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| {{サーヴァント概要 | | {{サーヴァント概要 |
| | タイトル = ライダー | | | タイトル = ライダー |
− | | 真名 = 曲亭馬琴 | + | | 真名 = 曲亭馬琴<br><ruby><rb>滝沢興邦</rb><rt>たきざわおきくに</rt></ruby> |
− | | 本名 = 滝沢興邦(たきざわ おきくに) | + | | 本名 = |
| | 異名 = 滝沢馬琴(たきざわ ばきん) | | | 異名 = 滝沢馬琴(たきざわ ばきん) |
| | 読み = きょくていばきん | | | 読み = きょくていばきん |
| | 外国語表記 = Kyokutei Bakin | | | 外国語表記 = Kyokutei Bakin |
− | | 声優 = 芹澤優(曲亭馬琴、お路、伏姫)<br/>川野剛稔(八房) | + | | 声優 = 芹澤優(曲亭馬琴、お路、伏姫)<br>川野剛稔(八房) |
| | 演者 = | | | 演者 = |
| | 身長 = 157cm | | | 身長 = 157cm |
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| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
| | 一人称 = わし | | | 一人称 = わし |
− | | 二人称 = おぬし | + | | 二人称 = おぬし<ref group="注">一般民衆は基本呼び捨て/武家には「~殿」/公家は「~様」。</ref> |
− | | 三人称 = | + | | 三人称 = 特になし |
| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
| | 特技 = | | | 特技 = |
| | 好きな物 = 鳥(特にカナリア) | | | 好きな物 = 鳥(特にカナリア) |
− | | 苦手な物 = [[葛飾北斎|鉄蔵]]<br>物事が思い通りに運ばないこと<br>計算外の出来事も絵の題材にしてしまう気性 | + | | 苦手な物 = [[葛飾北斎|鉄蔵]]、物事が思い通りに運ばないこと<br>計算外の出来事も絵の題材にしてしまう気性 |
| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| | デザイン = TAKOLEGS | | | デザイン = TAKOLEGS |
− | | 設定作成 = | + | | 設定作成 = 星空めてお |
| | レア度 = ☆5 | | | レア度 = ☆5 |
| | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
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| ;人物 | | ;人物 |
− | : 犬耳と犬尻尾がついているが、これは飾り。 | + | : 和服を着た女性。犬耳と犬尻尾がついているが、これは飾り。 |
− | : 戯作者である「曲亭馬琴」と、その義理の娘である「お路」、さらには自身の著作の登場人物である「伏姫」の意思が混在している。 | + | : 戯作者である「曲亭馬琴」と、その義理の娘である「お路」、さらには自身の著作の登場人物である「伏姫」の意思が混在している。外観の基礎はお路のもの。 |
− | : 「曲亭馬琴」としては非常に芝居がかった傲岸不遜な性格であり、自分の事を人気戯作者と評して憚らない。几帳面で規律に厳しい性格でもある。 | + | : 「曲亭馬琴」としては非常に芝居がかった傲岸不遜な性格であり、自分の事を人気戯作者と評して憚らない。几帳面な性格でもある。豪胆かつプライドも高い。 |
| + | : 義理人情は重んじているものの、より厳しく規律を守る。奔放な芸術家ではなく、専業作家らしいプロフェッショナリズム。 |
| + | : 規則正しく毎日同じスケジュールで生活し、執筆時間をとる。興が乗ってきたからといってスケジュールを乱すようなことはしない。 |
| : その一方で「自分には戯作しかなかった」という点から劣等感と承認欲求が強く、特に自分の息子であった滝沢宗伯が病死した際に自分が何もできなかった事が強い悔いとなっており、それが元となって上記の『南溟弓張八犬伝』での事件を引き起こした。 | | : その一方で「自分には戯作しかなかった」という点から劣等感と承認欲求が強く、特に自分の息子であった滝沢宗伯が病死した際に自分が何もできなかった事が強い悔いとなっており、それが元となって上記の『南溟弓張八犬伝』での事件を引き起こした。 |
| : それらの性格から他人とトラブルを起こすことが多いことは自覚しており改善しようとはしているが、どうしても自分を大きく見せる振る舞いになってしまうようである。 | | : それらの性格から他人とトラブルを起こすことが多いことは自覚しており改善しようとはしているが、どうしても自分を大きく見せる振る舞いになってしまうようである。 |
| + | : マスターに対しては主君に仕える武士のごとく、その意を汲んで忠実に従おうとする。しかし神経質に物事をとらえやすく、仕切りたがる癖がある。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
− | : 連れている大きな犬に跨り、手にした刀による戦闘を行う。 | + | : 武器としては鉄扇や短刀、小銃を使用。 |
| + | : 俊敏な動きの<ruby><rb>拳法</rb><rt>やわら</rt></ruby>をみせ、ごく気まぐれに八犬士たちが助力する。 |
| + | : 馬琴の真剣さに対して、八犬士たちは我関せずで緊迫感がなく、ユーモラス。スキルでは日記を書いたり、八犬士たちの面倒を見る。 |
| : 「曲亭馬琴」は晩年には盲目となったことから「お路」が分離している際には視覚が効かなくなるが、高い嗅覚でフォローすることは可能。 | | : 「曲亭馬琴」は晩年には盲目となったことから「お路」が分離している際には視覚が効かなくなるが、高い嗅覚でフォローすることは可能。 |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| |- | | |- |
− | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || B+ || B+ || C || A || 騎乗:B<br>対魔力:B<br>神性:C || 名詮自性:B<br>仁義八行:A<br />戯作三昧:A || style="text-align:left"| | + | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || B+ || B+ || C || A || 騎乗:B<br>対魔力:B<br>神性:C || 名詮自性:B<br>仁義八行:A<br>戯作三昧:A || style="text-align:left"| |
| |} | | |} |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん) | | ; 南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん) |
− | : ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~?<br />最大捕捉:98人 | + | : ランク:A<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~?<br>最大捕捉:98人 |
| : 曲亭馬琴の著作『南総里見八犬伝』に現れる伏姫のごとく、神犬八房に跨って駆け、一撃を加える宝具。 | | : 曲亭馬琴の著作『南総里見八犬伝』に現れる伏姫のごとく、神犬八房に跨って駆け、一撃を加える宝具。 |
| : 仁義八行に基づいた勧善懲悪の意志によって霊刀のごとき一撃となり、敵を打ち倒す。 | | : 仁義八行に基づいた勧善懲悪の意志によって霊刀のごとき一撃となり、敵を打ち倒す。 |
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| == 真名:曲亭馬琴 == | | == 真名:曲亭馬琴 == |
− | 江戸時代後期に活躍した戯作者であり、当時を代表する作家の一人。<br/> | + | 江戸時代後期に活躍した戯作者であり、当時を代表する作家の一人。<br> |
− | 『南総里見八犬伝』『椿説弓張月』『傾城水滸伝』『近世説美少年録』など多くの著作を残した。<br/> | + | 『南総里見八犬伝』『椿説弓張月』『傾城水滸伝』『近世説美少年録』など多くの著作を残した。<br> |
| 武士の出身であったが天性の才能で活躍した、日本で最初の専業作家とも言われている。 | | 武士の出身であったが天性の才能で活躍した、日本で最初の専業作家とも言われている。 |
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| :幼少期から若い頃の因縁が綴られた作品であったが途中で打ち切りとなり、続編として『新局玉石童子訓』が書かれたが未完に終わった。 | | :幼少期から若い頃の因縁が綴られた作品であったが途中で打ち切りとなり、続編として『新局玉石童子訓』が書かれたが未完に終わった。 |
| :この事が心残りになっており、『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では完結させようと続編を執筆しようとしていた。 | | :この事が心残りになっており、『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では完結させようと続編を執筆しようとしていた。 |
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| + | ;八犬士 |
| + | :『南総里見八犬伝』の若武者八犬士の精神を受け継いだ、仔犬の使い魔たち。 |
| + | :馬琴のままならぬ悲喜こもごもの創作行為を象徴している。 |
| + | :【仁】シンベエ(犬江新兵衛に相当)。脇腹に痣のある最年少。ドウセツは悪戯仲間。 |
| + | :【義】ソウスケ(犬川荘助)。背中に痣のある苦労犬。控えめな性分で損しがち。 |
| + | :【礼】ダイカク(犬村大角)。左胸に痣。よい子なので馬琴には心配されている。 |
| + | :【智】ケノ(犬坂毛野)。右肘から二の腕に痣のある美麗な犬。シノとはよく喧嘩している。 |
| + | :【忠】ドウセツ(犬山道節)。左肩に痣。騒がしく気が短い。 |
| + | :【信】ゲンパチ(犬飼現八)。右の頬先に痣。幼いが屈強の片鱗がある。 |
| + | :【孝】シノ(犬塚信乃)。左腕に牡丹の痣。威風堂々だが、悪く言えば厚顔でず太い。 |
| + | :【悌】コブンゴ(犬田小文吾)。尻に痣のある食いしん坊。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :『南溟弓張八犬伝』で召喚したサーヴァント。 | | :『南溟弓張八犬伝』で召喚したサーヴァント。 |
| :自身の著作の登場人物であるのに加え、彼の事を亡き息子に重ねていた模様。 | | :自身の著作の登場人物であるのに加え、彼の事を亡き息子に重ねていた模様。 |
| + | :しかしロボであったのは想定外だったらしく、『鎮西弓張月』がかすむほどの冒険譚を所望している。 |
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| ;[[岡田以蔵]] | | ;[[岡田以蔵]] |
| :『南溟弓張八犬伝』では彼から息子夫婦についての思い違いを諭される結果となった。 | | :『南溟弓張八犬伝』では彼から息子夫婦についての思い違いを諭される結果となった。 |
| :カルデアでは彼に金を貸している事が語られている。 | | :カルデアでは彼に金を貸している事が語られている。 |
| + | :北斎を「テツゾウ」と呼ぶと横できまりが悪いような顔をするらしい。 |
| + | :また、彼の生前の様子を聞いて驚嘆し、忠義ぶりを見て八房のようだと感じた様子だが、何度も金を貸してほしいと頼みに来る様子には呆れている。 |
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| ;お栄 | | ;お栄 |
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| :生前からいろいろと期待を向けられていたらしく、喧嘩の絶えない父とは異なり関係は良好。 | | :生前からいろいろと期待を向けられていたらしく、喧嘩の絶えない父とは異なり関係は良好。 |
| :『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では共に同人サークル「美少年」のメンバーとなった。 | | :『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では共に同人サークル「美少年」のメンバーとなった。 |
| + | :;[[葛飾北斎〔セイバー〕]] |
| + | ::若年時のお栄がメインとなった、北斎の別霊基。 |
| + | ::彼女からは新作の執筆をせがまれているようで、「浮世絵師としてそれでいいのか」と聞いたところ、いいと返されてそれならしょうがないとしている。 |
| + | ::また、仙女を目指す事について聞いた際は困惑した模様。 |
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| ;[[アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕]] | | ;[[アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕]] |
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| :さらには複数掛け持ちで著作を持っていたため特定の作品に飽きが来た際には別の著作に注力したり、新しいシリーズを始めたりするために話の進みが遅くなることも多かった。 | | :さらには複数掛け持ちで著作を持っていたため特定の作品に飽きが来た際には別の著作に注力したり、新しいシリーズを始めたりするために話の進みが遅くなることも多かった。 |
| :これらの問題があったため『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でスーパーバニヤンとトラブルになった際にも、そのトラブルは馬琴の我儘が発端であったためスーパーバニヤンに同情する声もいくらか見られた。 | | :これらの問題があったため『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でスーパーバニヤンとトラブルになった際にも、そのトラブルは馬琴の我儘が発端であったためスーパーバニヤンに同情する声もいくらか見られた。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |