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;三つ目のエッセンス
 
;三つ目のエッセンス
 
:カズラドロップの構成要素は妖精の「ムリアン」「ピクシー」であり、もう一つエッセンスがあるとプロフィールで明かされている。しかし三つ目のエッセンスが何なのかは明かされておらず、カズラドロップ自身も三つ目は存在しないような態度をとっている。
 
:カズラドロップの構成要素は妖精の「ムリアン」「ピクシー」であり、もう一つエッセンスがあるとプロフィールで明かされている。しかし三つ目のエッセンスが何なのかは明かされておらず、カズラドロップ自身も三つ目は存在しないような態度をとっている。
:その三つ目として予想されているのが「足洗邸」という日本の怪談。絆礼装では名称がそのものずばり「足洗邸の余分な一時」であり、カズラ自身に和風要素がある事にも説明がつく。
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:その三つ目として予想されているのが「足洗邸」という日本の怪談である。屋根裏から剛毛に覆われた巨大な足が現れ、足を洗えと命じ、拒否した場合は暴れまわるという怪異だが、伝承によっては泥棒を踏みつけて捕らえるなど、守り神的な要素もある。
:加えて『妖精双六虫籠遊戯』の第9節「2nd LAP B/火は静かに揺らめいている」冒頭では「他人に足を洗わせる趣味なんてない」という発言があり、「屋根裏から巨大な足が現れ、足を洗えと言ってくる」という足洗邸の伝承と合わせると「そのような要素を組み込まれたことに対するカズラドロップの弁明」ともとれる。
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:「かしこい、かわいい、かよわいカズラちゃん」を自称するカズラドロップとしては、あまりに自分のイメージからかけ離れたこの要素を頑なに隠していると考えられる。
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:絆礼装では名称がそのものずばり「足洗邸の余分な一時」であり、カズラ自身に和風要素がある事にも説明がつく。
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:『妖精双六虫籠遊戯』の第9節「2nd LAP B/火は静かに揺らめいている」冒頭では「他人に足を洗わせる趣味なんてない」という発言があり、「そのような要素を組み込まれたことに対するカズラドロップの弁明」ともとれる。
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:他にマイルーム会話に「本当に踏みつけますよ」という台詞があったり、宝具台詞に「足を洗っても許しません」というものがあるなど、足洗邸にちなんだと思しき言葉が見られる。
 
:さらには、プロフィールにおける「陣地作成」の解説では「相性がいいのは『人の住んでいる家』『生活感のある部屋』」という一文があり、また刑部姫に対して「室内に出てくる妖怪、というのもポイント高い」と言及していて、前者は「足洗邸の怪異は人に足を洗ってもらわねばならない」という点を踏まえると相性が良くなる事にも納得である。
 
:さらには、プロフィールにおける「陣地作成」の解説では「相性がいいのは『人の住んでいる家』『生活感のある部屋』」という一文があり、また刑部姫に対して「室内に出てくる妖怪、というのもポイント高い」と言及していて、前者は「足洗邸の怪異は人に足を洗ってもらわねばならない」という点を踏まえると相性が良くなる事にも納得である。
:シークレット・ガーデンの一つである「潔癖症」も、足を洗う事を要求する足洗邸の要素から来ているとも推測でき、カズラ自身がこの要素を隠す事にも「汚れた剛毛の足という比較的マイナーな怪異」という点を鑑みるとしっくりくる。
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:シークレット・ガーデンの一つである「潔癖症」も、足を洗う事を要求する足洗邸の要素から来ているとも推測でる。
 
:また、『妖精双六虫籠遊戯』のフリークエスト「屋根裏部屋を取り戻せ」も、足洗邸の足が天井から出てくる事を考えると、取り戻さなくてはならない点に説得力が出てくる。
 
:また、『妖精双六虫籠遊戯』のフリークエスト「屋根裏部屋を取り戻せ」も、足洗邸の足が天井から出てくる事を考えると、取り戻さなくてはならない点に説得力が出てくる。
 
:このように足洗邸の匂わせはかなりあるのだが、それが事実であると'''公式から明言された訳ではない'''のでその点は注意されたし。
 
:このように足洗邸の匂わせはかなりあるのだが、それが事実であると'''公式から明言された訳ではない'''のでその点は注意されたし。
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