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:しかし、ケイネスは戦闘面での箔をつけるために参戦した1994年の[[聖杯戦争]]で敗北し、「自身の命」「婚約者のソラウの命と降霊科とのコネ」「一族が代々受け継いできた魔術刻印」「下記の先代至上礼装」などエルメロイにとって重要なものの大半を喪失する羽目になってしまった。
:しかし、ケイネスは戦闘面での箔をつけるために参戦した1994年の[[聖杯戦争]]で敗北し、「自身の命」「婚約者のソラウの命と降霊科とのコネ」「一族が代々受け継いできた魔術刻印」「下記の先代至上礼装」などエルメロイにとって重要なものの大半を喪失する羽目になってしまった。
;ケイネス死後
;ケイネス死後
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:ケイネスの死後、元々反目が酷かったエルメロイ派は上位の分家が財産を取って離反した結果、天文学的な額の借金を負う<ref group="注">ハリウッドの超大作が作れる額とのことなので推定100〜400億円程</ref>。
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:ケイネスの死後、元々反目が酷かったエルメロイ派は上位の分家が財産を取って離反した結果、天文学的な額の借金を負う<ref group="注">ハリウッドの超大作が作れる額とのことなので推定100~400億円程。</ref>。
:また、メルアステア派に鉱石科のロードの地位を奪われ、1997年頃ロード不在だった弱小学科の現代魔術科のロードとなる。
:また、メルアステア派に鉱石科のロードの地位を奪われ、1997年頃ロード不在だった弱小学科の現代魔術科のロードとなる。
:遠ざかったエルメロイ派にいるまだ魔術刻印の移植を受けていない血縁の子弟たちの中で、源流刻印の適応率がたまたま突出して高かったからという理由で[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]が次期当主に選ばれた。当時8歳程だったライネスは、アーチゾルデ家に権力が集まっていたタイミングで、自分が成人するまでの代理として、ケイネスの弟子であった[[ウェイバー・ベルベット]]を指名した。これ以降、ウェイバーは[[ロード・エルメロイⅡ世]]を名乗り、エルメロイ派の代理ロードとして、学科の運営や源流刻印の修復、エルメロイ派の借金の返済などに取り組んでいく。
:遠ざかったエルメロイ派にいるまだ魔術刻印の移植を受けていない血縁の子弟たちの中で、源流刻印の適応率がたまたま突出して高かったからという理由で[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]が次期当主に選ばれた。当時8歳程だったライネスは、アーチゾルデ家に権力が集まっていたタイミングで、自分が成人するまでの代理として、ケイネスの弟子であった[[ウェイバー・ベルベット]]を指名した。これ以降、ウェイバーは[[ロード・エルメロイⅡ世]]を名乗り、エルメロイ派の代理ロードとして、学科の運営や源流刻印の修復、エルメロイ派の借金の返済などに取り組んでいく。
;ロード・エルメロイⅡ世時代
;ロード・エルメロイⅡ世時代
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:エルメロイ教室で多くの高等階位持ちを生み出すことで、他学科からも一目置かれるようになる。
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:[[エルメロイ教室]]で多くの高等階位持ちを生み出すことで、他学科からも一目置かれるようになる。
==所有物==
==所有物==
35行目:
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:ケイネスが聖杯戦争のために日本に持ち込んだ3機の魔力炉。月霊髄液が作られる前のエルメロイの至上礼装。
:ケイネスが聖杯戦争のために日本に持ち込んだ3機の魔力炉。月霊髄液が作られる前のエルメロイの至上礼装。
:かつて[[霊墓アルビオン]]から発掘された特級の素材で構成されており、3機がそれぞれ呼応することで無尽蔵にも等しい魔力を生み出すことが可能。
:かつて[[霊墓アルビオン]]から発掘された特級の素材で構成されており、3機がそれぞれ呼応することで無尽蔵にも等しい魔力を生み出すことが可能。
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:「大量の魔力があればそれを使って何でもできる」というエルメロイの万能性を体現するかのような逸品であり、聖杯ほどではないにせよこれを巡って戦争が起きてもおかしくないレベルの逸品。
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:「大量の魔力があればそれを使って何でもできる」というエルメロイの万能性を体現するかのような逸品であり、[[聖杯]]ほどではないにせよこれを巡って戦争が起きてもおかしくないレベルの逸品。
:第四次聖杯戦争の最中に、ケイネスの工房と共に破壊されたものと思われていたが、実はとある魔術師に盗まれていた。盗んだ魔術師も蝉菜マンションで死亡したことで、行方知れずとなった。
:第四次聖杯戦争の最中に、ケイネスの工房と共に破壊されたものと思われていたが、実はとある魔術師に盗まれていた。盗んだ魔術師も蝉菜マンションで死亡したことで、行方知れずとなった。
:蝉菜マンションの怪談「[[玄木坂の赤ずきん]]」の発端となった存在であり、『[[Fate/strange Fake]]』では[[アヤカ・サジョウ|さらなる経緯]]も辿っている。
:蝉菜マンションの怪談「[[玄木坂の赤ずきん]]」の発端となった存在であり、『[[Fate/strange Fake]]』では[[アヤカ・サジョウ|さらなる経緯]]も辿っている。
:これらと、同時に持ち込んだ多くの魔術礼装とを破壊されたことがエルメロイ派の借金を大幅に増やす一因となった<ref group="注">ライネス曰く、聖杯戦争で失った5つある巨大な「やらかし」のうちの1つとのこと。</ref>。
:これらと、同時に持ち込んだ多くの魔術礼装とを破壊されたことがエルメロイ派の借金を大幅に増やす一因となった<ref group="注">ライネス曰く、聖杯戦争で失った5つある巨大な「やらかし」のうちの1つとのこと。</ref>。
;イスカンダルのマントの切れ端
;イスカンダルのマントの切れ端
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:聖杯戦争でイスカンダルかその配下を召喚する触媒となる、イスカンダルが着用していたマントの一部。触媒として使用することは出来ても、それ自体に魔術的な価値はない。
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:聖杯戦争で[[イスカンダル]]かその配下を召喚する触媒となる、イスカンダルが着用していたマントの一部。触媒として使用することは出来ても、それ自体に魔術的な価値はない。
:ただし、『[[Fate/Apocrypha]]』では、亜種聖杯戦争が頻発している影響で、エルメロイ派の借金の7割を返済できる程の価値がある。
:ただし、『[[Fate/Apocrypha]]』では、亜種聖杯戦争が頻発している影響で、エルメロイ派の借金の7割を返済できる程の価値がある。
:かつて、先代当主のケイネスが調達し、ウェイバーに盗まれたものが、ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世になることでエルメロイ派の元に戻ってきた。
:かつて、先代当主のケイネスが調達し、ウェイバーに盗まれたものが、ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世になることでエルメロイ派の元に戻ってきた。
65行目:
65行目:
;[[ディンベルグ卿]]
;[[ディンベルグ卿]]
:元[[全体基礎科]]の重鎮でエルメロイ教室の講師。
:元[[全体基礎科]]の重鎮でエルメロイ教室の講師。
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:『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で既に故人。生前の時点では、エルメロイとの血縁関係はなかった。
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:『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』では既に故人。生前の時点では、エルメロイとの血縁関係はなかった。
:彼の死後の遺産争いの中で、ライネスが家系図を書き換えた結果、ディンベルグ卿とライネスが親族ということになり、彼の爵位はライネスが引き継いだ。
:彼の死後の遺産争いの中で、ライネスが家系図を書き換えた結果、ディンベルグ卿とライネスが親族ということになり、彼の爵位はライネスが引き継いだ。
;執事
;執事
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:ライネスのモノローグ内でしばしば登場する人物。エルメロイ家没落後のライネス極貧時代に、貴族社会で生き抜くための手はずを教え込んだ人物。原因は不明だが、[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]の数年前にライネスの元を去った。
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:ライネスのモノローグ内でしばしば登場する人物。エルメロイ家没落後のライネス極貧時代に、貴族社会で生き抜くための手はずを教え込んだ人物。原因は不明だが、『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』の数年前にライネスの元を去った。
==関連組織==
==関連組織==