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== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
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: 召喚者である仁賀征爾を殺し、はぐれサーヴァントとなっていたところを、[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]との関係と[[聖杯戦争]]の行方が変化のない物になる可能性を問題視していた[[沙条愛歌]]に拾われた。自分に触れても死なないどころか苦痛すら感じない彼女の人間を超越した能力と美しさに心奪われ、恭順する。その後も愛歌に命じられるがまま行動し、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|キャスター]]の神殿の調査、[[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]のマスター暗殺など暗躍を開始する。
 
: 召喚者である仁賀征爾を殺し、はぐれサーヴァントとなっていたところを、[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]との関係と[[聖杯戦争]]の行方が変化のない物になる可能性を問題視していた[[沙条愛歌]]に拾われた。自分に触れても死なないどころか苦痛すら感じない彼女の人間を超越した能力と美しさに心奪われ、恭順する。その後も愛歌に命じられるがまま行動し、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|キャスター]]の神殿の調査、[[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]のマスター暗殺など暗躍を開始する。
 
: 愛歌はアサシンに魔力を供給していないため、愛歌と出会ってからも魂喰いを続けている。これが都市伝説の真相。
 
: 愛歌はアサシンに魔力を供給していないため、愛歌と出会ってからも魂喰いを続けている。これが都市伝説の真相。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』では西暦1273年のキャメロットにはぐれサーヴァントとして召喚され戦っていたが、その最中に円卓に捕らえられてしまい、地下牢の最深部に囚われてしまった。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』では、第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』において西暦1273年のキャメロットにはぐれサーヴァントとして召喚され戦っていたが、その最中に円卓に捕らえられてしまい、地下牢の最深部に囚われてしまった。
 
: その後は苛烈な拷問を受けながらも決して口を割らず耐え続けていたが、自身の救出に来た主人公達と呪腕のハサンに助けられ、多少の事故はあるものの、行動を共にする。
 
: その後は苛烈な拷問を受けながらも決して口を割らず耐え続けていたが、自身の救出に来た主人公達と呪腕のハサンに助けられ、多少の事故はあるものの、行動を共にする。
 
: 最終盤では呪腕のハサン、百貌のハサンと共にトリスタンへと挑み、自身の毒を用いて仕留めようとするが、トリスタンの持つギフトにより毒を無力化され逆に返り討ちに遭い百貌と共に消滅した。
 
: 最終盤では呪腕のハサン、百貌のハサンと共にトリスタンへと挑み、自身の毒を用いて仕留めようとするが、トリスタンの持つギフトにより毒を無力化され逆に返り討ちに遭い百貌と共に消滅した。
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: マスターの死後も望みを捨てきれず、あてもなく彷徨っていたが、愛歌と運命的な出会いを果たしたことで、彼女を「輝きの少女」「我が主、我が全て、初めて得る事の出来たすがる相手」と呼び、忠誠どころか愛すら超える感情を持って従うようになった。
 
: マスターの死後も望みを捨てきれず、あてもなく彷徨っていたが、愛歌と運命的な出会いを果たしたことで、彼女を「輝きの少女」「我が主、我が全て、初めて得る事の出来たすがる相手」と呼び、忠誠どころか愛すら超える感情を持って従うようになった。
 
: 姿を現して行動する際には「ジール」という偽名を使用している。
 
: 姿を現して行動する際には「ジール」という偽名を使用している。
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; 能力
 
; 能力
 
: 暗殺者としての「気配遮断」と変装術。そして、意図的なまでに女性らしさに満ち溢れた肢体は、全て標的を暗殺するための道具。何より最大の武器は、宝具と化しているその体そのものを用いた毒殺である。
 
: 暗殺者としての「気配遮断」と変装術。そして、意図的なまでに女性らしさに満ち溢れた肢体は、全て標的を暗殺するための道具。何より最大の武器は、宝具と化しているその体そのものを用いた毒殺である。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| rowspan="2"|[[アサシン]] || なし || D || D || A+ || C || A || C || 気配遮断:? ||単独行動:?<br />投擲/短刀:?<br />変化:?<br />対毒:?|| style="text-align:left"|
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| rowspan="2"|[[アサシン]] || なし || D || D || A+ || C || A || C || 気配遮断:? ||単独行動:?<br>投擲/短刀:?<br>変化:?<br>対毒:?|| style="text-align:left"|
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || A+ || C || A || C || 気配遮断:A+<br />単独行動:A ||投擲/短刀:C<br />毒の刃:C++<br />変化(潜入特化):C<br />静寂の舞踏:B<br />青ざめた死の舞踊:A<br />楽園への扉:B+|| style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「投擲/短刀」→「毒の刃」に変化。<br />強化クエストクリアで「静寂の舞踊」→「青ざめた死の舞踊」に変化。
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| [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || A+ || C || A || C || 気配遮断:A+<br>単独行動:A ||変化(潜入特化):C<br>投擲(短刀):C<br>静寂の舞踏:B<br>楽園への扉:B+<br>毒の刃:C++<br>青ざめた死の舞踊:A|| style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「投擲(短刀)」→「毒の刃」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「静寂の舞踊」→「青ざめた死の舞踊」に変化。
 
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
;[[主人公 (Grand Order)|主人公]]
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;[[主人公 (Grand Order)]]
 
:触れるのはおろか事故でキスしてしまっても謎の耐毒スキルで死なずにいる主人公を見て案の定惚れ込む。'''無論、性別は問わない。'''
 
:触れるのはおろか事故でキスしてしまっても謎の耐毒スキルで死なずにいる主人公を見て案の定惚れ込む。'''無論、性別は問わない。'''
 
:それもあってかとにかくゾッコンで、行動を共にしている時は周りからツッコミが入るほどベッタリとくっついている。
 
:それもあってかとにかくゾッコンで、行動を共にしている時は周りからツッコミが入るほどベッタリとくっついている。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ===
 
===Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ===
; 「――こうして、頭を撫でて貰えるだけで。<br /> ――滾る。全身が熱くなる。<br /> ――過日。池袋で出会った夜から、ずっと。<br /> ――自分は、この輝きにこそ恭順している」
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; 「――こうして、頭を撫でて貰えるだけで。<br> ――滾る。全身が熱くなる。<br> ――過日。池袋で出会った夜から、ずっと。<br> ――自分は、この輝きにこそ恭順している」
 
: 魂喰いの成果を愛歌から褒められ、更に「偉くて、綺麗。それにとっても可愛い」と撫でられて。
 
: 魂喰いの成果を愛歌から褒められ、更に「偉くて、綺麗。それにとっても可愛い」と撫でられて。
 
: 口にはしないものの強烈な身体の昂ぶりを感じている。
 
: 口にはしないものの強烈な身体の昂ぶりを感じている。
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: ハサンの名を最初で最後に呼び、死ぬつもりであった彼女に「生きろ」と言った巽に対して。
 
: ハサンの名を最初で最後に呼び、死ぬつもりであった彼女に「生きろ」と言った巽に対して。
 
: この後、静謐は短刀で生ける屍となった巽を終わらせている。
 
: この後、静謐は短刀で生ける屍となった巽を終わらせている。
; 「私は、既にこの身のほどを知った。真の充足を……きっと、私は得ることができた」<br />「けれど、それさえも。沙条愛歌なくしては知り得ないことではあったのです」
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; 「私は、既にこの身のほどを知った。真の充足を……きっと、私は得ることができた」<br>「けれど、それさえも。沙条愛歌なくしては知り得ないことではあったのです」
 
: 主が人類史を食い尽くす人類悪を顕現させようとしてる事に対し離反する最後の機会だと告げるパラケルススに対して。巽の事は好きだったとしても愛歌への恩義は紛れもなく事実であった。
 
: 主が人類史を食い尽くす人類悪を顕現させようとしてる事に対し離反する最後の機会だと告げるパラケルススに対して。巽の事は好きだったとしても愛歌への恩義は紛れもなく事実であった。
; 「計画の成否に拘わらず……大聖杯が起動すれば都内一千万の人々が消えうせる」<br />「私は、何をも思わない。たとえ空が割れ、地が裂けて、この世界が終わろうとも、我が心に在るあるじへの忠誠は……普遍にして絶対だ」<br>「なのに……」 <br>「今、東京にはタツミの妹がいる。死なせたくはない。そうも……思う……」<br>「私は……狂っているのだろうか……」
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; 「計画の成否に拘わらず……大聖杯が起動すれば都内一千万の人々が消えうせる」<br>「私は、何をも思わない。たとえ空が割れ、地が裂けて、この世界が終わろうとも、我が心に在るあるじへの忠誠は……普遍にして絶対だ」<br>「なのに……」 <br>「今、東京にはタツミの妹がいる。死なせたくはない。そうも……思う……」<br>「私は……狂っているのだろうか……」
 
: セイバーの聖剣で仮面を割られ、敗北を喫しようとする所。愛歌への忠誠と巽への想いに揺れる。
 
: セイバーの聖剣で仮面を割られ、敗北を喫しようとする所。愛歌への忠誠と巽への想いに揺れる。
 
; 「すべて。すべて。マスターの想うがままに」
 
; 「すべて。すべて。マスターの想うがままに」
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
;「すべて、すべて、貴方の御心のままに。私はすべてを捧げます。この体も。この心も、全て……」
+
====戦闘====
: 召喚時。
  −
 
   
;「熱く、熱く、蕩けるように。あなたの体と心を焼き尽くす。『<RUBY><RB>妄想毒身</RB><RT>ザバーニーヤ</RT></RUBY>』」
 
;「熱く、熱く、蕩けるように。あなたの体と心を焼き尽くす。『<RUBY><RB>妄想毒身</RB><RT>ザバーニーヤ</RT></RUBY>』」
 
: 宝具発動。「妄想毒身」。「山の翁」の御業が一つ――心身を飲み込む死の口吻を送り、標的を毒殺する。
 
: 宝具発動。「妄想毒身」。「山の翁」の御業が一つ――心身を飲み込む死の口吻を送り、標的を毒殺する。
   −
;「……駄目。もう、この人は立ち上がれません。」<br>「私の習得した<RUBY><RB>妄想毒身</RB><RT>ザバーニーヤ</RT></RUBY>は、この身に触れた者の命を奪い取るもの、です。<br> ……私の体は毒の体。肌も、粘膜も、体液の一滴に至るまで猛毒そのもの。」<br>「遥か昔の伝説に在る‘‘毒の娘’’を模して教団に作り上げれた私は、生きている毒の塊。普通の接触であれば即死はせずとも、今のは、その……<br> …………唇……が……」<br />「……ごめんなさい。もう、この人は死にます。立ち上がることはできません。ごめん、なさい……<br> 助けに来てくれたのに、私、また、殺してしまった……」
+
====本編====
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;「……駄目。もう、この人は立ち上がれません。」<br>「私の習得した<RUBY><RB>妄想毒身</RB><RT>ザバーニーヤ</RT></RUBY>は、この身に触れた者の命を奪い取るもの、です。<br> ……私の体は毒の体。肌も、粘膜も、体液の一滴に至るまで猛毒そのもの。」<br>「遥か昔の伝説に在る‘‘毒の娘’’を模して教団に作り上げれた私は、生きている毒の塊。普通の接触であれば即死はせずとも、今のは、その……<br> …………唇……が……」<br>「……ごめんなさい。もう、この人は死にます。立ち上がることはできません。ごめん、なさい……<br> 助けに来てくれたのに、私、また、殺してしまった……」
 
: 第六章にて。事故で自身の口が主人公に触れた際に。自身の有様を語り、またしても生前のような取り返しのつかない事をしたと嘆き悲しむ―――が。
 
: 第六章にて。事故で自身の口が主人公に触れた際に。自身の有様を語り、またしても生前のような取り返しのつかない事をしたと嘆き悲しむ―――が。
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: そして当然の如く主人公に惚れ込む。
 
: そして当然の如く主人公に惚れ込む。
   −
;「……あの、私は寝床に潜り込むだけで幸せなのですが―――」
+
====幕間の物語====
: 期間イベント「超極☆大かぼちゃ村 ~そして冒険へ……~」にて。しかし十分に暴走気味であり、マシュに却下されてしまう。
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;「いえ。いえ! 風紀は大切です! 誰も彼もが寝床を襲う事態になってはいけませんし!」<br>「節度を! 私も、持ちます!」
 
+
: 自身の幕間の物語「だから私は、私として此処で死ぬ」での力強い発言。強いて言うほどのことではないごく当たり前のことだが、寝床に入ることは"はしたない"と教えられたことで、かなり反省した様子。
;「いえ、いえ! 風紀は大切です! 誰も彼もが寝床を襲う事態になってはいけませんし!」<br />「節度を! 私も、持ちます!」
  −
: 幕間イベントでの力強い発言。強いて言うほどのことではないごく当たり前のことだが、寝床に入ることは"はしたない"と教えられたことで、かなり反省した様子。
   
: 教えられる前もわかってはいたようだが我慢ができなかったらしく、「たまにならいいよ」というマスターの発言にぐらついているので、守れるかどうかは怪しい。
 
: 教えられる前もわかってはいたようだが我慢ができなかったらしく、「たまにならいいよ」というマスターの発言にぐらついているので、守れるかどうかは怪しい。
   −
;「私、逃げません。どうせこの<RUBY><RB>霊基</RB><RT>わたし</RT></RUBY>はここで終わります。後はない。」<br />「だから、私は大丈夫。もう大丈夫なんです。逃げません。誰からも……」<br />「………………自分の心からも。」<br />「私、貴方に寄り添います。そう決めました。ですからこれは、こ、ここ、告白です。」<br />「この想いが愛なのかどうか、私にはまだ断言できないけれど……」<br />「いいえ! 私、頑張ります。全力で悩むでしょうけど、きっと辿りつきます。」<br />「だから、その時まで……」<br />「マスターには……想いを寄せてくる数多のヒトたちの求愛に耐えて……」<br />「私を……待っていてくださると、嬉しいのですが……」<br />「………………そう願うことを、許して、くださいますか?」
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;「私、逃げません。どうせこの<RUBY><RB>霊基</RB><RT>わたし</RT></RUBY>はここで終わります。後はない。」<br>「だから、私は大丈夫。もう大丈夫なんです。逃げません。誰からも……」<br>「………………自分の心からも。」<br>「私、貴方に寄り添います。そう決めました。ですからこれは、こ、ここ、告白です。」<br>「この想いが愛なのかどうか、私にはまだ断言できないけれど……」<br>「いいえ! 私、頑張ります。全力で悩むでしょうけど、きっと辿りつきます。」<br>「だから、その時まで……」<br>「マスターには……想いを寄せてくる数多のヒトたちの求愛に耐えて……」<br>「私を……待っていてくださると、嬉しいのですが……」<br>「………………そう願うことを、許して、くださいますか?」
: 幕間イベントでの告白。主人公以外の[[アーラシュ|触れても死なない人]]の存在や、パラケルススの「死ななければ誰でもいいのでしょう?」という言葉を受けて、迷いながらも導き出した答え。
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: 同上、自身の幕間での告白。主人公以外の[[アーラシュ|触れても死なない人]]の存在や、パラケルススの「死ななければ誰でもいいのでしょう?」という言葉を受けて、迷いながらも導き出した答え。
 
: 主人公の返事ははっきりと語られることはなかったが、その返事を受けてハサンは「清姫様に奪われる前に結論を出します」と笑顔であった。
 
: 主人公の返事ははっきりと語られることはなかったが、その返事を受けてハサンは「清姫様に奪われる前に結論を出します」と笑顔であった。
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====イベント====
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;「……あの、私は寝床に潜り込むだけで幸せなのですが―――」
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: イベント「超極☆大かぼちゃ村 ~そして冒険へ……~」にて。しかし十分に暴走気味であり、マシュに却下されてしまう。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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