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== 真名:諸葛孔明 ==
 
== 真名:諸葛孔明 ==
:諸葛亮孔明(孔明は字)。中国は三国時代における政治家、軍人。二~三世紀の人物。
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: 諸葛亮。字は孔明。中国は三国時代における政治家、軍人。二~三世紀の人物。
:弱小国である蜀が長きに渡り大国である魏に抵抗できたのも、彼の力に依るところが大きいと伝えられている。
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: 弱小国である蜀が長きに渡り大国である魏に抵抗できたのも、彼の力に依るところが大きいと伝えられている。
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: 特に小説『三国志演義』は、彼の知名度を大きく広め、昨今の諸葛亮像に多大な影響を及ぼした。真名を孔明としているのも本作を出典としている故か。
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: しかし、FGOでは英霊として召喚することが非常に困難とされ、現代の人間を依代に疑似サーヴァントとして現界した。
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: 依代の名は[[ロード・エルメロイⅡ世]]。過去に聖杯戦争へその身を投じ、生還した[[ウェイバー・ベルベット]]その人である。
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: 諸葛亮は召喚の折にエルメロイⅡ世と対話し、自身の力を十全に発揮してくれると判断。肉体の主導権と共に託す。
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: そのため平時はエルメロイⅡ世としての人格が表れているが、その気になれば諸葛亮自身が登場することもあるようだ。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:前者セリフの元ネタは、「ラストリベリオン」というゲームに対するプレイヤーの寸評であろうか。
 
:前者セリフの元ネタは、「ラストリベリオン」というゲームに対するプレイヤーの寸評であろうか。
 
:件のゲームはパラメータの成長率が無茶苦茶なので複雑すぎる属性システムがまったく意味をなさず、魔法も非常に手間がかかるため、攻略サイトで全ての質問に対する返事が'''「レベルを上げて物理で殴ればいい」'''と言われているほど。
 
:件のゲームはパラメータの成長率が無茶苦茶なので複雑すぎる属性システムがまったく意味をなさず、魔法も非常に手間がかかるため、攻略サイトで全ての質問に対する返事が'''「レベルを上げて物理で殴ればいい」'''と言われているほど。
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:軍師たる孔明にしてみれば、そういった頭を使わない戦いは戦いではないということなのだろう。
    
====マイルーム====
 
====マイルーム====
 
;「私が仕える主は一人だけ。あくまで使える駒の一つと考えておけ」<br> 「私はあの征服馬鹿以外に仕える気は毛頭ない。しかし、君とは良い関係でいたいものだ」
 
;「私が仕える主は一人だけ。あくまで使える駒の一つと考えておけ」<br> 「私はあの征服馬鹿以外に仕える気は毛頭ない。しかし、君とは良い関係でいたいものだ」
: マイルーム会話2。たとえどんなに歳を重ねようと、サーヴァントになろうと[[イスカンダル|彼]]に対する忠義は忘れたりはしない。
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: マイルーム会話2および3。主人公に対してはあくまでマスターとして敬意を払うが、その関係は主従などではなく、師と生徒といった関係。
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: 言葉の通り、たとえどんなに歳を重ねようと、サーヴァントになろうと[[イスカンダル|彼]]こそが主君であり、その忠義は決して忘れたりはしない。
    
;「ライネス…? いや、私/僕は諸葛孔明だ。何のことだかさっぱり分からないな…おい、時計塔に連絡しようとするな。おい!」
 
;「ライネス…? いや、私/僕は諸葛孔明だ。何のことだかさっぱり分からないな…おい、時計塔に連絡しようとするな。おい!」
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;「冬木市よ、私は帰ってきた!」
 
;「冬木市よ、私は帰ってきた!」
:同上イベントの告知CMにおいて。
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: 同上イベントの告知CMにおいて。
:たしかに自身が参加した第四次聖杯戦争の特異点に再び潜り込むとはいえ、そのセリフをおまえが言うのか……。
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: たしかに自身が参加した第四次聖杯戦争の特異点に再び潜り込むとはいえ、そのセリフをおまえが言うのか……<ref group = "注">この台詞の原型は、アニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場人物であるアナベル・ガトーのもの。演じるは大塚明夫氏。そう、イスカンダルの方でもあるのだ。</ref>。
    
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
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====マイルーム====
 
====マイルーム====
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;「見ろよライダー、ボクだってやれば出来るのさ! ……あれ?」
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: 霊基再臨三段階目到達時。
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: 本人も困惑の、まさかの'''若返り'''である。ほかの疑似サーヴァントとは違い、依代がベースになっているが故か。
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: それはそれとして、パワーアップしたことをアイツに真っ先に自慢するところが彼らしい。
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;「好きなもの?そんなの決まってるよ。ボクの才能を正しく評価できて、かつ尊敬に値する相手だね!」
 
;「好きなもの?そんなの決まってるよ。ボクの才能を正しく評価できて、かつ尊敬に値する相手だね!」
:マイルーム会話「好きなこと」。誰がどう聞いてもあの征服王のことなのが丸分かり。
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: マイルーム会話「好きなこと」。誰がどう聞いてもあの征服王のことなのが丸分かり。
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;「何だよ、鬱陶しい!」<br>「邪魔だ、邪魔!」
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: それぞれ、マイルーム会話「絆Lv1」と「絆Lv2」。
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: この尊大な態度こそ、ウェイバー・ベルベットである。第二段階以前でも同じセリフなのだが、馴れ馴れしい生徒をあしらっていると捉えれば自然ではあるか。
    
;「ところで、極東地区は歴史改変に関係ないのか? 秋葉原とか、ゲームの歴史が……あ、ないか……そっか……」<br>「見ての通りゲーム中だよ。話しかけるのはいいけど、プレイの邪魔だけはするなよな。ボクは効率厨なんだ、ここまで積み重ねた時間を、ムダにされたらたまらない」
 
;「ところで、極東地区は歴史改変に関係ないのか? 秋葉原とか、ゲームの歴史が……あ、ないか……そっか……」<br>「見ての通りゲーム中だよ。話しかけるのはいいけど、プレイの邪魔だけはするなよな。ボクは効率厨なんだ、ここまで積み重ねた時間を、ムダにされたらたまらない」
:それぞれ、マイルーム会話「絆Lv4」と「絆Lv5」。
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: それぞれ、マイルーム会話「絆Lv4」と「絆Lv5」。
:ゲームに大変熱中していらっしゃるようで、その熱中ぶりは絆Lv5に達したマスターよりも優先度が高い。挙句の果てに自ら「効率厨」などと言いだす<ref group = "注">効率厨=効率を突き詰める事を最優先とするプレイスタイル、またはそれを他人に強要する困った子を指す。前者はあくまでスタイルの一種だが、後者は迷惑行為であり嫌われ者の原因。自称なので前者の意味だと思いたいが…。</ref>。
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: ゲームに大変熱中していらっしゃるようで、その熱中ぶりは絆Lv5に達したマスターよりも優先度が高い。挙句の果てに自ら「効率厨」などと言いだす<ref group = "注">効率厨=効率を突き詰める事を最優先とするプレイスタイル、またはそれを他人に強要する困った子を指す。前者はあくまでスタイルの一種だが、後者は迷惑行為であり嫌われ者の原因。自称なので前者の意味だと思いたいが…。</ref>。
:ちなみに第二段階以前の大人の状態でも、Lv5の「効率厨」の部分が無いだけでほぼ同じことを言う。
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: ちなみに第二段階以前の大人の状態でも、Lv5の「効率厨」の部分が無いだけでほぼ同じことを言う。
    
;「マ、マスター。早急にここから離れよう。僕をロードか何かに封じようとする、最悪な義妹の気配がする。遅れたら誘拐されるぞ!さぁ、急ぐんだ!!」
 
;「マ、マスター。早急にここから離れよう。僕をロードか何かに封じようとする、最悪な義妹の気配がする。遅れたら誘拐されるぞ!さぁ、急ぐんだ!!」
:マイルーム会話「[[司馬懿〔ライネス〕]]」。ライネスとの初対面の際、拉致された事(『ロードエルメロイII世の事件簿』2巻冒頭の回想シーン)が未だにトラウマになっているようで、彼女の気配を感じるや速攻で逃走を図った。
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: マイルーム会話「[[司馬懿〔ライネス〕]]」。ライネスとの初対面の際、拉致された事(『ロードエルメロイII世の事件簿』2巻冒頭の回想シーン)が未だにトラウマになっているようで、彼女の気配を感じるや速攻で逃走を図った。
    
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====