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| :いつの間にかカルデアに召喚されており、カルデアの地下を陰陽術で拡張し、電子情報として保管されていたデータを紙の本に変換し、地下図書館を作り出した。 | | :いつの間にかカルデアに召喚されており、カルデアの地下を陰陽術で拡張し、電子情報として保管されていたデータを紙の本に変換し、地下図書館を作り出した。 |
| :同イベントでは魔力を帯びた呪本が散逸してしまい、バレンタインの魔力を吸収したそれらを回収するべく四苦八苦することになる。 | | :同イベントでは魔力を帯びた呪本が散逸してしまい、バレンタインの魔力を吸収したそれらを回収するべく四苦八苦することになる。 |
− | :第2部5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では生前の紫式部が登場。天覧武者の一人として[[チャールズ・バベッジ]]を召喚している。 | + | :第2部第5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では生前の紫式部が登場。天覧武者の一人として[[チャールズ・バベッジ]]を召喚している。 |
| ;人物 | | ;人物 |
| :黒と紫を基調としたドレスを纏い、黒い日傘を持った長い黒髪の美女。大人しい優等生タイプ。物静かで育ちが良く、分別がある。 | | :黒と紫を基調としたドレスを纏い、黒い日傘を持った長い黒髪の美女。大人しい優等生タイプ。物静かで育ちが良く、分別がある。 |
| :普段は「落ち着いた物腰の図書館の司書」ムーブをしているものの、こと物語、こと本、こと想いの話になると饒舌にポエムを語り始める。 | | :普段は「落ち着いた物腰の図書館の司書」ムーブをしているものの、こと物語、こと本、こと想いの話になると饒舌にポエムを語り始める。 |
| :陰陽道に多少心得があるのは「魔術の登場する小説を書くために実際に魔術を勉強する」系の作家であるから。 | | :陰陽道に多少心得があるのは「魔術の登場する小説を書くために実際に魔術を勉強する」系の作家であるから。 |
− | :気弱で打たれ弱そうに見えて、生前は彰子に仕えてる折に「何このインテリ女」とイジメにあって一度は引き籠るも天然キャラを装い職場復帰をしたり、徹夜明けに3日で映画を完成させてくれないかと依頼された時には「自分を主役にして美男子を大量に配役した乙女作品のような脚本を書く(悪役令嬢つき)」など、開き直ると強い様子。「天然キャラを装っていた」と本人が述べているが、実際の所は装うまでもなく結構な天然キャラである。ちなみに、本人曰く精神年齢十九歳。 | + | :気弱で打たれ弱そうに見えて、生前は彰子に仕えてる折に「何このインテリ女」とイジメにあって一度は引き籠るも天然キャラを装い職場復帰をしたり、徹夜明けに3日で映画を完成させてくれないかと依頼された時には「自分を主役にして美男子を大量に配役した乙女作品のような脚本を書く(悪役令嬢つき)」など、開き直ると強い様子。「天然キャラを装っていた」と本人が述べているが、実際の所は装うまでもなく結構な天然キャラである。ちなみに、本人曰く精神年齢十九歳。 |
| :読書好きで、歌と恋の優雅できらきらとした物語を綴るのも好き。几帳面で日記も書く(日記は割と現実的)。 | | :読書好きで、歌と恋の優雅できらきらとした物語を綴るのも好き。几帳面で日記も書く(日記は割と現実的)。 |
| :好きな物語は『竹取物語』『伊勢物語』。紫式部は「『竹取物語』からはキャラクター造形の影響を受け、『伊勢物語』からは表現、構想、人物などに多大な影響を受けている」とされる。 | | :好きな物語は『竹取物語』『伊勢物語』。紫式部は「『竹取物語』からはキャラクター造形の影響を受け、『伊勢物語』からは表現、構想、人物などに多大な影響を受けている」とされる。 |
| :他にも白楽天の白氏文集や『史記』から様々な影響を受け、『源氏物語』で光源氏が女性を口説く会話には唐代の伝奇物語『游仙窟』からの影響を受けているという。 | | :他にも白楽天の白氏文集や『史記』から様々な影響を受け、『源氏物語』で光源氏が女性を口説く会話には唐代の伝奇物語『游仙窟』からの影響を受けているという。 |
| :歌人としては『古今集』『後撰集』『拾遺集』の三代集が好きで、生前から多くの歌集に親しんでいた。 | | :歌人としては『古今集』『後撰集』『拾遺集』の三代集が好きで、生前から多くの歌集に親しんでいた。 |
− | :自分とは他の時代、他の地域の物語や詩歌についても大いに興味を抱いており、暇を見つけては読み耽っている。 | + | :カルデアへの召喚後は図書館において司書ムーブを楽しみつつ、自分とは他の時代、他の地域の物語や詩歌についても大いに興味を抱き、暇を見つけては読み耽っている。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| :物理書籍、紙の本、さまざまな本を揃えた「図書館」の司書として振る舞っている。 | | :物理書籍、紙の本、さまざまな本を揃えた「図書館」の司書として振る舞っている。 |
| :具体的には、己が魔術(呪術)によって、電子情報で記録されている書籍類を「紙の本」へと変換し、地下深くにひっそりと図書館を構築。ただ一人の管理者・司書・女主人として、暗く冷ややかな書の園を守る。他にも過去のデータを元に自室の内装をルルハワの豪華ホテルのそれに変換しており、データの物質化が得意なのかもしれない。 | | :具体的には、己が魔術(呪術)によって、電子情報で記録されている書籍類を「紙の本」へと変換し、地下深くにひっそりと図書館を構築。ただ一人の管理者・司書・女主人として、暗く冷ややかな書の園を守る。他にも過去のデータを元に自室の内装をルルハワの豪華ホテルのそれに変換しており、データの物質化が得意なのかもしれない。 |
− | :安倍晴明から教わった陰陽術を使用できるが、本人曰く「直伝であるが自分流にねじ曲げた邪道のもので正式なものではない」、「生前は陰陽道に長けていた訳ではなく、サーヴァントになってから多くの技を使える状態」と語っている。 | + | :[[安倍晴明]]から教わった陰陽術を使用できるが、本人曰く「直伝であるが自分流にねじ曲げた邪道のもので正式なものではない」、「生前は陰陽道に長けていた訳ではなく、サーヴァントになってから多くの技を使える状態」と語っている。 |
| :後述する「泰山解説祭」は、唯一自分のものにできたが”うっかり”取得してしまったんだとか。 | | :後述する「泰山解説祭」は、唯一自分のものにできたが”うっかり”取得してしまったんだとか。 |
| :相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。 | | :相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。 |
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| :真名解放と共に詠まれた歌がある種の加護として働き、自陣の勝利を導く。 | | :真名解放と共に詠まれた歌がある種の加護として働き、自陣の勝利を導く。 |
| :回復+結界宝具。 | | :回復+結界宝具。 |
− | :『源氏物語』第一帖『桐壺』に記載された和歌。 | + | :『源氏物語』第一帖『桐壺』に記載された和歌。病弱な女性が想い人との別れの際に、返歌として詠んだ歌である。 |
| + | :『Grand Order』では基本的に使用されない。 |
| | | |
| == 真名:紫式部 == | | == 真名:紫式部 == |
− | :紫式部。漢学者にして歌人であった藤原為時の娘として生まれた平安期の作家・歌人。 | + | :漢学者にして歌人であった藤原為時の娘として生まれた平安期の作家・歌人。 |
| :『源氏物語』『紫式部集』『紫式部日記』などを著し、『後拾遺和歌集』以下の勅撰集では数十首の歌が採用されている。 | | :『源氏物語』『紫式部集』『紫式部日記』などを著し、『後拾遺和歌集』以下の勅撰集では数十首の歌が採用されている。 |
| :また、紫式部の本名は不明であり「<RUBY><RB>藤原香子</RB><RT>ふじわらのかおるこ</RT></RUBY>」とする説もあるが、真相は定かではない<ref group = "注">『Grand Order』では「藤原香子」説を採用している。<br>なお、表記は同じだが読みに関しては「かおりこ」「たかこ」「[[フィン・マックール|よしこ]]」等の複数説が存在する。</ref>。 | | :また、紫式部の本名は不明であり「<RUBY><RB>藤原香子</RB><RT>ふじわらのかおるこ</RT></RUBY>」とする説もあるが、真相は定かではない<ref group = "注">『Grand Order』では「藤原香子」説を採用している。<br>なお、表記は同じだが読みに関しては「かおりこ」「たかこ」「[[フィン・マックール|よしこ]]」等の複数説が存在する。</ref>。 |
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| :父方は著名な文化人の家系<ref group = "注">父方の曽祖父・藤原兼輔は歌人として活躍したのみならず、伝記『聖徳太子伝暦』上下巻などの著作のある文化人であり、「堤中納言」の異名で知られた。</ref>で、彼女も書や文に親しんで育ったと予想される。 | | :父方は著名な文化人の家系<ref group = "注">父方の曽祖父・藤原兼輔は歌人として活躍したのみならず、伝記『聖徳太子伝暦』上下巻などの著作のある文化人であり、「堤中納言」の異名で知られた。</ref>で、彼女も書や文に親しんで育ったと予想される。 |
| :20代で山城守右衛門佐の藤原宣孝と結婚し一子をもうけるも、年齢が相当に上であった夫・宣孝は結婚の三年後に逝去。 | | :20代で山城守右衛門佐の藤原宣孝と結婚し一子をもうけるも、年齢が相当に上であった夫・宣孝は結婚の三年後に逝去。 |
− | :若き未亡人となった紫式部は、その年の秋から物語を綴り始めた。すなわちは―――全五十四巻から成る大著『源氏物語』である。 | + | :若き未亡人となった紫式部は、その年の秋から物語を綴り始めた。すなわちは───全五十四巻から成る大著『源氏物語』である。 |
| | | |
| ===関連=== | | ===関連=== |
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| :内容は'''「相手の思考や経歴などを、地の解説文のごとく、相手にのみ見えないように表示させる」'''というえげつないもの。 | | :内容は'''「相手の思考や経歴などを、地の解説文のごとく、相手にのみ見えないように表示させる」'''というえげつないもの。 |
| :どこまで安倍晴明の意図が入っているのか不明だが、紫式部のそれは自分でもコントロールできずに勝手に発動してしまうという代物で危険度倍増。生前は[[蘆屋道満|変な僧]]に絡まれたこともあったようである。 | | :どこまで安倍晴明の意図が入っているのか不明だが、紫式部のそれは自分でもコントロールできずに勝手に発動してしまうという代物で危険度倍増。生前は[[蘆屋道満|変な僧]]に絡まれたこともあったようである。 |
| + | :ただし、制限として嘘は書けない。あくまでも真実でなければ「解説」としては浮かんでこないのである。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
| ;[[マシュ・キリエライト]] | | ;[[マシュ・キリエライト]] |
− | :2019年のバレンタインイベントでは、主人公に日頃の感謝を伝えたい彼女の為に手紙の書き方指導を行っていた。 | + | :『ボイス&レター・これくしょん!』では、主人公に日頃の感謝を伝えたい彼女の為に手紙の書き方指導を行っていた。 |
| ;[[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]] | | ;[[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]] |
| :名高い作家達。尊敬しつつも、彼らの新刊を図書館に収めるべく虎視眈々と狙っている。 | | :名高い作家達。尊敬しつつも、彼らの新刊を図書館に収めるべく虎視眈々と狙っている。 |
− | :ちなみにイヴァン雷帝の幕間にて、シェイクスピアが寄稿したと思われる書物を読んでいる場面がある。 | + | :ちなみに後述するイヴァン雷帝の[[幕間の物語]]にて、シェイクスピアが寄稿したと思われる書物を読んでいる場面がある他、マイルーム会話でも彼らの作品を素敵だと語っている。 |
| ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] | | ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] |
| :『ガリア戦記』の作者としてリスペクトしており、新たな戦記物を書いてもらおうと画策している。 | | :『ガリア戦記』の作者としてリスペクトしており、新たな戦記物を書いてもらおうと画策している。 |
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| :『千夜一夜物語』の語り手本人であるため、興味を抱いている。 | | :『千夜一夜物語』の語り手本人であるため、興味を抱いている。 |
| ;[[刑部姫]] | | ;[[刑部姫]] |
− | :2019年のバレンタインイベントでは、和風の文系サーヴァントの先輩として非常にリスペクトされている。 | + | :イベント『ボイス&レター・これくしょん!』にて共演。和風の文系サーヴァントの先輩として非常にリスペクトされている。 |
| :彼女がスランプの際には「自然体でいれば物語は生まれるもの」と優しいアドバイスを行ったが、天才の言い分だと悲鳴を上げられた。 | | :彼女がスランプの際には「自然体でいれば物語は生まれるもの」と優しいアドバイスを行ったが、天才の言い分だと悲鳴を上げられた。 |
| :以降も時折読書会を開いているようである。 | | :以降も時折読書会を開いているようである。 |
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| :こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。 | | :こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。 |
| ;[[武則天]] | | ;[[武則天]] |
− | :彼女の幕間の物語で共演。彼女の頼みで書道の指導役を行う。 | + | :彼女の幕間の物語「女帝+」で共演。 |
| + | :彼女の頼みで書道の指導役を行う。 |
| ;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]] | | ;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]] |
− | :前者の幕間で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。 | + | :前者の幕間「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。 |
| :蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref> | | :蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref> |
| ;[[蘭陵王]] | | ;[[蘭陵王]] |
− | :彼の幕間の物語で共演。転倒しかけた所を助けてもらい、あまりのイケメン振りにときめきかけた。作家の性なのか「この感慨」は何かに使えるかもとネタ帳に書き綴った。 | + | :彼の幕間の物語「画竜点睛を欠くべしと人は言う」で共演。 |
| + | :転倒しかけた所を助けてもらい、あまりのイケメン振りにときめきかけた。作家の性なのか「この感慨」は何かに使えるかもとネタ帳に書き綴った。 |
| ;[[ロクジョウ]] | | ;[[ロクジョウ]] |
| :期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。 | | :期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。 |
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| :彼が検非違使という今でいう警察に所属していたこともあり、後ろ暗いところに手入れに来たのではないかととても緊張して対応していた。 | | :彼が検非違使という今でいう警察に所属していたこともあり、後ろ暗いところに手入れに来たのではないかととても緊張して対応していた。 |
| ;[[チャールズ・バベッジ]] | | ;[[チャールズ・バベッジ]] |
− | :『地獄界曼荼羅』におけるサーヴァント。 | + | :『地獄界曼荼羅 平安京』におけるサーヴァント。 |
| :「おじさま」と呼んで慕っており、「夢の果てを見る」という縁から彼からも導きを受けていた。 | | :「おじさま」と呼んで慕っており、「夢の果てを見る」という縁から彼からも導きを受けていた。 |
| ;[[加藤段蔵]] | | ;[[加藤段蔵]] |
− | :『地獄界曼荼羅』で自宅を訪れた坂田金時の連れの一人。 | + | :『地獄界曼荼羅 平安京』で自宅を訪れた坂田金時の連れの一人。 |
| :彼女のファッションがファッションの上、金時たちと同室で良いと言った事については目を白黒させていた<ref group="注">主人公の性別がどちらであろうが男女混合の組み合わせになるため、平安時代の常識としては埒外である。後に彼女がこっそり部屋を覗き見していた事が判明するが、プレイヤーからは「そういうこと」を期待しての出歯亀を本気で疑われる羽目になった。</ref>。 | | :彼女のファッションがファッションの上、金時たちと同室で良いと言った事については目を白黒させていた<ref group="注">主人公の性別がどちらであろうが男女混合の組み合わせになるため、平安時代の常識としては埒外である。後に彼女がこっそり部屋を覗き見していた事が判明するが、プレイヤーからは「そういうこと」を期待しての出歯亀を本気で疑われる羽目になった。</ref>。 |
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| :陰陽術にも興味を持って相談したところ、下記の晴明を紹介して勉強させてもらったとか。 | | :陰陽術にも興味を持って相談したところ、下記の晴明を紹介して勉強させてもらったとか。 |
| ;[[安倍晴明]] | | ;[[安倍晴明]] |
− | :陰陽術の師匠。 | + | :陰陽術の師匠。少女期に「初歩の陰陽道」を教わっていた様子。 |
| :術そのものはあまり上達しなかったが、「泰山解説祭」については(彼の意図もあったようだが)身につけてしまった。 | | :術そのものはあまり上達しなかったが、「泰山解説祭」については(彼の意図もあったようだが)身につけてしまった。 |
| + | :晴明としては為時からの依頼を淡々とこなしただけに過ぎないようだが、式部自身としてはかなりのトラウマになっている模様。 |
| ;[[蘆屋道満]] | | ;[[蘆屋道満]] |
− | :『FGO material VIII』では何度か面識があったことが明言され、その際に'''法師様'''と呼んでいる。 | + | :『FGO material Ⅷ』では何度か面識があったことが明言され、その際に'''法師様'''と呼んでいる。また、「野の獣のような美しさを備えている」とも語っている。 |
| :後にカルデアで出会った際には「お変わりがないようで」と苦笑交じりに納得していた。 | | :後にカルデアで出会った際には「お変わりがないようで」と苦笑交じりに納得していた。 |
| ;[[源頼光]] | | ;[[源頼光]] |
− | :同じ時代に生きた人物であり、面識がある。バーサーカーVer.には「なにか違うような」と首を傾げている。ランサーVer.にはその格好に驚愕している。 | + | :同じ時代に生きた人物であり、京で見かけた他に宮中で一度だけ言葉を交わした事がある。 |
| + | :また、女性である事やその武勇の逸話についても聞き及んでいた模様。人物像については「美しくも麗しき、少しだけ怖いお武家様」とコメントしている。 |
| + | :バーサーカーの彼女には「なにか違うような」と首を傾げており、ランサーの彼女にはその格好に驚愕している。 |
| ;[[坂田金時]] | | ;[[坂田金時]] |
| :同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。 | | :同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。 |
− | :『地獄界曼荼羅』では突然自宅を訪れて主人公ら共々泊めてくれと言ってきた事について困惑していた<ref group="注">作中でも言及されるが、深夜の上に金時と式部には一面識もない。状況も相まって夜這いを疑われても文句を言えないレベルである。</ref>が、経緯を聞いて快く泊めてくれた。 | + | :『地獄界曼荼羅 平安京』では突然自宅を訪れて主人公ら共々泊めてくれと言ってきた事について困惑していた<ref group="注">作中でも言及されるが、深夜の上に金時と式部には一面識もない。状況も相まって夜這いを疑われても文句を言えないレベルである。</ref>が、経緯を聞いて快く泊めてくれた。 |
| ;[[清少納言]] | | ;[[清少納言]] |
− | :同時代のライバルで、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。 | + | :同時代のライバル(一応彼女の方が少し年上の先輩)で、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。 |
− | :史実でもFateでも『紫式部日記』でボロクソに書いていた<ref group="注">このことを意識してか、スキル「紫式部日記」の強化後の付加効果が「自身に善特攻と混沌特攻を付与する」という露骨なまでに清少納言をメタった効果になっている。</ref>ようにあまり良い印象は抱いていないようで、『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で映画撮影での清少納言をイメージしたキャラクター「エリス」にもそれが表れている<ref group="注">演者が[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]であり、作中の役どころも「芸術的な才能はあるがナチュラルに周囲に毒を吐きまくり、主人公(役者は紫式部自身)に対しても辛辣で、そのたびに叔父のアントニオ(在原業平のイメージでイケオジ、紫式部の好みのタイプ)に窘められる女性」という、典型的な当て馬役である。</ref>。 | + | :史実でもFateでも『紫式部日記』でボロクソに書いていた<ref group="注">このことを意識してか、スキル「紫式部日記」の強化後の付加効果が「自身に善特攻と混沌特攻を付与する」という露骨なまでに清少納言をメタった効果になっている。</ref>ようにあまり良い印象は抱いていないようで、『惑う鳴鳳荘の考察』で映画撮影での清少納言をイメージしたキャラクター「エリス」にもそれが表れている<ref group="注">演者が[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]であり、作中の役どころも「芸術的な才能はあるがナチュラルに周囲に毒を吐きまくり、主人公(役者は紫式部自身)に対しても辛辣で、そのたびに叔父のアントニオ(在原業平のイメージでイケオジ、紫式部の好みのタイプ)に窘められる女性」という、典型的な当て馬役である。</ref>。 |
| :その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。 | | :その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。 |
| :なお、活躍した時代が少しずれているため、宮中で互いにそれとは知らずにすれ違ったことはあるが、直接の面識はない。 | | :なお、活躍した時代が少しずれているため、宮中で互いにそれとは知らずにすれ違ったことはあるが、直接の面識はない。 |
− | :『地獄界曼荼羅』では上記の坂田金時の訪問の際に「草の庵がよろしくと言っていた」と聞いて即座に彼女の事と理解し、意図を察して金時たちを泊めることにした。 | + | :『地獄界曼荼羅 平安京』では上記の坂田金時の訪問の際に「草の庵がよろしくと言っていた」と聞いて即座に彼女の事と理解し、意図を察して金時たちを泊めることにした。 |
| ;在原業平 | | ;在原業平 |
| :少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。 | | :少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。 |
− | :紫式部的には好みのタイプであり、『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で彼をイメージした元宮廷音楽家「アントニオ・ロベルト・ジョピン」の役者が[[アントニオ・サリエリ]]な事から年上男性のイメージと思われる。 | + | :紫式部的には好みのタイプであり、イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で彼をイメージした元宮廷音楽家「アントニオ・ロベルト・ジョピン」の役者が[[アントニオ・サリエリ]]な事から年上男性のイメージと思われる。 |
| ;大弐三位(だいにのさんみ) | | ;大弐三位(だいにのさんみ) |
| :娘。教育ママとして育て上げ、その甲斐あって彼女も一流の文人となった。 | | :娘。教育ママとして育て上げ、その甲斐あって彼女も一流の文人となった。 |
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| ; 「竹取物語が好きです、伊勢物語も。古今集は毎晩でも読み返せますし、後撰集もそう。<br> ハムレット、リア王、紅楼夢、人魚姫、雪の女王、どれも素敵です。<br> 好きなものは沢山ありますが、これから好きになるものはもっと沢山ありそうです。」 | | ; 「竹取物語が好きです、伊勢物語も。古今集は毎晩でも読み返せますし、後撰集もそう。<br> ハムレット、リア王、紅楼夢、人魚姫、雪の女王、どれも素敵です。<br> 好きなものは沢山ありますが、これから好きになるものはもっと沢山ありそうです。」 |
| :マイルーム会話「好きなこと」。 | | :マイルーム会話「好きなこと」。 |
| + | :サーヴァントとなってからは生前から読んでいたものに限らず、様々な物語を読んでいる模様。 |
| + | |
| ====幕間の物語==== | | ====幕間の物語==== |
| ; 「当時はお伝えしきれませんでしたが……心より感謝しています。<br> 死した後の影たる身でさえ、未来永劫変わらぬ想いです。」 | | ; 「当時はお伝えしきれませんでしたが……心より感謝しています。<br> 死した後の影たる身でさえ、未来永劫変わらぬ想いです。」 |
− | : [[源頼光]]の幕間の物語「母ならず、女ならず、けれど私は」にて。頼光様と保昌様は京の守りそのものだった、自分たち京に住む人々を守り続けてくれたことへの感謝の意を伝えた。 | + | : [[源頼光]]の幕間の物語「母ならず、女ならず、けれど私は」にて。 |
| + | : 頼光様と保昌様は京の守りそのものだった、自分たち京に住む人々を守り続けてくれたことへの感謝の意を伝えた。 |
| ; (そして私も今日は、かの大文豪シェイクスピア様の新作を……。<br> お茶請けには、巴御前様が練習がてらお作りになった和菓子など……まさに完璧な午後なのです……。) | | ; (そして私も今日は、かの大文豪シェイクスピア様の新作を……。<br> お茶請けには、巴御前様が練習がてらお作りになった和菓子など……まさに完璧な午後なのです……。) |
− | : [[イヴァン雷帝]]の幕間の物語「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」にて。図書館の平穏を堪能していたが、この平穏は直後に壊されてしまうことに……。 | + | : [[イヴァン雷帝]]の幕間の物語「嗚呼、偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」にて。 |
| + | : 図書館の平穏を堪能していたが、この平穏は直後に壊されてしまうことに……。 |
| ; 「緊張はしますが……イヴァン様もイスカンダル様も、道理を弁えないような御方ではなく。<br> 私の名は外していただけませんか、と真摯に伝えればお許しになるでしょう。<br> あとは、どうか気圧されぬよう、黙らぬよう、懸命に努めるだけ……。」 | | ; 「緊張はしますが……イヴァン様もイスカンダル様も、道理を弁えないような御方ではなく。<br> 私の名は外していただけませんか、と真摯に伝えればお許しになるでしょう。<br> あとは、どうか気圧されぬよう、黙らぬよう、懸命に努めるだけ……。」 |
| :同上。図書館名に卒倒して留守番中、自身の意見を伝えようと心に決める。 | | :同上。図書館名に卒倒して留守番中、自身の意見を伝えようと心に決める。 |
228行目: |
239行目: |
| ====イベント==== | | ====イベント==== |
| ;「申し訳ありませーん!! 大ポカをやってしまったんです、私!!<br> 今度こそはと思っていたのに……華麗な英霊デビューをキメようと思っていましたのに……。<br> 私、やってしまったんです。<br> 私が魔力なるものを込めて作り上げた蔵書! そのうちの一冊が、私の管理下を離れてしまったのです!」 | | ;「申し訳ありませーん!! 大ポカをやってしまったんです、私!!<br> 今度こそはと思っていたのに……華麗な英霊デビューをキメようと思っていましたのに……。<br> 私、やってしまったんです。<br> 私が魔力なるものを込めて作り上げた蔵書! そのうちの一冊が、私の管理下を離れてしまったのです!」 |
− | :『ボイス&レター・これくしょん!』第1節「紙の本を読もう!」にて。クール系で落ち着きのある女性―――と思いきや'''態度が急変して泣き出した。'''見た目とのギャップに驚いたマスターも多かった模様。平安要素のない服装も気合い入れた結果なのだろうか? | + | :『ボイス&レター・これくしょん!』第1節「紙の本を読もう!」にて。 |
| + | : クール系で落ち着きのある女性───と思いきや'''態度が急変して泣き出した。'''見た目とのギャップに驚いたマスターも多かった模様。平安要素のない服装も気合い入れた結果なのだろうか? |
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| ;「不安に思われたことと思います。想いの込められた大切な手紙を、一度は失ってしまい……」<br>「ですが、皆様のおかげで、やっと見つけられました。」<br>「ご迷惑をお掛けしました。心よりの謝罪を。」<br>「では、手紙を……<ruby><rb>貴方にお返しいたしますね</rb><rt>・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>。」 | | ;「不安に思われたことと思います。想いの込められた大切な手紙を、一度は失ってしまい……」<br>「ですが、皆様のおかげで、やっと見つけられました。」<br>「ご迷惑をお掛けしました。心よりの謝罪を。」<br>「では、手紙を……<ruby><rb>貴方にお返しいたしますね</rb><rt>・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>。」 |
− | :第7節「カルデアからの手紙」にて。とても大切な手紙を奪われたと必死になっていたが、それが自分の物だとは一言も言っていなかった。周囲に嘘をつかず、悟らせず、無事に[[マシュ・キリエライト|本来の持ち主]]へと添削した手紙をようやく返すことができた。 | + | :同上、第7節「カルデアからの手紙」にて。 |
| + | : とても大切な手紙を奪われたと必死になっていたが、それが自分の物だとは一言も言っていなかった。周囲に嘘をつかず、悟らせず、無事に[[マシュ・キリエライト|本来の持ち主]]へと添削した手紙をようやく返すことができた。 |
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| ;「……頑張ります。」(夜通し素敵な本を読み耽ってしまったので寝不足ではありますが、弱音を言える立場ではなく!) | | ;「……頑張ります。」(夜通し素敵な本を読み耽ってしまったので寝不足ではありますが、弱音を言える立場ではなく!) |
− | :『惑う鳴鳳荘の考察』第2節「イントロダクション」にて。映画の脚本&監督を依頼されて映画は素人もいいところ、似て非なるもの、だと難色を示すが、日頃迷惑かけてるからと了承した折に、配役は最小限、脚本はなる早で、消滅まであと三日の外道の入稿だけどいけるかな?と聞かれての返事。映画を撮り終える時間も含めて三日って無茶振りにもほどがある。一番断れなさそうな文系サーヴァントを選んだろ感。 | + | :『惑う鳴鳳荘の考察』第2節「イントロダクション」にて。 |
| + | : 映画の脚本&監督を依頼されて映画は素人もいいところ、似て非なるもの、だと難色を示すが、日頃迷惑かけてるからと了承した折に、配役は最小限、脚本はなる早で、消滅まであと三日の外道の入稿だけどいけるかな?と聞かれての返事。 |
| + | : 映画を撮り終える時間も含めて三日とは無茶振りにもほどがある。一番断れなさそうな文系サーヴァントを選んだ感。 |
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| ;「幅広い年齢・職業・シチュエーション・性別などの組み合わせを網羅したどんな方でも必ず理想の一冊に出会えるような夢の読書スペースを構築してあげますのでもしそれで胸の奥に読むだけでは解消できない熱い想いが生まれましたなら是非筆をお執りになって思いの丈を原稿用紙にぶつけていただいて私にまだ見ぬ恋愛小説の傑作を読ませていただければ実に幸いなことで(早口)」 | | ;「幅広い年齢・職業・シチュエーション・性別などの組み合わせを網羅したどんな方でも必ず理想の一冊に出会えるような夢の読書スペースを構築してあげますのでもしそれで胸の奥に読むだけでは解消できない熱い想いが生まれましたなら是非筆をお執りになって思いの丈を原稿用紙にぶつけていただいて私にまだ見ぬ恋愛小説の傑作を読ませていただければ実に幸いなことで(早口)」 |
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| ;「あぁ、このノリ……。このノリだけは無理です……」<br>「早くカルデアに帰りたい……!」 | | ;「あぁ、このノリ……。このノリだけは無理です……」<br>「早くカルデアに帰りたい……!」 |
− | :『いみじかりしバレンタイン』三段「なまめかしきもの」にて。[[清少納言|パリピ]]と野郎共のテンションに滅入ってホームシック状態に陥っていた。 | + | :『』三段「なまめかしきもの」にて。 |
| + | : [[清少納言|パリピ]]と野郎共のテンションに滅入ってホームシック状態に陥っていた。 |
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| ;(名前がよくないのでは……?) | | ;(名前がよくないのでは……?) |
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| :……なのだが、『源氏物語』において、髭黒は主人公である光源氏を除けば'''最大の勝ち組'''と言っていい人物である(詳細は彼の項目参照)。 | | :……なのだが、『源氏物語』において、髭黒は主人公である光源氏を除けば'''最大の勝ち組'''と言っていい人物である(詳細は彼の項目参照)。 |
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− | ;「先程の貴方の言葉に嘘はない、と信じます。信じました。」<br>「……そもそも、今の話は一種の<ruby><rb>ブラフ</rb><rt>はったり</RUBY>でしたし!」<br>「それから……改めて、これまでの非礼をお詫び申し上げます。」<br>「なぎこさん、貴方は……。」<br>「私がずっと思い描いていた清少納言の印象とは違っているように思うのです。」<br>「ですので、その……。色々と……諸々含めて、ごめんなさい、と―――」 | + | ;「先程の貴方の言葉に嘘はない、と信じます。信じました。」<br>「……そもそも、今の話は一種の<ruby><rb>ブラフ</rb><rt>はったり</RUBY>でしたし!」<br>「それから……改めて、これまでの非礼をお詫び申し上げます。」<br>「なぎこさん、貴方は……。」<br>「私がずっと思い描いていた清少納言の印象とは違っているように思うのです。」<br>「ですので、その……。色々と……諸々含めて、ごめんなさい、と───」 |
− | :同上。七段「近うて遠きもの」にて。彼女の言い分を聞いて自分が十割100%誤ってたとこれまでの態度の悪さを謝罪した。でも仲良くはできないらしい。 | + | :同上。七段「近うて遠きもの」にて。 |
| + | :彼女の言い分を聞いて自分が十割100%誤ってたとこれまでの態度の悪さを謝罪した。でも仲良くはできないらしい。 |
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| ;「本物の、清少納言は……」<br>「思ってたよりずっと能天気で……馴れ馴れしくて、空気を読んでもくれませんが……。」<br>「それでも違います。貴方ではない。」<br>「私は……この夢の世界で、それを知りました。」 | | ;「本物の、清少納言は……」<br>「思ってたよりずっと能天気で……馴れ馴れしくて、空気を読んでもくれませんが……。」<br>「それでも違います。貴方ではない。」<br>「私は……この夢の世界で、それを知りました。」 |
− | :同上。八段「遠くて近きもの」にて。「傲慢で、プライドが高くて、慎みがなくて、底意地の悪さが滲み出ているような」と悪いイメージしかなかった。でも実際に会った彼女は性格は合わないが、自分が思っていたような人ではなかった。 | + | :同上。八段「遠くて近きもの」にて。 |
| + | :清少納言には「傲慢で、プライドが高くて、慎みがなくて、底意地の悪さが滲み出ているような」と悪いイメージしかなかった。でも実際に会った彼女は性格は合わないが、自分が思っていたような人ではなかった。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
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| :ただ、清少納言の主人である中宮定子と、紫式部の主人である中宮彰子は政治的な対立関係にあり、清少納言の著した『枕草子』が中宮彰子(ひいては彼女の父である藤原道長)とそれに連なる人々にとって'''目障り極まりない'''ものであったことは想像に難くない。そのため、面識がなくとも紫式部が清少納言を嫌っているのは、「(実際に付き合った上での)個人的な感情」というより「政治的な立場の違い」である可能性が高いと思われる。 | | :ただ、清少納言の主人である中宮定子と、紫式部の主人である中宮彰子は政治的な対立関係にあり、清少納言の著した『枕草子』が中宮彰子(ひいては彼女の父である藤原道長)とそれに連なる人々にとって'''目障り極まりない'''ものであったことは想像に難くない。そのため、面識がなくとも紫式部が清少納言を嫌っているのは、「(実際に付き合った上での)個人的な感情」というより「政治的な立場の違い」である可能性が高いと思われる。 |
| ::なお定子と彰子は従姉妹であるが、当時は(親子関係を除いて)身内と言えど政敵なのは当然であり、親戚だから親しいなどと言う事は特にない。と言うか、藤原氏が要職を占めていた関係上、むしろ'''身内こそが最大の政敵'''と言う事も多かった。実際、定子の父である道隆は早世してしまったが、その嫡子=定子の兄である伊周と彰子の父である道長は熾烈な政争を繰り広げている。 | | ::なお定子と彰子は従姉妹であるが、当時は(親子関係を除いて)身内と言えど政敵なのは当然であり、親戚だから親しいなどと言う事は特にない。と言うか、藤原氏が要職を占めていた関係上、むしろ'''身内こそが最大の政敵'''と言う事も多かった。実際、定子の父である道隆は早世してしまったが、その嫡子=定子の兄である伊周と彰子の父である道長は熾烈な政争を繰り広げている。 |
− | :恐らくは作中でもこれと同様か近い解釈がされているようで、[[ロクジョウ|紫式部のイメージしていた清少納言]]と[[清少納言|実際の彼女]]は'''見事なくらい正反対の性格'''だった。期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』では政治的対立についてわずかに語られ、また『地獄界曼荼羅平安京 轟雷一閃』でも、1008年当時の二人には面識がなかった事が語られている。 | + | :恐らくは作中でもこれと同様か近い解釈がされているようで、[[ロクジョウ|紫式部のイメージしていた清少納言]]と[[清少納言|実際の彼女]]は'''見事なくらい正反対の性格'''だった。期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』では政治的対立についてわずかに語られ、また『地獄界曼荼羅 平安京』でも、1008年当時の二人には面識がなかった事が語られている。 |
| ;泰山解説祭の応用 | | ;泰山解説祭の応用 |
| :紫式部が持つ『泰山解説祭』はその特異性から、口下手だったり本音や身の内を明かす事がない性格のサーヴァントが原因で起こる''『Fate界隈特有の意思疎通不足によるすれ違いやわだかまり』''を手っ取り早く解消出来る手段として汎用性が高く、FGOにおけるサーヴァントの会話やイベントシナリオ等でそういった場面が出てくると、もっと口に出してという意味で'''「誰か式部さん呼んでこい」'''、'''「香子さん泰山解説祭の出番ですよー」'''というプレイヤーの心情を象徴する単語としても使用されている。 | | :紫式部が持つ『泰山解説祭』はその特異性から、口下手だったり本音や身の内を明かす事がない性格のサーヴァントが原因で起こる''『Fate界隈特有の意思疎通不足によるすれ違いやわだかまり』''を手っ取り早く解消出来る手段として汎用性が高く、FGOにおけるサーヴァントの会話やイベントシナリオ等でそういった場面が出てくると、もっと口に出してという意味で'''「誰か式部さん呼んでこい」'''、'''「香子さん泰山解説祭の出番ですよー」'''というプレイヤーの心情を象徴する単語としても使用されている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
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| ===注釈=== | | ===注釈=== |
| <references group = "注"/> | | <references group = "注"/> |