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;略歴
 
;略歴
 
:『Fate/Zero』と『Fate/Zero material』で経歴が変わっている。
 
:『Fate/Zero』と『Fate/Zero material』で経歴が変わっている。
:『Fate/Zero』では出張で冬木市を訪れ気に入り、20余年前にカナダから深山町に移り住む。妻マーサは二つ返事で承諾したが、息子クリスは後に喧嘩別れしてトロントに戻り家庭を持つ。孫は10歳まで日本で育ったが、7年前から音沙汰が無い。<ref group="出">「Act.1 -285:42:56」『Fate/Zero』([https://sai-zen-sen.jp/works/fictions/fate-zero/08/01.html 「最前線」で公開])</ref><ref group="出">「Act.15 -25:48:06」『Fate/Zero』</ref>
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:『Fate/Zero』では出張で冬木市を訪れ気に入り、20余年前にカナダから深山町に移り住む。妻マーサは二つ返事で承諾したが、息子クリスは後に喧嘩別れしてトロントに戻り家庭を持つ。孫は10歳まで日本で育ったが、7年前から音沙汰が無い<ref group="出">「Act.1 -285:42:56」『Fate/Zero』([https://sai-zen-sen.jp/works/fictions/fate-zero/08/01.html 「最前線」で公開])</ref><ref group="出">「Act.15 -25:48:06」『Fate/Zero』</ref>
 
:『Fate/Zero material』では元々はオーストラリア出身の商社マン。40年以上前、家族で赴任してきた際に冬木の風土を気に入り、永住を決意。当時小学生だったクリスはそれなりに日本に馴染んでいた。
 
:『Fate/Zero material』では元々はオーストラリア出身の商社マン。40年以上前、家族で赴任してきた際に冬木の風土を気に入り、永住を決意。当時小学生だったクリスはそれなりに日本に馴染んでいた。
 
:脱サラして貿易商を始め、40年可もなく不可もなく経営して、老後の蓄えができると会社を人手に譲る。今では英会話教室の非常勤講師などしつつ穏やかな日々を送っている。第四次聖杯戦争の時点で72歳。
 
:脱サラして貿易商を始め、40年可もなく不可もなく経営して、老後の蓄えができると会社を人手に譲る。今では英会話教室の非常勤講師などしつつ穏やかな日々を送っている。第四次聖杯戦争の時点で72歳。
:この間にクリスは子供はオーストラリアで育てたいと望み、孫が生まれてすぐにトロントへ再移住した。次第に疎遠になり、現在はほぼ音信不通になっている。<ref group="出">「Fate/Zero用語辞典-グレン・マッケンジー」『Fate/Zero material』p.94</ref>
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:この間にクリスは子供はオーストラリアで育てたいと望み、孫が生まれてすぐにトロントへ再移住した。次第に疎遠になり、現在はほぼ音信不通になっている<ref group="出">「Fate/Zero用語辞典-グレン・マッケンジー」『Fate/Zero material』p.94</ref>
:『Fate/Zero』では英語が通じる一軒家持ちということでウェイバーに下宿先として選ばれ、暗示で海外遊学から帰って来た孫と思い込まされた。
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:『Fate/Zero』では英語が通じる一軒家持ちということで[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]に下宿先として選ばれ、暗示で海外遊学から帰って来た孫と思い込まされた。
    
;人物
 
;人物
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:『Fate/Zero material』では少しやせ気味のデザインだったが、アニメ版では少し恰幅が良くなり、豊かな白髭が追加された。
 
:『Fate/Zero material』では少しやせ気味のデザインだったが、アニメ版では少し恰幅が良くなり、豊かな白髭が追加された。
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
:第五次聖杯戦争が間近に迫る時期、ライネスの会話の中で言及される。
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:第五次聖杯戦争が間近に迫る時期、[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ|ライネス]]の会話の中で言及される。
 
:夫妻ともに健在なようで、聖杯戦争の被害が及ぶのを恐れたウェイバーより(表向きは)旅行のチケットを贈られる。
 
:夫妻ともに健在なようで、聖杯戦争の被害が及ぶのを恐れたウェイバーより(表向きは)旅行のチケットを贈られる。
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;「まぁな。だが、それが息子たちと喧嘩別れするほどの理由でよかったのかといえば……まぁ悔しいが……」
 
;「まぁな。だが、それが息子たちと喧嘩別れするほどの理由でよかったのかといえば……まぁ悔しいが……」
 
:日本の冬木に魅了され、移住を決意したグレン夫婦。しかし、息子たちはカナダ・トロントの故郷を忘れられず、親子の間には溝が生まれてしまう。
 
:日本の冬木に魅了され、移住を決意したグレン夫婦。しかし、息子たちはカナダ・トロントの故郷を忘れられず、親子の間には溝が生まれてしまう。
:何かを得れば、何かを失う――冬木に暮らす普遍的な一つの家族にも、その天秤は等しく訪れていた。
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:何かを得れば、何かを失う──冬木に暮らす普遍的な一つの家族にも、その天秤は等しく訪れていた。
    
;「なぁウェイバー、お前さん、儂らの孫ではないね」
 
;「なぁウェイバー、お前さん、儂らの孫ではないね」
 
:ウェイバーがかけた暗示を見破った瞬間。その理由が、「儂らの孫にしちゃ優しすぎる」という悲しいものだった。だが、それでも妻のマーサが笑うようになったことで、グレンはウェイバーに感謝した。
 
:ウェイバーがかけた暗示を見破った瞬間。その理由が、「儂らの孫にしちゃ優しすぎる」という悲しいものだった。だが、それでも妻のマーサが笑うようになったことで、グレンはウェイバーに感謝した。
 
:初歩の魔術ですら失敗し、それでも「騙してくれ」と懇願するお人好しの老人。そんな彼を見て、ウェイバーは自らが道化そのものであることを痛感するのだった。
 
:初歩の魔術ですら失敗し、それでも「騙してくれ」と懇願するお人好しの老人。そんな彼を見て、ウェイバーは自らが道化そのものであることを痛感するのだった。
      
;「それがお前さんにとって、どれほど大切な事柄なのかは解らんが……これだけは言わせてほしい。<br> 人生、長生きしたあとで振り返ってみればな、命と秤にかけられるほどの事柄なんて、結局のところ一つもありはせんものじゃよ」
 
;「それがお前さんにとって、どれほど大切な事柄なのかは解らんが……これだけは言わせてほしい。<br> 人生、長生きしたあとで振り返ってみればな、命と秤にかけられるほどの事柄なんて、結局のところ一つもありはせんものじゃよ」
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== メモ ==
 
== メモ ==
* マッケンジー 夫婦の地元は、一貫してトロントと言われているが、カナダにもオーストラリアにもトロントという名前の街が存在しており、夫婦の出身はどちらなのかは、出典によって変わることが多い。「略歴」に書いている通り、『Fate/Zero material』だとオーストラリア人で、原作『Fate/Zero』や『Fate/Zero アニメビジュアルガイド II』だとカナダ人である。
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* マッケンジー夫婦の地元は一貫してトロントと言われているが、カナダにもオーストラリアにもトロントという名前の街が存在しており、夫婦の出身がどちらなのかは出典によって変わることが多い。「略歴」に書いている通り、『Fate/Zero material』だとオーストラリア人で、原作『Fate/Zero』や『Fate/Zero アニメビジュアルガイド II』だとカナダ人である。
    
==脚注==
 
==脚注==
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