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;略歴
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:同じ生徒会の[[蒼崎青子]]や[[槻司鳶丸]]とは高校に入ってからの頃から付き合いで、一年の頃からの友人。[[木乃美芳助]]とは幼馴染。<br>父と4人の兄がおり、母親には先立たれている。基本的には実家で働くのではなく、コンビニなどでアルバイトをしている。金鹿は主に店の経理を担当し、遅くにバイトから帰宅後、ろくに整理できていないレジスターを整理し、その日の会計帳簿をつけるのが日課。<br>高校卒業後は兄達と同じ地元の体育大学である渠裸(ミゾラ)大に推薦入学での進学を予定。——というのは表向きであり、実際は実家から離れようと考え、中学時代から計画的にアルバイトなどをして、[[三咲町]]から離れた大学に進学するための軍資金を秘密裏に貯めている。<br>もともと、就職派だった父親は大学への進学自体を反対していたが、兄達の説得を受け渠裸大であることを条件に金鹿の進学を容認する(兄達の説得は金鹿の心情を理解しての説得ではなかったため、金鹿からは感謝されていない)。金鹿は第一志望を渠裸大として隠れ蓑とし、本命を第二志望として独自に受験するつもりでいる。<br>金鹿によれば「父は頑固で力づくな性格だが、人の努力を無視できるほど悪人でもない」ため、受験とその後の費用を全て自分で稼ぎ、結果を突きつければ折れるとふんでいる。勿論、父親に認められなくとも上京するつもりでいる。
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:同じ生徒会の[[蒼崎青子]]や[[槻司鳶丸]]とは高校に入ってからの頃から付き合いで、一年の頃からの友人。[[木乃美芳助]]とは幼馴染。
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:父と4人の兄がおり、母親には先立たれている。基本的には実家で働くのではなく、コンビニなどでアルバイトをしている。金鹿は主に店の経理を担当し、遅くにバイトから帰宅後、ろくに整理できていないレジスターを整理し、その日の会計帳簿をつけるのが日課。
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:高校卒業後は兄達と同じ地元の体育大学である渠裸(ミゾラ)大に推薦入学での進学を予定。——というのは表向きであり、実際は実家から離れようと考え、中学時代から計画的にアルバイトなどをして、[[三咲町]]から離れた大学に進学するための軍資金を秘密裏に貯めている。
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:もともと、就職派だった父親は大学への進学自体を反対していたが、兄達の説得を受け渠裸大であることを条件に金鹿の進学を容認する(兄達の説得は金鹿の心情を理解しての説得ではなかったため、金鹿からは感謝されていない)。金鹿は第一志望を渠裸大として隠れ蓑とし、本命を第二志望として独自に受験するつもりでいる。
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:金鹿によれば「父は頑固で力づくな性格だが、人の努力を無視できるほど悪人でもない」ため、受験とその後の費用を全て自分で稼ぎ、結果を突きつければ折れるとふんでいる。勿論、父親に認められなくとも上京するつもりでいる。
;人物
;人物
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:現実的でクールであり、大抵の物事には動じない性格。人見知りが激しいところがあり、可愛らしい外見とは裏腹に、ぶっきらぼうで人当たりはあまりよくない。平時はそっけなく、本音が出ると乱暴な口調になる、という父譲りの癖がある。愛想はないが本質的に生真面目で、面倒見がよい。<br>同い年の男子の大半を落ち着きのないバカとして認識してうんざりしているため(主に芳助が原因)、特に男子への受け答えは悪い。[[静希草十郎]]相手でさえ、「善人すぎてうさん臭い」ダメ出しをする。<br>動物が嫌い。嫌いなものほど詳細に調べてしまうという悪癖がある。<br>槻司鳶丸に片思いをしており、青春の悩みの真っ最中。<br>鳶丸と出会ったのは高校一年の時。バイト先のコンビニで喫煙を注意しようとしたところ、居合わせた鳶丸に誤って水をかけてしまった。その後、生徒会室で再会する。本人いわく一目惚れだが、自覚したのは二年になってから。文化祭の片付けをしていた時、ふと何の前触れもなく気づいてしまった。いわく「恋は猛毒」(盲目、ではない)、遅効性。だがそれ以来、現在の関係性を失ってしまう恐れから告白もできず、金鹿は特にアクションを起こしていない。<br>本編終了後の番外編「誰も寝たりしてはいいけど笑ってはならぬ」ではいよいよ卒業が見えてきたため、益々悩んでいる。鳶丸が地元の大学を志望していることを知り、町を離れなければまだチャンスはあるかも、と期待が膨らみ、本来の進路(三咲町を離れ、一人で上京する)に迷っている。恋に盲目になるには中学の頃からの六年の努力は金鹿にとって重く、しかし鳶丸への想いはその努力の重さを揺らがせるほどのものでもあった。
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:現実的でクールであり、大抵の物事には動じない性格。人見知りが激しいところがあり、可愛らしい外見とは裏腹に、ぶっきらぼうで人当たりはあまりよくない。平時はそっけなく、本音が出ると乱暴な口調になる、という父譲りの癖がある。愛想はないが本質的に生真面目で、面倒見がよい。
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:同い年の男子の大半を落ち着きのないバカとして認識してうんざりしているため(主に芳助が原因)、特に男子への受け答えは悪い。[[静希草十郎]]相手でさえ、「善人すぎてうさん臭い」ダメ出しをする。
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:動物が嫌い。嫌いなものほど詳細に調べてしまうという悪癖がある。
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:槻司鳶丸に片思いをしており、青春の悩みの真っ最中。
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:鳶丸と出会ったのは高校一年の時。バイト先のコンビニで喫煙を注意しようとしたところ、居合わせた鳶丸に誤って水をかけてしまった。その後、生徒会室で再会する。本人いわく一目惚れだが、自覚したのは二年になってから。文化祭の片付けをしていた時、ふと何の前触れもなく気づいてしまった。いわく「恋は猛毒」(盲目、ではない)、遅効性。だがそれ以来、現在の関係性を失ってしまう恐れから告白もできず、金鹿は特にアクションを起こしていない。
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:本編終了後の番外編「誰も寝たりしてはいいけど笑ってはならぬ」ではいよいよ卒業が見えてきたため、益々悩んでいる。鳶丸が地元の大学を志望していることを知り、町を離れなければまだチャンスはあるかも、と期待が膨らみ、本来の進路(三咲町を離れ、一人で上京する)に迷っている。恋に盲目になるには中学の頃からの六年の努力は金鹿にとって重く、しかし鳶丸への想いはその努力の重さを揺らがせるほどのものでもあった。
;能力
;能力
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:実家が中華飯店「まっどべあ」ということもあって中華料理が得意。<br>また、杜撰な帳簿の整理を行っているだけあって、計算や簿記の能力もある。
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:実家が中華飯店「まっどべあ」ということもあって中華料理が得意。
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:また、杜撰な帳簿の整理を行っているだけあって、計算や簿記の能力もある。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
;[[魔法使いの夜]]
;[[魔法使いの夜]]
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:青子や草十郎たちとともに学生生活を送る。<br>クリア後の番外編「誰も寝たりしてはいいけど笑ってはならぬ」では主人公。
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:青子や草十郎たちとともに学生生活を送る。
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:クリア後の番外編「誰も寝たりしてはいいけど笑ってはならぬ」では主人公。
;[[ちびちゅき!]]
;[[ちびちゅき!]]
:所属不明。相変わらず木乃美芳助の言動に頭を痛めている模様。
:所属不明。相変わらず木乃美芳助の言動に頭を痛めている模様。
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:同級生で、幼馴染。基本的に嫌っている。
:同級生で、幼馴染。基本的に嫌っている。
;[[静希草十郎]]
;[[静希草十郎]]
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:バイト先として、実家の中華飯店を紹介する。<br>何となく癇に障るが、対等の知人として接している。
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:バイト先として、実家の中華飯店を紹介する。
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:何となく癇に障るが、対等の知人として接している。
;父
;父
:「まっどべあ」の店主。ちゃんとした立ち絵はなく、シルエットで登場。
:「まっどべあ」の店主。ちゃんとした立ち絵はなく、シルエットで登場。