差分

編集の要約なし
28行目: 28行目:     
==概要==
 
==概要==
   
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]] 。 
 
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]] 。 
   51行目: 50行目:  
:また、宝具のみならず個人としての武勇や武芸にもかなり秀でている英霊であるともされており、宝具など使用せずに愛用の短刀だけで三騎士と相対しても構わないと豪語している。
 
:また、宝具のみならず個人としての武勇や武芸にもかなり秀でている英霊であるともされており、宝具など使用せずに愛用の短刀だけで三騎士と相対しても構わないと豪語している。
 
:しかしながら、サーヴァントとして最も重要な要素の一つである魔力消費の面では決して優れてはいない。全力で戦うにあたり、病院などの大型魔力供給が可能な工房が複数必要になるなど、個人では到底用意が不可能な燃費になっている。
 
:しかしながら、サーヴァントとして最も重要な要素の一つである魔力消費の面では決して優れてはいない。全力で戦うにあたり、病院などの大型魔力供給が可能な工房が複数必要になるなど、個人では到底用意が不可能な燃費になっている。
 +
:[[ギルガメッシュ]]の持つ千里眼には及ばないとしているが、その目は多くを見通すとのことで、『Grand Order』のイベント『ミステリーハウス・クラフターズ』ではカルデアから[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が[[ツタンカーメン|どこぞのファラオ]]と契約を結んだ事を見抜いていた。
    
==ステータス==
 
==ステータス==
57行目: 57行目:  
!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
|-
 
|-
| rowspan="2" |[[ライダー]]||[[伊勢三玄莉]]||C||C||B||A||A+||EX||対魔力:?<br />騎乗:?||カリスマ:?<br />神性:?<br />皇帝特権:?|| style="text-align:left" |
+
| rowspan="2" |[[ライダー]]||[[伊勢三玄莉]]||C||C||B||A||A+||EX||対魔力:?<br>騎乗:?||カリスマ:?<br>神性:?<br>皇帝特権:?|| style="text-align:left" |
 
|-
 
|-
|[[主人公 (Grand Order)]]||C||C||B||A||A+||EX||対魔力:B<br />騎乗:A+<br />神性:B||カリスマ:B<br />皇帝特権:A<br />太陽神の加護:A<br />熱砂の神王:A|| style="text-align:left" |強化クエストクリアで「カリスマ」→「熱砂の神王」に変化。
+
|[[主人公 (Grand Order)]]||C||C||B||A||A+||EX||対魔力:B<br>騎乗:A+<br>神性:B||カリスマ:B<br>皇帝特権:A<br>太陽神の加護:A<br>熱砂の神王:A|| style="text-align:left" |強化クエストクリアで「カリスマ」→「熱砂の神王」に変化。
 
|}
 
|}
   106行目: 106行目:  
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&宝具封印状態を付与(1ターン)&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
 
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&宝具封印状態を付与(1ターン)&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
 
:強化クエスト2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率の上昇に加え「自身にフィールドを〔陽射し〕特性にする状態を付与(5ターン)&スキルチャージを1進める」という効果が追加される。
 
:強化クエスト2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率の上昇に加え「自身にフィールドを〔陽射し〕特性にする状態を付与(5ターン)&スキルチャージを1進める」という効果が追加される。
:また、詳細不明だが攻撃型要塞形態なるものがアーチャーに言及されており、曰く「船みたいな形」「人間が足を踏み入れるモンじゃ無い」とのこと。
+
:また、詳細不明だが攻撃型要塞形態なるものが[[アーラシュ|アーチャー]]に言及されており、曰く「船みたいな形」「人間が足を踏み入れるモンじゃ無い」とのこと。
    
==真名:オジマンディアス==
 
==真名:オジマンディアス==
 
+
:古代エジプト最大最強の大英雄にして神王(ファラオ)、偉大なりし「太陽王」。紀元前十四~十三世紀頃の人物。
:オジマンディアス。古代エジプト最大最強の大英雄にして神王(ファラオ)、偉大なりし「太陽王」。紀元前十四~十三世紀頃の人物。
   
:広大な帝国を統治した古代エジプトのファラオ。オシリスの如く民を愛し、そして大いに民から愛された。ラムセス二世、メリアメンとも呼ばれる。
 
:広大な帝国を統治した古代エジプトのファラオ。オシリスの如く民を愛し、そして大いに民から愛された。ラムセス二世、メリアメンとも呼ばれる。
   134行目: 133行目:  
==人間関係==
 
==人間関係==
 
===蒼銀のフラグメンツ===
 
===蒼銀のフラグメンツ===
   
;[[伊勢三玄莉]]
 
;[[伊勢三玄莉]]
 
:マスター。
 
:マスター。
165行目: 163行目:     
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
   
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
:王としての気風はないと思っており、王についての話をする時も「貴様の事ではない」と断りを入れる。
 
:王としての気風はないと思っており、王についての話をする時も「貴様の事ではない」と断りを入れる。
193行目: 190行目:  
;[[ギルガメッシュ]]
 
;[[ギルガメッシュ]]
 
:意外と気が合うと評する相手。ただしそれは自分が一番、あいつが二番という認識をお互いに抱いており、そしてその絶大な自信からくる主語を省いた会話によりその齟齬にお互いが気づいていないためで、認識のズレが発覚すれば即座に瓦解、殺し合いに発展しかねない地雷原真っ只中の関係とも言える。
 
:意外と気が合うと評する相手。ただしそれは自分が一番、あいつが二番という認識をお互いに抱いており、そしてその絶大な自信からくる主語を省いた会話によりその齟齬にお互いが気づいていないためで、認識のズレが発覚すれば即座に瓦解、殺し合いに発展しかねない地雷原真っ只中の関係とも言える。
:幕間の物語ではギルガメッシュの機嫌が良かったことも手伝い、英雄王自らが(皮肉を交えながら)カルデア内の案内役を買って出るという珍しい光景が。さらにその後、[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|アルトリア]]も交えてレクリエーションルームまでゲームをやりに行くというカオスな展開に至った。
+
:自身の幕間の物語「ファラオよりの光悦」ではギルガメッシュの機嫌が良かったことも手伝い、英雄王自らが(皮肉を交えながら)カルデア内の案内役を買って出るという珍しい光景が。さらにその後、[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|アルトリア]]も交えてレクリエーションルームまでゲームをやりに行くというカオスな展開に至った。
 
;[[イスカンダル]]
 
;[[イスカンダル]]
 
:ファラオとしては自身と比べるべくもないと思ってはいるが、功績については一目置いている。
 
:ファラオとしては自身と比べるべくもないと思ってはいるが、功績については一目置いている。
207行目: 204行目:  
;[[テスカトリポカ]]、[[トラロック]]
 
;[[テスカトリポカ]]、[[トラロック]]
 
:『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でピクニックとグランピングで対立し、互いに晴れと雨を呼び合う天候合戦となった。
 
:『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でピクニックとグランピングで対立し、互いに晴れと雨を呼び合う天候合戦となった。
 +
;[[ツタンカーメン]]
 +
:先代王朝である古代エジプト第18王朝のファラオ。
 +
:彼に対しても尊大な態度であり、『ミステリーハウス・クラフターズ』では自らの戦列に加わる事を許した。また、カルデアでセネト・ゲーム<ref group="注">「セネト」とも呼ばれる、世界最古だとされる古代エジプトのボードゲーム。</ref>をする約束もしている。
    
===生前===
 
===生前===
221行目: 221行目:     
===その他===
 
===その他===
   
;カエサリオン
 
;カエサリオン
 
:[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]と[[クレオパトラ]]の間にできた子。クレオパトラが自殺した直後にオクタウィアヌス(アウグストゥス)により殺され、エジプトはローマに併合される。
 
:[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]と[[クレオパトラ]]の間にできた子。クレオパトラが自殺した直後にオクタウィアヌス(アウグストゥス)により殺され、エジプトはローマに併合される。
229行目: 228行目:  
==名台詞==
 
==名台詞==
 
===蒼銀のフラグメンツ===
 
===蒼銀のフラグメンツ===
 
+
;「はは! 逃げろ、走れ、跳べ!<br> せいぜい足掻け。喚け。叫べ!<br> いずれ貴様ら三騎が悉く、我が光に灼かれて消え去る運命よ!」
;「はは! 逃げろ、走れ、跳べ!<br /> せいぜい足掻け。喚け。叫べ!<br /> いずれ貴様ら三騎が悉く、我が光に灼かれて消え去る運命よ!」
   
:セイバー・アーチャー・ランサーの三騎を一人で相手取り、高らかに王は叫ぶ。
 
:セイバー・アーチャー・ランサーの三騎を一人で相手取り、高らかに王は叫ぶ。
   −
;「ほう、ほう。面白い! 三騎どころか、単騎のみで余の“獣”を相手取って見せるつもりか。<br /> 我が威光、我が栄光のほんの一欠けらとは言え、万軍さえ屠る熱砂の獅身獣を。<br /> ――いいだろう。ならば存分に足掻いて見せよ、光なきもの」
+
;「ほう、ほう。面白い! 三騎どころか、単騎のみで余の“獣”を相手取って見せるつもりか。<br> 我が威光、我が栄光のほんの一欠けらとは言え、万軍さえ屠る熱砂の獅身獣を。<br> ――いいだろう。ならば存分に足掻いて見せよ、光なきもの」
 
:無辜の民を犠牲にするのを良しとせず、単独で現れて獅身獣に立ち向かうセイバーに。
 
:無辜の民を犠牲にするのを良しとせず、単独で現れて獅身獣に立ち向かうセイバーに。
 
:ただ一人で自身に抗おうとする無謀な挑戦者を嘲笑いつつも、戦う価値のある者と出会えたことへの歓喜を露わにする。
 
:ただ一人で自身に抗おうとする無謀な挑戦者を嘲笑いつつも、戦う価値のある者と出会えたことへの歓喜を露わにする。
   −
;「凡骨どもの権謀術数もどき等にはさしたる興味はなかったが、成る程、良かろう!<br /> 小さきもの、斯様に小さく在れども自らの領内にあっては誇りと尊厳に満ちて眼開き続ける、その女王の気風に敬意を表し──」<br />「此度の同盟、余も認めてやろう。喜べ」
+
;「凡骨どもの権謀術数もどき等にはさしたる興味はなかったが、成る程、良かろう!<br> 小さきもの、斯様に小さく在れども自らの領内にあっては誇りと尊厳に満ちて眼開き続ける、その女王の気風に敬意を表し──」<br>「此度の同盟、余も認めてやろう。喜べ」
 
:マスターの意向で「同盟」の使者として寄越されたにも関わらず、自分の気に食わなければキャスターの“神殿”もろとも玲瓏館邸を吹き飛ばすことも考えに入れていたオジマンディアスだったが、使い魔の眼を通じて会見の場を覗き見ていた美沙夜の、王の視線に打ちのめされながらも屈せず、眼を逸らさなかった気概に免じて傲然と裁定を下す。
 
:マスターの意向で「同盟」の使者として寄越されたにも関わらず、自分の気に食わなければキャスターの“神殿”もろとも玲瓏館邸を吹き飛ばすことも考えに入れていたオジマンディアスだったが、使い魔の眼を通じて会見の場を覗き見ていた美沙夜の、王の視線に打ちのめされながらも屈せず、眼を逸らさなかった気概に免じて傲然と裁定を下す。
   −
;「<ruby><rb>軍神</rb><rt>セト</rt></ruby>と<ruby><rb>戦いの女神</rb><rt>アナト</rt></ruby>、我が両腕に宿るが良い!<br /> <ruby><rb>豊穣の神</rb><rt>アスタルテ</rt></ruby>、我が勝利の栄光より後にはお前こそが戦いに血濡れた地を言祝げ!<br /> ラーでありホルスである余は、これより再びの命を得て世界に幸福を与えん!<br /> 最愛なりしネフェルタリよ、ハトホルとしてオジマンディアスの光臨を祝福せよ!<br /> まさしく世界を救う戦いである!<br /> 余は、余が統べるためにこそあらゆる敵を灼き尽くし、遍くすべてを救おうぞ!<br /> さあ。来い。<br /> 蒼銀の騎士に守られし<ruby><rb>世界を喰らう女神</rb><rt>ポトニアテローン</rt></ruby>よ。<br /> 今こそ、神王が貴様を斃してやろう。」
+
;「<ruby><rb>軍神</rb><rt>セト</rt></ruby>と<ruby><rb>戦いの女神</rb><rt>アナト</rt></ruby>、我が両腕に宿るが良い!<br> <ruby><rb>豊穣の神</rb><rt>アスタルテ</rt></ruby>、我が勝利の栄光より後にはお前こそが戦いに血濡れた地を言祝げ!<br> ラーでありホルスである余は、これより再びの命を得て世界に幸福を与えん!<br> 最愛なりしネフェルタリよ、ハトホルとしてオジマンディアスの光臨を祝福せよ!<br> まさしく世界を救う戦いである!<br> 余は、余が統べるためにこそあらゆる敵を灼き尽くし、遍くすべてを救おうぞ!<br> さあ。来い。<br> 蒼銀の騎士に守られし<ruby><rb>世界を喰らう女神</rb><rt>ポトニアテローン</rt></ruby>よ。<br> 今こそ、神王が貴様を斃してやろう。」
 
:世界を喰らう女神と、その走狗たる蒼銀の騎士に対し、太陽の神王は高らかに宣戦布告する。
 
:世界を喰らう女神と、その走狗たる蒼銀の騎士に対し、太陽の神王は高らかに宣戦布告する。
 
:『蒼銀のフラグメンツ』は群像劇の要素が強いとはいえ、もはやどちらが主人公か分からなくなってくる。
 
:『蒼銀のフラグメンツ』は群像劇の要素が強いとはいえ、もはやどちらが主人公か分からなくなってくる。
   −
;「認めよう。余は神君であるが暴君の顔を持ち合わせるが故に、こうも醜く歪みはてた世界なぞはどうにも救いきれぬ。特に、是なる当世、繁栄と消費をあまりに貪り過ぎている。我が豪腕を思うさま振るうには、あまりに頼りなかろうさ」<br />「……故に。此処では貴様が救え、勇者よ」
+
;「認めよう。余は神君であるが暴君の顔を持ち合わせるが故に、こうも醜く歪みはてた世界なぞはどうにも救いきれぬ。特に、是なる当世、繁栄と消費をあまりに貪り過ぎている。我が豪腕を思うさま振るうには、あまりに頼りなかろうさ」<br>「……故に。此処では貴様が救え、勇者よ」
 
:セイバーに対する命令。世界を食らう獣から、世界を守ろうとする蒼銀の騎士に対する激励でもある。
 
:セイバーに対する命令。世界を食らう獣から、世界を守ろうとする蒼銀の騎士に対する激励でもある。
   252行目: 250行目:  
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
====戦闘====
 
====戦闘====
   
;「全能の神よ、我が業を見よ!そして平伏せよ。我が無限の光輝、太陽は此処に降臨せり!『<ruby><rb>光輝の大複合神殿</rb><rt>ラムセウム・テンティリス</rt></ruby>』!」
 
;「全能の神よ、我が業を見よ!そして平伏せよ。我が無限の光輝、太陽は此処に降臨せり!『<ruby><rb>光輝の大複合神殿</rb><rt>ラムセウム・テンティリス</rt></ruby>』!」
 
:宝具発動。大質量弾のカタチをとりて此処に降臨する、太陽王の威光。
 
:宝具発動。大質量弾のカタチをとりて此処に降臨する、太陽王の威光。
259行目: 256行目:  
:攻撃時の台詞の一つ。元ネタは「ジョジョの奇妙な冒険」で子安氏が演じたあのキャラの台詞だろう。言い回しは似ている。
 
:攻撃時の台詞の一つ。元ネタは「ジョジョの奇妙な冒険」で子安氏が演じたあのキャラの台詞だろう。言い回しは似ている。
   −
;「地上にあってファラオに不可能なし! 万物万象我が手中にあり!」<br />「ファラオの神威を見るがいい。フフ、フハハハハハ!」
+
;「地上にあってファラオに不可能なし! 万物万象我が手中にあり!」<br>「ファラオの神威を見るがいい。フフ、フハハハハハ!」
 
:スキル使用時の台詞。どちらもあまりに長いため前半で演出が終わってしまい(倍速時)、連続でスキルを使用すると当然の如く切れる。
 
:スキル使用時の台詞。どちらもあまりに長いため前半で演出が終わってしまい(倍速時)、連続でスキルを使用すると当然の如く切れる。
 
:それを意識したのか、『ネロ祭再び』フィナーレでの彼の名称は「'''地上にあってファラオに不可能な'''」と途中で切れたような形になっている。
 
:それを意識したのか、『ネロ祭再び』フィナーレでの彼の名称は「'''地上にあってファラオに不可能な'''」と途中で切れたような形になっている。
    
====マイルーム====
 
====マイルーム====
   
;「古き天空の女王がいるな。再び相見えることになろうとは」
 
;「古き天空の女王がいるな。再び相見えることになろうとは」
 
:[[ニトクリス]]を所持している際のマイルーム会話。
 
:[[ニトクリス]]を所持している際のマイルーム会話。
281行目: 277行目:     
====本編====
 
====本編====
   
;「おまえたちがカルデアからの使者である事。これまで五つの特異点を修復した者である事。<br> そしてついにこの第六の<ruby><rb>楔</rb><rt>くさび</rt></ruby>―――砂の聖地に現れた事。すべて承知している。」<br>「何故ならおまえたちの探す聖杯は、この通り、余が手にしているからだ。」
 
;「おまえたちがカルデアからの使者である事。これまで五つの特異点を修復した者である事。<br> そしてついにこの第六の<ruby><rb>楔</rb><rt>くさび</rt></ruby>―――砂の聖地に現れた事。すべて承知している。」<br>「何故ならおまえたちの探す聖杯は、この通り、余が手にしているからだ。」
 
:第六特異点『神聖円卓領域キャメロット』にて。カルデアの動向を把握しているだけでなく、目的の聖杯まで彼の手の内にあった。主人公達は魔術王との関わりを疑うが……。
 
:第六特異点『神聖円卓領域キャメロット』にて。カルデアの動向を把握しているだけでなく、目的の聖杯まで彼の手の内にあった。主人公達は魔術王との関わりを疑うが……。
299行目: 294行目:  
:同上。主人公一行の実力を見極めた後のやりとり。傲慢に振る舞ってはいるが勇者と認めた者に対しては一定の配慮はする太陽王。
 
:同上。主人公一行の実力を見極めた後のやりとり。傲慢に振る舞ってはいるが勇者と認めた者に対しては一定の配慮はする太陽王。
   −
;「あらゆる裁きはファラオが下すもの!神ならざる人の王ごときが……。<br /> 否、もはや貴様は女神にも等しいモノではあるが、しかし!<br /> ファラオは余であり、余こそがファラオなれば!神王を名乗る年季の違いを知るがいい!」<br>「大電球アモン・ラー、開眼!見るがいい―――<ruby><rb>アメンの愛よ</rb><rt>メェリィアメン</rt></ruby>!!」
+
;「あらゆる裁きはファラオが下すもの!神ならざる人の王ごときが……。<br> 否、もはや貴様は女神にも等しいモノではあるが、しかし!<br> ファラオは余であり、余こそがファラオなれば!神王を名乗る年季の違いを知るがいい!」<br>「大電球アモン・ラー、開眼!見るがいい―――<ruby><rb>アメンの愛よ</rb><rt>メェリィアメン</rt></ruby>!!」
 
:同上。獅子王の座する聖都の外壁に向けて放たれる超遠距離大神罰―――デンデラ大電球の放射。
 
:同上。獅子王の座する聖都の外壁に向けて放たれる超遠距離大神罰―――デンデラ大電球の放射。
   −
;「―――要らぬ。」<br>「十分な働きだ。これ以上は要らぬ。<br /> そして、おまえが冥府に連れ去られるのも面倒だ。余は、あの暗い国はあまり好かぬからな。」<br>「……余はここで休む。おまえも休むがよい、ファラオ・ニトクリス。<br /> あまり無理をするな。暗黒を総べるにはそなたは少々優しすぎよう。」
+
;「―――要らぬ。」<br>「十分な働きだ。これ以上は要らぬ。<br> そして、おまえが冥府に連れ去られるのも面倒だ。余は、あの暗い国はあまり好かぬからな。」<br>「……余はここで休む。おまえも休むがよい、ファラオ・ニトクリス。<br> あまり無理をするな。暗黒を総べるにはそなたは少々優しすぎよう。」
 
:同上。[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]との宝具の打ち合いの末、冥府に連れ去られるのを厭わず獅子王の裁きの光から守り切ろうとするニトクリスに対して。
 
:同上。[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]との宝具の打ち合いの末、冥府に連れ去られるのを厭わず獅子王の裁きの光から守り切ろうとするニトクリスに対して。
   318行目: 313行目:     
==メモ==
 
==メモ==
   
*多くの予想通り真名は古代エジプト最高のファラオ、建築王にして太陽王、ラムセス二世であった。ただ、名義は即位名のギリシャ語訳「オジマンディアス」が採用されている。
 
*多くの予想通り真名は古代エジプト最高のファラオ、建築王にして太陽王、ラムセス二世であった。ただ、名義は即位名のギリシャ語訳「オジマンディアス」が採用されている。
**即位名の方が採用されたのは、有名なパーシー・ビッシュ・シェリー作の同名の詩をモチーフにしているからだろう。以下の一節がある。<br />''その台座にはこう記されていた。「わが名はオジマンディアス、王中の王なり。神々よ、わが偉業を見、絶望せよ!」''
+
**即位名の方が採用されたのは、有名なパーシー・ビッシュ・シェリー作の同名の詩をモチーフにしているからだろう。以下の一節がある。<br>''その台座にはこう記されていた。「わが名はオジマンディアス、王中の王なり。神々よ、わが偉業を見、絶望せよ!」''
 
**彼よりも更に古代の偉大なファラオ、クフ王を予想したファンも多かったようである。<br>宝具も『闇夜の太陽の船』=クフ王の船、『光輝の大複合神殿』=クフ王の大ピラミッド、『熱砂の獅身獣』=ギザの大スフィンクスと解釈すれば、ラムセス二世よりも「ハマる」キャスティングと言えるかもしれない。尤も、これをやると''ギザの大ピラミッドやスフィンクスを「何時、何のために、どうやって建造したか」という考古学の難題に触れなければならなくなる''ため、創作のネタとしてはあまりに危険であるが。
 
**彼よりも更に古代の偉大なファラオ、クフ王を予想したファンも多かったようである。<br>宝具も『闇夜の太陽の船』=クフ王の船、『光輝の大複合神殿』=クフ王の大ピラミッド、『熱砂の獅身獣』=ギザの大スフィンクスと解釈すれば、ラムセス二世よりも「ハマる」キャスティングと言えるかもしれない。尤も、これをやると''ギザの大ピラミッドやスフィンクスを「何時、何のために、どうやって建造したか」という考古学の難題に触れなければならなくなる''ため、創作のネタとしてはあまりに危険であるが。
 
*「[[メドゥーサ|幻想種]]」「[[フランシス・ドレイク|船]]」「[[イスカンダル|固有結界]]」と歴代「ライダー」サーヴァントの代名詞的な宝具を一人で所有する豪華な英雄。流石に[[アキレウス|戦車]]は持って来なかったが、宝具を特徴とするライダーのクラスに相応しい大盤振る舞いの構成である。
 
*「[[メドゥーサ|幻想種]]」「[[フランシス・ドレイク|船]]」「[[イスカンダル|固有結界]]」と歴代「ライダー」サーヴァントの代名詞的な宝具を一人で所有する豪華な英雄。流石に[[アキレウス|戦車]]は持って来なかったが、宝具を特徴とするライダーのクラスに相応しい大盤振る舞いの構成である。
326行目: 320行目:  
**ただ史実の時点で、タロットカードの「戦車(チャリオッツ)」のモデルにもなっている程の戦車に関する逸話を持った英霊であるため、それを知っていれば彼がライダークラスを充てがわれること自体はそこまで突飛なものとは感じないと考えられる。
 
**ただ史実の時点で、タロットカードの「戦車(チャリオッツ)」のモデルにもなっている程の戦車に関する逸話を持った英霊であるため、それを知っていれば彼がライダークラスを充てがわれること自体はそこまで突飛なものとは感じないと考えられる。
 
*正しく破格の実力と宝具を持つサーヴァントだが、'''そもそも召喚が極めて難しい'''という問題がある。
 
*正しく破格の実力と宝具を持つサーヴァントだが、'''そもそも召喚が極めて難しい'''という問題がある。
**大前提として、サーヴァントの召喚とは強制的なものではなく、本人が聖杯戦争に参加する目的が無ければ召喚に応じない。そのため聖杯戦争では「願望器の恩恵を分け与える」という触れ込みを使い英霊を誘い込む。中には聖杯に興味がないにも関わらず召喚されるサーヴァントがいるが、そういう英霊は聖杯への願いが無いだけで戦いに参加する目的を別に持っている。オジマンディアスは聖杯への願いを持っておらず、戦う事自体が目的でもないので、召喚に応じる事が無い。
+
**大前提として、サーヴァントの召喚とは強制的なものではなく、本人が聖杯戦争に参加する目的が無ければ召喚に応じない。そのため聖杯戦争では「願望器の恩恵を分け与える」という触れ込みを使い英霊を誘い込む。中には聖杯に興味がないにも関わらず召喚されるサーヴァントがいるが、そういう英霊は聖杯への願いが無いだけで戦いに参加する目的を別に持っている。オジマンディアスは聖杯への願いを持っておらず、戦う事自体が目的でもないので、召喚に応じる事が無い。
 
**「本人のミイラ等の強力な触媒を用いればできるのでは?」と考えても無駄。そもそも触媒召喚というのは、「召喚されてくれませんかというオファー」を送る相手を選ぶ手段であって、強い縁を持つ触媒なら狙ったところに届く確率が高いというだけの話。英霊が打診を受け入れる気があるかどうかには何の関係もない。これは触媒召喚だろうと、召喚者本人の縁による召喚だろうと、土地が持つ縁による召喚だろうと変わらない。<br>なのでオジマンディアスに関する遺品を使って触媒召喚したとしても、本人にオファーは届いているかも知れないが、全て蹴られるので召喚できない。
 
**「本人のミイラ等の強力な触媒を用いればできるのでは?」と考えても無駄。そもそも触媒召喚というのは、「召喚されてくれませんかというオファー」を送る相手を選ぶ手段であって、強い縁を持つ触媒なら狙ったところに届く確率が高いというだけの話。英霊が打診を受け入れる気があるかどうかには何の関係もない。これは触媒召喚だろうと、召喚者本人の縁による召喚だろうと、土地が持つ縁による召喚だろうと変わらない。<br>なのでオジマンディアスに関する遺品を使って触媒召喚したとしても、本人にオファーは届いているかも知れないが、全て蹴られるので召喚できない。
 
**オジマンディアスにとって唯一の例外として、「妻ネフェルタリの遺品」を使った召喚の場合のみ召喚に応じる。これも上記の通り「触媒の縁が強いから召喚できる」のではなく、召喚される目的ができたから召喚される。その目的とは「妻ネフェルタリの遺品を持っている=ネフェルタリの墓を暴いた不敬者を殺す」こと。この方法でオジマンディアスを召喚した[[伊勢三玄莉]]はオジマンディアスのマスターとして聖杯戦争を戦い続けられたが、それはオジマンディアスがマスター以外の事柄に対してたまたま興味を持って気が変わったからに過ぎず、本来であれば彼も例に漏れず速攻で殺されても何らおかしくなかった。
 
**オジマンディアスにとって唯一の例外として、「妻ネフェルタリの遺品」を使った召喚の場合のみ召喚に応じる。これも上記の通り「触媒の縁が強いから召喚できる」のではなく、召喚される目的ができたから召喚される。その目的とは「妻ネフェルタリの遺品を持っている=ネフェルタリの墓を暴いた不敬者を殺す」こと。この方法でオジマンディアスを召喚した[[伊勢三玄莉]]はオジマンディアスのマスターとして聖杯戦争を戦い続けられたが、それはオジマンディアスがマスター以外の事柄に対してたまたま興味を持って気が変わったからに過ぎず、本来であれば彼も例に漏れず速攻で殺されても何らおかしくなかった。
 
**FGOの場合は聖杯戦争ではなく人理を守る為の戦いであるから応じていると言ったところか。どう召喚するかというより、どういう戦いに参加させるかが重要。
 
**FGOの場合は聖杯戦争ではなく人理を守る為の戦いであるから応じていると言ったところか。どう召喚するかというより、どういう戦いに参加させるかが重要。
***なお、『FGO MaterialIV』では以下の解釈が追記されている。「やがて人類史に刻まれた彼(オジマンディアス)は、サーヴァントとして現界するに至る。第一の現界に際して、自らの遺体がカイロの博物館へ保管されていると知った彼は、ある種の諦念の境地に立たざるを得なかった。霊廟から移動されたことで、最早、古代エジプトの神話観の下、歴代ファラオのひとりとして本来の肉体で再生されることはない、と。ならばせいぜい、やりたいようにやるまでのこと。かつてのように'''完全な肉体を維持した上での不老不死を望む'''も良し、'''不遜なマスタ一を排除して消え去る'''もよし、'''地上に君臨して無辜の人々へと繁栄をもたらすの'''も良し。そして、今。最新の現界にあたって。'''人理の危機とあらば、成る程、今度こそ世界を教わねばなるまい'''しそう彼は自然と考えるに至る。かつては為せなかったが、勇者として相応しき者多きカルデアならば、あるいは———」
+
***なお、『FGO Material Ⅳ』では以下の解釈が追記されている。「やがて人類史に刻まれた彼(オジマンディアス)は、サーヴァントとして現界するに至る。第一の現界に際して、自らの遺体がカイロの博物館へ保管されていると知った彼は、ある種の諦念の境地に立たざるを得なかった。霊廟から移動されたことで、最早、古代エジプトの神話観の下、歴代ファラオのひとりとして本来の肉体で再生されることはない、と。ならばせいぜい、やりたいようにやるまでのこと。かつてのように'''完全な肉体を維持した上での不老不死を望む'''も良し、'''不遜なマスタ一を排除して消え去る'''もよし、'''地上に君臨して無辜の人々へと繁栄をもたらすの'''も良し。そして、今。最新の現界にあたって。'''人理の危機とあらば、成る程、今度こそ世界を教わねばなるまい'''しそう彼は自然と考えるに至る。かつては為せなかったが、勇者として相応しき者多きカルデアならば、あるいは───」
**ただしこのような設定である一方、『Apocrypha』において[[モードレッド]]が「円卓の欠片で呼ばれた事を召喚後に知って激怒する」と言う描写もあるため、本来は事前に触媒を知る事は出来ないと思われる。さらに[[シェヘラザード]]を代表として聖杯戦争に呼ばれる気がなくても召喚されてしまう事例がある他、FGOにおいては「呼ばれた後に自分が呼ばれた事に驚愕する」と言う事例も多数ある。「通常の聖杯戦争なら呼ばれないが、人理の危機なら呼ばれる」と言う設定のサーヴァントは多いので、召喚されるシチュエーション自体はある程度選択できるようだが、「通常の『聖杯戦争』に呼ばれるか呼ばれないか」は一律で決定され、触媒などで選択する事は出来ないと言うのが基本法則だと思われる。
+
**ただしこのような設定である一方、『Apocrypha』において[[モードレッド]]が「円卓の欠片で呼ばれた事を召喚後に知って激怒する」と言う描写もあるため、本来は事前に触媒を知る事は出来ないと思われる。さらに[[シェヘラザード]]を代表として聖杯戦争に呼ばれる気がなくても召喚されてしまう事例がある他、FGOにおいては「呼ばれた後に自分が呼ばれた事に驚愕する」と言う事例も多数ある。「通常の聖杯戦争なら呼ばれないが、人理の危機なら呼ばれる」という設定のサーヴァントは多いので、召喚されるシチュエーション自体はある程度選択できるようだが、「通常の『聖杯戦争』に呼ばれるか呼ばれないか」は一律で決定され、触媒などで選択する事は出来ないと言うのが基本法則だと思われる。
 
***これらの矛盾について説明するなら、「『Prototype』は他の作品とは世界が異なるため、英霊召喚の法則も異なる」もしくは「オジマンディアスほどの大英雄ならば法則を無視できる」と言った可能性が考えられるか。
 
***これらの矛盾について説明するなら、「『Prototype』は他の作品とは世界が異なるため、英霊召喚の法則も異なる」もしくは「オジマンディアスほどの大英雄ならば法則を無視できる」と言った可能性が考えられるか。
 +
***とはいえ『Grand Order』では、カルデアから特異点内部で起こった出来事をある程度把握していたりするので、触媒に関しても座から知ることができる可能性もある。
 
*黄金の古代王という特徴、高い実力とカリスマに裏打ちされた圧倒的な存在感、己を「王の中の王」と称する尊大さは[[ギルガメッシュ]]と、クラスや生前手にしたファラオの位、固有結界や神獣の軍を擁する戦力、「剣槍弓…三騎士の揃った戦場を引っ掻き回す」というシチュエーションは[[イスカンダル]]と似通ったものを感じさせる。
 
*黄金の古代王という特徴、高い実力とカリスマに裏打ちされた圧倒的な存在感、己を「王の中の王」と称する尊大さは[[ギルガメッシュ]]と、クラスや生前手にしたファラオの位、固有結界や神獣の軍を擁する戦力、「剣槍弓…三騎士の揃った戦場を引っ掻き回す」というシチュエーションは[[イスカンダル]]と似通ったものを感じさせる。
 
**ただし、「神々の法を守り、その結果として遍く民を庇護するファラオ」であるオジマンディアスと、「神と袂を分かち、人類の歴史の裁定者として人の世を守護する王」であるギルガメッシュでは方向性が正反対であり、根底の部分では到底相容れないと思われる。
 
**ただし、「神々の法を守り、その結果として遍く民を庇護するファラオ」であるオジマンディアスと、「神と袂を分かち、人類の歴史の裁定者として人の世を守護する王」であるギルガメッシュでは方向性が正反対であり、根底の部分では到底相容れないと思われる。
345行目: 340行目:  
*生前の最大身長は180cm以上、一説には190cmあったようだが、「最愛の妻ネフェルタリが二人目の王子を生んだ頃の自分こそが全盛・頂点であろう」として身長179cmの状態で現界している。
 
*生前の最大身長は180cm以上、一説には190cmあったようだが、「最愛の妻ネフェルタリが二人目の王子を生んだ頃の自分こそが全盛・頂点であろう」として身長179cmの状態で現界している。
 
**ちなみに現存するミイラの身長から推測される死亡時(88歳~92歳時)の身長は183cm前後。
 
**ちなみに現存するミイラの身長から推測される死亡時(88歳~92歳時)の身長は183cm前後。
*デザイン初期段階では'''「王キャラだしギルガメッシュ系かイスカンダル系か…よっしゃ、大男でムキムキなゴリラ系にしよー!」'''と思っていたら指定された設定案の最後に『美青年』と書いてあったらしい。<ref group="出">[https://twitter.com/nakaharu_wo/status/1090477875432542208 中原 2019年1月30日14:12 Twitter]</ref>
+
*デザイン初期段階では'''「王キャラだしギルガメッシュ系かイスカンダル系か…よっしゃ、大男でムキムキなゴリラ系にしよー!」'''と思っていたら指定された設定案の最後に『美青年』と書いてあったらしい<ref group="出">[https://twitter.com/nakaharu_wo/status/1090477875432542208 中原 2019年1月30日14:12 Twitter]</ref>
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
   
;歴史関連
 
;歴史関連
   
*エジプト第19王朝のファラオで、年代は諸説あるが24歳で即位し、88歳~92歳で死没という長寿の王であった。
 
*エジプト第19王朝のファラオで、年代は諸説あるが24歳で即位し、88歳~92歳で死没という長寿の王であった。
 
*その長い統治期間でエジプトの領土を拡大させ、文化、商業共に多大な発展を齎した。彼が築いた平和によりエジプトの人口は急増し、古代エジプトは最盛期を迎えた。だがその当時にしては異例とも言える長寿により後継者問題に悩まされたという。
 
*その長い統治期間でエジプトの領土を拡大させ、文化、商業共に多大な発展を齎した。彼が築いた平和によりエジプトの人口は急増し、古代エジプトは最盛期を迎えた。だがその当時にしては異例とも言える長寿により後継者問題に悩まされたという。
366行目: 359行目:     
;出エジプト記
 
;出エジプト記
   
*旧約聖書の出エジプト記においてのエジプトのファラオとも言われている。自国に居住していたイスラエルの民に圧政を敷いたとされ、彼らの神にアブを全土に発生、疫病の発生、腫れ物と炎症を引き起こす、雹を全土で降らし農業を破壊する、イナゴを大発生させる、エジプト全土を暗闇にする等の散々な目に合わされている。
 
*旧約聖書の出エジプト記においてのエジプトのファラオとも言われている。自国に居住していたイスラエルの民に圧政を敷いたとされ、彼らの神にアブを全土に発生、疫病の発生、腫れ物と炎症を引き起こす、雹を全土で降らし農業を破壊する、イナゴを大発生させる、エジプト全土を暗闇にする等の散々な目に合わされている。
 
**恐ろしいのはここで「分かった自由にする、出ていけ」とファラオが言えば済むものを彼らの神に「心を固く閉ざされる」というマッチポンプも真っ青な精神操作を受けたとされること。この精神操作はエジプトの家庭中で長男が神にとり殺される神罰が起きるまで続いた。この上で更に一度出国したイスラエルの民を追う軍を仕向けるといういささか意図が不明な命令を出し、開海の奇跡により軍勢が全て海に飲まれるという目も当てられない事態を被った。
 
**恐ろしいのはここで「分かった自由にする、出ていけ」とファラオが言えば済むものを彼らの神に「心を固く閉ざされる」というマッチポンプも真っ青な精神操作を受けたとされること。この精神操作はエジプトの家庭中で長男が神にとり殺される神罰が起きるまで続いた。この上で更に一度出国したイスラエルの民を追う軍を仕向けるといういささか意図が不明な命令を出し、開海の奇跡により軍勢が全て海に飲まれるという目も当てられない事態を被った。
375行目: 367行目:     
;ライダークラスの特徴
 
;ライダークラスの特徴
   
*[[ライダー|ライダークラス]]は「騎乗して戦った逸話持つ英霊のクラス」という説明がされる事があるが、実戦上の特徴として「強力な宝具を複数所有するクラス」とも言われる。<br>ユーザー間ではその特徴を実例を交えて説明する、以下のようなコピペが存在する。
 
*[[ライダー|ライダークラス]]は「騎乗して戦った逸話持つ英霊のクラス」という説明がされる事があるが、実戦上の特徴として「強力な宝具を複数所有するクラス」とも言われる。<br>ユーザー間ではその特徴を実例を交えて説明する、以下のようなコピペが存在する。
   
::'''ライダークラスいいじゃん'''
 
::'''ライダークラスいいじゃん'''
 
::'''どのライダーもまさに「宝具が強力なクラス」を体現してる'''
 
::'''どのライダーもまさに「宝具が強力なクラス」を体現してる'''
393行目: 383行目:     
==リンク==
 
==リンク==
   
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
 
*[[サーヴァント]]
 
*[[サーヴァント]]
6,176

回編集