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| 読み = れいろうかん みさや
| 読み = れいろうかん みさや
| 初登場作品 = [[Fate/Prototype]]
| 初登場作品 = [[Fate/Prototype]]
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| 声優 = 斎藤千和<br />田辺留依(幼少期)
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| 声優 = 斎藤千和<br>田辺留依(幼少期)
<!-- * 誕生日:月日 / 血液型:型
<!-- * 誕生日:月日 / 血液型:型
* 身長:cm / 体重:kg
* 身長:cm / 体重:kg
* スリーサイズ:B/W/H -->
* スリーサイズ:B/W/H -->
| マスター階梯 = 第二位・智天使
| マスター階梯 = 第二位・智天使
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| 魔術系統 = ルーン魔術<br />降霊術<br />黒魔術全般
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| 魔術系統 = ルーン魔術<br>降霊術<br>黒魔術全般
| 魔術回路・質 = A
| 魔術回路・質 = A
| 魔術回路・量 = B
| 魔術回路・量 = B
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== 概要 ==
== 概要 ==
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『[[Fate/Prototype]]』に登場する、[[クー・フーリン (Prototype) |ランサー]]のマスター。女王様然とした、黒髪の美少女。
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『Fate/Prototype』に登場する、[[クー・フーリン (Prototype)|ランサー]]のマスター。女王様然とした、黒髪の美少女。
; 略歴
; 略歴
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: 聖杯成就に執着する父によって、[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前]]に「マスターとなって聖杯を手に入れないと死ぬ」呪いをかけられている。
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: [[聖杯]]成就に執着する父・[[玲瓏館惟慧]]によって、[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前]]に「マスターとなって聖杯を手に入れないと死ぬ」呪いをかけられている。
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: だがその真実は悲惨で、本当に彼女に呪いをかけたのは[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]のマスターであった[[沙条愛歌|愛歌]]であり、美沙夜の父は娘を見捨てずに聖杯戦争中、懸命に解呪方法を探るのに奔走したが、愛歌によって殺害されていた。
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: だがその真実は悲惨で、本当に彼女に呪いをかけたのは[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]のマスターであった[[沙条愛歌|愛歌]]であり、惟慧は娘を見捨てずに[[聖杯戦争]]中、懸命に解呪方法を探るのに奔走したが、愛歌によって殺害されていた。
: [[沙条綾香|綾香]]とは因縁の仲で、サーヴァントを交えて何度も戦うことになるが、その度に綾香の消極的な姿勢と心構えを罵倒する。だが、ただ批判するだけでなく、的確なアドバイスも同時に与え、綾香の成長を促すことになる。
: [[沙条綾香|綾香]]とは因縁の仲で、サーヴァントを交えて何度も戦うことになるが、その度に綾香の消極的な姿勢と心構えを罵倒する。だが、ただ批判するだけでなく、的確なアドバイスも同時に与え、綾香の成長を促すことになる。
: 中盤以降から呪いの進行により限界を迎え死亡、「堕天」状態で徘徊する屍人になってしまう。
: 中盤以降から呪いの進行により限界を迎え死亡、「堕天」状態で徘徊する屍人になってしまう。
; 人物
; 人物
: 一人称は「私(わたくし)」。綾香にとっては同じ学校で学ぶ先輩にあたる。[[令呪]]の位置はうなじ。
: 一人称は「私(わたくし)」。綾香にとっては同じ学校で学ぶ先輩にあたる。[[令呪]]の位置はうなじ。
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: 彼女が生まれた玲瓏館家は、[[魔術|魔術師]]の世界では僻地である極東生まれでありながら[[魔術協会]]では複数系統の魔術に精通する名門として、表の世界では永田町の政治家や有力者たちが揃ってご機嫌伺いをするほどの名家として知られている。そんな環境で育ったため見た目、教養、当主としての器と全てが完璧だが、非常にプライドが高く、性格は高慢かつ残忍でドSを絵に書いたような女性。どれだけ能力が低くても、僅かと言えども自分に歯向かう力や意思を持っている相手には容赦しない。
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: 彼女が生まれた玲瓏館家は、[[魔術師]]の世界では僻地である極東生まれでありながら[[魔術協会]]では複数系統の[[魔術]]に精通する名門として、表の世界では永田町の政治家や有力者たちが揃ってご機嫌伺いをするほどの名家として知られている。そんな環境で育ったため見た目、教養、当主としての器と全てが完璧だが、非常にプライドが高く、性格は高慢かつ残忍でドSを絵に書いたような女性。どれだけ能力が低くても、僅かと言えども自分に歯向かう力や意思を持っている相手には容赦しない。
: だがその反面、魔術師にありがちな一般人の命や安全を顧みない考え方には無縁で、日常生活を送る街の住人や学生たちを「力ある者の責務」として支配・君臨し、自らの庇護の下、叶えられる限りの幸福と安寧を与えなければならない、というノーブル・オブリゲーションに基づく視点で彼女なりに暖かく見守っている。
: だがその反面、魔術師にありがちな一般人の命や安全を顧みない考え方には無縁で、日常生活を送る街の住人や学生たちを「力ある者の責務」として支配・君臨し、自らの庇護の下、叶えられる限りの幸福と安寧を与えなければならない、というノーブル・オブリゲーションに基づく視点で彼女なりに暖かく見守っている。
: 学校では年齢相応の少女としてにこやかに振る舞い、会話するクラスメイトもいるが、美沙夜が自らに敷いた厳格な法と家柄から正しい意味の「友達」は一人もいない。
: 学校では年齢相応の少女としてにこやかに振る舞い、会話するクラスメイトもいるが、美沙夜が自らに敷いた厳格な法と家柄から正しい意味の「友達」は一人もいない。
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; [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]
; [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]
: 戦う覚悟も決めず、能力不足から真価を発揮させられないマスターを切り捨て、自分のサーヴァントにならないか声をかけるが、「優秀なマスターにはもう懲りた」と拒否される。
: 戦う覚悟も決めず、能力不足から真価を発揮させられないマスターを切り捨て、自分のサーヴァントにならないか声をかけるが、「優秀なマスターにはもう懲りた」と拒否される。
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: 更にプライドを傷つける地雷ワードを口にしたため、強烈なお仕置きを実行する。<br>実は八年前の聖杯戦争で[[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]に喰い殺されそうになっていた所を助けてもらったことが有り、彼の事は前から知っている。<br>また幼かった事もあり、その際に若干心を奪われかけている。
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: 更にプライドを傷つける地雷ワードを口にしたため、強烈なお仕置きを実行する。
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: 実は八年前の聖杯戦争で[[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]に喰い殺されそうになっていた所を助けてもらったことが有り、彼の事は前から知っている。また幼かった事もあり、その際に若干心を奪われかけている。
; [[玲瓏館惟慧]]
; [[玲瓏館惟慧]]
: 父親。心から敬愛する人物。幼い頃の彼女は「お父さま」と呼ぶ。
: 父親。心から敬愛する人物。幼い頃の彼女は「お父さま」と呼ぶ。
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===Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ===
===Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ===
;[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|キャスター]]
;[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|キャスター]]
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:父が召喚したサーヴァント。最初は不気味な影の姿で現れたキャスターを警戒するが、幼い自分の質問に真摯な態度で答えてくれたため、信頼をおくようになる。また彼からは信頼の証として自分の真名とアゾット剣を贈られている。<br>だが彼にとって根源への到達と根源接続者・愛歌の誘いに比べれば美沙夜の存在は軽く、愛歌に内通していた彼に売られて呪いを知らぬままにかけられてしまう。
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:父が召喚したサーヴァント。最初は不気味な影の姿で現れたキャスターを警戒するが、幼い自分の質問に真摯な態度で答えてくれたため、信頼をおくようになる。また彼からは信頼の証として自分の真名とアゾット剣を贈られている。
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:だが彼にとって根源への到達と根源接続者・愛歌の誘いに比べれば美沙夜の存在は軽く、愛歌に内通していた彼に売られて呪いを知らぬままにかけられてしまう。
;[[オジマンディアス|ライダー]]
;[[オジマンディアス|ライダー]]
:幼いながらに誇りと尊厳を保ち、使い魔越しに苛烈な視線を受け止め、怯えながらも目を背けなかった美沙夜の女王の気風を感じ取り、称賛される。
:幼いながらに誇りと尊厳を保ち、使い魔越しに苛烈な視線を受け止め、怯えながらも目を背けなかった美沙夜の女王の気風を感じ取り、称賛される。
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*[[遠坂凛]]のデザインの元となったキャラクターで、周囲の環境も含めて大きな影響を与えている。<br>お嬢様キャラは[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|ルヴィア]]、ドS属性は[[カレン・オルテンシア|カレン]]、主人公に現実と抱えている致命的な問題を突きつけて成長を促す役回りは[[エミヤ|アーチャー]]が受け継いでいる。
*[[遠坂凛]]のデザインの元となったキャラクターで、周囲の環境も含めて大きな影響を与えている。<br>お嬢様キャラは[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|ルヴィア]]、ドS属性は[[カレン・オルテンシア|カレン]]、主人公に現実と抱えている致命的な問題を突きつけて成長を促す役回りは[[エミヤ|アーチャー]]が受け継いでいる。
**凛との決定的な違いは、敵と見做せば容赦なく冷徹になれる事。またお嬢様キャラでも「オホホホ」系ではないのがルヴィアとの最大の違い。「駄犬」と[[クー・フーリン|ランサー]]を罵る関係はカレンにそのままインプット。
**凛との決定的な違いは、敵と見做せば容赦なく冷徹になれる事。またお嬢様キャラでも「オホホホ」系ではないのがルヴィアとの最大の違い。「駄犬」と[[クー・フーリン|ランサー]]を罵る関係はカレンにそのままインプット。
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*奈須氏お気に入りのキャラクターで、<br />「''色々な表情が出来るキャラなので、設定を描いてる時は非常に楽しかったです。制服姿が、なんか別の作品のキャラのようだ…''」<br />「''絵にしてもらって、かつ声が入った時の彼女とランサーの関係が好きです。いい女です''」と評している。<br>多くのヒロインの元になったキャラクターなだけに、このまま埋もれさせるのは余りに惜しかったのだが、この度『蒼銀のフラグメンツ』で主人公として大抜擢。幼い頃の彼女も可愛いと評判である。
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*奈須氏お気に入りのキャラクターで、<br>「''色々な表情が出来るキャラなので、設定を描いてる時は非常に楽しかったです。制服姿が、なんか別の作品のキャラのようだ…''」<br>「''絵にしてもらって、かつ声が入った時の彼女とランサーの関係が好きです。いい女です''」と評している。<br>多くのヒロインの元になったキャラクターなだけに、このまま埋もれさせるのは余りに惜しかったのだが、この度『蒼銀のフラグメンツ』で主人公として大抜擢。幼い頃の彼女も可愛いと評判である。
*美沙夜を演じた斎藤千和女史はTYPE-MOON作品では、[[玉藻の前|キャス狐]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]役を演じている。<br>奇しくも、全員Fate系のキャラクターである。
*美沙夜を演じた斎藤千和女史はTYPE-MOON作品では、[[玉藻の前|キャス狐]]と[[クロエ・フォン・アインツベルン]]役を演じている。<br>奇しくも、全員Fate系のキャラクターである。
*[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前の聖杯戦争]]で、戦場となる可能性が高く危険な玲瓏館邸に残ったのは、後学のために自ら望んだもの。<br>父も彼女に家の外に出歩かないようきちんと言いつけ、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|キャスター]]の神殿の守りにも絶対的な自信があったため、それを許可してしまった。これが彼女の明暗を分ける事になり、最終的に生きたまま死人になるという惨たらしい結末を招く。<br>聖杯戦争で親族を身近に置くのは余りに危険すぎる判断だが、冬木の場合と異なり、『Prototype』の世界ではこの八年前の聖杯戦争が初回である「第一次聖杯戦争」と呼べるもので、基本やセオリーなど一切確立されていない。そのため、美沙夜と彼女の父の判断を一概に軽率と呼ぶことはできない。
*[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前の聖杯戦争]]で、戦場となる可能性が高く危険な玲瓏館邸に残ったのは、後学のために自ら望んだもの。<br>父も彼女に家の外に出歩かないようきちんと言いつけ、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|キャスター]]の神殿の守りにも絶対的な自信があったため、それを許可してしまった。これが彼女の明暗を分ける事になり、最終的に生きたまま死人になるという惨たらしい結末を招く。<br>聖杯戦争で親族を身近に置くのは余りに危険すぎる判断だが、冬木の場合と異なり、『Prototype』の世界ではこの八年前の聖杯戦争が初回である「第一次聖杯戦争」と呼べるもので、基本やセオリーなど一切確立されていない。そのため、美沙夜と彼女の父の判断を一概に軽率と呼ぶことはできない。
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*本編では死亡したとされているが、花札にてセイバーがランサーに「いい加減に元の鞘に収まったらどうだ?」という言葉をかけるシーンが存在する。このことから、どうやら彼女が命を拾う展開になる可能性も0ではない模様。
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*本編では死亡したとされているが、『[[トラぶる花札道中記#とびたて!超時空トラぶる花札大作戦|とびたて!超時空トラぶる花札大作戦]]』にてセイバーがランサーに「いい加減に元の鞘に収まったらどうだ?」という言葉をかけるシーンが存在する。このことから、どうやら彼女が命を拾う展開になる可能性も0ではない模様。
== 脚注 ==
== 脚注 ==
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{{DEFAULTSORT:れいろうかん みさや}}
{{DEFAULTSORT:れいろうかん みさや}}
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[[Category:登場人物ら行]]
[[Category:登場人物ら行]]
[[category:マスター]]
[[category:マスター]]