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| 本名 = マキリ・ゾォルケン
| 本名 = マキリ・ゾォルケン
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
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| 声優 = 津嘉山正種<br>立花慎之介<br>(マキリ・ゾォルケン)
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| 声優 = 津嘉山正種<br>立花慎之介(マキリ・ゾォルケン)
| 身長 = 145cm
| 身長 = 145cm
| 体重 = 43kg(しかし、ある程度可変だと思われる)
| 体重 = 43kg(しかし、ある程度可変だと思われる)
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: 200年前の大聖杯敷設儀式にも参加しており、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや[[令呪]]の考案者その人である。[[聖杯戦争]]をずっと見続けてきた人物で、第三次に行われたアインツベルンの「反則」の影響にもいち早く気付いていた。そのため第四次では様子見に徹するつもりであったが、雁夜の要求を受け参加を承諾。自身は一歩引いた位置から聖杯戦争を監視していた。とはいえ雁夜が勝ち残ることはないだろうと内心確信しており、彼が苦しみもがくさまを愉しむつもりであった。
: 200年前の大聖杯敷設儀式にも参加しており、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや[[令呪]]の考案者その人である。[[聖杯戦争]]をずっと見続けてきた人物で、第三次に行われたアインツベルンの「反則」の影響にもいち早く気付いていた。そのため第四次では様子見に徹するつもりであったが、雁夜の要求を受け参加を承諾。自身は一歩引いた位置から聖杯戦争を監視していた。とはいえ雁夜が勝ち残ることはないだろうと内心確信しており、彼が苦しみもがくさまを愉しむつもりであった。
: 第五次では桜をマスターとして[[メドゥーサ|ライダー]]を召喚させるも桜のやる気の無さから慎二にマスター権譲渡を許すなどあまり乗り気ではない。しかし桜が[[アンリマユ|アヴェンジャー]]と繋がり黒い影が出没しだすと一転、自身も[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|アサシン]]を変則召喚し聖杯戦争の裏側で暗躍する。
: 第五次では桜をマスターとして[[メドゥーサ|ライダー]]を召喚させるも桜のやる気の無さから慎二にマスター権譲渡を許すなどあまり乗り気ではない。しかし桜が[[アンリマユ|アヴェンジャー]]と繋がり黒い影が出没しだすと一転、自身も[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|アサシン]]を変則召喚し聖杯戦争の裏側で暗躍する。
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:『Fate/Grand Order』第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』では、特異点破壊のための計画『魔霧計画』を遂行する3人の首謀者の一人『M』として若かりし頃の彼が登場。人物欄にある通り、理想を抱いていた頃の姿であるはずが抵抗を諦めきってしまっており、命令のままに人類史焼却に加担している。
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:『[[Fate/Grand Order]]』の第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』では、特異点破壊のための計画『魔霧計画』を遂行する3人の首謀者の一人『M』として若かりし頃の彼が登場。人物欄にある通り、理想を抱いていた頃の姿であるはずが抵抗を諦めきってしまっており、命令のままに人類史焼却に加担している。
; 人物
; 人物
: 狡猾にして残忍、他者の苦しみを娯楽とする外道。自分の孫達にもほぼ例外なく嫌われているが、間桐の家系に執着心があり、なんだかんだいって臓硯本人は子孫たちに甘い面もある。
: 狡猾にして残忍、他者の苦しみを娯楽とする外道。自分の孫達にもほぼ例外なく嫌われているが、間桐の家系に執着心があり、なんだかんだいって臓硯本人は子孫たちに甘い面もある。
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;[[Fate/Grand Order]]
;[[Fate/Grand Order]]
:第四特異点にて魔霧計画の首謀者『M』として若かりし頃の彼が登場。人理焼却の首謀者への抵抗を諦め、特異点を破壊する計画を推し進める。
:第四特異点にて魔霧計画の首謀者『M』として若かりし頃の彼が登場。人理焼却の首謀者への抵抗を諦め、特異点を破壊する計画を推し進める。
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:『Fate/Zero』とのコラボイベントにも出演。相変わらず裏で暗躍していたが、主人公達の介入とイスカンダルが蹂躙と略奪<ref group = "注">間桐邸を焼き討ちした上で刻印蟲を一匹残らず虐殺、さらには雁夜がマスター権を放棄したことで邸内から救い出した桜を臣下のミトリネスに命じて冬木市の外に連れ出した。</ref>したことにより表舞台に出てこざるを得なくなった。
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:『Fate/Zero』とのコラボイベント『Fate/Accel Zero Order』にも登場。相変わらず裏で暗躍していたが、主人公達の介入とイスカンダルが蹂躙と略奪<ref group = "注">間桐邸を焼き討ちした上で刻印蟲を一匹残らず虐殺、さらには雁夜がマスター権を放棄したことで邸内から救い出した桜を臣下のミトリネスに命じて冬木市の外に連れ出した。</ref>をしたことにより表舞台に出てこざるを得なくなった。
: 奏章Ⅰ『[[虚数羅針内界 ペーパームーン]]』では、第四特異点における彼の人格をベースにした[[マキリ・ゾォルケン (AI)|<ruby><rb>構築部</rb><rt>ビルド</rt></ruby>の筆頭AI]]であり、[[青髭]]のマスターとして登場している。
: 奏章Ⅰ『[[虚数羅針内界 ペーパームーン]]』では、第四特異点における彼の人格をベースにした[[マキリ・ゾォルケン (AI)|<ruby><rb>構築部</rb><rt>ビルド</rt></ruby>の筆頭AI]]であり、[[青髭]]のマスターとして登場している。
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:第四特異点で、魔霧計画を進める首謀者の仲間「B」。
:第四特異点で、魔霧計画を進める首謀者の仲間「B」。
;[[ランスロット]]
;[[ランスロット]]
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:『Fate/Zero』とのコラボイベントで、マスターである雁夜を失った彼の新たなマスターとなった。
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:『Fate/Accel Zero Order』で、マスターである雁夜を失った彼の新たなマスターとなった。
=== Fate/strange Fake ===
=== Fate/strange Fake ===
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149行目:
===その他===
===その他===
;「うむ。チェンジじゃ、桜」
;「うむ。チェンジじゃ、桜」
−
:トラぶる花札道中記にて。日頃の恨みを晴らすべく散々準備した孫娘に対してこの仕打ちである。
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:『トラぶる花札道中記』にて。日頃の恨みを晴らすべく散々準備した孫娘に対してこの仕打ちである。
;「ふう、しかし本当に素晴らしい湯ですね。こうしていると生き返る────いや、まるで若返るようだ」
;「ふう、しかし本当に素晴らしい湯ですね。こうしていると生き返る────いや、まるで若返るようだ」
:同上。温泉に漬かったことで、姿も心も若返った。これが長く生きることでああなってしまうのだから、世界は残酷である。
:同上。温泉に漬かったことで、姿も心も若返った。これが長く生きることでああなってしまうのだから、世界は残酷である。
−
;「うちの慎二の同学年じゃったな! <br> いつもすまぬ。ワシが会長だとて気にせず奴がバカをやったときは叩いてやってくれ」<br>「そして勉学に励めよ若人よ! 学を修めれば人生の選択肢も豊かになろう!」
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;「うちの慎二の同学年じゃったな!<br> いつもすまぬ。ワシが会長だとて気にせず奴がバカをやったときは叩いてやってくれ」<br>「そして勉学に励めよ若人よ! 学を修めれば人生の選択肢も豊かになろう!」
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:氷室の天地にて、冬木市有力者の集まる年末パーティで[[蒔寺楓|贔屓の呉服屋の娘]]と[[氷室鐘|市長の娘]]に対して。
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:『氷室の天地』にて、冬木市有力者の集まる年末パーティで[[蒔寺楓|贔屓の呉服屋の娘]]と[[氷室鐘|市長の娘]]に対して。
:本編での悪辣さを微塵も感じさせない人格者っぷりである。九割九分が建前であろうが、孫と若者に対する微かな愛を感じさせる。
:本編での悪辣さを微塵も感じさせない人格者っぷりである。九割九分が建前であろうが、孫と若者に対する微かな愛を感じさせる。
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;「わ、儂の屋敷が燃えておる!? 可愛い蟲たちが死んでおる!?」
;「わ、儂の屋敷が燃えておる!? 可愛い蟲たちが死んでおる!?」
−
:『Fate/Grand Order』のイベント『Accel Zero Order』より。[[イスカンダル]]の襲撃により壊滅した間桐邸を前に狼狽する。
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:『Fate/Grand Order』のイベント『Fate/Accel Zero Order』より。[[イスカンダル]]の襲撃により壊滅した間桐邸を前に狼狽する。
−
:『Zero』のコラボイベントである以上、至ってシリアスな一場面のはずだが「驚愕する臓硯の立ち絵に背景は炎上する間桐邸」という絵面はどこか笑いを誘うと一部で話題となった。
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:『Zero』とのコラボイベントである以上、至ってシリアスな一場面のはずだが「驚愕する臓硯の立ち絵に背景は炎上する間桐邸」という絵面はどこか笑いを誘うと一部で話題となった。
== メモ ==
== メモ ==
173行目:
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*人間であったころは士郎や切嗣のように自身の正義を追い求める人物だったようだが、長い延命の過程で魂が摩耗し、その意志も記憶も忘れ去られて変質してしまったようだ。だが桜ルート終盤では死に際してその過去を僅かながら思い出している。
*人間であったころは士郎や切嗣のように自身の正義を追い求める人物だったようだが、長い延命の過程で魂が摩耗し、その意志も記憶も忘れ去られて変質してしまったようだ。だが桜ルート終盤では死に際してその過去を僅かながら思い出している。
*武内氏が初期にデザインしたものは、生に執着する様を端的に表すような、もっとギラギラした感じのものだったらしい。<br>が、奈須氏の指定で今の枯れた感じに変更された。
*武内氏が初期にデザインしたものは、生に執着する様を端的に表すような、もっとギラギラした感じのものだったらしい。<br>が、奈須氏の指定で今の枯れた感じに変更された。
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*若い頃の顔のデザインも、資料等で公開されている。耳たぶくらいしか面影はない。デザインコンセプトは「デキる慎二」。<br>[[トラぶる花札道中記]]のあるルートでは若返り、目付きが鋭い青年の姿を見せている。
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*若い頃の顔のデザインも、資料等で公開されている。耳たぶくらいしか面影はない。デザインコンセプトは「デキる慎二」。<br>『[[トラぶる花札道中記]]』のあるルートでは若返り、目付きが鋭い青年の姿を見せている。
*遠坂が「うっかり」で失敗し、アハト翁が「立てた作戦が裏目に出て」失敗したのに対し、臓硯は「慎重すぎて動かなかった」事が失敗に繋がっている。
*遠坂が「うっかり」で失敗し、アハト翁が「立てた作戦が裏目に出て」失敗したのに対し、臓硯は「慎重すぎて動かなかった」事が失敗に繋がっている。
*人の肉を食らった虫で身体を作り栄養も人から生気を吸って生き長える妖怪だが、実際のところ人としての機能は虫が果たし外見は擬態でしか無いため肉は何でもよく、栄養も普通の食事を食べて補うことが可能であり、人間から得たほうが効率は良いものの必須ではない。仮に人以外の肉で身体を作り栄養を摂ることに徹していれば人間の血液が必須な死徒などよりは人道的な延命法だっただろう。……人間性を保ったまま肉体が虫であることの苦痛や魂の腐敗に耐えられればの話ではあるが。
*人の肉を食らった虫で身体を作り栄養も人から生気を吸って生き長える妖怪だが、実際のところ人としての機能は虫が果たし外見は擬態でしか無いため肉は何でもよく、栄養も普通の食事を食べて補うことが可能であり、人間から得たほうが効率は良いものの必須ではない。仮に人以外の肉で身体を作り栄養を摂ることに徹していれば人間の血液が必須な死徒などよりは人道的な延命法だっただろう。……人間性を保ったまま肉体が虫であることの苦痛や魂の腐敗に耐えられればの話ではあるが。