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== [[宝具]] ==
== [[宝具]] ==
; すべては我が槍に通ずる(マグナ・ウォルイッセ・マグヌム)
; すべては我が槍に通ずる(マグナ・ウォルイッセ・マグヌム)
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: ランク:A++<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:900人<br />由来:パラティウムの丘に突き立ち、ローマを守護する大樹となったロムルスの槍。
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: ランク:A++<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~99<br>最大捕捉:900人<br>由来:パラティウムの丘に突き立ち、ローマを守護する大樹となったロムルスの槍。
: 建国時、パラティウムへと突き立てた国造りの槍。母シルヴィアが見た夢に登場する、ローマそのものを象徴する大樹と同一視される。
: 建国時、パラティウムへと突き立てた国造りの槍。母シルヴィアが見た夢に登場する、ローマそのものを象徴する大樹と同一視される。
: 宝具としては樹木操作の能力を有しており、真名解放の際には槍が大樹として拡大変容し「帝都ローマの過去・現在・未来の姿」を造成、怒濤の奔流で対象を押し流す。'''質量兵器ローマ'''。
: 宝具としては樹木操作の能力を有しており、真名解放の際には槍が大樹として拡大変容し「帝都ローマの過去・現在・未来の姿」を造成、怒濤の奔流で対象を押し流す。'''質量兵器ローマ'''。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]+味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]+味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
; すべては我が愛に通ずる(モレス・ネチェサーリエ)
; すべては我が愛に通ずる(モレス・ネチェサーリエ)
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: ランク:B<br />種別:結界宝具<br />レンジ:1~40<br />最大捕捉:100人<br />由来:レムスを自身の手で誅した逸話。
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: ランク:B<br>種別:結界宝具<br>レンジ:1~40<br>最大捕捉:100人<br>由来:レムスを自身の手で誅した逸話。
: 血塗られた愛の城壁。宝具としては、空間を分断する城壁を出現させることで壁の内側を守護する。
: 血塗られた愛の城壁。宝具としては、空間を分断する城壁を出現させることで壁の内側を守護する。
: 城壁の出現は地面から瞬時に湧き上がるため、出現位置の調整次第ではギロチンのように対象を切断することも可能。
: 城壁の出現は地面から瞬時に湧き上がるため、出現位置の調整次第ではギロチンのように対象を切断することも可能。
== 真名:ロムルス ==
== 真名:ロムルス ==
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: ロムルス。古代ローマ建国神話に登場する国造りの英雄。七つの丘にローマの都を打ち立て、栄光の大帝国ローマの礎を築いた建国王にして神祖。生きながら神の席に祀られたモノ。
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: 古代ローマ建国神話に登場する国造りの英雄。七つの丘にローマの都を打ち立て、栄光の大帝国ローマの礎を築いた建国王にして神祖。生きながら神の席に祀られたモノ。
:軍神マルスと美しき姫シルウィアとの間に生まれ、神の獣たる狼を友に育ったという。
:軍神マルスと美しき姫シルウィアとの間に生まれ、神の獣たる狼を友に育ったという。
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== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
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; 「――<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>が、ローマだ」
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; 「──<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>が、ローマだ」
: 召喚時セリフ。現在の仕様ではテキストと共にボイスが流れるが、サービス開始からしばらくの間はボイスのみであったため、初見のマスターにはまるで意味がわからない発言になっていた。
: 召喚時セリフ。現在の仕様ではテキストと共にボイスが流れるが、サービス開始からしばらくの間はボイスのみであったため、初見のマスターにはまるで意味がわからない発言になっていた。
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; 「ローマ!」<br>「ロムス!」<br>「セプテム!」
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: 攻撃時の掛け声。
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;「弟ロムスの事は、今なお悔やみきれぬ……」
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: マイルームでの発言。
; 「ネロは良い……あれは実に良きローマ皇帝である」
; 「ネロは良い……あれは実に良きローマ皇帝である」
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: 同上。ちなみに彼女が所属してから付く専用ボイスではなく汎用ボイス。
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: マイルーム会話4。ちなみに彼女を召喚してから聞けるようになるボイスではなく、最初から聞くことができる。
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; 「お前はローマではない、か……?」<br>「お前は……いや、やはりローマではないのか」<br />「お前……何だ……? ローマを感じるぞ」<br />「そうだ! お前もまたローマに他ならん。世界とは即ち、ローマであるが故」<br />「我が子よ……お前もまたローマなのだ」
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; 「お前はローマではない、か……?」<br>「お前は……いや、やはりローマではないのか」<br>「お前……何だ……? ローマを感じるぞ」<br>「そうだ! お前もまたローマに他ならん。世界とは即ち、ローマであるが故」<br>「我が子よ……お前もまたローマなのだ」
−
: 絆レベル1~絆レベル5において'''続いていく'''。ローマとは哲学だったのか……。
+
: マイルーム会話「絆Lv1」~「絆Lv5」。ローマとは哲学だったのか……。
;「頭を垂れることはない。さあ、<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>を見よ。<br> 分かるはずだコンスタンティノス。お前もまた、紛うことなき、我が愛するローマであると。」
;「頭を垂れることはない。さあ、<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>を見よ。<br> 分かるはずだコンスタンティノス。お前もまた、紛うことなき、我が愛するローマであると。」
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;「すべて、すべて、我が槍にこそ通ず。『<ruby><rb>すべては我が槍に通ずる</rb><rt>マグナ・ウォルイッセ・マグヌム</rt></ruby>』!」
;「すべて、すべて、我が槍にこそ通ず。『<ruby><rb>すべては我が槍に通ずる</rb><rt>マグナ・ウォルイッセ・マグヌム</rt></ruby>』!」
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: 宝具発動。世界を象徴する大樹――ソレに通ずるのは帝国を造りし神祖の槍。
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: 宝具発動。世界を象徴する大樹──ソレに通ずるのは帝国を造りし神祖の槍。
==== 本編 ====
==== 本編 ====
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137行目:
:当代の皇帝、ネロに向けた台詞。ローマに等しいロムルスならではの圧倒的な包容力とカリスマ性を持つ台詞だが、後の歴史に暴君と記される彼女に神祖は何を見て、それさえも許したのか。
:当代の皇帝、ネロに向けた台詞。ローマに等しいロムルスならではの圧倒的な包容力とカリスマ性を持つ台詞だが、後の歴史に暴君と記される彼女に神祖は何を見て、それさえも許したのか。
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;「<font size=5>―――<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>である。<br></font> 我が槍、我が力、我が偉業の全てを以て、お前とその盟友の敵を打ち砕こう。<br> 案ずるな。恐れるな。胸を張れ。お前の四肢には、今、すべてのローマが宿ろう」
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;「<font size=5>───<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>である。<br></font> 我が槍、我が力、我が偉業の全てを以て、お前とその盟友の敵を打ち砕こう。<br> 案ずるな。恐れるな。胸を張れ。お前の四肢には、今、すべてのローマが宿ろう」
:『冠位時間神殿 ソロモン』にて、時間神殿の戦いで主人公とマシュ、ネロの下に駆けつけて。
:『冠位時間神殿 ソロモン』にて、時間神殿の戦いで主人公とマシュ、ネロの下に駆けつけて。
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;「私はいつか軍神たる我が父へと述べた。人には、人を愛する心を育むだけの光があるのだと。<br> 史上、多くの邪悪がそれを否定するだろう。見るがいい。魔の神を名乗るものどもがこうも群れる。<br> だが、笑止である。立ち止まるには能わず。<br> 神の時代はことごとく終わるものである。かつては、我らローマがその一端を証明してみせた。<br> 人の時代。それは浪漫の時代である。<br> ネロ。カルデアのマスター。そして、マシュなる娘。<br> ……人は、人を愛するのだ。」<br>「それこそが、<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>の願った<ruby><rb>浪漫</rb><rt>ローマ</rt></ruby>である。ゆえに―――<br> 証明せよ! 戦え! 勝ち取れ! おまえたちには、すべてが許されている!」
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;「私はいつか軍神たる我が父へと述べた。人には、人を愛する心を育むだけの光があるのだと。<br> 史上、多くの邪悪がそれを否定するだろう。見るがいい。魔の神を名乗るものどもがこうも群れる。<br> だが、笑止である。立ち止まるには能わず。<br> 神の時代はことごとく終わるものである。かつては、我らローマがその一端を証明してみせた。<br> 人の時代。それは浪漫の時代である。<br> ネロ。カルデアのマスター。そして、マシュなる娘。<br> ……人は、人を愛するのだ。」<br>「それこそが、<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>の願った<ruby><rb>浪漫</rb><rt>ローマ</rt></ruby>である。ゆえに───<br> 証明せよ! 戦え! 勝ち取れ! おまえたちには、すべてが許されている!」
:同上。
:同上。
==== 幕間の物語 ====
==== 幕間の物語 ====
;「当世より過去の皇帝たちよ!当世より未来の皇帝たちよ!」<br>「お前たちは去るがいい!お前たちはローマではあるが、当世はネロの時代!」<br>「初めの連合は既にない!故に、おお、虚ろに集いし我が子たちよ!」<br>「槍を通じて<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>へと還るがいい。おお、おお、マグナ・ウォルイッセ・マグヌム!!」
;「当世より過去の皇帝たちよ!当世より未来の皇帝たちよ!」<br>「お前たちは去るがいい!お前たちはローマではあるが、当世はネロの時代!」<br>「初めの連合は既にない!故に、おお、虚ろに集いし我が子たちよ!」<br>「槍を通じて<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>へと還るがいい。おお、おお、マグナ・ウォルイッセ・マグヌム!!」
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:自身の幕間の物語「セプテムの守護者、此処に」にて。
:ロムルスの神威に惹かれて召喚された過去・未来の歴代ローマ皇帝の亡霊への台詞。亡霊とは言え存在するだけで歴代ローマ皇帝が集まってくるなど彼の存在の規格外さがうかがえる。
:ロムルスの神威に惹かれて召喚された過去・未来の歴代ローマ皇帝の亡霊への台詞。亡霊とは言え存在するだけで歴代ローマ皇帝が集まってくるなど彼の存在の規格外さがうかがえる。
;「……仕方あるまい。このような非<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>的な行為はしたくなかったが……暴力に訴えねばならぬ時もある。今がその時だ、[[主人公 (Grand Order)|◯◯]]よ。<br> 問おう[[主人公 (Grand Order)|◯◯]]よ、アルトリア・ペンドラゴンを好きと言えぇぇぇぇい!」
;「……仕方あるまい。このような非<ruby><rb>私</rb><rt>ローマ</rt></ruby>的な行為はしたくなかったが……暴力に訴えねばならぬ時もある。今がその時だ、[[主人公 (Grand Order)|◯◯]]よ。<br> 問おう[[主人公 (Grand Order)|◯◯]]よ、アルトリア・ペンドラゴンを好きと言えぇぇぇぇい!」
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:[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]の幕間の物語にて。神祖らしからぬ行為だとは分かっている上で二人の為に放ったシリアスムードぶち壊しの一喝。
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:[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]の幕間の物語「聖槍の騎士王」にて。神祖らしからぬ行為だとは分かっている上で二人の為に放ったシリアスムードぶち壊しの一喝。
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;「――――――その通りだ。ローマとは浪漫であり―――<br/> 神代より卒業し、人として人を愛す心を得た、人間的なるもの、その全ての象徴である。」
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;「──────その通りだ。ローマとは浪漫であり───<br> 神代より卒業し、人として人を愛す心を得た、人間的なるもの、その全ての象徴である。」
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:同上クエストにて、彼女を「機械仕掛けの神としては落第」と喝破して。
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:同上、ランサーのアルトリアを「機械仕掛けの神としては落第」と喝破して。
:同じ「生きて神となったモノ」だからこその言葉であり、ローマの歴史的価値も象徴している。
:同じ「生きて神となったモノ」だからこその言葉であり、ローマの歴史的価値も象徴している。
:なお、浪漫の由来は「ロマンス」であり「ローマ的な」という意味なので、ドラマCD『アルトリア・ロマンス』でも言われているように、「人間的なものの象徴」という比喩はそう的外れではない。
:なお、浪漫の由来は「ロマンス」であり「ローマ的な」という意味なので、ドラマCD『アルトリア・ロマンス』でも言われているように、「人間的なものの象徴」という比喩はそう的外れではない。
180行目:
175行目:
*宝具名の「マグナ・ウォルイッセ・マグヌム(Magna voluisse magnum)」はラテン語の格言。「偉大なことを欲したということが偉大である」という意味。
*宝具名の「マグナ・ウォルイッセ・マグヌム(Magna voluisse magnum)」はラテン語の格言。「偉大なことを欲したということが偉大である」という意味。
*ロムルスもムーンセル・[[トップ・サーヴァント]]の資格を有するという。
*ロムルスもムーンセル・[[トップ・サーヴァント]]の資格を有するという。
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*ローマの始祖であるが☆2という低いレア度であるため、ネタにされることもあったが、[[ロムルス=クィリヌス]]で☆5化され威厳を取り戻し、ローマ市民を歓喜させた。
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*ローマの始祖である彼が☆3という低いレア度であるためネタにされることもあったが、後に☆5の[[ロムルス=クィリヌス]]が実装されて威厳を取り戻し、ローマ市民を歓喜させた。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==