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;略歴
 
;略歴
:『[[Fate/Apocrypha]]』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において[[シロウ・コトミネ]]に召喚され、彼と共に[[獅子劫界離|獅子劫]]を除いた赤のマスター達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを使って暗躍している。
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:『[[Fate/Apocrypha]]』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]に召喚され、彼と共に[[獅子劫界離|獅子劫]]を除いた赤のマスター達を傀儡とし、彼らのサーヴァントを使って暗躍している。
:ミレニア城塞攻略戦においては空中庭園からルーラーの妨害に当り、集中爆撃によってシロウの正体が露見しないよう努める。その後、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の宝具によって半壊したミレニア城塞から、大聖杯を首尾よく奪取した。
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:ミレニア城塞攻略戦においては空中庭園から[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]の妨害に当り、集中爆撃によってシロウの正体が露見しないよう努める。その後、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の宝具によって半壊したミレニア城塞から、[[聖杯|大聖杯]]を首尾よく奪取した。
:空中庭園での最終決戦では、王の間で[[モードレッド|赤のセイバー]]を迎え撃つ。領域内のアドバンテージを活かし、様々な魔術と毒により終始有利に戦いを進めるが、[[獅子劫界離|獅子劫]]が用意していたヒュドラ毒の血清と令呪による機転によって赤のセイバーの逆転を許す。しかし致命傷を負いながらも転移でとっさに離脱、最後の瞬間までシロウの援護を続けた。シロウの消滅を見届けると、自分も静かに笑いながら消えていった。
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:空中庭園での最終決戦では、王の間で[[モードレッド|赤のセイバー]]を迎え撃つ。領域内のアドバンテージを活かし、様々な魔術と毒により終始有利に戦いを進めるが、獅子劫が用意していたヒュドラ毒の血清と[[令呪]]による機転によって赤のセイバーの逆転を許す。しかし致命傷を負いながらも転移でとっさに離脱、最後の瞬間までシロウの援護を続けた。シロウの消滅を見届けると、自分も静かに笑いながら消えていった。
 
;人物
 
;人物
 
:暗闇のようなドレスを身に纏い、美貌と英知を兼ね備えた、傲慢かつ好色で、派手好きな女性。
 
:暗闇のようなドレスを身に纏い、美貌と英知を兼ね備えた、傲慢かつ好色で、派手好きな女性。
 
:狡猾、野心に満ち溢れた女帝。敵であろうが味方であろうが蹴り倒し、毒を飲ませて命を殺し、毒を飲ませて心を殺す。他者に対しては猜疑心が強く、味方であろうとも必要であれば、必要でなくとも始末する。それは同時に、己の力に絶対の自信を持っているからでもある(自身の領域限定であるが)。なので他の王とは致命的に相性が悪く、自らが打って出ることは滅多にない。例外的に『虚栄の空中庭園』が完全な形で成立した場合、その内部では無類の強さを誇るために積極果敢に攻めに向かう。
 
:狡猾、野心に満ち溢れた女帝。敵であろうが味方であろうが蹴り倒し、毒を飲ませて命を殺し、毒を飲ませて心を殺す。他者に対しては猜疑心が強く、味方であろうとも必要であれば、必要でなくとも始末する。それは同時に、己の力に絶対の自信を持っているからでもある(自身の領域限定であるが)。なので他の王とは致命的に相性が悪く、自らが打って出ることは滅多にない。例外的に『虚栄の空中庭園』が完全な形で成立した場合、その内部では無類の強さを誇るために積極果敢に攻めに向かう。
:女帝として君臨していただけに、気位が高く、王を王とも思わない豪放磊落な赤のライダーや、常に飄々としている獅子劫のような自分に靡かない男達を嫌っている。一方でその退廃的な雰囲気から[[モードレッド|赤のセイバー]]やアーチャーの方からも露骨に嫌われている。特にセイバーは彼女が自分の忌まわしき母に似ていることや直感もあり当初から完全に敵視している。
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:女帝として君臨していただけに、気位が高く、王を王とも思わない豪放磊落な[[アキレウス|赤のライダー]]や、常に飄々としている獅子劫のような自分に靡かない男達を嫌っている。一方でその退廃的な雰囲気から[[モードレッド|赤のセイバー]]や[[アタランテ|アーチャー]]の方からも露骨に嫌われている。特にセイバーは彼女が[[モルガン|自分の忌まわしき母]]に似ていることや直感もあり当初から完全に敵視している。
 
:彼女にとって「男性」というものは「玩具」であり、企みに嵌った事で富も権力も何もかもを奪われた人間は数知れない。また女として振る舞い男を自由にして良いのは自分だけの特権である、という認識であるため、彼女にとって「女性」というものは「自分一人」だけ。生前母親に捨てられた事を根にもっており、男に弄ばれるような惰弱な女は神であろうと容赦しない。
 
:彼女にとって「男性」というものは「玩具」であり、企みに嵌った事で富も権力も何もかもを奪われた人間は数知れない。また女として振る舞い男を自由にして良いのは自分だけの特権である、という認識であるため、彼女にとって「女性」というものは「自分一人」だけ。生前母親に捨てられた事を根にもっており、男に弄ばれるような惰弱な女は神であろうと容赦しない。
 
:彼女の根幹にあるのは、絶対的な他者への拒絶。孤独は好まないが、孤高を好む彼女にとって、全ての人間は「無心で使える者」でなくてはならない。赤のサーヴァント達が味方側でありながらことごとく彼女を嫌っているのも、その思想を敏感に感じ取っていたからである。
 
:彼女の根幹にあるのは、絶対的な他者への拒絶。孤独は好まないが、孤高を好む彼女にとって、全ての人間は「無心で使える者」でなくてはならない。赤のサーヴァント達が味方側でありながらことごとく彼女を嫌っているのも、その思想を敏感に感じ取っていたからである。
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:;バシュム
 
:;バシュム
 
::『驕慢王の美酒』で召喚した大毒蛇。神々を産み落としたバビロニア神話の原初の母・怪物[[ティアマト]]が生み出した十一の魔獣の内の一つ。海中で創られたという、色鮮やかな二本の角と前肢を持つ巨大蛇。竜種と比較しても遜色ない階位に到達したおぞましき大妖。幻想種の到達点、神獣の一種。
 
::『驕慢王の美酒』で召喚した大毒蛇。神々を産み落としたバビロニア神話の原初の母・怪物[[ティアマト]]が生み出した十一の魔獣の内の一つ。海中で創られたという、色鮮やかな二本の角と前肢を持つ巨大蛇。竜種と比較しても遜色ない階位に到達したおぞましき大妖。幻想種の到達点、神獣の一種。
::掠っただけで致命傷になるヒュドラ以上の毒が詰まった牙と、顎を開いて吐いた瞬間[[モードレッド]]を即死させるほどの毒息を持つ。
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::掠っただけで致命傷になるヒュドラ以上の毒が詰まった牙と、顎を開いて吐いた瞬間赤のセイバーを即死させるほどの毒息を持つ。
 
::流石に一瞬で召喚することは出来ず、『Fate/Apocrypha』本編では上半身のみが召喚されている。
 
::流石に一瞬で召喚することは出来ず、『Fate/Apocrypha』本編では上半身のみが召喚されている。
 
::『Grand Order』ではBuster攻撃のモーションで召喚される。遠距離からの攻撃の場合は首だけを出して毒の息を吐きかけ、近距離からの連続攻撃で使った場合は足を召喚して相手を踏みつける。
 
::『Grand Order』ではBuster攻撃のモーションで召喚される。遠距離からの攻撃の場合は首だけを出して毒の息を吐きかけ、近距離からの連続攻撃で使った場合は足を召喚して相手を踏みつける。
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:「赤」のサーヴァントとして登場。
 
:「赤」のサーヴァントとして登場。
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
: 『バレンタイン2018 繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン』開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
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: 『バレンタイン2018 繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン』開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
    
=== Fate関連作品 ===
 
=== Fate関連作品 ===
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:一応、同志。彼もシロウに協力しているが、「物語」を求めて、自陣の不利になるような行動を平気でするため、その存在に頭を痛めている。
 
:一応、同志。彼もシロウに協力しているが、「物語」を求めて、自陣の不利になるような行動を平気でするため、その存在に頭を痛めている。
 
:アニメ版では彼女の恋心を指摘するのが赤のランサーではなく彼になっているので苛立ちも倍加しており、指摘の返答が「死ね」となるほどであった<ref group="注">漫画版ではキレ具合も上乗せされており、バシュムまで呼び出して本気の殺意を向けていた。</ref>。
 
:アニメ版では彼女の恋心を指摘するのが赤のランサーではなく彼になっているので苛立ちも倍加しており、指摘の返答が「死ね」となるほどであった<ref group="注">漫画版ではキレ具合も上乗せされており、バシュムまで呼び出して本気の殺意を向けていた。</ref>。
:が、シロウに最も近いサーヴァント2騎と言う事もあり、なんだかんだ会話シーンは多い。
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:が、シロウに最も近いサーヴァント2騎と言う事もあり、なんだかんだ会話シーンは多い。
    
;[[アタランテ|赤のアーチャー]]
 
;[[アタランテ|赤のアーチャー]]
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:マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。まあ、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|被害者]]が出たのであながち間違ってもない……のか?
 
:マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。まあ、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|被害者]]が出たのであながち間違ってもない……のか?
 
;「汝の前に毒の杯がある。それを飲み干せ。…ふっ、冗談だ。だがな、愛とはそういうものかも知れぬ。用心して生きろよ、我がマスター」
 
;「汝の前に毒の杯がある。それを飲み干せ。…ふっ、冗談だ。だがな、愛とはそういうものかも知れぬ。用心して生きろよ、我がマスター」
:マイルーム会話「絆Lv.5」。非常に遠回しだが、どうやら親愛ゆえのからかいということらしい。わざわざ毒を用意する辺りは彼女らしいというかなんというか。
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:マイルーム会話「絆Lv5」。非常に遠回しだが、どうやら親愛ゆえのからかいということらしい。わざわざ毒を用意する辺りは彼女らしいというかなんというか。
 
;「は、ハッピーバレンタイン!……だとぉ!?ええい、何故我がこのような愛想を振りまかねばならん!?」
 
;「は、ハッピーバレンタイン!……だとぉ!?ええい、何故我がこのような愛想を振りまかねばならん!?」
 
:バレンタイン2018『繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン』の報酬画面における台詞のパターンの一つ。顔を赤らめながらもノリ良く挨拶をしていたが、よほど恥ずかしかったのか自分から言っておいて直後激昂する。ちなみに上述の通りイベントの当初居るのは本人ではなく[[チョコラミス]]なのだが、彼女を倒した後も台詞は継続するため本人もこれを言っていることになる。
 
:バレンタイン2018『繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン』の報酬画面における台詞のパターンの一つ。顔を赤らめながらもノリ良く挨拶をしていたが、よほど恥ずかしかったのか自分から言っておいて直後激昂する。ちなみに上述の通りイベントの当初居るのは本人ではなく[[チョコラミス]]なのだが、彼女を倒した後も台詞は継続するため本人もこれを言っていることになる。
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; 「この手紙を見てから三十秒以内に劇作家と共に来い。さもなくば貴様に幻覚を見せる。唐突に食堂で湯浴みをしようと全裸になるぞ」
 
; 「この手紙を見てから三十秒以内に劇作家と共に来い。さもなくば貴様に幻覚を見せる。唐突に食堂で湯浴みをしようと全裸になるぞ」
 
:自身の幕間の物語「例えばの話でしかないけれど」から。
 
:自身の幕間の物語「例えばの話でしかないけれど」から。
:マイルームにやってきた、シェイクスピアにまとわりついていた鳩の足首についていたセミラミスからの手紙。<br>当然のことながら、二人は猛ダッシュでセミラミスの元に向かう事となる。
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:マイルームにやってきた、シェイクスピアにまとわりついていた鳩の足首についていたセミラミスからの手紙。
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:当然のことながら、二人は猛ダッシュでセミラミスの元に向かう事となる。
 
;「我は土木系サーヴァントではない!」
 
;「我は土木系サーヴァントではない!」
 
:期間限定イベント『チョコレート・リバーのその先に』にて。
 
:期間限定イベント『チョコレート・リバーのその先に』にて。
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