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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = かつら みみ
 
| 読み = かつら みみ
| 初登場作品 = [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|プリズマ☆イリヤ]]
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| 初登場作品 = [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
| 声優 = 佐藤聡美
 
| 声優 = 佐藤聡美
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
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}}
 
==概要==
 
==概要==
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』に登場する、[[穂群原学園]]小等部に通う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]のクラスメイト。<br>美々、[[栗原雀花]]、[[森山那奈亀]]、[[嶽間沢龍子]]ら四人組で行動する、大人しそうな少女。
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『プリズマ☆イリヤ』に登場する、[[穂群原学園]]小等部に通う[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]のクラスメイト。<br>美々、[[栗原雀花]]、[[森山那奈亀]]、[[嶽間沢龍子]]ら四人組で行動する、大人しそうな少女。
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;略歴
 
;略歴
 
:第一期では極々普通の優等生で、四人組の中の苦労人。だが一期エピローグで、イリヤに完全にデレてベタベタ密着するようになった[[美遊・エーデルフェルト]]の姿に言いようのない衝撃を受け、彼女の運命の歯車は狂い始める。
 
:第一期では極々普通の優等生で、四人組の中の苦労人。だが一期エピローグで、イリヤに完全にデレてベタベタ密着するようになった[[美遊・エーデルフェルト]]の姿に言いようのない衝撃を受け、彼女の運命の歯車は狂い始める。
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:それからというもの悶々とした日々を過ごし、「このままではダメになる」という思いから、煩悩を小説に全部吐きだして自分を浄化しようと試みる。だが「キャラクターが思ったように動いてくれない」「行動に説得力を持たせられない」「そもそも動機が不明瞭」と表現者の苦悩を味わい執筆は難航。
 
:それからというもの悶々とした日々を過ごし、「このままではダメになる」という思いから、煩悩を小説に全部吐きだして自分を浄化しようと試みる。だが「キャラクターが思ったように動いてくれない」「行動に説得力を持たせられない」「そもそも動機が不明瞭」と表現者の苦悩を味わい執筆は難航。
 
:「女の子同士のラブストーリー」という突発的に挑戦するのには難しい題材を使ったこともあって挫折しかけるが、イリヤ、美遊、クロを元にしたキャラクターの性別を男性に変え、自分をモデルにした女の子を主人公とする、ホモでバイな美少年三人との逆ハーレム物『禁断のカルテット』を書きあげる。これによって一気にボーイズラブにも嵌ってしまった。
 
:「女の子同士のラブストーリー」という突発的に挑戦するのには難しい題材を使ったこともあって挫折しかけるが、イリヤ、美遊、クロを元にしたキャラクターの性別を男性に変え、自分をモデルにした女の子を主人公とする、ホモでバイな美少年三人との逆ハーレム物『禁断のカルテット』を書きあげる。これによって一気にボーイズラブにも嵌ってしまった。
:授業中もBL小説の執筆に費やしていたが、誰にも読ませていなかった。だがそれに気づいていた[[栗原雀花]]が姉・栗原火雀の同人誌の穴埋めを要求された際に、彼女に無理矢理隠していたBL小説を同人誌に掲載させられ、しかもコスプレで売り子までさせられてしまう。以降は坂道を転げ落ちるように腐界に嵌っていき、ある意味、作中随一の危険人物になってしまった。
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:授業中もBL小説の執筆に費やしていたが、誰にも読ませていなかった。だがそれに気づいていた栗原雀花が姉・[[栗原火雀]]の同人誌の穴埋めを要求された際に、彼女に無理矢理隠していたBL小説を同人誌に掲載させられ、しかもコスプレで売り子までさせられてしまう。以降は坂道を転げ落ちるように腐界に嵌っていき、ある意味、作中随一の危険人物になってしまった。
 
;人物
 
;人物
 
:大人しく礼儀正しい少女で、典型的な優等生タイプだが人付き合いはよく、子供らしい好奇心も持っている。おかしなスイッチが入らない限り、四人組の中で一番の常識人。
 
:大人しく礼儀正しい少女で、典型的な優等生タイプだが人付き合いはよく、子供らしい好奇心も持っている。おかしなスイッチが入らない限り、四人組の中で一番の常識人。
 
:一つ下の弟がいて、お菓子を作ってあげたりして仲が良い。弟の方も「姉ちゃんはなんか危なっかしい」と美々を気遣っていて、彼女のアレな趣味についても心配している。
 
:一つ下の弟がいて、お菓子を作ってあげたりして仲が良い。弟の方も「姉ちゃんはなんか危なっかしい」と美々を気遣っていて、彼女のアレな趣味についても心配している。
 
:当初は個性豊かな仲間たちの中では地味で目立たない、影の薄いタイプの少女だったが、覚醒後は同人仲間の前では教育的配慮が必要な単語を連発し、数々の衝撃的な体験から「現実世界でも同性同士が恋愛をすべきである」という、ある種究極の恋愛観に達する。また同人仲間の火雀を「お姉さま」と呼ぶなど、もはや「腐女子」という領域を超えた存在になりつつある。
 
:当初は個性豊かな仲間たちの中では地味で目立たない、影の薄いタイプの少女だったが、覚醒後は同人仲間の前では教育的配慮が必要な単語を連発し、数々の衝撃的な体験から「現実世界でも同性同士が恋愛をすべきである」という、ある種究極の恋愛観に達する。また同人仲間の火雀を「お姉さま」と呼ぶなど、もはや「腐女子」という領域を超えた存在になりつつある。
;能力
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
:同じく「ミミ」という名前で容姿もよく似た少女が、ギルの取り巻きの一人として登場する。平行世界の同一人物なのかは不明。
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:同じく「ミミ」という名前で容姿もよく似た少女が、[[ギルガメッシュ|ギル]]の取り巻きの一人として登場する。平行世界の同一人物なのかは不明。
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
:イリヤのクラスメイト。
 
:イリヤのクラスメイト。
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;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
:イリヤを中心に美々に影響を与えた人物が集まったので、彼女のソウルジェムが腐って堕天した最大の原因とも言える。
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:イリヤを中心に美々に影響を与えた人物が集まったので、自身のソウルジェムが腐って堕天した最大の原因とも言える。
 
:男イリヤはクロと同じく高校生で、正統派美少年。
 
:男イリヤはクロと同じく高校生で、正統派美少年。
 
::;『クロ!?僕というものがありながら、君は…!』
 
::;『クロ!?僕というものがありながら、君は…!』
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:男美遊は女性と見間違えそうな、長髪の中性的な美少年。
 
:男美遊は女性と見間違えそうな、長髪の中性的な美少年。
 
:なお、三人に共通する事だが美々に対する好意や関心の度合いを除けば、三人の濃密な関係は現実と全く同じである。
 
:なお、三人に共通する事だが美々に対する好意や関心の度合いを除けば、三人の濃密な関係は現実と全く同じである。
::;『イリヤス…この想いが届けられぬとも…私は貴方のそばに――』
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::;『イリヤス…この想いが届けられぬとも…私は貴方のそばに──』
    
;[[栗原雀花]]、[[栗原火雀]]
 
;[[栗原雀花]]、[[栗原火雀]]
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=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! ===
 
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! ===
;「それでね! 介悪朗様の■■■が■■になったのは■■■が■ったからで結局■■■は■■だと思うの!!<br> ■■が■■■で■■■は■■■!! ■■■■■■■■■■――!!」
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;「それでね! 介悪朗様の■■■が■■になったのは■■■が■ったからで結局■■■は■■だと思うの!!<br> ■■が■■■で■■■は■■■!! ■■■■■■■■■■──!!」
 
:覚醒後。同人仲間にBL物の話題でヒートアップし、教育的配慮が必要な単語を連発する始末。その姿は腐女子である雀花も手に負えなくなってしまう。
 
:覚醒後。同人仲間にBL物の話題でヒートアップし、教育的配慮が必要な単語を連発する始末。その姿は腐女子である雀花も手に負えなくなってしまう。
 
:それに該当する単語は漫画版ではバーサーカーの咆哮で伏せており、アニメ版では蒸気機関車の効果音で表現されている。
 
:それに該当する単語は漫画版ではバーサーカーの咆哮で伏せており、アニメ版では蒸気機関車の効果音で表現されている。
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:この答えが余りに衝撃的だったので、イリヤとクロ、栗原姉妹はドン引きして逃げ出してしまうが、美々がこんな風になったのはこの4人のせいだったりする。
 
:この答えが余りに衝撃的だったので、イリヤとクロ、栗原姉妹はドン引きして逃げ出してしまうが、美々がこんな風になったのはこの4人のせいだったりする。
 
:この台詞の1コマはネット上にかなり出回っており、アニメでこのシーンが放送されたことで元ネタがプリズマイリヤだと知った者がかなりいる。
 
:この台詞の1コマはネット上にかなり出回っており、アニメでこのシーンが放送されたことで元ネタがプリズマイリヤだと知った者がかなりいる。
:後に『Grand Order』の期間イベント「プリズマ・コーズ」では[[テスタメント]]がこれと似たような台詞を言っている。
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:後に『[[Fate/Grand Order]]』のイベント「プリズマ・コーズ」では[[テスタメント]]がこれと似たような台詞を言っている。
    
;「だめだよ二人とも。そういうのを知るのは私達にはまだ早すぎるから」
 
;「だめだよ二人とも。そういうのを知るのは私達にはまだ早すぎるから」
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*元々はオリジナルキャラではなく『[[Fate/hollow ataraxia]]』で、ギルを取り巻く子供らの一人としてちらっと出てきた端役を拾い上げて生み出されたキャラクター。シーンタイトル「ランサーズヘブンIII」で顔を出している。名前も「ミミ」。
 
*元々はオリジナルキャラではなく『[[Fate/hollow ataraxia]]』で、ギルを取り巻く子供らの一人としてちらっと出てきた端役を拾い上げて生み出されたキャラクター。シーンタイトル「ランサーズヘブンIII」で顔を出している。名前も「ミミ」。
**『[[氷室の天地 Fate/school life]]』でも、[[沙条綾香]]が柳洞寺裏のお池で主催した釣り大会にて、それらしきヘアピンの少女が確認できる。
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**『[[氷室の天地 Fate/school life]]』でも、[[沙条綾香 (氷室の天地)|沙条綾香]]が柳洞寺裏のお池で主催した釣り大会にて、それらしきヘアピンの少女が確認できる。
 
*当初は美遊やルビーに存在を忘れられてしまうような、「影の薄さが特徴」というキャラ付けがなされていた。<br>が、小学五年生でありながら業の深い世界に踏み込み、腐女子に覚醒してからは、むしろイリヤのクラスメイト達の中で最も強烈な個性を持つと言えるほどの、危険な変貌を遂げてしまっている。
 
*当初は美遊やルビーに存在を忘れられてしまうような、「影の薄さが特徴」というキャラ付けがなされていた。<br>が、小学五年生でありながら業の深い世界に踏み込み、腐女子に覚醒してからは、むしろイリヤのクラスメイト達の中で最も強烈な個性を持つと言えるほどの、危険な変貌を遂げてしまっている。
 
**TYPE-MOON登場キャラクターには同じような趣味を持つ人物に[[瀬尾晶]]や[[ジナコ=カリギリ]]がいるが、彼女達は美々よりずっと年上。それなのに彼女達よりずっと深く嵌り、一種の極みに到達しつつある。<br>一期では普通の優等生だったのにどうしてこうなった……?
 
**TYPE-MOON登場キャラクターには同じような趣味を持つ人物に[[瀬尾晶]]や[[ジナコ=カリギリ]]がいるが、彼女達は美々よりずっと年上。それなのに彼女達よりずっと深く嵌り、一種の極みに到達しつつある。<br>一期では普通の優等生だったのにどうしてこうなった……?
***読者ファンからは冗談交じりに「美々の'''起源が『同性愛』'''だった」「イリクロのキス目撃(或いは性転換創作小説を書き始めた時)から'''起源覚醒者'''となった」等と良く言われている。
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***読者ファンからは冗談交じりに「美々の'''[[起源]]が『同性愛』'''だった」「イリクロのキス目撃(或いは性転換創作小説を書き始めた時)から'''起源覚醒者'''となった」等と良く言われている。
 
***尚、この回でのBLについての解説をクロがイリヤにする際のイメージ映像で男性二人の絡みなシルエットが一コマ描かれているのだが、'''そのシルエットはどう見ても[[言峰綺礼|あの]][[衛宮切嗣|二人]]であった'''。…いらん知識を得た[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤの母]]の陰謀か何かだろうか。
 
***尚、この回でのBLについての解説をクロがイリヤにする際のイメージ映像で男性二人の絡みなシルエットが一コマ描かれているのだが、'''そのシルエットはどう見ても[[言峰綺礼|あの]][[衛宮切嗣|二人]]であった'''。…いらん知識を得た[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤの母]]の陰謀か何かだろうか。
 
***ひろやまひろし氏曰く、美々を担当している佐藤聡美女史はBLの知識に乏しかったので、セリフ上の単語の意味が分からなかったらしく、原作者である氏を始めとする男性陣がBLの世界観を説明していた。<br>……作者であるひろやまひろし氏が詳しいのはともかく、何故男性陣がBLを説明出来たかについては、お察しください。
 
***ひろやまひろし氏曰く、美々を担当している佐藤聡美女史はBLの知識に乏しかったので、セリフ上の単語の意味が分からなかったらしく、原作者である氏を始めとする男性陣がBLの世界観を説明していた。<br>……作者であるひろやまひろし氏が詳しいのはともかく、何故男性陣がBLを説明出来たかについては、お察しください。
*公式のLINEスタンプ第一弾でも例の迷言(「男の人は男の人同士で(後略)」)があり、桂美々役の佐藤聡美氏とセラ役の七緒はるひ氏も困惑していた<ref group="出">[https://twitter.com/satosatomi58/status/1002484481217851393 佐藤聡美Twitter2018年6月1日18:38]</ref><ref group="出">[https://twitter.com/nanaoharuhi/status/1002809307228880896 七緒はるひTwitter2018年6月2日16:09]</ref>。
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*公式のLINEスタンプ第一弾でも例の迷言(「男の人は男の人同士で(後略)」)があり、桂美々役の佐藤聡美氏と[[セラ]]役の七緒はるひ氏も困惑していた<ref group="出">[https://twitter.com/satosatomi58/status/1002484481217851393 佐藤聡美Twitter2018年6月1日18:38]</ref><ref group="出">[https://twitter.com/nanaoharuhi/status/1002809307228880896 七緒はるひTwitter2018年6月2日16:09]</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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