49行目: |
49行目: |
| : 奏章Ⅲ『[[新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション]]』にて、ムーン・ドバイ世界の人類が「新たなアーキタイプを作り出したものの、霊長の座を譲り渡す事を認めなかった」ために人理によって発生。 | | : 奏章Ⅲ『[[新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション]]』にて、ムーン・ドバイ世界の人類が「新たなアーキタイプを作り出したものの、霊長の座を譲り渡す事を認めなかった」ために人理によって発生。 |
| : 西暦2999年に最初の発生が起こり、[[BBドバイ]]が第三世代の[[AI]]に人間として生活してもらう事で一旦は終息。その後西暦3017年である奏章Ⅲ本編内において、BBドバイが倒された事で2999年に逆行し、二度目の発生を迎える。 | | : 西暦2999年に最初の発生が起こり、[[BBドバイ]]が第三世代の[[AI]]に人間として生活してもらう事で一旦は終息。その後西暦3017年である奏章Ⅲ本編内において、BBドバイが倒された事で2999年に逆行し、二度目の発生を迎える。 |
− | : 二度目では第三世代のAIたちによってブルジュ・ハリファのテクスチャの簡易化を防がれた後、ゴールデンBBによって物質化・可視化されてカルデアらサーヴァントと交戦。敗北してなお[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を取り込むも、[[ロマニ・アーキマン|自分だけが特別でなくなると]][[キリシュタリア・ヴォーダイム|認めた例外]]を知っている彼/彼女が、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]によって資格があると背中を押してもらった事で脱出を許し、消滅していった。 | + | : 二度目では第三世代のAIたちによってブルジュ・ハリファのテクスチャの簡易化を防がれた後、ゴールデンBBによって物質化・可視化されてカルデアらサーヴァントと交戦。敗北してなお[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を取り込むも、[[キリシュタリア・ヴォーダイム|自分だけが特別でなくなることを認めた例外]]と[[ロマニ・アーキマン|自身の責務をやりきり、自ら退場した人物]]を知っている彼/彼女が、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]によって肯定された事で脱出を許し、消滅していった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 発生直後は白い輪状の形をとっており、可視化後は先の輪の下に肩から無数の触手を生やした、巨大な白い人型のピクトグラムのような姿が現れる。しかし足はなく、手の指に当たる部分は三本の触手状である。また、その周囲には巨大な白い輪が存在している。 | | : 発生直後は白い輪状の形をとっており、可視化後は先の輪の下に肩から無数の触手を生やした、巨大な白い人型のピクトグラムのような姿が現れる。しかし足はなく、手の指に当たる部分は三本の触手状である。また、その周囲には巨大な白い輪が存在している。 |
57行目: |
57行目: |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 物質を霊子化する事でテクスチャを簡易化させ地球航海図にし、同時に人類は今の環境と合わせた思考レベル───思考能力が初期の自動計算機と同等かそれ以下になってしまう。そして全人類をムーンキャンサー化させ、人類の霊長の座を脅かすものを排除させる……という事象が段階を踏んで発生する。これらの変換は「当然のルール」となり、何の干渉もないために防ぎようがない。 | | : 物質を霊子化する事でテクスチャを簡易化させ地球航海図にし、同時に人類は今の環境と合わせた思考レベル───思考能力が初期の自動計算機と同等かそれ以下になってしまう。そして全人類をムーンキャンサー化させ、人類の霊長の座を脅かすものを排除させる……という事象が段階を踏んで発生する。これらの変換は「当然のルール」となり、何の干渉もないために防ぎようがない。 |
− | : また、その際に「輪」が出現するものの、そう見えているだけなので物質化されない限りは干渉できない。輪の中には人間を取り込む事も可能。輪を構成するものは[[主人公 (Grand Order)|主人公]]には白い光、ないし糸のように見えていた。
| |
| : しかし、土地の存在証明をする事でテクスチャの変換を防ぎ、思考の停止及び知能の低下やムーンキャンサー化を防ぐことが可能。奏章ⅢではAIらによって[[コードキャスト]]を用いられ、ブルジュ・ハリファの簡易化を防がれていた。 | | : しかし、土地の存在証明をする事でテクスチャの変換を防ぎ、思考の停止及び知能の低下やムーンキャンサー化を防ぐことが可能。奏章ⅢではAIらによって[[コードキャスト]]を用いられ、ブルジュ・ハリファの簡易化を防がれていた。 |
| + | : また、上記の事象が発生する際に「輪」が出現するものの、そう見えているだけなので物質化されない限りは干渉できない。輪の中には人間を取り込む事も可能。輪を構成するものは[[主人公 (Grand Order)|主人公]]には白い光、ないし糸のように見えていた。実際に、消滅時には体から複数の短い糸が解けていくような表現がされている。 |
| : 物質化後は手を地面に潜り込ませた後に地中から触手のように伸ばして攻撃する他、頭上の輪と周囲の輪を四つの板に変化させて電撃を放つ。 | | : 物質化後は手を地面に潜り込ませた後に地中から触手のように伸ばして攻撃する他、頭上の輪と周囲の輪を四つの板に変化させて電撃を放つ。 |
| | | |
109行目: |
109行目: |
| | | |
| == メモ == | | == メモ == |
| + | *[[サーヴァント]]のクラスである[[ムーンキャンサー]]とは何の関連もない。ただ名前が似ているだけであちらは[[BB]]が由来。 |
| *作中のストーリーパートでは「月の暈」のルビとしてムーン・キャンサーという名称が用いられていたが、エネミー名などはそのまま「ムーン・キャンサー」である。 | | *作中のストーリーパートでは「月の暈」のルビとしてムーン・キャンサーという名称が用いられていたが、エネミー名などはそのまま「ムーン・キャンサー」である。 |
| *戦闘の際は「新霊長継続戦」「Moon Rise Obsession」という戦闘開始演出が流れる。 | | *戦闘の際は「新霊長継続戦」「Moon Rise Obsession」という戦闘開始演出が流れる。 |
120行目: |
121行目: |
| **『Fate/EXTRA material』の用語辞典によるとこれは二十一世紀に発生した感染症であり、感染者は脳神経を犯されることで自己と他人の境界が曖昧になって、最終的には記憶の認識が不可能になり生命活動が停止してしまうという。 | | **『Fate/EXTRA material』の用語辞典によるとこれは二十一世紀に発生した感染症であり、感染者は脳神経を犯されることで自己と他人の境界が曖昧になって、最終的には記憶の認識が不可能になり生命活動が停止してしまうという。 |
| **こちらは1970年に[[トワイス・H・ピースマン]]によって治療法が発見され、2030年にワクチンが完成した事で終息している。 | | **こちらは1970年に[[トワイス・H・ピースマン]]によって治療法が発見され、2030年にワクチンが完成した事で終息している。 |
− | ***一説には「集団無意識を同じくするものに感染する」とも囁かれていたらしく、もし本当にそうならばムーン・キャンサーとは「集団無意識」が関連するという共通項がある事になる。 | + | ***一説には「集団無意識を同じくするものに感染する」とも囁かれていたらしく、もし本当にそうならばムーンキャンサーとは「集団無意識」が関連するという共通項がある事になる。 |
| *『EXTRA』世界においてもアーキタイプが生まれていたものの、そちらはすぐに人類と相互理解を果たしたらしく、ムーン・キャンサーのような現象は起きずに宙に打ち上げられる事となっていた。 | | *『EXTRA』世界においてもアーキタイプが生まれていたものの、そちらはすぐに人類と相互理解を果たしたらしく、ムーン・キャンサーのような現象は起きずに宙に打ち上げられる事となっていた。 |
| | | |