であるオーロラからすれば、見方と考えようによってはある意味幸福と言えなくもないのだが…。</ref>事は容易に目に見えており、万が一生き延びられたとしてもそれは一時の運が良かっただけでしかなく、時が経つにつれオーロラの本性が周囲に露わになれば、ゆくゆくは翅はおろか姿形も瞬く間に落ちぶれていき、されどモースとして死ぬ事も自己愛の強さから自害および発狂も出来ないまま、醜くなった姿を毎朝鏡の前でひたすら嘆きながら「明日になれば終わる」と都合のいい言葉でその場を誤魔化して心を殺す、[[間桐臓硯|惨めで地獄に]][[ゼパル|等しい]][[天逆神|日々]]を送る羽目になるだろうともメリュジーヌからは予想されていた。
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:その証拠として、女王暦になってからはモルガンの為政によって人間と妖精の数がある程度淘汰・制御され『自分を褒め称えてくれる者』が減少した結果、以前よりも翅の輝きが落ちている事を自覚し、さらにはメリュジーヌへの無意識下の羨望から来る嫉妬によって、自らが醜悪な生き物だと言う事実から目を背けきれなくなるギリギリまで来ており、『フロム ロストベルト』ではより明確に'''「誰からも愛されなくなるのでは…」'''と怯える姿が描写されている。
 
;能力
 
;能力
 
:上記の通り2000年もの年月をモースにならずに生き永らえている故か、妖精として高い能力を持つ。その実態は不明だが、描写されている限りコーラルをあっさりと毛虫に変えてしまう等の魔術は扱える様子。
 
:上記の通り2000年もの年月をモースにならずに生き永らえている故か、妖精として高い能力を持つ。その実態は不明だが、描写されている限りコーラルをあっさりと毛虫に変えてしまう等の魔術は扱える様子。
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***上記のように「頭は悪くないのにその場その場しか考えず、圧倒的な力で周囲を振り回す」「『重要人物を毒酒で殺害する』という原初の罪を繰り返した」という意味では「もっとも妖精らしい妖精」とも言える。
 
***上記のように「頭は悪くないのにその場その場しか考えず、圧倒的な力で周囲を振り回す」「『重要人物を毒酒で殺害する』という原初の罪を繰り返した」という意味では「もっとも妖精らしい妖精」とも言える。
 
***後に「頭オーロラ」は[[妖精騎士ガウェイン|翌年実装のバレンタインシナリオ]]で早くも使用された。ユーザー間のスラングが公式に拾われたと言えなくもないが、バレンタインイベントはフルボイスなのでブリテン異聞帯が公開される前の収録の可能性もある。
 
***後に「頭オーロラ」は[[妖精騎士ガウェイン|翌年実装のバレンタインシナリオ]]で早くも使用された。ユーザー間のスラングが公式に拾われたと言えなくもないが、バレンタインイベントはフルボイスなのでブリテン異聞帯が公開される前の収録の可能性もある。
*崩壊編にてオーロラは汎人類史への移住をメリュジーヌに提案しているが、仮に移り住めたとしてもその幼稚な性質と言動から「周りを貶めるしか能のない毒婦」として彼処の人間及び妖精社会から爪弾きにされる<ref group="注">そうでなくとも汎人類史には、妖精を神秘の研究対象としか見ていない[[魔術協会]]や[[聖堂教会]]が存在する以上、下手に動けばそれ等に見つかって凄惨な実験材料にされる末路が待ち受けている事が容易に想像出来る。もっとも、注目される事が生きる意味であるオーロラからすれば、見方と考えようによってはある意味幸福と言えなくもない。</ref>事は容易に目に見えていた。
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**なので万が一汎人類史で生き延びられたとしてもそれは一時の運が良かっただけでしかなく、時が経つにつれオーロラの本性が周囲に露わになれば、ゆくゆくは翅はおろか姿形も瞬く間に落ちぶれていき、されどモースとして死ぬ事も自己愛の強さから自害および発狂も出来ないまま、醜くなった姿を毎朝鏡の前でひたすら嘆きながら「明日になれば終わる」と都合のいい言葉でその場を誤魔化して心を殺す、[[間桐臓硯|惨めで地獄に]][[ゼパル|等しい]][[天逆神|日々]]を送る羽目になるだろうとメリュジーヌからは予想されていた。
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**その証拠として、女王暦になってからはモルガンの為政によって人間と妖精の数がある程度淘汰・制御され『自分を褒め称えてくれる者』が減少した結果、以前よりも翅の輝きが落ちている事を自覚しており、さらにはメリュジーヌへの無意識下の羨望から来る嫉妬によって、自らが醜悪な生き物だと言う事実から目を背けきれなくなるギリギリまで来ていた。
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***『フロム ロストベルト』ではより明確に描写がされており、'''「誰からも愛されなくなるのでは」'''と怯える姿も描かれていた。
   
*TAa氏曰くデザイン依頼の時点で「『FGO』史に名を残すほどの問題人物」とされていたらしい<ref group ="出" name="TMA" />。
 
*TAa氏曰くデザイン依頼の時点で「『FGO』史に名を残すほどの問題人物」とされていたらしい<ref group ="出" name="TMA" />。
  
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