差分
→話題まとめ
:リチャードI世の妹ジョーンはシリチア王グリエルモII世に嫁いでいたが、次に王位を継承したグリエルモII世の従兄弟タンクレーディは法的にはジョーンは財産相続の対象ではなかったので相続を認めず強制的に修道院に入れた。第3回十字軍で軍を率いてシチリアの都市メッシーナに滞在していたリチャードI世はこれを知って抗議、タンクレーディはジョーンを解放したが相続は認めなかったため、リチャードI世は怒ってメッシーナを占拠、タンクレーディはジョーンの財産相続を認め、自身の娘とリチャードI世の甥アーサーの婚約を結び、ジョーンとリチャードI世に賠償金を払って和解した。その後、リチャードI世はタンクレーディに友好の印としてアーサー王の剣エクスカリバー(ブリュ物語準拠でカリボルヌと呼称していたようである)を贈り、タンクレーディは返礼としてガレー船15隻をリチャードI世に贈った。
:リチャードI世の妹ジョーンはシリチア王グリエルモII世に嫁いでいたが、次に王位を継承したグリエルモII世の従兄弟タンクレーディは法的にはジョーンは財産相続の対象ではなかったので相続を認めず強制的に修道院に入れた。第3回十字軍で軍を率いてシチリアの都市メッシーナに滞在していたリチャードI世はこれを知って抗議、タンクレーディはジョーンを解放したが相続は認めなかったため、リチャードI世は怒ってメッシーナを占拠、タンクレーディはジョーンの財産相続を認め、自身の娘とリチャードI世の甥アーサーの婚約を結び、ジョーンとリチャードI世に賠償金を払って和解した。その後、リチャードI世はタンクレーディに友好の印としてアーサー王の剣エクスカリバー(ブリュ物語準拠でカリボルヌと呼称していたようである)を贈り、タンクレーディは返礼としてガレー船15隻をリチャードI世に贈った。
:ヘンリーII世とリチャードI世に外交官として仕えたロジャー・オブ・ハウデンの著書によればこのカリボルヌの由来は、ヘンリーI世(リチャードI世の曽祖父)が持っており、その娘婿であるジョフロワV世(リチャードI世の祖父)が騎士叙勲の際に授かり、ヘンリーII世、リチャードI世へと受け継がれた剣だという。
:ヘンリーII世とリチャードI世に外交官として仕えたロジャー・オブ・ハウデンの著書によればこのカリボルヌの由来は、ヘンリーI世(リチャードI世の曽祖父)が持っており、その娘婿であるジョフロワV世(リチャードI世の祖父)が騎士叙勲の際に授かり、ヘンリーII世、リチャードI世へと受け継がれた剣だという。
::なお、現在残っている史実においてリチャードI世とエクスカリバーが関わるエピソードはこのくらいで、アーサー王のファンと言うキャラ付けはFate独自のものである。それ自体は別に珍しくもなく問題でもないのだが、リチャードI世が日本で知名度が低い事に加え、なまじ元となるエピソードがあるためか、史実と勘違いしているFateファンも見受けられるので注意。
== 脚注 ==
== 脚注 ==