差分

694 バイト追加 、 2025年3月19日 (水)
編集の要約なし
11行目: 11行目:  
| 属性 = 混沌・善
 
| 属性 = 混沌・善
 
| 副属性 = 地
 
| 副属性 = 地
| 性別 = <del>男性</del> 秘密
+
| 性別 = <del>男性</del> 秘密<ref group ="注">『Fate/Apocrypha material』でははっきり「男性」と表記されているが、『Fate/Grand Order material Ⅲ』では「???(本人の要望により秘密)」と書かれている。</ref>
 
| スリーサイズ = B71/W59/H73
 
| スリーサイズ = B71/W59/H73
 
| 一人称 = ボク
 
| 一人称 = ボク
35行目: 35行目:     
; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Apocrypha]]』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶を触媒に、[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア]]によって"黒"のライダーとして召喚された。
+
: 『Fate/Apocrypha』では[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶を触媒に、[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア]]によって"黒"のライダーとして召喚された。
 
: 実体化を好み、マスターの制止にも関らず、城下にホムンクルス用の簡素な衣装を着て、頻繁に遊びに繰り出している。偶然出会ったホムンクルスの少年を助け、彼の友人となり、脱走の手助けをするようになった。その後、蘇生したホムンクルスが「[[ジーク]]」と名乗り、彼が一人でやっていけるのを見届け、別れを告げる。
 
: 実体化を好み、マスターの制止にも関らず、城下にホムンクルス用の簡素な衣装を着て、頻繁に遊びに繰り出している。偶然出会ったホムンクルスの少年を助け、彼の友人となり、脱走の手助けをするようになった。その後、蘇生したホムンクルスが「[[ジーク]]」と名乗り、彼が一人でやっていけるのを見届け、別れを告げる。
: ユグドミレニアに帰還後[[ジークフリート|セイバー]]消滅の責を問われ、[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]]に両手両足に杭を打ち込まれ、[[アヴィケブロン|キャスター]]の流体ゴーレムによって身動き一つ取れなくさせられるなど厳しい処罰を受けるが、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達の総攻撃の際、解放され戦場に赴く。だがホムンクルス達への負い目から、宝具の使用を控えたせいで[[セミラミス|赤のアサシン]]との空中戦で後れを取り、更に乱入してきた[[モードレッド|赤のセイバー]]との格と技量の差から窮地に立たされてしまう。そして彼を助けに現れたジークのセイバー化、異形化した赤のバーサーカーの暴走という混迷の戦場の中、大聖杯の奪還よりジークの傍にいることを選択する。
+
: ユグドミレニアに帰還後[[ジークフリート|セイバー]]消滅の責を問われ、[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]]に両手両足に杭を打ち込まれ、[[アヴィケブロン|キャスター]]の流体ゴーレムによって身動き一つ取れなくさせられるなど厳しい処罰を受けるが、[[天草四郎時貞|シロウ]]達の総攻撃の際、解放され戦場に赴く。だがホムンクルス達への負い目から、宝具の使用を控えたせいで[[セミラミス|赤のアサシン]]との空中戦で後れを取り、更に乱入してきた[[モードレッド|赤のセイバー]]との格と技量の差から窮地に立たされてしまう。そして彼を助けに現れたジークのセイバー化、異形化した[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の暴走という混迷の戦場の中、大聖杯の奪還よりジークの傍にいることを選択する。
: それによってマスターであるセレニケの不興を買い、ジークを殺害するよう令呪で強制されかかるも、赤のセイバーによってセレニケが殺害されたことで事なきを得る。令呪の強制力に耐え切るためにマスターからの魔力供給を必要としたため、ジークを新たなマスターとして契約を結んだ。
+
: それによってマスターであるセレニケの不興を買い、ジークを殺害するよう令呪で強制されかかるも、赤のセイバーによってセレニケが殺害されたことで事なきを得る。[[令呪]]の強制力に耐え切るためにマスターからの魔力供給を必要としたため、ジークを新たなマスターとして契約を結んだ。
: 空中庭園での最終決戦では魔導書とヒポグリフの力を完全開放し、満身創痍になりながらも空中庭園の迎撃術式を全て破壊。さらに[[アキレウス|赤のライダー]]から渡された宝具『蒼天囲みし小世界』で赤のランサーの『日輪よ、死に随え』を防ぎ、ジークの危機を救う。全ての戦いが終わった後はカウレスとレティシアを連れて脱出した。
+
: 空中庭園での最終決戦では魔導書とヒポグリフの力を完全開放し、満身創痍になりながらも空中庭園の迎撃術式を全て破壊。さらに[[アキレウス|赤のライダー]]から渡された宝具『蒼天囲みし小世界』で[[カルナ|赤のランサー]]の『日輪よ、死に随え』を防ぎ、ジークの危機を救う。全ての戦いが終わった後は[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス]]と[[レティシア]]を連れて脱出した。
 
: 聖杯大戦終結後も世界の裏側へ消えたジークとのラインは維持されたままで現界し続けており、生きる目標を見つけるべく世界を巡ろうと考えている。
 
: 聖杯大戦終結後も世界の裏側へ消えたジークとのラインは維持されたままで現界し続けており、生きる目標を見つけるべく世界を巡ろうと考えている。
: 『[[Fate/Grand Order]]』亜種特異点Ⅱ『[[伝承地底世界 アガルタ]]』ではカルデアのサーヴァントとして登場。[[シュヴァリエ・デオン]]と共にレイシフトに密航する。
+
: 『[[Fate/Grand Order]]』の亜種特異点Ⅱ『[[伝承地底世界 アガルタ]]』ではカルデアのサーヴァントとして登場。[[シュヴァリエ・デオン]]と共に[[レイシフト]]に密航する。
: 2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では王道界域のサーヴァントとして登場。
+
: 第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では王道界域のサーヴァントとして登場。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 純真無垢で明朗快活、美少女と見紛う、派手に着飾った中性的な美少年。
 
: 純真無垢で明朗快活、美少女と見紛う、派手に着飾った中性的な美少年。
 
: 非常に前向きな性格で、かつて多くの失敗や敗北を重ねたにも関らず、それらを「挫折」とは考えない。常人なら絶望するはずの樹木にされた経験も彼にとってはいい思い出である。
 
: 非常に前向きな性格で、かつて多くの失敗や敗北を重ねたにも関らず、それらを「挫折」とは考えない。常人なら絶望するはずの樹木にされた経験も彼にとってはいい思い出である。
: しかし「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者で、どこに転がしても完全なる能天気。また、トンでもない大ポカをやらかすことがあり、ホムンクルスとの会話でうっかりアーチャーの真名を漏らしたり、自身の宝具の名前を忘れてしまうなど、非常にポンコツな性格をしている。
+
: しかし「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者で、どこに転がしても完全なる能天気。また、トンでもない大ポカをやらかすことがあり、[[ホムンクルス]]との会話でうっかり[[ケイローン|アーチャー]]の真名を漏らしたり、自身の宝具の名前を忘れてしまうなど、非常にポンコツな性格をしている。
: 自身にとって「その行為が心地よい」ものであれば全く問題はなく、その場での判断で勝手に動いてしまうものの、幸運の高さで大抵は上手くいく。理性が蒸発しているというのも相まって、ともすれば堕落、悪に変転する可能性もゼロではないが、そもそもアストルフォ自身の頭から根本的に「悪事を為す」というプログラムそのものが抜けているため、基本善良である。むしろ助けを求めるものは決して見捨てず、ホムンクルスの一体を担ぎ上げて助けたり、体躯も筋力も圧倒的に上回る[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]に一歩も怯まない純正の英雄。マスターに対しては善良であればひたすら懷き、簡単に命をかけてしまう程に忠実であるが、逆にやたらと邪悪だった場合は最悪自害を選びかねない。
+
: 自身にとって「その行為が心地よい」ものであれば全く問題はなく、その場での判断で勝手に動いてしまうものの、幸運の高さで大抵は上手くいく。理性が蒸発しているというのも相まって、ともすれば堕落、悪に変転する可能性もゼロではないが、そもそもアストルフォ自身の頭から根本的に「悪事を為す」というプログラムそのものが抜けているため、基本善良である。むしろ助けを求めるものは決して見捨てず、ホムンクルスの一体を担ぎ上げて助けたり、体躯も筋力も圧倒的に上回る赤のバーサーカーに一歩も怯まない純正の英雄。マスターに対しては善良であればひたすら懷き、簡単に命をかけてしまう程に忠実であるが、逆にやたらと邪悪だった場合は最悪自害を選びかねない。
: 彼が女性のような格好をしているのは、かつて戦友であり、「狂えるオルランド」と呼ばれたローランを静めるため、と主張している。
+
: 彼が女性のような格好をしているのは、かつて戦友であり、「狂えるオルランド」と呼ばれた[[ローラン]]を静めるため、と主張している。
 
: 聖杯に懸ける望みは無く、二度目の生を愉しむために受肉しようか程度の動機から聖杯大戦に参加した。しかしジークと出会ったことで、彼を助けたいという願いを抱くようになる。
 
: 聖杯に懸ける望みは無く、二度目の生を愉しむために受肉しようか程度の動機から聖杯大戦に参加した。しかしジークと出会ったことで、彼を助けたいという願いを抱くようになる。
 
; 能力
 
; 能力
133行目: 133行目:     
== 真名:アストルフォ ==
 
== 真名:アストルフォ ==
:アストルフォ。イングランド王の息子にして、[[シャルルマーニュ十二勇士]]の一人でありムードメーカー。
+
:イングランド王の息子にして、[[シャルルマーニュ十二勇士]]の一人でありムードメーカー。
    
:実力こそ高名なローランやオリヴィエたちに劣っていたが、底抜けの明るさと高潔な騎士であったがゆえにかなりの難事を次々と乗り越えてゆく。
 
:実力こそ高名なローランやオリヴィエたちに劣っていたが、底抜けの明るさと高潔な騎士であったがゆえにかなりの難事を次々と乗り越えてゆく。
189行目: 189行目:  
; [[ジークフリート|黒のセイバー]]
 
; [[ジークフリート|黒のセイバー]]
 
: 自己紹介の際、ゴルドに邪魔されてから、互いに気まずい雰囲気となってしまった。彼が口を開くことを禁じられたこともあり、「むっつりしてる、堅物で退屈な奴」と思っていた。後に彼が自分の命を擲ってまでジークを助けたことで誤解は解け、「もっと彼と話しておけば良かった」と考えるようになった。
 
: 自己紹介の際、ゴルドに邪魔されてから、互いに気まずい雰囲気となってしまった。彼が口を開くことを禁じられたこともあり、「むっつりしてる、堅物で退屈な奴」と思っていた。後に彼が自分の命を擲ってまでジークを助けたことで誤解は解け、「もっと彼と話しておけば良かった」と考えるようになった。
 +
: 『Grand Order』においてもその事を覚えていたのか、今度は共闘しようと声を掛けている。
    
; [[モードレッド|赤のセイバー]]
 
; [[モードレッド|赤のセイバー]]
229行目: 230行目:  
: [[アストルフォ〔セイバー〕|セイバーの彼]]なら持っている『僥倖の拘引網』がない間の悪さもあって絶望的に不利な戦いを強いられている。
 
: [[アストルフォ〔セイバー〕|セイバーの彼]]なら持っている『僥倖の拘引網』がない間の悪さもあって絶望的に不利な戦いを強いられている。
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕]]
: 2015年のクリスマスイベントで先行登場した際に共演。
+
: 『ほぼ週間 サンタオルタさん』で先行登場した際に共演。
 
: 後の期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、イングランド代表として「ブリテン島コンビ」を組んで出場した。
 
: 後の期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、イングランド代表として「ブリテン島コンビ」を組んで出場した。
 
; [[スカサハ]]
 
; [[スカサハ]]
 
: 完全にアマゾネスの同類と見なしているようで、アガルタで成長前のフェルグスが「女性は守るもの」と言っていたことに全力でツッコんでいた。
 
: 完全にアマゾネスの同類と見なしているようで、アガルタで成長前のフェルグスが「女性は守るもの」と言っていたことに全力でツッコんでいた。
 +
; 謎のホムンクルス
 +
: 理由は不明だが非常に驚いている様子。
 +
: 恐らく相手はかつて縁があり、特異な経緯でサーヴァントとなった[[ジーク (Grand Order)|彼]]であろう。
 
; [[ミス・クレーン]]
 
; [[ミス・クレーン]]
 
: 彼女の作った服で一緒にコスプレ撮影会をやっているようで、彼女からも若干危険な目を向けられている。
 
: 彼女の作った服で一緒にコスプレ撮影会をやっているようで、彼女からも若干危険な目を向けられている。
238行目: 242行目:  
: 『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて、ローラン共々彼の正体を知った上で仕えていた相手。
 
: 『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて、ローラン共々彼の正体を知った上で仕えていた相手。
 
; [[源為朝]]
 
; [[源為朝]]
: 『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて、復讐界域との決戦時にマッチアップし、見事相討ちを取った相手。
+
: 『死想顕現界域 トラオム』にて、復讐界域との決戦時にマッチアップし、見事相討ちを取った相手。
 
: カルデアでも彼が完全に生まれつきのロボな事に驚愕していた。
 
: カルデアでも彼が完全に生まれつきのロボな事に驚愕していた。
   249行目: 253行目:  
: かつての戦友。正気を失った彼を元に戻すため、月に向かって大冒険をする。聖剣「デュランダル」の担い手。
 
: かつての戦友。正気を失った彼を元に戻すため、月に向かって大冒険をする。聖剣「デュランダル」の担い手。
 
: なおローランはフランス語読み、オルランド(オルランドゥ)はイタリア語読み。ちなみに英語読みだとローランド。
 
: なおローランはフランス語読み、オルランド(オルランドゥ)はイタリア語読み。ちなみに英語読みだとローランド。
:『FGO material』では、早いとこ来てくれないと困ると文句を言っていたが、『Fate/Grand Order』では彼(が召喚された際の残留思念)と自身の[[幕間の物語]]「ローランを待ちながら」で相対した。
+
:『FGO material Ⅲ』では、早いとこ来てくれないと困ると文句を言っていたが、『Fate/Grand Order』では彼(が召喚された際の残留思念)と自身の[[幕間の物語]]「ローランを待ちながら」で相対した。
 
; [[ブラダマンテ]]
 
; [[ブラダマンテ]]
 
: 十二勇士の紅一点にして従姉。「黄金の馬上槍」を譲った他、「魔術万能攻略書」で彼女の恋の成就を手助けした事もある。
 
: 十二勇士の紅一点にして従姉。「黄金の馬上槍」を譲った他、「魔術万能攻略書」で彼女の恋の成就を手助けした事もある。
314行目: 318行目:     
;「うそーーーーーーーーーーーーーーん!?」
 
;「うそーーーーーーーーーーーーーーん!?」
:『FGO material』における'''謎のホムンクルス'''に対するコメント。
+
:『FGO material Ⅲ』における'''謎のホムンクルス'''に対するコメント。
 
: 名前こそ明かされていないが、彼と深く関わったホムンクルスは『Apocrypha』の[[ジーク]]しかいないが…
 
: 名前こそ明かされていないが、彼と深く関わったホムンクルスは『Apocrypha』の[[ジーク]]しかいないが…
   350行目: 354行目:  
*設定上は必須条件だったはずの騎乗槍(ランス)を使用する初のライダーでもある。
 
*設定上は必須条件だったはずの騎乗槍(ランス)を使用する初のライダーでもある。
 
*男女の性差を全く気にしておらず、ジークが望めば喜んで相手をするとされている。同性マスターに対して恋愛感情を抱いているサーヴァントとしては『Fate/stay night』の[[メドゥーサ|ライダー]]、『Fate/EXTRA』にて女性主人公選択時の[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]、[[玉藻の前|キャス狐]]ら先達がいるが、男性サーヴァントで明言されているのは彼が初となる。
 
*男女の性差を全く気にしておらず、ジークが望めば喜んで相手をするとされている。同性マスターに対して恋愛感情を抱いているサーヴァントとしては『Fate/stay night』の[[メドゥーサ|ライダー]]、『Fate/EXTRA』にて女性主人公選択時の[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]、[[玉藻の前|キャス狐]]ら先達がいるが、男性サーヴァントで明言されているのは彼が初となる。
*『Fate/GrandOrder』では、戦闘時に性別判定がなく、依存する効果を受けないと言う設定になっている。魅了や特攻などの効果を受けないメリットになる一方で、サポートを受けられないデメリットともなる。
+
*『Fate/Grand Order』では、戦闘時に性別判定がなく、依存する効果を受けないという設定になっている。魅了や特攻などの効果を受けないメリットになる一方で、サポートを受けられないデメリットともなる。
**と、言う性別不明設定は、[[シュヴァリエ・デオン]]や[[エルキドゥ]]、[[始皇帝]]など彼に限った話ではない。だが、それらのキャラクターが肉体的にも性別不明なのに対して、アストルフォだけは'''肉体的にはれっきとした男性'''と言う違いがある。にも関わらず、[[玉藻の前〔ランサー〕]]の男性特攻宝具……つまり金的にも特攻を受けない。ちなみに温泉イベントではちゃんと、男湯のみに入れる扱いにされた。
+
**しかし性別不明設定は、[[シュヴァリエ・デオン]]や[[エルキドゥ]]、[[始皇帝]]など彼に限った話ではない。だが、それらのキャラクターが肉体的にも性別不明なのに対して、アストルフォだけは'''肉体的にはれっきとした男性'''という違いがある。にも関わらず、[[玉藻の前〔ランサー〕]]の男性特攻宝具……つまり金的にも特攻を受けない。ちなみに『雀のお宿の活動日誌』ではちゃんと、男湯のみに入れる扱いにされた。
 
*『Apocrypha』3巻の口絵で彼のステータスが公開されたが、そこかしこに彼の手(というか宝具)によるものと思われる落書きがなされており、性別欄が塗りつぶされ、「この世ならざる幻馬」の説明の後半部分がぼやけて見えないようになっている。宝具解説にある通り『破却宣言』の効果によるものであり、[[ジーク|マスター]]や[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]にもこう見えているようだ。
 
*『Apocrypha』3巻の口絵で彼のステータスが公開されたが、そこかしこに彼の手(というか宝具)によるものと思われる落書きがなされており、性別欄が塗りつぶされ、「この世ならざる幻馬」の説明の後半部分がぼやけて見えないようになっている。宝具解説にある通り『破却宣言』の効果によるものであり、[[ジーク|マスター]]や[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]にもこう見えているようだ。
 
*伝承において月へ行くために使った戦車は所持していない。尤もこの戦車は聖ヨハネの所有物で、彼の協力が無ければ使えないため、「アストルフォの宝具」扱いにならないのも道理だろう。
 
*伝承において月へ行くために使った戦車は所持していない。尤もこの戦車は聖ヨハネの所有物で、彼の協力が無ければ使えないため、「アストルフォの宝具」扱いにならないのも道理だろう。
*能力値は幸運が突出するのみで比較的低水準であり、宝具に関しても特筆して強力と言う訳ではない。自身も言うように「弱いサーヴァント」の部類に入り、一対一の戦いで勝利を掴むのは難しい。かといって性格的には到底謀略に向いておらず、通常の聖杯戦争においては開始時点で詰んでいるレベルの厳しい戦いを強いられる。<br>しかしながら、軍団戦でのサポート役として見た場合、「命中すれば抵抗出来ない致命的な状態異常宝具」「高速飛行乗騎と騎乗A+による高い移動力」「雑魚散らし用として優秀な対軍宝具」「対魔力Aと幸運A+で致命的状況に陥りにくい」「理性蒸発により臆する事がない」と、チートと言っても良いレベルの高い能力を誇る。<br>他の英霊の補助として運用する事でその真価を発揮する、「聖杯大戦向けのサーヴァント」の一騎と言えるだろう。ムーンセル上での理性復帰を抜きにしても『Fate/EXTELLA LINK』はまさにそういった絶好の条件での戦いであった。
+
*能力値は幸運が突出するのみで比較的低水準であり、宝具に関しても特筆して強力という訳ではない。自身も言うように「弱いサーヴァント」の部類に入り、一対一の戦いで勝利を掴むのは難しい。かといって性格的には到底謀略に向いておらず、通常の聖杯戦争においては開始時点で詰んでいるレベルの厳しい戦いを強いられる。<br>しかしながら、軍団戦でのサポート役として見た場合、「命中すれば抵抗出来ない致命的な状態異常宝具」「高速飛行乗騎と騎乗A+による高い移動力」「雑魚散らし用として優秀な対軍宝具」「対魔力Aと幸運A+で致命的状況に陥りにくい」「理性蒸発により臆する事がない」と、チートと言っても良いレベルの高い能力を誇る。<br>他の英霊の補助として運用する事でその真価を発揮する、「聖杯大戦向けのサーヴァント」の一騎と言えるだろう。ムーンセル上での理性復帰を抜きにしても『Fate/EXTELLA LINK』はまさにそういった絶好の条件での戦いであった。
 
*『Fate/Apocrypha material』によればアストルフォが「蒼天囲みし小世界」を使用できたのは、赤のライダーが他人に宝具を貸した逸話があることと、アストルフォ自身も他人と宝具を貸し借りした逸話を数多く持っていたことで、双方宝具をやり取りすることができるだけの条件が揃っていたからという理由がある。
 
*『Fate/Apocrypha material』によればアストルフォが「蒼天囲みし小世界」を使用できたのは、赤のライダーが他人に宝具を貸した逸話があることと、アストルフォ自身も他人と宝具を貸し借りした逸話を数多く持っていたことで、双方宝具をやり取りすることができるだけの条件が揃っていたからという理由がある。
 
*東出祐一郎氏によると『Fate/Apocrypha』第25話で現界したままのアストルフォが真っ昼間からヒポグリフで飛ぶので、早速ここの管理を任された[[魔術協会]]の誰かの胃が死ぬとのこと<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/947125580360597504 東出祐一郎Twitter2017年12月30日7:21]</ref>。
 
*東出祐一郎氏によると『Fate/Apocrypha』第25話で現界したままのアストルフォが真っ昼間からヒポグリフで飛ぶので、早速ここの管理を任された[[魔術協会]]の誰かの胃が死ぬとのこと<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/947125580360597504 東出祐一郎Twitter2017年12月30日7:21]</ref>。
7,668

回編集