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:その途中で北と南の妖精との争いに加え、ソールズベリー中にモース化の増加による暴動が発生し、ついに『大厄災』が起きた事を察知すると、運命を共にすべくオーロラの元へ駆けつける。しかし、ただ一人鐘撞き堂で何もせず悠然とする様と、自分を見るや否や國と民を捨てて「弱い人間ばかりいる<ruby><rb>外の世界</rb><rt>汎人類史</rt></ruby>なら、此処より楽しくてもっと上手くやれるはずだから一緒に逃げよう」と根拠も何もない提案を持ちかけられた上に、長年仕えていた[[コーラル|側近]]を口煩ささ理由にあっさり処断してしまった事に嘆息。
 
:その途中で北と南の妖精との争いに加え、ソールズベリー中にモース化の増加による暴動が発生し、ついに『大厄災』が起きた事を察知すると、運命を共にすべくオーロラの元へ駆けつける。しかし、ただ一人鐘撞き堂で何もせず悠然とする様と、自分を見るや否や國と民を捨てて「弱い人間ばかりいる<ruby><rb>外の世界</rb><rt>汎人類史</rt></ruby>なら、此処より楽しくてもっと上手くやれるはずだから一緒に逃げよう」と根拠も何もない提案を持ちかけられた上に、長年仕えていた[[コーラル|側近]]を口煩ささ理由にあっさり処断してしまった事に嘆息。
 
:それでも愛故に、一度はオーロラの願いを叶えようと考えかけるのだが、甘言を囁き人を操って周りを蹴落すしか能がない彼女は、複雑かつ権謀術数を必要とする汎人類史の人間社会ではまともに生きられる筈もなく、同じ様に妖精眼を持ち秩序を重んじる妖精社会の輪の中にも到底入り込めないと十二分に理解出来ていたので、自分なりの感謝と思いやりに、一縷の決別を以て介錯するという結論に至る。
 
:それでも愛故に、一度はオーロラの願いを叶えようと考えかけるのだが、甘言を囁き人を操って周りを蹴落すしか能がない彼女は、複雑かつ権謀術数を必要とする汎人類史の人間社会ではまともに生きられる筈もなく、同じ様に妖精眼を持ち秩序を重んじる妖精社会の輪の中にも到底入り込めないと十二分に理解出来ていたので、自分なりの感謝と思いやりに、一縷の決別を以て介錯するという結論に至る。
:そして致命傷を負って倒れたオーロラを前に嘆きと絶望の叫びを上げ、妖精の姿を失って原初の竜の姿に戻り、ブリテン島に炎と焦土の海をもたらす「炎の厄災」となると、ソールズベリーを凄惨に焼き滅ぼし、勢いと本能のままに『聖剣』を手に入れていたアルトリア・キャスターを狙いストーム・ボーダーに攻撃を仕掛ける。
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:そして致命傷を負って倒れたオーロラを前に嘆きと絶望の叫びを上げ、妖精の姿を失って原初の竜の姿に戻り、ブリテン島に炎と焦土の海をもたらす「炎の厄災」となると、ソールズベリーを凄惨に焼き滅ぼし、勢いと本能のままに『[[聖剣]]』を手に入れていたアルトリア・キャスターを狙い[[次元境界穿孔艦ストーム・ボーダー|ストーム・ボーダー]]に攻撃を仕掛ける。
 
:その後は主人公と共に彼女を止めるべく、満身創痍の身でありながら立ち上がったパーシヴァルの捨て身の迎撃に力尽きるが、今際に消失する彼の遺灰とブリテン諸共カルデア一行を呑み込む[[オベロン|奈落の虫]]の姿を目の当たりにして正気を取り戻し、ストーム・ボーダーを逃がすため最期の咆哮を放って奈落の虫に風穴を開け、そのまま残骸を燃やしつつ流れ星の如く空を駆け抜けながら消失した。
 
:その後は主人公と共に彼女を止めるべく、満身創痍の身でありながら立ち上がったパーシヴァルの捨て身の迎撃に力尽きるが、今際に消失する彼の遺灰とブリテン諸共カルデア一行を呑み込む[[オベロン|奈落の虫]]の姿を目の当たりにして正気を取り戻し、ストーム・ボーダーを逃がすため最期の咆哮を放って奈落の虫に風穴を開け、そのまま残骸を燃やしつつ流れ星の如く空を駆け抜けながら消失した。
  
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