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; 略歴
 
; 略歴
 
: 『[[Fate/hollow ataraxia]]』にてアルゴー号の伝説に関する人物として語られ、『[[Fate/Grand Order]]』の第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』で本格的に登場。
 
: 『[[Fate/hollow ataraxia]]』にてアルゴー号の伝説に関する人物として語られ、『[[Fate/Grand Order]]』の第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』で本格的に登場。
: 「『契約の箱』に[[エウリュアレ|神霊]]を生贄に捧げれば大いなる力が手に入る」と[[メディア〔リリィ〕]]に唆され、『契約の箱』および[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]を巡って主人公達と対立するが、メディアの理屈が「それを実行すると世界が滅ぶ→世界が滅ぶから敵がいなくなる→無敵になれる」という理屈である事を完全に追い詰められてから知って絶望、そのままメディアに魔神柱[[フォルネウス]]の生け贄にされ、最後の最後でも自分を見捨てたメディアを詰りながら消滅した。
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: 「『契約の箱』に[[エウリュアレ (Grand Order)|神霊]]を生贄に捧げれば大いなる力が手に入る」と[[メディア〔リリィ〕]]に唆され、『契約の箱』および[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]を巡って主人公達と対立するが、メディアの理屈が「それを実行すると世界が滅ぶ→世界が滅ぶから敵がいなくなる→無敵になれる」という理屈である事を完全に追い詰められてから知って絶望、そのままメディアに魔神柱[[フォルネウス]]の生け贄にされ、最後の最後でも自分を見捨てたメディアを詰りながら消滅した。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿にメディア〔リリィ〕の召喚に誘発される形で召喚されており、メディアや[[ヘラクレス]]たちをⅢの座を統括する[[フォルネウス|観測所フォルネウス]]と交戦させ、自身はアルゴー号を操って敵の撹乱に出た。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿にメディア〔リリィ〕の召喚に誘発される形で召喚されており、メディアや[[ヘラクレス]]たちをⅢの座を統括する[[フォルネウス|観測所フォルネウス]]と交戦させ、自身はアルゴー号を操って敵の撹乱に出た。
 
:Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』でははぐれサーヴァントの一人として召喚されており、主人公たちが訪れる前、オリュンポスを目指す一員であった。しかし、ヘラクレスの死を目撃したことで戦意を喪失し離脱。[[フランシス・ドレイク]]の酒場で酒を飲み寝るだけの日々を過ごしていた。[[シャルロット・コルデー]]の紹介で主人公らと出会い、新たに[[アルゴナウタイ|アルゴノーツ]]を結成。船長として指示や作戦を立て、多くの貢献を果たした。
 
:Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』でははぐれサーヴァントの一人として召喚されており、主人公たちが訪れる前、オリュンポスを目指す一員であった。しかし、ヘラクレスの死を目撃したことで戦意を喪失し離脱。[[フランシス・ドレイク]]の酒場で酒を飲み寝るだけの日々を過ごしていた。[[シャルロット・コルデー]]の紹介で主人公らと出会い、新たに[[アルゴナウタイ|アルゴノーツ]]を結成。船長として指示や作戦を立て、多くの貢献を果たした。
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; [[オリオン]]
 
; [[オリオン]]
 
: 第三特異点で敵対した相手。
 
: 第三特異点で敵対した相手。
: 自身の幕間の物語では、新たなアルゴ―号メンバーを集めようと画策する共犯者のような立ち位置になっていた。
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: 自身の幕間の物語「第二、あるいは三回アルゴノーツ乗員募集大会」では、新たなアルゴー号メンバーを集めようと画策する共犯者のような立ち位置になっていた。
 
; [[パリス]]
 
; [[パリス]]
 
: ヘクトールから絶体絶命になって初めて英雄としての真価を発揮する所がそっくりと評された英雄。アポロンも一緒なのでアルゴー号ゆかりの者の恩恵を受けることができる。
 
: ヘクトールから絶体絶命になって初めて英雄としての真価を発揮する所がそっくりと評された英雄。アポロンも一緒なのでアルゴー号ゆかりの者の恩恵を受けることができる。
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:大西洋異聞帯にて散々こき使っており、一途な所や純真を通り越したサイコパスな所から[[メディア〔リリィ〕]]を重ねて見ていた。
 
:大西洋異聞帯にて散々こき使っており、一途な所や純真を通り越したサイコパスな所から[[メディア〔リリィ〕]]を重ねて見ていた。
 
; [[ペンテシレイア]]
 
; [[ペンテシレイア]]
: [[蘭陵王]]の幕間で共演。自身の名前を「ペンペン草」だの「'''ペテンシ'''レイア」だのと悪意のある間違われ方をされたため鉄拳制裁を加えた。
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: [[蘭陵王]]の幕間「画竜点睛を欠くべしと人は言う」で共演。自身の名前を「ペンペン草」だの「'''ペテンシ'''レイア」だのと悪意のある間違われ方をされたため鉄拳制裁を加えた。
 
; [[ボイジャー (Grand Order)|ボイジャー]]
 
; [[ボイジャー (Grand Order)|ボイジャー]]
: 「船ならば船長を見つけろ」とアドバイスを送っている。彼からも「じぇいそん」と英語読みで話しかけられる仲。ディオスクロイの幕間の物語でも共演。
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: 「船ならば船長を見つけろ」とアドバイスを送っている。彼からも「じぇいそん」と英語読みで話しかけられる仲。ディオスクロイの幕間の物語「導きの星を探して」でも共演。
 
; [[レフ・ライノール]]
 
; [[レフ・ライノール]]
 
: 『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第三特異点でのマスター。
 
: 『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第三特異点でのマスター。
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: 妻。彼女の助力で冒険を成功させるものの、王を殺したことでイアソンと共に国を追われることとなった。移り住んだ国ではイアソンとの間に二児をもうけて十数年暮らしていたが裏切られたことで……。
 
: 妻。彼女の助力で冒険を成功させるものの、王を殺したことでイアソンと共に国を追われることとなった。移り住んだ国ではイアソンとの間に二児をもうけて十数年暮らしていたが裏切られたことで……。
 
:『hollow ataraxia』では裏切られる直前の姿が描かれている。イアソンが自身と子供たちを捨てたことでアフロディテにかけられた恋の魔法が解け、一つの国を滅亡させる凶行へおよぶこととなる。
 
:『hollow ataraxia』では裏切られる直前の姿が描かれている。イアソンが自身と子供たちを捨てたことでアフロディテにかけられた恋の魔法が解け、一つの国を滅亡させる凶行へおよぶこととなる。
: 後に『Grand Order』終局特異点で対面したが、彼にとっては悪夢以外の何者でもなかったようで……。
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: 後に『Grand Order』終局特異点で対面したが、彼にとっては悪夢以外の何物でもなく……。
:キルケーの幕間前後からこちらの立ち絵に変わっており、精神的にも大きく成長している。
   
; [[ケイローン]]
 
; [[ケイローン]]
 
: 師。彼の教室を「ケンタウロスの馬蔵」呼ばわりしてる一方、彼の授業を「簡潔でわかりやすい」とも述べており、屈折した感情を抱いているようである。自身の王国の国民にはケイローンの教え以上の教育を施そうとしている。
 
: 師。彼の教室を「ケンタウロスの馬蔵」呼ばわりしてる一方、彼の授業を「簡潔でわかりやすい」とも述べており、屈折した感情を抱いているようである。自身の王国の国民にはケイローンの教え以上の教育を施そうとしている。
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:『Fate/Grand Order -turas realta-』の第三特異点ではイアソンの敵に回っているがヘラクレス同様に彼に対する複雑な思いがあったことがうかがえる。
 
:『Fate/Grand Order -turas realta-』の第三特異点ではイアソンの敵に回っているがヘラクレス同様に彼に対する複雑な思いがあったことがうかがえる。
 
: マイルームでも「そんな辛気くさい顔をしているから子供に嫌われるんだ」と地雷を踏んづけてしまい、弓を射かけられるハメになった。
 
: マイルームでも「そんな辛気くさい顔をしているから子供に嫌われるんだ」と地雷を踏んづけてしまい、弓を射かけられるハメになった。
:さらにアスクレピオスの幕間では、彼女がとっておいていた食後のデザートを横取りしたことで、かつてペレウスにもやったというヘッドロックをかけられている。
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:さらにアスクレピオスの幕間「医の記憶」では、彼女がとっておいていた食後のデザートを横取りしたことで、かつてペレウスにもやったというヘッドロックをかけられている。
 
; [[テセウス]]
 
; [[テセウス]]
 
: アルゴー号のクルー。ヘラクレスに次ぐ英雄と評価しており、キルケーと険悪な空気になった際もフォローしている。
 
: アルゴー号のクルー。ヘラクレスに次ぐ英雄と評価しており、キルケーと険悪な空気になった際もフォローしている。
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; [[アスクレピオス]]
 
; [[アスクレピオス]]
 
: アルゴー号のクルーかつ兄弟弟子。医学の面で強く信頼していた。もっとも、治療費をツケにしようとするなど彼からは罵倒されそうなこともやっていたようだが。
 
: アルゴー号のクルーかつ兄弟弟子。医学の面で強く信頼していた。もっとも、治療費をツケにしようとするなど彼からは罵倒されそうなこともやっていたようだが。
: 彼の幕間でもどさくさに紛れて単独契約を結ぼうとしていたが、主人公に寸前で止められている。
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: 彼の幕間「医の記憶」でもどさくさに紛れて単独契約を結ぼうとしていたが、主人公に寸前で止められている。
 
; [[ディオスクロイ]]兄妹、オルフェウス
 
; [[ディオスクロイ]]兄妹、オルフェウス
 
: アルゴー号のクルー。ディオスクロイは兄弟弟子にもあたる。
 
: アルゴー号のクルー。ディオスクロイは兄弟弟子にもあたる。
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:…直後船を目的地へ動かそうとする辺り、最早労いの体すら成さないのだが。
 
:…直後船を目的地へ動かそうとする辺り、最早労いの体すら成さないのだが。
   −
;「ハッハー! そうかそうか! 君は勇気があるな! とても、とても、とても気に入ったよ!<br> おまけにそんな可愛いサーヴァントもついている! いいよ、いい! <ruby><rb>英雄みたいだ</rb><rt>・・・・・・</rt></ruby>!<br> ヒューッ! カッコイー! ――ったく、<ruby><rb>塵屑</rb><rt>ごみくず</rt></ruby>風情が生意気な。サーヴァント諸共、今すぐ消えてくれる?」
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;「ハッハー! そうかそうか! 君は勇気があるな! とても、とても、とても気に入ったよ!<br> おまけにそんな可愛いサーヴァントもついている! いいよ、いい! <ruby><rb>英雄みたいだ</rb><rt>・・・・・・</rt></ruby>!<br> ヒューッ! カッコイー! ──ったく、<ruby><rb>塵屑</rb><rt>ごみくず</rt></ruby>風情が生意気な。サーヴァント諸共、今すぐ消えてくれる?」
 
:同上。ヘラクレスの猛攻を脅しの材料とし、主人公に向けて降伏しエウリュアレを引き渡すことを勧告するが、断られての言葉。
 
:同上。ヘラクレスの猛攻を脅しの材料とし、主人公に向けて降伏しエウリュアレを引き渡すことを勧告するが、断られての言葉。
 
:この後、傍らのメディアを呼びつけ…。
 
:この後、傍らのメディアを呼びつけ…。
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:生還がほぼ望めないような絶望的な状況に泣き言や後悔を漏らしながら悪態をつくが、メディアとヘクトールがそんな彼に船での防戦を提案すると……。
 
:生還がほぼ望めないような絶望的な状況に泣き言や後悔を漏らしながら悪態をつくが、メディアとヘクトールがそんな彼に船での防戦を提案すると……。
   −
;「はあ!? 馬鹿かおまえたちは! メディアはともかく、ヘクトール! おまえまで間が抜けているのか!? それでもトロイアの守護者か!」<br>「おまえも、メディアも――ヘラクレスの援護に回れ!! コイツが攻撃に集中できるよう、徹底的に露払いをこなすんだ!」<br>「いいか、コレは単純な算数の問題だ! 1を10にするより、10を100にする方が強いに決まってるだろうが!<br> アルゴノーツを10にしたところで粉微塵だ! それならヘラクレスを100にしたほうが万倍マシだ!<br> だろう、ヘラクレス! 理性はなくとも戦闘の話だ、私の言いたいことはわかるだろう!?」<br>「それでこそだ! ヘラクレスを援護しろ、おまえたち! そして、私はここで待つ! 面倒だが、<RUBY><RB>帆</RB><RT>セイル</RT></RUBY>の上手い使い方を見せてやろう!」
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;「はあ!? 馬鹿かおまえたちは! メディアはともかく、ヘクトール! おまえまで間が抜けているのか!? それでもトロイアの守護者か!」<br>「おまえも、メディアも──ヘラクレスの援護に回れ!! コイツが攻撃に集中できるよう、徹底的に露払いをこなすんだ!」<br>「いいか、コレは単純な算数の問題だ! 1を10にするより、10を100にする方が強いに決まってるだろうが!<br> アルゴノーツを10にしたところで粉微塵だ! それならヘラクレスを100にしたほうが万倍マシだ!<br> だろう、ヘラクレス! 理性はなくとも戦闘の話だ、私の言いたいことはわかるだろう!?」<br>「それでこそだ! ヘラクレスを援護しろ、おまえたち! そして、私はここで待つ! 面倒だが、<RUBY><RB>帆</RB><RT>セイル</RT></RUBY>の上手い使い方を見せてやろう!」
 
:文字通りの絶体絶命の窮地の中でようやく英霊としての本領を発揮。一時の自身の生存よりもヘラクレスを万全の状態で戦わせる事を優先する決断を下し、戦力にならない自身の護衛に回ろうとするメディアとヘクトールを叱咤してヘラクレスの援護に回らせ、自身は一人で船で敵の注意を逸らしに行くという捨て身の良采配を見せる。
 
:文字通りの絶体絶命の窮地の中でようやく英霊としての本領を発揮。一時の自身の生存よりもヘラクレスを万全の状態で戦わせる事を優先する決断を下し、戦力にならない自身の護衛に回ろうとするメディアとヘクトールを叱咤してヘラクレスの援護に回らせ、自身は一人で船で敵の注意を逸らしに行くという捨て身の良采配を見せる。
 
:普段は彼の無能さを嘆いていたヘクトールもこの時の死に物狂いになった彼の様子を見て、ギリギリまで追い込まれてようやく真価を発揮する所が弟パリスそっくりだと感じ、彼の部下として召喚された理由に納得しながら戦線に突っ込んでいった。
 
:普段は彼の無能さを嘆いていたヘクトールもこの時の死に物狂いになった彼の様子を見て、ギリギリまで追い込まれてようやく真価を発揮する所が弟パリスそっくりだと感じ、彼の部下として召喚された理由に納得しながら戦線に突っ込んでいった。
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:一応、この時の良采配や帆の使い方に関しては認めていたようだが……ともかくめげずに生きて欲しい。<del>ただし周囲に当り散らさない方向で。</del>
 
:一応、この時の良采配や帆の使い方に関しては認めていたようだが……ともかくめげずに生きて欲しい。<del>ただし周囲に当り散らさない方向で。</del>
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;イアソン「で、それはそれとしてオレからも一つ質問がある。聞いてくれよ、カイニス」<br>カイニス「あん?」<br>イアソン「<ruby><rb>神を忌み嫌ってるはずのテメェが</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby><br><ruby><rb>神の使いっ走り</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>ってのは―――」<br>「<ruby><rb>一体どんな気分なのかなって思ってな!</rb><rt>・・・・・・・・・・・       </rt></ruby>」
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;イアソン「で、それはそれとしてオレからも一つ質問がある。聞いてくれよ、カイニス」<br>カイニス「あん?」<br>イアソン「<ruby><rb>神を忌み嫌ってるはずのテメェが</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby><br><ruby><rb>神の使いっ走り</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>ってのは───」<br>「<ruby><rb>一体どんな気分なのかなって思ってな!</rb><rt>・・・・・・・・・・・       </rt></ruby>」
 
:ギリシャ異聞帯にて、イアソンを庇って斃れたヘラクレスについて[[カイニス]]が「足手まといに付きまとわれるのが面倒になったからでは?」と挑発した直後の台詞。
 
:ギリシャ異聞帯にて、イアソンを庇って斃れたヘラクレスについて[[カイニス]]が「足手まといに付きまとわれるのが面倒になったからでは?」と挑発した直後の台詞。
 
:いつも通りの軽薄な笑みを讃えたまま痛烈にカイニスの矛盾を刺し、この後にも「'''マゾヒスト'''」だの「'''性癖を人に押しつけるのはやめておけ'''」と言った、いっそ笑えてくるほどの嘲りをカイニスにぶつける。
 
:いつも通りの軽薄な笑みを讃えたまま痛烈にカイニスの矛盾を刺し、この後にも「'''マゾヒスト'''」だの「'''性癖を人に押しつけるのはやめておけ'''」と言った、いっそ笑えてくるほどの嘲りをカイニスにぶつける。
 
:当然、カイニスは激昂する。しかし、真に怒り狂っていたのはカイニスの方ではなかった。
 
:当然、カイニスは激昂する。しかし、真に怒り狂っていたのはカイニスの方ではなかった。
;カイニス「―――いいぜ。言うじゃねえか負け犬。テメェは<ruby><rb>生きたまま殺す。</rb><rt>・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>イアソン「やれるものなら、やってみやがれってんだ!」<br>「<ruby><rb>ヘラクレスを侮辱しやがって!</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>このクソ野郎!」
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;カイニス「───いいぜ。言うじゃねえか負け犬。テメェは<ruby><rb>生きたまま殺す。</rb><rt>・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>イアソン「やれるものなら、やってみやがれってんだ!」<br>「<ruby><rb>ヘラクレスを侮辱しやがって!</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>このクソ野郎!」
 
:同上。先にプッツリと切れていたのは、その実、イアソンだった。
 
:同上。先にプッツリと切れていたのは、その実、イアソンだった。
 
:カイニスの言葉を素直に解釈すれば、どちらかというと侮辱されていたのはイアソンの無力さや愚かさであり、ヘラクレスを引き合いに出したことも単にイアソンをより貶める為に過ぎない。むしろカイニスをして、「なぜイアソンなどを庇ったのか」と問う程度には、ヘラクレスには一目置いている節がある。
 
:カイニスの言葉を素直に解釈すれば、どちらかというと侮辱されていたのはイアソンの無力さや愚かさであり、ヘラクレスを引き合いに出したことも単にイアソンをより貶める為に過ぎない。むしろカイニスをして、「なぜイアソンなどを庇ったのか」と問う程度には、ヘラクレスには一目置いている節がある。
 
:しかし、たとえそれが引き合いであろうとなんだろうと、<ruby><rb>英雄</rb><rt>とも</rt></ruby>の意思を侮辱するものは絶対に許さない。
 
:しかし、たとえそれが引き合いであろうとなんだろうと、<ruby><rb>英雄</rb><rt>とも</rt></ruby>の意思を侮辱するものは絶対に許さない。
 
:その怒りの凄まじさは思わずマスターが制止するほどであり、イアソンからのヘラクレスに対する絶対的な信頼の一端が伺える。
 
:その怒りの凄まじさは思わずマスターが制止するほどであり、イアソンからのヘラクレスに対する絶対的な信頼の一端が伺える。
;「……望月千代女め、成功しやがったか。」<br>「あの女、ホント信じられねえくらいよくやった。」<br>「望月千代女。<ruby><rb>おまえは本当に頑張ったよ。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>「―――まあ、頑張りすぎたせいでオレの方も危ないんだがな!」
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;「……望月千代女め、成功しやがったか。」<br>「あの女、ホント信じられねえくらいよくやった。」<br>「望月千代女。<ruby><rb>おまえは本当に頑張ったよ。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>「───まあ、頑張りすぎたせいでオレの方も危ないんだがな!」
 
:同上。秘策中の秘策、[[望月千代女]]による『爆弾』の影響で敵陣営に混乱が広がる様を見ながら。
 
:同上。秘策中の秘策、[[望月千代女]]による『爆弾』の影響で敵陣営に混乱が広がる様を見ながら。
 
:かつてオケアノスにて敵として相対した時の薄っぺらな称賛ではなく、心からの称賛。命がけで仲間を守る者を彼は決して見下さない。
 
:かつてオケアノスにて敵として相対した時の薄っぺらな称賛ではなく、心からの称賛。命がけで仲間を守る者を彼は決して見下さない。
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:それは「アルゴノーツ」の最後のクルーとして、主人公を認めたということである。
 
:それは「アルゴノーツ」の最後のクルーとして、主人公を認めたということである。
   −
;「その疑問への明瞭な解答など、存在しないぜ、ケイローン。」<br>「ここにはただ、意志があった。」<br>「<ruby><rb>負けないという強い意志があり、</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby><br><ruby><rb>最後まで諦めないと誓って走り抜けた。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>「比べると貴様たちは、どこまでも余裕があった。いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」<br>「そして何より、<ruby><rb>自分たちは神の側にいる</rb><rt>・・・・・・・・・・・</rt></ruby>という安心感――――」<br>「それが、貴様たちの最大の隙だった。オレはそう思うぞ。」
+
;「その疑問への明瞭な解答など、存在しないぜ、ケイローン。」<br>「ここにはただ、意志があった。」<br>「<ruby><rb>負けないという強い意志があり、</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby><br><ruby><rb>最後まで諦めないと誓って走り抜けた。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・ </rt></ruby>」<br>「比べると貴様たちは、どこまでも余裕があった。いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」<br>「そして何より、<ruby><rb>自分たちは神の側にいる</rb><rt>・・・・・・・・・・・</rt></ruby>という安心感────」<br>「それが、貴様たちの最大の隙だった。オレはそう思うぞ。」
 
:全てのポセイドン・コアを破壊し、防衛戦力として迎え撃ってきた[[ケイローン]]すらも撃破したカルデア一行。
 
:全てのポセイドン・コアを破壊し、防衛戦力として迎え撃ってきた[[ケイローン]]すらも撃破したカルデア一行。
 
:消えていくケイローンは自分達に比べると遥かに劣る、矮小な一団に負けた事を疑問に思った。それに彼は回答する。
 
:消えていくケイローンは自分達に比べると遥かに劣る、矮小な一団に負けた事を疑問に思った。それに彼は回答する。
260行目: 259行目:  
:多少は忘れていたという所は、最後の最期までイアソンらしい話ではあるが。
 
:多少は忘れていたという所は、最後の最期までイアソンらしい話ではあるが。
   −
;「まったくだ。ああ、でも――――」<br>「お互い、どうやら後悔はしないようだ。そうじゃないか?」
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;「まったくだ。ああ、でも────」<br>「お互い、どうやら後悔はしないようだ。そうじゃないか?」
 
:同上。彼から聞かされた「先生」と自らの話を、異聞帯の[[ケイローン]]は全く違う人生だと笑った。
 
:同上。彼から聞かされた「先生」と自らの話を、異聞帯の[[ケイローン]]は全く違う人生だと笑った。
 
:彼も笑い返す。それでも、互いにその人生に悔いはなかったと。そして、崩れゆく海神と共に「崖っぷちの英雄」は海底へと沈んだ。
 
:彼も笑い返す。それでも、互いにその人生に悔いはなかったと。そして、崩れゆく海神と共に「崖っぷちの英雄」は海底へと沈んだ。
277行目: 276行目:  
:ヘラクレス、アタランテ、メディアという錚々たるメンバーを引き連れ、指揮官として彼らを指揮して<del>自分は安全な位置から</del>戦おうとするが……?
 
:ヘラクレス、アタランテ、メディアという錚々たるメンバーを引き連れ、指揮官として彼らを指揮して<del>自分は安全な位置から</del>戦おうとするが……?
   −
;「――って俺も!? あっ、いやっ、待って! ちょ! ……げ、ヘラクレス!? やるなよ、絶対やるなよ!? やりやがったかぁーっ!!」<br>「――はっ!? 猛烈に嫌な予感……! 待て、私は武器ではない、船長だ! ぐわあああーっ!!」
+
;「──って俺も!? あっ、いやっ、待って! ちょ! ……げ、ヘラクレス!? やるなよ、絶対やるなよ!? やりやがったかぁーっ!!」<br>「──はっ!? 猛烈に嫌な予感……! 待て、私は武器ではない、船長だ! ぐわあああーっ!!」
 
:宝具発動続き。高笑いする彼を「汝も行かんか」と言わんばかりに蹴り飛ばすアタランテ。前線にふっ飛ばされたイアソンは敵陣に降り注ぐアタランテの無数の矢を死ぬ気で避ける事に。
 
:宝具発動続き。高笑いする彼を「汝も行かんか」と言わんばかりに蹴り飛ばすアタランテ。前線にふっ飛ばされたイアソンは敵陣に降り注ぐアタランテの無数の矢を死ぬ気で避ける事に。
 
:一息つこうと思えば目の前に攻撃準備済みのメディアが。彼女の魔術掃射の巻き添えにならぬように全力ダッシュして逃げた先には、丁度敵めがけて大剣を振り下ろさんとするヘラクレスの姿。
 
:一息つこうと思えば目の前に攻撃準備済みのメディアが。彼女の魔術掃射の巻き添えにならぬように全力ダッシュして逃げた先には、丁度敵めがけて大剣を振り下ろさんとするヘラクレスの姿。
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====イアソンくん====
 
====イアソンくん====
;「その通りさ。この『大海原と竜の国』は、私の見た目ほど甘く、スイートではない」<br>「人々はみな穏やかで、誰もが幸福で、民の誰もが私を崇める国に見えるが―――」<br>「その実、少しでも犯罪を犯した“悪い子”は理性のぶっとんだ女王の手によってブタに変えられる!」<br>「それがこの海上独裁国家メディアサイコランドの真実なのだからね! ふはははたすけて!」
+
;「その通りさ。この『大海原と竜の国』は、私の見た目ほど甘く、スイートではない」<br>「人々はみな穏やかで、誰もが幸福で、民の誰もが私を崇める国に見えるが───」<br>「その実、少しでも犯罪を犯した“悪い子”は理性のぶっとんだ女王の手によってブタに変えられる!」<br>「それがこの海上独裁国家メディアサイコランドの真実なのだからね! ふはははたすけて!」
 
:「魔法少女紀行 ~プリズマ☆コーズ~」より『大海原と竜の国』の真実を語る場面にて。
 
:「魔法少女紀行 ~プリズマ☆コーズ~」より『大海原と竜の国』の真実を語る場面にて。
 
:最後の部分では何気に助けを求めており、メディアのサイコっぷりにはややウンザリしているらしい。
 
:最後の部分では何気に助けを求めており、メディアのサイコっぷりにはややウンザリしているらしい。
342行目: 341行目:     
===Fate/strange Fake===
 
===Fate/strange Fake===
; ――【なるほど、君が『     』か】<br> ――【素晴らしい、羨ましい! 確かに噂通りの化け物だ!】 <br> ――【安心してほしい。私は君を優遇し、使ってみせる】<br> ――【私……オレと共にいる間だけ、君は化け物じゃあなくなるよ】<br> ―――【未来の王を護りし、大英雄だ】
+
; ──【なるほど、君が『     』か】<br> ──【素晴らしい、羨ましい! 確かに噂通りの化け物だ!】 <br> ──【安心してほしい。私は君を優遇し、使ってみせる】<br> ──【私……オレと共にいる間だけ、君は化け物じゃあなくなるよ】<br> ───【未来の王を護りし、大英雄だ】
 
: [[アルケイデス]]が生前に出会った人間たちの思い出の中、イアソンが彼に出会った時に投掛けた言葉。傲慢だが、どこか敬愛の念が感じられる。
 
: [[アルケイデス]]が生前に出会った人間たちの思い出の中、イアソンが彼に出会った時に投掛けた言葉。傲慢だが、どこか敬愛の念が感じられる。
 
: 漫画『Fate/Grand Order -turas rèalta-』でも、後半のセリフをヘラクレスが回想している。
 
: 漫画『Fate/Grand Order -turas rèalta-』でも、後半のセリフをヘラクレスが回想している。
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