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: 亜種特異点Ⅰ『[[悪性隔絶魔境 新宿]]』では西暦1999年の新宿において召喚された。
: 亜種特異点Ⅰ『[[悪性隔絶魔境 新宿]]』では西暦1999年の新宿において召喚された。
: ある人物から[[バアル|魔神柱バアル]]の討伐を依頼されたが、召喚先ではほぼ味方がいなかったため、自身を召喚した悪の[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]扮するバアルに与することになる。最終盤でバアルが正体を現したことを察した彼は反旗を翻し、同じくバアルと敵対する[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに共闘を持ちかけた。バアルの撃破に成功するものの、7発目の魔弾、宇宙から放たれた隕石を迎撃するために[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]と共に戦列を離れた。全てが終わったあと、主人公や[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]に皮肉をぶつけながら退去した。
: ある人物から[[バアル|魔神柱バアル]]の討伐を依頼されたが、召喚先ではほぼ味方がいなかったため、自身を召喚した悪の[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]扮するバアルに与することになる。最終盤でバアルが正体を現したことを察した彼は反旗を翻し、同じくバアルと敵対する[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに共闘を持ちかけた。バアルの撃破に成功するものの、7発目の魔弾、宇宙から放たれた隕石を迎撃するために[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]と共に戦列を離れた。全てが終わったあと、主人公や[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]に皮肉をぶつけながら退去した。
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: その後、続く亜種特異点EX『深海電脳楽土 SE.RA.PH』において、主人公と共にカルデアから同伴したサーヴァントとして再登場。目的が主人公陣営の中で1人だけ異質なため度々疑いの目を向けられつつもセラフィックスでの戦いを続けていくが、事態の黒幕にして生前よりの[[ビーストⅢ/R|因縁の相手]]に思わぬ場面で襲われ敗北。操られて主人公たちの前に敵として立ちはだかる事態となるが……?
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: その後、亜種特異点EX『深海電脳楽土 SE.RA.PH』において、主人公と共にカルデアから同伴したサーヴァントとして再登場。目的が主人公陣営の中で1人だけ異質なため度々疑いの目を向けられつつもセラフィックスでの戦いを続けていくが、事態の黒幕にして生前よりの[[ビーストⅢ/R|因縁の相手]]に思わぬ場面で襲われ敗北。操られて主人公たちの前に敵として立ちはだかる事態となるが……?
;人物
;人物
:色黒の肌に白髪を刈り込んだ男。
:色黒の肌に白髪を刈り込んだ男。
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: 様々な意味合いに置いて根本の部分で腐り果てており、戦闘に用いられない感覚などはほとんど切り捨てられている。そのため正義の味方でありながら悪行を良しとし、目的遂行のためには情け容赦ない殺戮を執行し、遊びも同情も挟まず、ただ処理すべきものを処理すべきように殺す。
: 様々な意味合いに置いて根本の部分で腐り果てており、戦闘に用いられない感覚などはほとんど切り捨てられている。そのため正義の味方でありながら悪行を良しとし、目的遂行のためには情け容赦ない殺戮を執行し、遊びも同情も挟まず、ただ処理すべきものを処理すべきように殺す。
: 己が反転しようが好ましくなかろうが、傭兵である以上は仕事を全うし、それ以外の全ては些事でしかないと割り切る。
: 己が反転しようが好ましくなかろうが、傭兵である以上は仕事を全うし、それ以外の全ては些事でしかないと割り切る。
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: ただ根本においてはやはりというべきか、霊長の[[抑止力]](アラヤ)の意向に沿って任務を全うし、有益と見れば他者と共闘する意思も見せたり、方針に間違いがなければ人助けなど回りくどい戦略を許容する柔軟さもあるなど、非情ではあるが完全な悪党ではない。
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: ただ根本においてはやはりというべきか、霊長の[[抑止力]]([[アラヤ]])の意向に沿って任務を全うし、有益と見れば他者と共闘する意思も見せたり、方針に間違いがなければ人助けなど回りくどい戦略を許容する柔軟さもあるなど、非情ではあるが完全な悪党ではない。
;能力
;能力
: 剣を自己改造した銃を武器としている。
: 剣を自己改造した銃を武器としている。
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; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
; 熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
: 宝具としての詳細は[[エミヤ]]を参照。
: 宝具としての詳細は[[エミヤ]]を参照。
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: コミカライズ『新宿幻霊事件』では、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕の宝具による自爆攻撃から自分と雀蜂達を守るために咄嗟に展開した<ref group = "注" >ゲームでは盾の宝具を用いたとされているが、『熾天覆う七つの円環』であると明言はされていない。</ref>。
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: コミカライズ『新宿幻霊事件』では、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕の宝具による自爆攻撃から自分と雀蜂達を守るために咄嗟に展開した<ref group = "注" >ゲーム内の亜種特異点Ⅰでは盾の宝具を用いたとされているが、『熾天覆う七つの円環』であると明言はされていない。</ref>。
==真名:エミヤ〔オルタ〕==
==真名:エミヤ〔オルタ〕==
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:様々な国の権力者、科学者などは、あるいは心に傷を負っており、あるいはその異才から世間に交ざれなかったという心の闇を抱えていた。
:様々な国の権力者、科学者などは、あるいは心に傷を負っており、あるいはその異才から世間に交ざれなかったという心の闇を抱えていた。
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:ある世界のある国に起きた新興宗教は、教主の女がそんな彼らを救うために――――否、単に気まぐれで創立させたにすぎない。
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:ある世界のある国に起きた新興宗教は、教主の女がそんな彼らを救うために────否、単に気まぐれで創立させたにすぎない。
:世界を変えるだけの知識と技術を持った才人が集まったために多くの先進国が危険視したが、その組織には悪の理念もなく、教主の女を除いてただの1人も悪人はいなかった。
:世界を変えるだけの知識と技術を持った才人が集まったために多くの先進国が危険視したが、その組織には悪の理念もなく、教主の女を除いてただの1人も悪人はいなかった。
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:コミック版『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』では天体室を出たところをセラフィックスに召喚された彼と遭遇し、ある意味では「因縁の対決」となった<ref group="注">ご丁寧に、「アーチャー」の側に「[[イシュタル|凛]]」がいる再現っぷりである。</ref>。
:コミック版『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』では天体室を出たところをセラフィックスに召喚された彼と遭遇し、ある意味では「因縁の対決」となった<ref group="注">ご丁寧に、「アーチャー」の側に「[[イシュタル|凛]]」がいる再現っぷりである。</ref>。
;[[タマモキャット]]
;[[タマモキャット]]
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:『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントで共演した相手。当初は敵だったが、撃破後なし崩し的に同行する。
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:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で共演した相手。当初は敵だったが、撃破後なし崩し的に同行する。
:ギャグノリに全く縁のない彼にとってその天然っぷりはかなり苦手なのか、そのどこか緊張感に欠けた言動に苛立ったり呆れる事多々。特に'''「デトロイトのエミヤ、略してデミヤ」'''と誰もがツッコみたかった事を言われた際には白目をむいて青筋を立てながら無言でキレていた。
:ギャグノリに全く縁のない彼にとってその天然っぷりはかなり苦手なのか、そのどこか緊張感に欠けた言動に苛立ったり呆れる事多々。特に'''「デトロイトのエミヤ、略してデミヤ」'''と誰もがツッコみたかった事を言われた際には白目をむいて青筋を立てながら無言でキレていた。
;[[ヴラド三世 (EXTRA)]]
;[[ヴラド三世 (EXTRA)]]
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:『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベント本編ではすれ違う形で面識は無かったが、コミック版『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』では礼拝堂で激突。
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:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』ではすれ違う形で面識は無かったが、コミック版『Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 深海電脳楽土 SE.RA.PH』では礼拝堂で激突。
:撃ち込んだ銃弾より『無の剣製』を発動させ、串刺しにして戦闘不能に至らしめた。
:撃ち込んだ銃弾より『無の剣製』を発動させ、串刺しにして戦闘不能に至らしめた。
;[[ジャガーマン]]
;[[ジャガーマン]]
158行目:
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;新宿のセイバー、新宿のランサー
;新宿のセイバー、新宿のランサー
:亜種特異点Ⅰで共に召喚されたサーヴァント達。
:亜種特異点Ⅰで共に召喚されたサーヴァント達。
−
:劇中では彼に処理されたことのみが語られている。
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:劇中では自身が処理したことのみが語られている。
=== ちびちゅき! ===
=== ちびちゅき! ===
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: どこかの世界で彼を失墜させる決定的な原因を作った因縁の相手。『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版では普段の嘲笑的な態度からは考えられないほどの激昂を見せていた。
: どこかの世界で彼を失墜させる決定的な原因を作った因縁の相手。『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版では普段の嘲笑的な態度からは考えられないほどの激昂を見せていた。
:その在り方が社会に伝播し、害悪になるのなら何度でも殺すつもりでいる。
:その在り方が社会に伝播し、害悪になるのなら何度でも殺すつもりでいる。
−
:『Fate/Grand Order』と『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントでは生前とは違う世界の彼女と邂逅するが、不意打ちを喰らって倒され、更にその後身体を操られて力尽きるまで主人公一行と戦わされた。
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:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では生前とは違う世界の彼女と邂逅するが、不意打ちを喰らって倒され、更にその後身体を操られて力尽きるまで主人公一行と戦わされた。
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: しかしその後[[ビーストⅢ/R]]に変生したキアラが、かつて彼の生まれた世界でキアラのために彼の前に立ちはだかり、結果として彼が手に掛けたキアラの信者たち――自身の護りたかった人々を嘲笑う様子を聞いてブチ切れ、満身創痍の状態でありながら密かに無理矢理立ち上がっており、最後の最後で追い詰められながら悪あがきをする彼女をメルトリリスから切り離し一杯喰わせた後、その断末魔を聞きながら共に電子の海に消えていった。
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: しかしその後[[ビーストⅢ/R]]に変生したキアラが、かつて彼の生まれた世界でキアラのために彼の前に立ちはだかり、結果として彼が手に掛けたキアラの信者たち──自身の護りたかった人々を嘲笑う様子を聞いてブチ切れ、満身創痍の状態でありながら密かに無理矢理立ち上がっており、最後の最後で追い詰められながら悪あがきをする彼女をメルトリリスから切り離し一杯喰わせた後、その断末魔を聞きながら共に電子の海に消えていった。
;[[衛宮切嗣]]
;[[衛宮切嗣]]
:彼を育てた義父に当たる人物でこちらも銃使いであり、同じく目的達成の為にあらゆる手段を許容する徹底した現実主義者。
:彼を育てた義父に当たる人物でこちらも銃使いであり、同じく目的達成の為にあらゆる手段を許容する徹底した現実主義者。
196行目:
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:マイルーム会話「絆Lv4」。自我も記憶も少しずつ削られ、ついには数分前のことさえも忘却してしまう。1人の女と関わったがゆえに、彼の人生はここまで狂ってしまったのか…。否、関わらなくともいずれ彼はああなったのか…。
:マイルーム会話「絆Lv4」。自我も記憶も少しずつ削られ、ついには数分前のことさえも忘却してしまう。1人の女と関わったがゆえに、彼の人生はここまで狂ってしまったのか…。否、関わらなくともいずれ彼はああなったのか…。
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;「出番か?よし、行こうかマスター。わかってる。弱きを助け、強きを挫くいつものあれだろう?<br> いいじゃないか、正義の味方。―――なんでか、妙に泣きたくなる」
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;「出番か?よし、行こうかマスター。わかってる。弱きを助け、強きを挫くいつものあれだろう?<br> いいじゃないか、正義の味方。───なんでか、妙に泣きたくなる」
:マイルーム会話「絆Lv5」。「正義の味方」に憧れ、それを目指した男。その果てに何もかも喪失したとしても、なぜ自分が涙を流しているのかが分からなくとも、その喋り方は[[衛宮士郎|理想に憧れたかつての己]]そのものであった。
:マイルーム会話「絆Lv5」。「正義の味方」に憧れ、それを目指した男。その果てに何もかも喪失したとしても、なぜ自分が涙を流しているのかが分からなくとも、その喋り方は[[衛宮士郎|理想に憧れたかつての己]]そのものであった。
203行目:
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==== イベント ====
==== イベント ====
−
;一人も、例外なく、生かしてはおけない<br>二度と、同じケースを起こさせない<br >あらゆる悪の痕跡を消す<br >後に続く悲劇の可能性を潰す<br>オレはそうやって生まれたものだ<br >その為に、その為に―――
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;一人も、例外なく、生かしてはおけない<br>二度と、同じケースを起こさせない<br >あらゆる悪の痕跡を消す<br >後に続く悲劇の可能性を潰す<br>オレはそうやって生まれたものだ<br>その為に、その為に───
:「深層電脳楽土SE.RA.PH」にて、セラフィックスの生き残り2人を処分した後の独白。生前、人類悪に至る可能性を秘めた女を討つ為に無辜の人々に手をかけてしまった彼の苦悩がうかがえる。
:「深層電脳楽土SE.RA.PH」にて、セラフィックスの生き残り2人を処分した後の独白。生前、人類悪に至る可能性を秘めた女を討つ為に無辜の人々に手をかけてしまった彼の苦悩がうかがえる。
:そして、始末したはずの可能性はその直後、現実となって彼を襲い<ruby><rb>名も無き死体</rb><rt>ロストマン</rt></ruby>に変えてしまうのだった。
:そして、始末したはずの可能性はその直後、現実となって彼を襲い<ruby><rb>名も無き死体</rb><rt>ロストマン</rt></ruby>に変えてしまうのだった。
210行目:
210行目:
:同上。メルトリリスの特攻にも屈せず、逆に彼女を取り込もうとするキアラに向かって突如鳴り響く銃声。そこには満身創痍の身ながら悪を阻止せんとする不屈の姿があった。
:同上。メルトリリスの特攻にも屈せず、逆に彼女を取り込もうとするキアラに向かって突如鳴り響く銃声。そこには満身創痍の身ながら悪を阻止せんとする不屈の姿があった。
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;「いまさら言われるまでもない。反面、おまえは面白いな。<br> 悪党の死に様ほど見応えのある見世物もない。そのままゆっくり、相応の末路を晒してくれ。」<br>「―――悪くない。最高の断末魔だ、殺生院。」
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;「いまさら言われるまでもない。反面、おまえは面白いな。<br> 悪党の死に様ほど見応えのある見世物もない。そのままゆっくり、相応の末路を晒してくれ。」<br>「───悪くない。最高の断末魔だ、殺生院。」
:同上。キアラの「死に体の分際でこの最高の逆転劇に水を差すなんて、なんてつまらない男」という言葉に対して。自分が嘲笑われたからではない。自身を排斥した人々…'''自分が真に護りたかったもの'''を嘲られたからこそ彼は立ちあがった。
:同上。キアラの「死に体の分際でこの最高の逆転劇に水を差すなんて、なんてつまらない男」という言葉に対して。自分が嘲笑われたからではない。自身を排斥した人々…'''自分が真に護りたかったもの'''を嘲られたからこそ彼は立ちあがった。
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:―――生前届かなかった<ruby><rb>銃弾</rb><rt>正義</rt></ruby>が今度こそ届いた事を確信した黒いアーチャーは満足気に最期を迎えた。
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:───生前届かなかった<ruby><rb>銃弾</rb><rt>正義</rt></ruby>が今度こそ届いた事を確信した黒いアーチャーは満足気に最期を迎えた。
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;「だが……日記に付ける項目としては、この日だけの特殊事項なのは間違いない。<br> しかし、大の男が日記とはとても公言できないな。<br> 昨日の事すら不確かな男の、その一日を書き留めただけのものだが―――さて。<br> いつか、意味不明な項目を見返した時、苦笑いする程度の重みにはなったよ、マスター。」
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;「だが……日記に付ける項目としては、この日だけの特殊事項なのは間違いない。<br> しかし、大の男が日記とはとても公言できないな。<br> 昨日の事すら不確かな男の、その一日を書き留めただけのものだが───さて。<br> いつか、意味不明な項目を見返した時、苦笑いする程度の重みにはなったよ、マスター。」
:彼のバレンタインシナリオより。主人公からチョコを与えられたものの、既に味覚の残ってない彼にとって味もせず、サーヴァントであるために栄養にもならないとして「レーションのほうがマシだ」と零す。
:彼のバレンタインシナリオより。主人公からチョコを与えられたものの、既に味覚の残ってない彼にとって味もせず、サーヴァントであるために栄養にもならないとして「レーションのほうがマシだ」と零す。
:しかし、バレンタインデーが特別な日だということを日記に書き留めようとするが、それは、昨日の出来事すら覚えていないことを意味していたのだ。
:しかし、バレンタインデーが特別な日だということを日記に書き留めようとするが、それは、昨日の出来事すら覚えていないことを意味していたのだ。
220行目:
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==== その他 ====
==== その他 ====
;「───上りたくなったらいつでも言え。遠慮も呵責もなく、引っ張り上げてやる。<br> 白鳥のような優雅さはなくとも、その無様な必死さは何よりも人間らしいものだ。そうだろう?」
;「───上りたくなったらいつでも言え。遠慮も呵責もなく、引っ張り上げてやる。<br> 白鳥のような優雅さはなくとも、その無様な必死さは何よりも人間らしいものだ。そうだろう?」
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:お返し礼装『セーブ・ワイヤー』のテキストフレーバー。
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:彼の[[概念礼装|お返し礼装]]『セーブ・ワイヤー』のテキストフレーバー。
:虚数事象として処理されたセラフィックスの出来事に触れていることを伺わせる一文となっている。
:虚数事象として処理されたセラフィックスの出来事に触れていることを伺わせる一文となっている。
227行目:
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:[[エミヤ|赤い弓兵]]と同じように、彼も給仕に回るのだろうか。……あるいは、スーツ姿であることを考えると、『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版で描かれた生前の「正装」で「いつもの仕事」をするのかもしれない。
:[[エミヤ|赤い弓兵]]と同じように、彼も給仕に回るのだろうか。……あるいは、スーツ姿であることを考えると、『深海電脳楽土SE.RA.PH』の漫画版で描かれた生前の「正装」で「いつもの仕事」をするのかもしれない。
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;「…………あんたと、その息子を、オレは――――――」
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;「…………あんたと、その息子を、オレは──────」
:『FGO material Ⅴ』で記述されたジャガーマンに対するコメント。
:『FGO material Ⅴ』で記述されたジャガーマンに対するコメント。
:これは彼が元いた世界の[[藤村大河]]は誰かと結婚して息子を設けた事が分かるが、文面から察するに彼女とその息子を守れなかった事、ひいては(何かしらの理由で)2人を'''自ら手にかけてしまった'''のではないかと推測される。
:これは彼が元いた世界の[[藤村大河]]は誰かと結婚して息子を設けた事が分かるが、文面から察するに彼女とその息子を守れなかった事、ひいては(何かしらの理由で)2人を'''自ら手にかけてしまった'''のではないかと推測される。
246行目:
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**『深海電脳楽土 SE.RA.PH』ではその事に大きく踏み込まれており、[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|アルターエゴとして召喚された彼女]]もマイルーム会話で言及している。
**『深海電脳楽土 SE.RA.PH』ではその事に大きく踏み込まれており、[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|アルターエゴとして召喚された彼女]]もマイルーム会話で言及している。
*自身のことを「中身が腐っている」と語っているが、これは単なる比喩ではないらしく、'''霊基再臨や絆レベルが進むたびに彼は壊れていく'''。<br>かつての理想や思想は溶けていき、霊基再臨が進む度に姿にも亀裂を思わせる金色の刻印が入っていく。そして第四段階に到達すると彼を語る中身は全てなくなり、正真正銘無銘の英霊になったのだと自称する。
*自身のことを「中身が腐っている」と語っているが、これは単なる比喩ではないらしく、'''霊基再臨や絆レベルが進むたびに彼は壊れていく'''。<br>かつての理想や思想は溶けていき、霊基再臨が進む度に姿にも亀裂を思わせる金色の刻印が入っていく。そして第四段階に到達すると彼を語る中身は全てなくなり、正真正銘無銘の英霊になったのだと自称する。
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**さらに2018年度のバレンタインイベントで追加されたお返しイベントでは'''すでに味覚を喪失している'''ことが判明し、主人公からプレゼントしたチョコを齧っても何の味もしなかった事に苦悩している。<br>そしてこの出来事を日記に書きとめている一面が明かされたが、これも霊基破綻などの影響で現在進行形で自我と人格が削れている影響で、昨日の記憶すら不確かであるということを意味していた。
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**さらに2018年度のバレンタインイベント『繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン』で追加されたお返しシナリオでは'''すでに味覚を喪失している'''ことが判明し、主人公からプレゼントしたチョコを齧っても何の味もしなかった事に苦悩している。<br>そしてこの出来事を日記に書きとめている一面が明かされたが、これも霊基破綻などの影響で現在進行形で自我と人格が削れている影響で、昨日の記憶すら不確かであるということを意味していた。
***一部のファンからは『劇場版 機動戦艦ナデシコ』において黒衣を纏ったテンカワ・アキトのようだと評しているが、あちらもある事件が切欠で人生を狂わされ、挙句に視覚や味覚など五感の大半を失う、という悲惨な状況に陥った。
***一部のファンからは『劇場版 機動戦艦ナデシコ』において黒衣を纏ったテンカワ・アキトのようだと評しているが、あちらもある事件が切欠で人生を狂わされ、挙句に視覚や味覚など五感の大半を失う、という悲惨な状況に陥った。
**彼のあり方はあらゆる悪の痕跡と例外を尽く消し、たとえ多くの命を踏みにじろうとも後に続く悲劇の可能性を根絶するというものだが、そのせいで自分自身がここまで壊れてしまったのは余りにも皮肉としか言いようがない。
**彼のあり方はあらゆる悪の痕跡と例外を尽く消し、たとえ多くの命を踏みにじろうとも後に続く悲劇の可能性を根絶するというものだが、そのせいで自分自身がここまで壊れてしまったのは余りにも皮肉としか言いようがない。
257行目:
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*クランチ用のワイヤーを錬成でき、魔力による伸長も可能だが最大でも5kmが限度。コレが投影品であるかは不明だが、本人の錬金術や他の術の適正が皆無な事を鑑みるに、ほぼ間違いなく投影によるものと思われる。
*クランチ用のワイヤーを錬成でき、魔力による伸長も可能だが最大でも5kmが限度。コレが投影品であるかは不明だが、本人の錬金術や他の術の適正が皆無な事を鑑みるに、ほぼ間違いなく投影によるものと思われる。
**『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では魔神柱の襲撃により奈落に落ちたメルトリリスを救助するために使用したが、引き上げ役であるエミヤ・オルタが途中で放棄したために[[主人公 (Grand Order)]]と護衛役の[[鈴鹿御前]](と助っ人として来た[[トリスタン]])はしばらく脱出できなかった。
**『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では魔神柱の襲撃により奈落に落ちたメルトリリスを救助するために使用したが、引き上げ役であるエミヤ・オルタが途中で放棄したために[[主人公 (Grand Order)]]と護衛役の[[鈴鹿御前]](と助っ人として来た[[トリスタン]])はしばらく脱出できなかった。
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**しかし最終盤ではヴァージンレイザー・パラディオンでビーストⅢ/Rに特攻したメルトリリスを引き上げるために使用して怨敵に一杯食わせることに成功した。<br>バレンタインのお返しイベントで主人公にプレゼントした「セーブ・ワイヤー」はこれらの場面で使われたものと同型と思われる。
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**しかし最終盤ではヴァージンレイザー・パラディオンでビーストⅢ/Rに特攻したメルトリリスを引き上げるために使用して怨敵に一杯食わせることに成功した。<br>バレンタインのお返しシナリオで主人公にプレゼントした「セーブ・ワイヤー」はこれらの場面で使われたものと同型と思われる。
*[[エミヤ|別の世界の自分]]は[[ギルガメッシュ|ラスボス]]に止めを刺し、エミヤ・オルタも『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で[[ビーストⅢ/R|ラスボス]]に止めを刺した。どちらも美味しいところを持っていく『正義の味方』であった。
*[[エミヤ|別の世界の自分]]は[[ギルガメッシュ|ラスボス]]に止めを刺し、エミヤ・オルタも『深海電脳楽土 SE.RA.PH』で[[ビーストⅢ/R|ラスボス]]に止めを刺した。どちらも美味しいところを持っていく『正義の味方』であった。
*第一再臨では背中に赤い「Ⅳ」の文字が刻まれているが、これが何の数字なのかは現状不明。同じローマ数字が関連する存在としては[[ビースト]]が挙げられるが……?
*第一再臨では背中に赤い「Ⅳ」の文字が刻まれているが、これが何の数字なのかは現状不明。同じローマ数字が関連する存在としては[[ビースト]]が挙げられるが……?